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草津町
群馬県吾妻郡の町 ウィキペディアから
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草津町(くさつまち)は、群馬県の北西部に位置し、吾妻郡に属する町。地元では「くさづ」とも読まれることもある。
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概要
町の北と西は三国山脈の2,000メートル級の山々、東と南は海抜約1,200メートルの高原が広がっている[2]。草津白根山周辺は上信越高原国立公園に含まれ、太平洋と日本海の分水嶺になっている[2]。二等三角点「白根山」TR25438743201(北緯36度37分06.0337秒 東経138度31分40.0897秒)以北、長野県境までは、嬬恋村との境界未定地域である。
草津温泉で知られる。隣接する嬬恋村で地熱発電所建設計画が浮上した際に温泉枯渇を懸念して反対した経緯があり、2022年(令和4年)3月に町内で掘削を行う場合には温泉法の知事許可のほか町の許可も要するとする条例が制定された[3]。
居住地の平均標高が1,188.9 mと町としては日本一高い[4][5][注釈 1]。また、町役場の標高も1,181 mで日本一高い町役場である[5]。
地理
隣接自治体
気候
要約
視点
ケッペンの気候区分によると、草津町は湿潤大陸性気候・亜寒帯湿潤気候(Dfb)に属する。12月から3月にかけて日平均気温が氷点下となり、寒さが厳しい。降雪量が多く、周辺の自治体と同様に豪雪地帯に指定されている。
冬季はまれに日中でも-10℃以下になり、1984年2月7日には最高気温-12.0℃を記録した。2023年1月25日にも最高気温が-11.4℃となり、日中の気温は-13℃程度であった。
歴史
地名の由来は硫黄臭の強い草津温泉を表した「くさみず」「くそうづ」により、室町時代後期に「草津」、戦国時代に「草生津」「九相津」、江戸時代に「草津」と書かれた[8]。江戸時代の延宝年間には草津温泉の利用者を取り締まる「草津村御法度の次第」が制定されている[9]。戦国時代以来、傷病者、特にハンセン病患者で賑わい、明治期の大火を経て医学博士のエルヴィン・ベルツとコンウォール・リーによりハンセン病に効く湯治場としての地位が確立された[10]。
年表
行政・議会
町長
議会
→詳細は「草津町議会」を参照
衆議院
- 任期 : 2024年(令和6年)10月27日 - 2028年(令和10年)10月26日(「第50回衆議院議員総選挙」参照)
人口
![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
草津町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 草津町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 草津町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
草津町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
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警察
消防
- 吾妻広域消防本部
- 西部消防署(吾妻郡草津町草津2-6)
都市提携
交通
鉄道・路線
町内に鉄道路線は通っていない。主に北陸新幹線軽井沢駅や吾妻線長野原草津口駅が利用される。
廃止路線
ロープウェイ
休止・廃止
- 草津観光公社
- 白根火山ロープウェイ※休止中? 正式な発表は無い。
- 草津国際スキー場
- 白根火山ロープウェイ※休止中? 正式な発表は無い。
道路
バス
国鉄バス時代からの自動車駅である草津温泉駅が第三セクター「草津バスターミナル株式会社」により運営されており、草津町の玄関口の役目を果たしている。
- 草津温泉町内巡回バス
- ジェイアールバス関東が草津町より受託運行
- ジェイアールバス関東
- 路線バス 長野原草津口駅 - 草津温泉駅 - 白根火山(志賀草津高原線)
- ジェイアールバス関東・秩父鉄道観光バス
- 草軽交通
- 路線バス 軽井沢駅 - 草津温泉駅
- 東急トランセ・京王バス・上田バス
- 【高速バス】 渋谷駅 - 軽井沢・草津温泉駅
- 関越交通・関東バス
- 【高速バス】 吉祥寺駅 - 草津温泉駅
- 秩父鉄道観光バス(ジェイアールバス関東アライアンス)
- 群馬バス(ジェイアールバス関東アライアンス)・西東京バス
- 広栄交通バス(ジェイアールバス関東アライアンス)
- 上田バス
- 急行バス 上田駅 - 草津温泉駅
- 長電バス
- 急行バス 長野駅 - 草津温泉駅 ※冬季運休
道の駅
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教育
小学校
- 草津町立草津小学校
中学校
図書館
観光

名所・旧跡
祭事・催事
人物
出身著名人
草津にゆかりのある著名人
- エルヴィン・フォン・ベルツ:草津温泉を再評価し、世界に紹介した。
- 平井晩村:詩人。草津節の原作者とされる。
- 村越化石:俳人。草津に在住し没す。
- 水野仙子:作家。田山花袋の女弟子。草津に没す。
- 川合勇太郎:民俗学者。草津町誌『草津温泉誌』第1巻(1976年)の「近世の草津」を執筆。
- 十返舎一九:江戸期の戯作者。「上州草津道中続膝栗毛」など。
- 服部ケサ:女性医師。草津でハンセン病治療にあった最初の医師。草津に没す。
- 三上千代:看護師。草津でハンセン病看護を行った最初の看護師。ナイチンゲール記章。
- コンウォール・リー:宣教師。草津で最初にハンセン病病院を開設。
- 成田悠輔:経済学者、起業家。母方の祖父母が草津に住んでいた。
スポーツ
- ザスパ草津チャレンジャーズ(群馬県社会人サッカーリーグ所属)
- 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に所属するザスパ群馬のセカンドチーム。ホームスタジアムは本白根第3グランド。
- 元々ザスパは草津町を発祥の地としており、2005年にJリーグへ加盟時に前橋市を含めた全県による広域ホームタウンとなる。チーム名も「ザスパ草津」であったが、全県ホームタウンの意識を強めるため、2013年2月1日付でチーム名の「草津」を愛称部分に変更し「ザスパクサツ群馬」のチーム名となり、さらに2024年からは練習場が前橋市に開設されたのを機に呼称が「ザスパ群馬」となり、加えてホームタウンの中心となる自治体から草津町が除外され、クラブ(トップチーム)と草津町との結びつきは薄くなっている。
脚注
外部リンク
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