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高松宮殿下記念世界文化賞

日本美術協会によって1988年に創設された賞 ウィキペディアから

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高松宮殿下記念世界文化賞(たかまつのみやでんかきねんせかいぶんかしょう、ラテン語: Praemium Imperiale プレミウム・インペリアーレ)は、1988年昭和63年)に財団法人日本美術協会が前総裁・高松宮宣仁親王(前年2月に没)の「世界の文化芸術の普及向上に広く寄与したい」という遺志を継ぎ、協会設立100周年を記念して創設したである。

概要 高松宮殿下記念世界文化賞 The Praemium Imperiale, 受賞対象 ...

概要

絵画」「彫刻」「建築」「音楽」「演劇・映像」の5部門で優れた人物に授与される。文化芸術の分野でノーベル賞を補完しようとする目的がある(ノーベル賞に存在する文学部門がないのはそのためである)。受賞者へは金メダルと1500万円が与えられる。

例年9月中旬に受賞者が発表され、10月下旬に明治記念館で授賞式が行われる。その報道は、日本美術協会がフジサンケイグループに属している関係で、産経新聞では1面で大きく掲載し、フジテレビジョンでは授賞式の特別番組を放送しているほか、FNNのニュース番組でも受賞者の横顔が取り上げられる。他のメディアでも扱われる。また、新聞メディアでは産経系新聞各紙でも他紙より大きく扱われる。

授賞式は、日本美術協会の総裁である常陸宮正仁親王夫妻が出席し常陸宮より受賞者に顕彰メダルが授与された(令和に改元前後は常陸宮華子妃のみである)。平成期には度々、天皇ならびに皇后が出席し受賞者と謁見・懇談する形でのレセプションもホテルで開かれた。高松宮喜久子妃(存命時)とも懇談が行われた。

1994年にはホワイトハウスビル・クリントン米大統領夫妻主催によるレセプション、1995年2000年にはバッキンガム宮殿エリザベス2世主催によるレセプション(1995年には、首相官邸にてジョン・メージャー英首相主催によるレセプション)、1996年エリゼ宮ジャック・シラク仏大統領主催による昼食会が開かれた。

新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受けて2020年は中止され、2021年は授賞式は行われず、受賞者には個別で授与された。2022年10月の授賞式は規模を縮小し行われた[1]。2023年10月の授賞式はほぼ通常で行われた。

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国際顧問

名誉顧問

  • デイヴィッド・ロックフェラー・ジュニア(ロックフェラー・アンド・カンパニー取締役 / アメリカ)
  • フランソワ・ピノーフランス語版(PPR(現ケリング)創業者 / フランス)
  • ウィリアム・ルアーズ 英語版(米国国際連合協会会長 / アメリカ)

元顧問

歴代受賞者

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脚注

関連項目

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外部リンク

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