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東京記念
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東京記念(とうきょうきねん)は、特別区競馬組合が大井競馬場ダート2400mで施行する地方競馬の重賞競走(SII)である。
概要
1964年(昭和39年)に開催された東京オリンピックを記念して創設された競走である。1977年までは「東京オリンピック記念」という競走名で施行された[2]。近年、重賞競走における距離短縮化の傾向がある中、第1回から一貫して同一距離で施行されている。現在はスポーツ報知が協賛杯を提供しているため、「報知盃 東京記念」と表記される。
2018年からはSIに格上げされ[3]、負担重量が別定から定量に変更された。
現在、大井競馬場で開催される競走の中では金盃(SII・ダート2600m[4])に次いで距離の長い競走となっている。かつてはジャパンカップの地方所属の出走馬を選定する競走であった。近年ではJBC指定競走となり、優勝馬はJBCクラシックの出走馬を決める選定の対象馬としてノミネートされる。2013年からは全国地方競馬交流競走として施行される[5]。2024年からはSIIに格下げとなり[6]、負担重量も定量から別定に変更された。
条件・賞金等(2025年)
- 出走資格[1]
- サラブレッド系3歳以上、南関東所属
- 負担重量[1]
- 別定。56kg、牝馬54kg、3歳馬1kg減、南半球産の3歳3kg減を基本に、令和5年9月4日から令和7年9月12日までの期間のGI・JpnI勝ち馬は3kg、GII・JpnII競走及び南関東SI競走勝ち馬は2kg、GIII・JpnIII競走及び南関東SII競走勝ち馬は1kg、それぞれ加増される(2歳・3歳限定競走は対象外)。
- 賞金額
- 1着3000万円、2着1050万円、3着600万円、4着300万円、5着150万円[1]、着外手当18万円[7]。
- 優先出走権付与
- 本競走の5着以上の馬に埼玉新聞栄冠賞への優先出走権が与えられる。
- 副賞
- 特別区競馬組合管理者賞。
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歴史
- 1964年 - サラブレッド系3歳(旧4歳)以上のハンデキャップ戦のダート2400mの重賞、「東京オリンピック記念」として創設。
- 1978年 - 名称を「東京記念」に変更。
- 1980年 - 出走条件を4歳(旧5歳)以上に変更。
- 1988年 - 1着賞金が2000万円に増額。
- 1989年 - 1着賞金が2500万円に増額。
- 1990年 - 1着賞金が3200万円に増額。
- 1991年 - 1着賞金が3800万円に増額。
- 1992年 - 1着賞金が4500万円に増額。
- 1994年 - 1着賞金が4200万円に減額。
- 1997年
- 1998年 - 出走条件を3歳(旧4歳)以上に変更。
- 1999年 - 1着賞金が4200万円に減額。
- 2001年
- 1着賞金が3500万円に減額。
- 馬齢表記の変更に伴い、出走条件を旧4歳以上から3歳以上に変更。
- 負担重量がハンデキャップから別定に変更。
- 2003年 - 1着賞金が3200万円に減額。
- 2005年 - 1着賞金が3000万円に減額。
- 2009年
- 1着賞金が2500万円に減額。
- 船橋所属のルースリンドが初連覇。
- 2011年 - 1着賞金が2200万円に減額。
- 2018年
- 格付けを「SI」に変更。
- 負担重量が別定から定量に変更。
- 1着賞金が3200万円に増額。
- 売得金額が4億8484万3600円を記録し、同競走の1レース売上レコードを更新。当日の入場者数も7009人を記録。
- 2019年 - 売得金額が5億3012万9800円を記録し、同競走の1レース売上レコードを更新。当日の入場者数も5566人を記録。
- 2020年
- 船橋所属の10歳馬サウンドトゥルーが優勝。
- 売得金額が7億387万9100円を記録し、同競走の1レース売上レコードを更新。
- 2021年 - 売得金額が7億8921万4500円を記録し、同競走の1レース売上レコードを更新。
- 2022年 - 売得金額が8億8737万1700円を記録し、同競走の1レース売上レコードを更新。当日の入場者数も3218人を記録。
- 2023年 - 売得金額が9億1541万4200円を記録し、同競走の1レース売上レコードを更新。当日の入場者数も4511人を記録。
- 2024年
- 格付けを「SII」に変更。
- 負担重量が定量から別定に変更。
- 1着賞金が3000万円に減額。
- 2025年 - 大井所属のマルカンラニがA2格付昇級戦で優勝。優勝騎手の松崎正泰はデビュー20年目の重賞初制覇、管理調教師の高野毅は南関東重賞初制覇となる。
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歴代優勝馬
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他地区所属馬の成績
第50回から第60回まで地方全国交流。第52回、第56回~第60回は他地区所属馬の出走なし。
脚注
外部リンク
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