トップQs
タイムライン
チャット
視点

2017年のJ3リーグ

2017年に行われたサッカーJ3リーグ戦 ウィキペディアから

2017年のJ3リーグ
Remove ads

この項目では、2017年シーズンのJ3リーグについて述べる。

概要 シーズン, 優勝 ...
Remove ads

概要

J3リーグとして4年目のシーズン。

明治安田生命保険相互会社をタイトルパートナー(冠スポンサー)として、「2017明治安田生命J3リーグ」の名称で行う(4年契約の3年目[1]、J3リーグ単独だった2014年シーズンを合わせて4年連続)。

この年から放映権の更新に伴い、有料放送はそれまでのスカパー!によるCS放送からパフォーム・グループが展開するOTTサービス「DAZN」となり、それまでのダイジェスト番組 (J3リーグハイライト)と一部試合の中継のみであった体制から、全試合生中継 (ライブ配信)となることがアナウンスされた[2]

スケジュール

2016年12月13日にスケジュールと概要が発表された[3]。3月11日開幕、12月3日閉幕の全34節・合計272試合で行われた。2年ぶりに参加クラブ数が奇数となるため、毎節1クラブは試合がなかった。また2017年1月25日には試合日程と第18節までのキックオフ時間が発表され、前年までと異なり週末の試合については「土日分散開催」が基本となった[4][5]

2017年シーズンのJ3クラブ

2017年シーズンのJ3のクラブ数は前年より1クラブ増えて14。

2016年シーズンJ2・22位のギラヴァンツ北九州は初のJ3降格。アスルクラロ沼津日本フットボールリーグ (JFL)から入会[6]。「U-23チーム」は前年同様、FC東京ガンバ大阪セレッソ大阪の3チームが参加した。ギラヴァンツ北九州はこのシーズンから本拠地をミクニワールドスタジアム北九州に移転した。

さらに見る チーム名, 監督 ...
  • チーム名・本拠地については開幕節時点のもの。なお、U-23チームには登録された本拠地が存在しないが、便宜上2017年シーズンで最も多くホームゲームを開催したスタジアムを記す。
  • クラブライセンスについては2016年11月16日までの承認時点のもの[25][26][27]
  • 沼津のJFLでの順位は年間通算成績。

キットサプライヤー・スポンサー

Remove ads

レギュレーション

レギュレーションについては2016年12月13日発表された[3] が、前年まで行われていたJ2・J3入れ替え戦が行われなくなり、上位2チームがJ2ライセンスを取得している場合は自動昇格することとされた。なお、ライセンス未取得クラブ及びU-23チームが上位2チームに入った場合の扱いは従前と同様(ライセンス未取得クラブがいる場合は昇格枠が減、U-23チームが上位の場合は除外して判定)とされている。

リーグ概要

開幕前の予想では、前年シーズンラスト2試合で勝ち点4を積み上げれば優勝・自動昇格というところで敗れ、J2・J3入れ替え戦でも金沢に勝てず1年でのJ2復帰を逃した栃木を軸に、前年最終節で最下位に転落し降格となった北九州、前年シーズン鹿児島でリーグを席巻した浅野哲也を招聘した長野が優勝争いの軸になると見られていた[28][29]。しかしふたを開けてみると、前年シーズンの躍進を率いた間瀬秀一を引き抜かれつつもシンガポールやタイで監督経験のある杉山弘一の下でスタイルを継続した秋田が開幕から15戦負け無し(11勝4分け)で第6節以降首位を独走。これを浮氣哲郎を新監督に招聘した富山、今季初めてJリーグを戦う沼津が追う展開となった。

後半戦に入り、第18節から5試合勝ち無し(2分け3敗)となり、その後も勝ち星を思うように積み上げられない富山が上位争いから後退、首位を独走していた秋田も第17節の初黒星後の連敗や第23節からの5戦勝ち無し(2分け3敗)など勢いが停滞。替わって、第16節から負け無しで栃木が急浮上し、第23節にはついに秋田をとらえて首位に浮上する。栃木は無敗を13試合(6連勝を含む9勝4分け)にまで伸ばすが、序盤から上位につける沼津も第14節から10戦負け無し(6勝4分け)で栃木に食らいつき、第20節以降は秋田を交えた三つどもえの優勝争いとなる。第32節の時点で優勝争いは秋田・栃木・沼津の3チームに優勝争いが絞られ(この時点で、ライセンスの関係からJ2昇格の可能性があるのが栃木のみとなったため、自動昇格枠が1以下に減[30])、12月3日の最終節で2位沼津と1位栃木の勝ち点差1での直接対決(愛鷹広域公園多目的競技場)により優勝が決し、両者引き分けの場合は沼津と勝ち点で並ぶ3位秋田にも優勝の可能性を残すことになった[31]

迎えた最終節、クラブ史上最多の8,649人を集めた愛鷹では前半7分に沼津FW薗田卓馬が頭で合わせて沼津が先制する[32]。その後は両者決定機を奪いながらもゴールに至らず、前半は沼津1点リードで終える。一方、アウェイ・とりぎんバードスタジアムで鳥取と対戦した秋田も、前半はスコアレスで折り返す[33]。後半に入り、とりスタでは後半16分(61分)にミドルシュートのこぼれ球をMF久富賢が詰めて秋田が先制[33]。その後も後半22分(67分)にMF日髙慶太・後半29分(74分)にFW遊馬将也のゴールが決まって秋田が大きくリード、栃木は同点に追いつかない限り昇格を逃す状況となる。すると愛鷹では後半32分(77分)、ゴール前の競り合いの中から、最後は栃木FWネイツ・ペチュニクが決めて栃木が同点に追いつく[32]。両会場とも試合はそのまま終了し、秋田が逆転でJ3リーグ優勝を決め、栃木が2位を確定、2年ぶりのJ2復帰を確定させた[32]

Remove ads

結果

要約
視点

順位表

さらに見る 順, チーム ...
出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(C) 優勝; (P) 昇格; (X) J2ライセンスを保有しないためJ3残留.

順位推移表

1節-17節

さらに見る チーム / 節 ...

18 - 34節

さらに見る チーム / 節 ...

最終更新: 2017年12月3日
出典: J. League data

概要

戦績表

さらに見る ホーム / アウェイ, BLA ...
出典: J.LEAGUE Data Site
色: 青 = ホームチームが勝ち; 黄 = 引き分け; 赤 = アウェーチームが勝利。
Remove ads

表彰

得点ランキング

最終更新は2017年12月3日の試合終了時
出典: J. League Data

ハットトリック

さらに見る J3, 選手 ...
Remove ads

観客動員

さらに見る 順, チーム ...

最終更新:2017年12月3日
出典: J. League Data
註記:
前シーズンはJ2。 前シーズンはJFL。

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads