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2015/2016 ISUグランプリファイナル
フィギュアスケート競技会 ウィキペディアから
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2015/2016 ISUグランプリファイナル及び2015/2016 ISUジュニアグランプリファイナルは、2015年にスペインで開催されたフィギュアスケートの国際競技会。2015/2016 ISUグランプリシリーズの決勝大会及び、ジュニアクラスの2015/2016 ISUジュニアグランプリシリーズの決勝大会。
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概要
要約
視点
2015/2016 ISUグランプリファイナル、2015/2016 ISUジュニアグランプリファイナルは、それぞれ2015-2016年シーズンのISUグランプリファイナル、ISUジュニアグランプリファイナルで、2015/2016 ISUグランプリシリーズ及び2015/2016 ISUジュニアグランプリシリーズの決勝大会である。
シニア及びジュニアクラスの男女シングル、ペア、アイスダンス競技とシニアクラスのシンクロナイズドスケーティング競技が、2015年12月9日から13日にかけてスペイン・バルセロナのバルセロナ・インタナショナルコンベンションセンターで行われた[1]。開催地が2年連続同じになるのは初めてのことである。この大会では国際スケート連盟の歴史上初めて、男女シングル、ペア、アイスダンス競技とシンクロ競技が同時開催された。シンクロ競技は2015年世界選手権の上位5カ国に出場権が与えられ、フリースケーティングのみで争われた。
シニア
男子シングルでは羽生結弦が、SP・FS共に自身の持つ歴代最高スコアを更新し、男子シングルでは初の3連覇を果たした。SPの演技構成点のパフォーマンスの項目では、男子シングルでは史上初めて10.00満点を獲得した。地元スペインのハビエル・フェルナンデスが2年連続で銀メダルを獲得。初出場の宇野昌磨が銅メダルを獲得した。シニアのグランプリシリーズデビューの年に、ファイナルでメダルを獲得するのは、第1回大会を除けば男子シングルでは初のことである。
女子シングルではエフゲニア・メドベージェワが優勝。初出場での優勝は金妍児以来、9年ぶりである。初出場の宮原知子が銀メダル、エレーナ・ラジオノワが銅メダルを獲得した。グランプリシリーズ各6大会の優勝者6名がファイナルに進出するのは、全カテゴリーを通じて初めてのことである。
ペアではクセニヤ・ストルボワ/ヒョードル・クリモフ組が初優勝。メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード組が銀メダルを獲得。川口悠子/アレクサンドル・スミルノフ組は4年ぶりに銅メダルを獲得した。パリ同時多発テロ事件でエリック・ボンパール杯が中止になり制定された特別ルールにより、史上初めて7組のペアがファイナルに出場した。
アイスダンスではケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェ組が連覇。マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組が2年連続で銀メダルを獲得。銅メダルのアンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ組はイタリアのカップルとしては、バーバラ・フーザル=ポリ/マウリツィオ・マルガリオ組以来、15年ぶりのメダルを獲得した。
ジュニア
男子シングルではネイサン・チェンがアメリカの男子選手としては、ジェイソン・ブラウン以来4年ぶりの優勝を飾った。ドミトリー・アリエフが銀メダルを獲得。山本草太は3位で2年連続でメダルを獲得した。
女子シングルではポリーナ・ツルスカヤがジュニアの歴代最高スコアを更新し優勝。ロシアの女子選手は異なる選手で、6年連続の優勝となった。3年連続で出場のマリア・ソツコワが銀メダル、初出場の本田真凜が銅メダルを獲得した。
ペアでは初出場のエカテリーナ・ボリソワ/ドミトリー・ソポト組が優勝。初出場で2位のアナ・ドゥシュコヴァー/マルティン・ビダジュ組は、チェコのペアとしては初めてのメダルを獲得した。同じく初出場のアミナ・アタハノワ/イリヤ・スピリドノフ組が銅メダルを獲得した。
アイスダンスではロレイン・マクナマラ/クイン・カーペンター組がアメリカのカップルとしては、マディソン・チョック/グレッグ・ズーライン組以来7年ぶりに優勝。6年続いたロシア勢の連続優勝を止めた。アッラ・ロボダ/パヴェル・ドロースト組が2年連続で銀メダルを獲得。レイチェル・パーソンズ/マイケル・パーソンズ組が銅メダルを獲得した。
初開催となったシンクロナイズドスケーティングではロシアのチーム・パラダイスが優勝。フィンランドのチーム・ロケッツが銀メダル、カナダのチーム・ネクシスが銅メダルを獲得した。
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出場資格
成績上位6名(組)が出場する。
→グランプリファイナル出場基準詳細については「2015/2016 ISUグランプリシリーズ § ファイナル出場資格」を参照
→グランプリファイナル進出まで成績詳細については「2015/2016 ISUグランプリシリーズ § シリーズ成績」を参照
→ジュニアグランプリファイナル出場基準詳細については「2015/2016 ISUジュニアグランプリ § ファイナル出場資格」を参照
→ジュニアグランプリファイナル進出までの成績詳細については「2015/2016 ISUジュニアグランプリ § シリーズ成績」を参照
競技結果
グランプリファイナル
男子シングル
- ショートプログラム - 12月10日
- フリースケーティング - 12月12日
女子シングル
- ショートプログラム - 12月11日
- フリースケーティング - 12月12日
ペア
- ショートプログラム - 12月10日
- フリースケーティング - 12月11日
アイスダンス
- ショートダンス - 12月11日
- パターンダンスパート : ラベンスバーガーワルツ
- クリエイティブパート : ワルツとフォックストロット、マーチ、ポルカの中から1つから3つを選択
- フリーダンス - 12月12日
ジュニアグランプリファイナル
男子シングル
- ショートプログラム - 12月10日
- フリースケーティング - 12月11日

女子シングル
- ショートプログラム - 12月10日
- フリースケーティング - 12月12日
ペア
- ショートプログラム - 12月10日
- フリースケーティング - 12月12日
アイスダンス
- ショートダンス - 12月10日
- パターンダンスパート : スターライトワルツ
- クリエイティブパート : ワルツとフォックストロット、マーチ、ポルカの中から1つから3つを選択
- フリーダンス - 12月11日
シンクロナイズドスケーティング
- フリースケーティング - 12月12日
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賞金
入賞者(入賞チーム)にはそれぞれ以下の賞金が与えられる。
競技後のエキシビションには、競技用とは異なる適切なショーナンバーで参加しなければならない。違反した場合はグランプリファイナル出場選手は賞金から5,000米ドルが、ジュニアグランプリファイナル出場者は賞金から1,000米ドルが、シンクロナイズドスケーティング出場選手は賞金から3,000米ドルが差し引かれるとされた。
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関連項目
参考文献
外部リンク
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