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熊本赤十字病院
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熊本赤十字病院(くまもとせきじゅうじびょういん)は、熊本県熊本市東区に位置する医療機関である。日本赤十字社熊本県支部が運営する病院。
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日本赤十字社の前身である「博愛社」が誕生したのは、田原坂の戦いで知られる西南の役の戦火の中。このことから、熊本は「日本赤十字社発祥の地[1]」とされている。 博愛社は1887(明治20)年に日本赤十字社と名前を変え、熊本赤十字病院は1944(昭和19)年に日本赤十字社熊本支部診療所として開設。 以来、「人道」という赤十字の使命のもと、「人道・博愛・奉仕の実践」という基本理念を掲げ、救急医療、国内外の災害救護活動に取り組み、高度急性期医療を担う総合病院として、様々な活動を行う。 また、熊本県災害拠点病院に指定され、地域がん診療連携拠点病院であり、救命救急センター、地域周産期母子医療センター、小児救命救急センターを持つ。旧熊本空港跡地に建設されているため、熊本県内の病院では敷地の面積が最も大きい。血液センターを併設している。2024年6月時点、熊本県選挙管理委員会より、不在者投票のできる施設の一つとして指定されている。[2]

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沿革
- 1944年(昭和19年)4月 - 日本赤十字社熊本支部診療所開設。
- 1945年(昭和20年)2月 - 支部建物内に診療所移転。
- 1950年(昭和40年)5月 - 熊本赤十字病院へ改称。
- 1975年(昭和50年)5月 - 熊本市水道町から現在地へ移転。
- 1980年(昭和55年)10月 - ドクターカー運用開始。
- 2000年(平成12年)6月 - 特殊医療救護車(ディザスターレスキュー)完成。

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診療科

(マイクロバス型&救急車型)

救急車型ドクターカー
その他の外来
センター・室
- 総合救命救急センター
- 重症外傷センター
- 脳卒中センター
- 脳血管治療センター
- 心・大血管センター
- 小児救命救急センター
- 熱傷センター
- 手術センター
- 総合鏡視下手術センター
- 画像診断治療センター
- 内視鏡センター
- 腎センター
- 外来化学療法センター
- 緩和ケアセンター
- こども医療センター
- 地域周産期母子医療センター
- 総合血管センター
- へき地医療支援センター
- 患者サポートセンター
- 移植医療支援室
- 広報室
- 医療安全推進室
- 教育研修推進室
- 感染管理室
- TQM推進室
- 経営戦略室
- 薬剤部
- 検査部
一般外来の受診について
医療機関の指定等
- 救命救急センター
- 臨床研修指定病院
- 救急告示病院
- 災害拠点病院(基幹災害医療センター)
- 小児救急医療拠点病院
- 地域周産期母子医療センター
- 地域がん診療連携拠点病院
- 地域医療支援病院
- 腎移植施設
- DPC対象病院
- 健康保険医療機関指定病院
- 国民健康保険療養取扱指定病院
- 結核予防法による医療指定病院
- 身体障害者福祉法による更生医療指定病院
- 児童福祉法による育成医療養育医療指定病院
- 優生保護法による医療指定病院
- 労働者災害補保険法による医療指定病院
- 生活保護指定医療機関
- 特定疾患治療研究医療機関
- 小児慢性特定疾患治療研究医療機関
- 児童福祉施設等の措置医療機関
- 原子爆弾被爆者の一般疾病指定医療機関
- NPO法人 卒後臨床研修評価機構による臨床研修評価認定(認定期間4年)
- 熊本DMAT指定機関
日赤熊本救護班が出動した主な災害
- 1927年(昭和2年)- 熊本県海岸地区潮害
- 1936年(昭和11年)- 上益城郡広安村食中毒
- 1950年(昭和25年)- 飽託郡松尾村バス転落事故/熊大法学部寮舎集団赤痢
- 1953年(昭和28年)- 阿蘇中岳第一火口爆発/6・26水害
- 1957年(昭和32年)- 玉名郡天水村の水害
- 1963年(昭和38年)- 球磨郡五木村の水害
- 1965年(昭和40年)- 球磨地区の水害
- 1966年(昭和41年)- 三角町集団赤痢
- 1968年(昭和43年)- 甲佐町集団赤痢
- 1972年(昭和47年)- 天草地区水害
- 1973年(昭和48年)- 大洋デパート火災
- 1978年(昭和54年)- 阿蘇爆発事故
- 1990年(平成2年)- 阿蘇坂梨地区水害
- 1991年(平成3年)- 台風19号災害
- 1995年(平成7年)- 阪神・淡路大震災
- 1997年(平成9年)- 熊本県下全域豪雨水害
- 1999年(平成11年)- 台風18号災害/不知火町松合地区高潮災害
- 2003年(平成15年)- 水俣市土石流災害
- 2004年(平成16年)- 新潟県中越沖地震
- 2007年(平成19年)- 熊本県大雨災害(美里町等)
- 2011年(平成23年)- 東日本大震災
- 2012年(平成24年)- 九州北部豪雨(阿蘇市等)
- 2016年(平成28年)- 熊本地震
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交通アクセス
- 九州自動車道 熊本インターチェンジ、JR水前寺駅から車で約15分。熊本空港から車で約20分。桜町バスターミナル(桜町BT)、JR熊本駅から車で25分。
- 桜町BTより熊本都市バス(G1-4・G1-5・H1-1・H2-1・H3-1・H3-2・H3-4)で30-40分、「日赤病院構内」下車。ラッシュ時以外はG系統が速達で、運賃も安い。
- JR水前寺駅からは、南口の「水前寺駅前」から熊本都市バスのH2-1(旧味2)系統で15分。ただし本数が少ないため、北口から徒歩2分の「熊高(くまたか)正門前」より、熊本都市バスのH1-1(旧味1)系統が望ましい。「日赤病院構内」下車。
- 水前寺駅方面への運行便の大多数は、W1-1(旧島1)系統・W2-1(旧島2)系統の桜町BT・島崎経由荒尾橋行きとなっている。H1-1の桜町BT止め自体は本数が少ない。「水前寺駅前」に停まる便はすべてW2-1のみである。(H2-1の桜町BT止めは皆無。)
- 健軍電停前バス停より熊本都市バス(Y1-1系統)で15分、「日赤病院構内」下車。
- JR熊本駅からは、東口の「熊本駅前」から熊本都市バス(G1-5・G1-6・H4-1)で、「日赤病院構内」下車。
- 桜町BT・水前寺駅・健軍電停・熊本駅方面への運行便は「日赤病院構内」バス停に乗り入れないため、病院構内から道向かいである熊本県立大学側の「日赤病院前」バス停からしか乗車できないので注意が必要である。
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脚注
関連項目
外部リンク
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