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第1次岸田内閣

2021年10月に発足した日本の内閣 ウィキペディアから

第1次岸田内閣
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第1次岸田内閣(だいいちじ きしだないかく)は、衆議院議員自由民主党総裁岸田文雄が第100代内閣総理大臣に任命され、2021年令和3年)10月4日から同年11月10日まで続いた日本の内閣自由民主党公明党与党とする連立内閣自公連立政権)である[1]

概要 天皇, 内閣総理大臣 ...

自由民主党総裁菅義偉の任期満了に伴って実施された総裁選挙において、岸田が第27代総裁に選出された。これを受けて菅義偉内閣総辞職し、その後継政権として発足した[2][3]

岸田文雄広島県出身。広島県出身は宮澤喜一以来約30年ぶりである。また民主党野田内閣以来の昭和30年代生まれの首相の内閣でもある。

内閣が発足した10月4日、岸田は記者会見で「今月14日に衆議院を解散し、19日に公示、31日に総選挙を行う」と表明した[4]前回の総選挙が2017年10月22日投票であるため、衆議院議員の任期はその4年後の2021年10月21日までで、任期満了の直前だったが、任期満了を待たずに解散した。総選挙後、11月10日に特別国会が召集され、総辞職した。組閣から総辞職まで38日間と、日本の憲政史上最短命の内閣である。しかし総選挙の前に作られたこの第1次岸田内閣は「内閣総理大臣が欠けたとき、又は衆議院議員総選挙の後に初めて国会の召集があったときは、内閣は、総辞職をしなければならない」という日本国憲法第70条に基づいて総選挙のあとに総辞職したのであり、実質的には続く第2次岸田内閣と連接するものと捉えられる。

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内閣の顔ぶれ・人事

要約
視点

所属政党・出身:

  自由民主党岸田派  自由民主党(旧竹下派  自由民主党(麻生派  自由民主党(細田派  自由民主党(二階派

  自由民主党(石原派  自由民主党(谷垣G  自由民主党(石破派  自由民主党(無派閥)   公明党   中央省庁・民間

国務大臣

2021年(令和3年)10月4日任命。

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内閣官房副長官、内閣法制局長官

2021年(令和3年)10月4日任命。

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内閣総理大臣補佐官

2021年(令和3年)10月4日任命。

さらに見る 職名, 氏名 ...

副大臣

2021年(令和3年)10月6日任命。

さらに見る 職名, 氏名 ...

大臣政務官

2021年(令和3年)10月6日任命。

さらに見る 職名, 氏名 ...
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首班指名選挙

さらに見る 衆議院, 被指名者 ...
さらに見る 参議院, 被指名者 ...
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勢力早見表

※ 内閣発足当初(前内閣の事務引継は除く)。
※ 内閣官房副長官(政務)は副大臣に含む。
太字はいわゆる自民党五役
谷垣グループの所属議員は、他派閥と掛け持ちしている議員を含め衆参23名。
※ 慣例により形式的に派閥から離脱中の衆参議長、党幹部は派閥所属議員に含む。
さらに見る 名称, 勢力 ...

内閣の動き

岸田首相は、この内閣を「新時代共創内閣」(しんじだいきょうそうないかく)と名付けた。

10月8日に、所信表明演説を行った[7]

直後の10月31日に第49回衆議院議員総選挙の投開票が行われた。11月10日に内閣総理大臣指名選挙の為の特別国会が召集され、日本国憲法第54条第1項の定めにより総辞職した。当内閣としての在任期間38日は、東久邇宮内閣の54日を下回り日本の憲政史上最も短いものとなった[注 1][8]

また、第49回衆議院議員総選挙において自由民主党幹事長である甘利明が小選挙区で落選(比例代表にて復活当選)した責任を取って幹事長職を辞任したことにより、岸田首相は11月4日付で外務大臣の茂木敏充を後任の幹事長に任命、これに伴って茂木が外務大臣を辞任したため、岸田が第2次岸田内閣を組閣するまで外務大臣を兼務した[9]

脚注

関連項目

外部リンク

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