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篠路駅
北海道札幌市北区にある北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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篠路駅(しのろえき)は、北海道札幌市北区篠路4条7丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)の駅である。駅番号はG08。電報略号はノロ。事務管理コードは▲130202[3]。

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歴史
要約
視点
1922年(大正11年)改正鉄道敷設法が施行され、現在の札沼線にあたる路線[注釈 1]が規定されると、途中駅の請願が盛んとなり、篠路村(当時)でも1923年(大正12年)に駅を設置する運動が起こり[4]、1934年(昭和9年)に札沼南線(当時)が開通すると同時に篠路村の中心に開業した。
開業当時、付近は農業地域で、燕麦、たまねぎなどが栽培され、牛馬の飼育が盛んで、貨物として輸送された。篠路駅は野菜出荷などの拠点となり、駅周辺には全盛期には20棟の札幌軟石やレンガで作られた倉庫が並んでいた[5]。
1970年代後半から宅地化が急速に進み、駅周辺はほぼ住宅地になっている。
年表

- 1934年(昭和9年)11月20日:国有鉄道札沼南線の桑園駅 - 石狩当別駅(現・当別駅)間開通に伴い、同線の駅として開業[1][6]。一般駅[7]。
- 1935年(昭和10年)10月3日:石狩当別駅 - 浦臼駅間の延伸開業[報道 1]に伴い、札沼南線が札沼北線と統合し、札沼線に改称。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
- 1960年(昭和35年)5月:隣接する石狩町(当時)の茨戸油田で産出した原油を輸送するパイプライン(4km)が完成。油田から手稲駅までのタンクローリー輸送を置換(油田は1972年〔昭和47年〕7月廃山)[8]。
- 1979年(昭和54年)2月1日:貨物取扱い廃止[7]。
- 1984年(昭和59年)
- 1986年(昭和61年)3月3日:札幌圏の列車増発に伴い、当駅折り返し列車が設定される[10](11月1日にあいの里教育大駅まで延長)。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR北海道の駅となる[1]。
- 1988年(昭和63年)
- 1991年(平成3年)3月16日:札沼線に「学園都市線」の愛称を設定[報道 1][報道 2][12]。
- 1995年(平成7年)3月16日:札沼線(学園都市線)の太平駅 - 当駅間が複線化[1]。
- 1997年(平成9年)3月22日:札沼線(学園都市線)の当駅 - あいの里教育大駅間が複線化[報道 2][12]。
- 1998年(平成10年)12月31日:自動改札機を設置し、供用開始[13]。
- 2000年(平成12年):札沼線(学園都市線)のうち、当駅を含む桑園駅 - 石狩月形駅間に自動進路制御装置 (PRC) を導入[14]。
- 2006年(平成18年)1月:自動列車案内装置導入。方向別の案内用液晶ディスプレイを設置。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅番号設定(G08)[報道 3]。
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカード「Kitaca」使用開始[報道 4]。
- 2009年(平成21年)12月10日:当駅にて、札沼線(学園都市線)桑園駅 - 北海道医療大学駅間の電化工事の起工式挙行[新聞 2][新聞 3]。
- 2012年(平成24年)6月1日:札沼線(学園都市線)のうち、当駅を含む桑園駅 - 北海道医療大学駅間が電化(交流20,000V・50Hz)[報道 5][報道 6]。
- 2014年(平成26年)3月4日:当駅の係員が最終列車の時刻を勘違いし、所定より早く西口および東口駅舎の出入口を施錠したため、最終列車に乗車できなかった旅客がタクシーで目的地へ移動[報道 7]。
- 2017年(平成29年)2月10日:東口改札に自動改札機設置。
- 自動改札機設置前の東口改札(2010年8月)
- 自動改札機設置前の西口改札(2017年5月)
- ホーム(電化前)
(2010年8月)
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駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で、2番線の隣に除雪車両の留置線を1本有する。なお、札沼線(学園都市線)電化事業で当駅構内に変電設備が設置された。
桑園駅管理の業務委託駅(北海道ジェイ・アール・サービスネットが受託)。東口にはみどりの窓口、話せる券売機[2]、自動改札機が、西口には自動券売機、簡易自動改札機(磁気券・Kitacaともに対応)が設置されている。
のりば
- 東口改札(2018年10月)
- 西口改札(2018年1月)
- ホーム(2017年5月)
- 跨線橋(2017年5月)
- 駅名標(2017年5月)
利用状況
2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は2,546人である[* 1]。
近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通りである。
駅周辺
東が駅前になるが、商店街は駅から西に約400メートル離れた東8丁目篠路通沿いを中心にしている。北・東・西に1、2キロ離れると、畑と住宅がまだらに分布する。かつて駅の西に煉瓦でできた倉庫があったが、平成19年度より駅西口付近の再開発が始まり、煉瓦の倉庫が撤去され、その跡地でマンション工事が開始された。
隣の駅
参考資料
- 『石狩町誌 中巻』 2巻、石狩町、1991年。doi:10.11501/9490952 。2023年3月25日閲覧。
- 札幌市教育委員会 編『新札幌市史』 4巻、札幌市、1997年。doi:10.11501/9572237 。2023年3月25日閲覧。
脚注
関連項目
外部リンク
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