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秩父路

秩父鉄道が運行している急行列車 ウィキペディアから

秩父路
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秩父路(ちちぶじ)は、秩父鉄道秩父本線で運行する急行列車の名称。

概要 秩父路, 概要 ...
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運行概況

秩父鉄道唯一の速達列車。主に朝夕に運転され、ビジネス急行としての性格が強いが、秩父への観光客輸送の一端も担う。車両は原則としてクロスシートを装備した6000系が使用されている。

全車自由席急行料金は大人300円・小児100円で(2024年10月1日改定[2])、立席の場合であっても急行券が必要となる(このほかに急行回数券・急行定期券〈大人のみ〉の設定もある)。ただし、野上駅 - 長瀞駅間、秩父駅 - 御花畑駅 - 影森駅間のみを利用する場合、急行料金は不要となっている[3]

一部の列車は先行の普通列車を追い越すダイヤが組まれている[注釈 1]

また、観光シーズンやイベント開催時には、「秩父路」の愛称を変更して運行する場合がある。主なものは下記のとおりである。

  • 1月1日 - 3日:「開運」号
  • 1月中旬 - 2月中旬:「ロウバイ」号
  • 3月下旬 - 4月上旬:「さくら」号
  • 4月下旬 - 5月上旬:「芝桜」号
  • 7月20日:「秩父川瀬祭」号
  • 11月「ちちぶ荒川新そばまつり」開催日:「そばまつり」号
  • 12月3日:「秩父夜祭」号

「さくら」号と「そばまつり」号は武州中川駅に臨時停車する[注釈 2]。また、「開運」号、「ロウバイ」号、「芝桜」号として運行される場合、駅窓口販売分の急行券はイラスト入りのものが発行される。

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停車駅

羽生駅 - 行田市駅 - )熊谷駅 - 武川駅 - ふかや花園駅 - 寄居駅 - 野上駅 - 長瀞駅 - 皆野駅 - 秩父駅 - 御花畑駅 - 影森駅( - 三峰口駅

  • ()内は土休日のみ運転。

使用車両

現用車両
過去の使用車両

沿革

  • 1969年昭和44年)10月1日:熊谷駅 - 三峰口駅間で運転開始[1]
  • 1985年(昭和60年)3月14日:準急を格上げする形で、上りのみ影森始発を設定、影森 - 御花畑間は普通扱い
  • 1986年(昭和61年)11月1日:ダイヤ改正により武川駅に停車
  • 1992年平成4年):300系の老朽化に伴い、使用車種を3000系に変更
  • 1998年(平成10年)3月26日:ダイヤ改正により野上駅に停車
  • 2005年(平成17年):羽生駅乗り入れ開始
  • 2006年(平成18年)
  • 2007年(平成19年)3月6日ワンマン運転開始
  • 2010年(平成22年)3月6日:ダイヤ改正。影森駅に終日停車開始。平日は夕方1本を除きすべて影森駅発着になる
  • 2013年(平成25年)3月16日:ダイヤ改正。平日の羽生 - 熊谷間が1往復に減少、影森 - 三峰口間の運転がなくなる。
  • 2018年(平成30年)10月1日:ダイヤ改正。平日の羽生 - 熊谷間の運転がなくなる。
  • 2020年(令和2年)
  • 2021年(令和3年)3月13日:ダイヤ改正。運行本数を削減(平日6往復→4往復、土休日5往復→4往復)。土休日の羽生 - 熊谷間および影森 - 三峰口間(上り)の運行がなくなる。
  • 2022年(令和4年)
    • 3月12日PASMO導入を記念し、この日より全列車・全区間で急行料金不要となる[6][7]
    • 10月1日:ダイヤ改正。平日4→2往復、土休日4→1往復に削減。影森 - 三峰口間の運転が消滅[8]。新規にふかや花園駅に停車。
  • 2023年(令和5年)
    • 3月18日:土休日の下りに限り全線通し運用が復活。上りは影森 → 羽生の運用となるほか、平日は引き続き熊谷 - 影森間の運転となる[9]
    • 3月31日:この日をもって急行料金不要の措置を終了[10]、翌日より再び特定区間を除いて急行券が必要となる。
  • 2025年(令和7年)3月15日:ダイヤ改正に伴い、平日・土休日とも3往復に増発、土休日の影森 - 三峰口間(上り)の運行を再開。
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脚注

外部リンク

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