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象潟駅
秋田県にかほ市象潟町にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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象潟駅(きさかたえき)は、秋田県にかほ市象潟町字家の後(いえのうしろ)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線の駅である。
特急「いなほ」が停車する。かつては寝台特急「あけぼの」・「日本海」、臨時快速「きらきらうえつ」が停車していた。2002年(平成14年)に、東北の駅百選に選定された。
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歴史

- 1921年(大正10年)11月15日:鉄道省(国鉄)陸羽西線・吹浦 - 象潟間開通の際、由利郡象潟町に新設[2][新聞 1]。
- 1922年(大正11年)6月30日:陸羽西線・象潟 - 羽後本荘間が開通[3]。
- 1924年(大正13年)4月20日:羽越線(後の羽越本線)に所属線を変更。
- 1966年(昭和41年)11月:駅舎を改築する[新聞 1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:専用線発着の貨物取り扱いを廃止[4]。当駅からの貨物輸送を終了。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱いを廃止[4]。
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)3月13日:直営の飲食店「いなほ亭」が開店[新聞 3]。
- 1993年(平成5年)2月23日:駅構内で貨物列車が脱線する事故が発生[新聞 4][新聞 5]。この事故により、日本貨物鉄道(JR貨物)は翌年度から国鉄コキ50000形貨車の台車をすべて交換することとした[新聞 5]。
- 2002年(平成14年):東北の駅百選に選定される。
- 2006年(平成18年)3月24日:みどりの窓口を廃止[新聞 6]。「もしもし券売機Kaeruくん」の稼働を開始[新聞 7]。
- 2010年(平成22年)4月1日:本楯駅 - 上浜駅間各駅管理権限を羽後本荘駅に委譲し、自駅のみの管理となる。
- 2012年(平成24年)
- 2020年(令和2年)4月1日:業務委託化。象潟駅長・助役が廃止され、羽後本荘駅管理となる。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[1][報道 3]。
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駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。
駅舎は2012年(平成24年)10月に、2013年(平成25年)に開催された秋田デスティネーションキャンペーンに伴い、観光客を綺麗な駅舎で迎えようとリニューアルされている[報道 4][報道 2]。俳人松尾芭蕉が「おくのほそ道」への旅で訪れた景勝地であることにちなみ、和風を意識したコンセプト設定が行われている。アルミ材がむき出しであった入口には木製防風スクリーンが設置され、民家の屋根に似せた形状としている。待合室の天井は格子状となり、また、鳥海山、以前は海に浮かぶ景勝地であった九十九島、芭蕉の句にちなんだ「雨に濡れたねむの花」などを飾り障子で表現している[新聞 8]。
待合室の壁は、地元出身の版画家池田修三の作品パネルとなっている[5]。
羽後本荘駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅である。直営駅時代の末期は自駅のみの単駅管理となっていた[注 3]。駅舎には自動券売機、指定席券売機、待合室、観光案内所兼売店などがある。
のりば
- 改札口(2024年5月)
- 待合室(2024年5月)
- ホーム(2024年5月)
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利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は185人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
駅の北東方向は住宅地を抜けると景勝地の象潟が広がっている。
バス路線
隣の駅
※特急「いなほ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
脚注
関連項目
外部リンク
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