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片品村
群馬県利根郡の村 ウィキペディアから
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片品村(かたしなむら)は、群馬県の北北東に位置し、利根郡に属する村。東京から約180キロメートルの北に位置する。国道120号が村のほぼ中央を通っている。1889年(明治22年)の市町村制施行で発足して以来、合併や村名の変更がない。
関東地方有数の豪雪地帯として知られ、毎年冬になるとスキーを中心とした多くの観光客で賑わう。
2007年8月30日に尾瀬国立公園が日光国立公園から分離され、誕生したが、その尾瀬の群馬県側の麓である。尾瀬国立公園誕生を記念して、尾瀬の郷片品村は恵まれた自然をいつくしみ感謝する日として「尾瀬の日」を条例で定め、8月30日を尾瀬の日とした。
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地理
隣接している自治体
気候
片品村は関東地方で唯一、豪雪地帯対策特別措置法における特別豪雪地帯に指定された地域である。片品アメダス(標高861m)では降水量のみが観測されている。冬季[注 1]の降水量や降水日数は周囲と比べて多くなく、降水量は利根郡みなかみ町藤原の約3分の1、降水日数は約2分の1であり、吾妻郡草津町の観測地点よりも少ない。
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歴史
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い摺渕村、須賀川村、築地村、菅沼村、御座入村、下平村、針山新田、花咲村、幡谷村、東小川村、戸倉村、塚本村、土出村の13か村から片品村が誕生[2]。以降合併や改称は行われていない。役場は須賀川に置かれた[3]。
- 1901年(明治34年) - 片品村役場が東小川磯下に新築落成[3]。
- 1933年(昭和8年) - 村役場改築[4]。
- 1963年(昭和38年) - 片品村史編纂委員会『片品村史』が発刊される。
- 1978年(昭和53年)11月 - 役場庁舎竣工[5]。
- 1989年(平成元年)10月1日 - 村制100周年を記念し村章を改訂[6]。
- 2010年(平成22年) - 片品村制120周年記念『広報「かたしな」縮刷版』(第2巻、第3巻)が発刊される。
- 2014年(平成26年) - 片品村誌編纂委員会『片品村誌』が発刊される。
人口
![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
片品村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 片品村の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 片品村
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
片品村(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
行政・立法
村長[7]
県議会
→詳細は「群馬県議会」を参照
- 選挙区:利根郡選挙区
- 定数:1名
- 任期:2023年(令和5年)4月30日 - 2027年(令和9年)4月29日[9]
衆議院
- 任期 : 2024年(令和6年)10月27日 - 2028年(令和10年)10月26日(「第50回衆議院議員総選挙」参照)
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経済
産業
地の利を生かしたスキーを中心とした観光(ならびにその関連産業)と農業が主である。高原野菜や果物の栽培が盛んであり、中でも、ハウス栽培のトマトがかつて主力だった大根に代わって群を抜いた片品農産品ブランドとなっている。
地域
警察
- 沼田警察署
- 尾瀬駐在所
消防
- 利根沼田広域消防本部
- 東消防署(沼田市利根町平川1269)
教育
中学校
- 片品村立片品中学校
小学校
- 片品村立片品小学校
廃校
交通
鉄道
ロープウェイ・リフト
- 日本製紙総合開発
- 丸沼高原スキー場日光白根山ロープウェイ
- 四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍
- 四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍ゴンドラリフト
道路
- 国道120号(栃木県方面は冬期閉鎖)
- 国道401号(大清水小屋以北・福島県方面は歩行者のみ通行可、沼田市までは国道120号と重複)
- 群馬県道1号沼田檜枝岐線(福島県道と共通、但し一般車は通年通行禁止で福島県側への車両通り抜けも不可。沼田市までは国道120号・国道401号と重複)
- 群馬県道63号水上片品線(みなかみ町方面冬期閉鎖)
- 群馬県道64号平川横塚線
- 群馬県道260号尾瀬ヶ原土出線(一般車通行不可)
- 奥鬼怒スーパー林道(一般車通年通行不可)
バス

- 関越交通
- (鎌田 - 金精道路 - 栃木県日光市中禅寺温泉) - 2016年(平成28年)5月1日に24年ぶりに復活[12]。
- 2017-2018スキーシーズンから、主にスキー客向けとして、冬季限定で バスタ新宿 - 道の駅尾瀬かたしな 間を結ぶ[注 2]「かたしなスノーエクスプレス号」を期間中毎日往復1便運行している。2020-2021シーズンの運行スケジュールは、運行期間 2020年12月24日~2021年3月28日、往路 7:15 バスタ新宿発 / 10:55 道の駅尾瀬かたしな着、復路 16:00発 / 19:45着 である。運賃は片道3,500円(子ども1,750円)、往復6,000円(子ども3,000円)。道の駅尾瀬かたしなからはオグナほたかスキー場、かたしな高原スキー場、ホワイトワールド尾瀬岩鞍、スノーパーク尾瀬戸倉、丸沼高原スキー場への無料シャトルバス(かたしなスノーエクスプレス号利用者限定・要事前予約)が運行されている[注 3]。かたしなスノーエクスプレス号は 高速バスネット で予約できる[注 4]。また宿泊パック等も販売されている[13]。
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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

- 片品の猿追い祭り - 花咲の武尊神社で三百数十年続く祭りで、猿の害を防ぐため始まったと伝えられ、毎年旧暦9月の中の申の日に行われる[14]。2000年12月27日に国の重要無形民俗文化財に指定された。
- 片品温泉
- 丸沼温泉
- 尾瀬
- 千明牧場
- かたしな高原スキー場
- スノーパル・オグナ武尊
- サエラスキーリゾート尾瀬
- 丸沼高原スキー場
- 四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍
- スノーパーク尾瀬戸倉
- 金精峠
- 丸沼ダム
- 丸沼
- 大尻沼
- 菅沼
- 日本ロマンチック街道
- 白根魚苑
- 花の駅・片品 花咲の湯
- 尾瀬戸倉温泉
- 鎌田温泉
- 寄居山温泉 ほっこりの湯
- 武尊牧場(武尊牧場スキー場)- 武尊祭
- 針山の天王ザクラ(オオヤマザクラ)
- 道の駅尾瀬かたしな
- 2005年2月に高校総体スキー大会が開催されたほか、2006年2月には国民体育大会スキー大会が開催された。2004年から2013年にかけては「オフロード版トライアスロン」とも称されるエクステラの全日本選手権(XTERRAジャパンチャンピオンシップ)が毎年8月に開催されていた。
出身有名人
ゆかりのある人物
脚注
参考文献
外部リンク
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