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2015年のJ3リーグ
2015年に行われたサッカーJ3リーグ戦 ウィキペディアから
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この項目では、2015年シーズンのJ3リーグについて述べる。
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概要
J3リーグとして2年目のシーズン。前年に引き続いて明治安田生命保険がタイトルスポンサーとなり(2015年からはJリーグ全体のタイトルスポンサーとなる[1])、リーグ戦の名称を「2015明治安田生命J3リーグ (2015 MEIJI YASUDA J3 LEAGUE)」 とした。
スケジュール
2014年12月16日に概要(予定)が発表となった[2]。3月15日開幕、11月23日閉幕の全39節・合計234試合(3回戦総当たり)が行われた。参加クラブ数が奇数となる(次項参照)ため、毎節1クラブは試合がなかった。
2巡目が終了する8月15・16日の第26節から9月5・6日の第27節の間に3週間の中断期間が設けられており、この間にほとんどの地域での第95回天皇杯都県予選[注 4] と天皇杯1回戦が行われた。
2015年シーズンのJ3のクラブ
2015年シーズンのJ3のクラブ数は前年より1増えて12。カターレ富山がJリーグ ディビジョン2 (J2) から降格。一方、レノファ山口FCが日本フットボールリーグ (JFL) から入会した[3]。2015年シーズンのJ3の参加チーム数も前年より1増えて13。
なお今年度をもってJ2以上に所属するクラブの控え選手による、Jリーグ・アンダー22選抜の参加は終了となった[4]
監督交代
特記なき場合、監督代行はトップチームのヘッドコーチが務めている。
キットサプライヤー・スポンサー
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レギュレーション
2014年12月16日に発表となった概要[2] では、前年からの大きな変更点はない。
リーグ概要
要約
視点
2年目となったこの年のJ3は、前年昇格争いを繰り広げた長野・町田に、前年4位の鳥取、1年でのJ2復帰を目指す富山などが軸となるとみられたが、ふたを開けてみると第2節・J-22戦でJリーグ記録タイとなる8-0で圧勝する[20] など、参入1年目ながら上野展裕監督の下で攻撃的サッカーを掲げる山口がリーグを席捲する。対戦が一巡する第13節終了時点では、勝ち点30(10勝2敗)の山口と勝ち点28(9勝1分2敗)の長野が首位を争うが、その後も山口はFW岸田和人のJリーグ記録となる9試合連続ゴール[21] など攻撃力が衰えず首位をキープする一方、長野は2巡目で5勝2分5敗と調子を落として一歩後退、替わって第7節から14試合負け無し(9勝5分)となり、この間わずか6失点と堅守が光る町田が第20節で2位に浮上する。第23節終了時点では首位山口と2位町田の勝ち点差が12まで開いており、山口がこのまま独走を続けるかと思われた。
ところが、3巡目に入って山口はそれまで2連勝の秋田・富山に連敗するなど勢いが突然止まり、第29節の町田との直接対決を制するもののシーズン序盤ほどの勢いは回復せず、第36節には逆に山口に敗戦後6連勝した町田がついに山口と勝ち点で並び、第37節までには3巡目に入って10戦負け無し(7勝3分)の3位長野も両者に迫る混戦状態となる。長野は第38節で相模原に敗れて2位以内の可能性がなくなり[22]、優勝争いは最終節(第39節)を前に勝ち点が並んだ山口と町田の2チームに絞られた[23]。
迎えた第39節、アウェー・とりぎんバードスタジアムで鳥取と対戦した山口は序盤2分で鳥取MF安藤由翔のゴールで先制点を許し、前半は鳥取にリードされる展開。一方同時刻にアウェー・南長野運動公園総合球技場で長野と対戦した町田も前半はスコアレスで終える。後半に入り、山口が62分にFW岸田和人のゴールで同点に追いつき、直後の64分には町田が長野MF佐藤悠希のゴールで先制を許し苦しい展開となる。しかし山口は72分に鳥取FWフェルナンジーニョに勝ち越しゴールを許すと、直後の74分には町田もFW鈴木孝司のゴールで同点に追いつき、一転して町田が有利な展開となる。試合はこのまま終盤を迎え、南長野は1-1のまま試合終了。一時は南長野に「山口敗戦」の報が流れ町田関係者が湧く場面もあった[24] が、とりスタではアディショナルタイム6分(90+6分)にMF平林輝良寛のゴールで山口が同点に追いつき直後に試合終了。観戦していた村井満Jリーグチェアマンが「これまでのJリーグの優勝争い、昇降格争いの中でも歴史に残る試合と言っても過言ではない」と述べる[25] ほどの劇的な幕切れで、得失点差により山口のJ3優勝、町田の2位(入れ替え戦進出)が決まった[26]。
上位では、相模原が2巡目以降トップ4をキープし続けるも、終盤の第30節から1勝5敗で失速し優勝争いに絡むには至らず4位。中位以下では、富山はこの年監督に就任した岸野靖之の戦術が浸透せず、監督解任後も浮上のきっかけをつかめず第32節終了時点でJ2復帰の可能性がなくなり[27] 5位で終了。鳥取はシーズン序盤でJ2ライセンスの申請を断念し早々にJ2昇格の可能性が潰えたが、若手の活躍もあって6位でシーズンを終えた。また、イビチャ・オシムの元通訳である間瀬秀一が監督に就任した秋田が、序盤戦こそ勝ち星を挙げられず低迷したものの第23節から13戦負け無し(7勝6分)と終盤に快進撃を見せて8位に食い込んだ[28]。
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結果
要約
視点
順位表
出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(C) 優勝; (O) プレーオフ勝者; (P) 昇格; (Z) 活動終了.
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(C) 優勝; (O) プレーオフ勝者; (P) 昇格; (Z) 活動終了.
順位推移表
1-20節
21-39節
戦績表
1-13節
14-26節
27-39節
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得点ランキング
最終更新は2015年11月23日の試合終了時
出典: J.League Data Site
観客動員
最終更新:2015年11月23日
出典: J.League data
註記:
† 前シーズンはJ2。
‡ 前シーズンはJFL。
脚注
関連項目
外部リンク
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