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47 (関ジャニ∞)

関ジャニ∞の47都道府県ツアー・4枚目のライブDVD ウィキペディアから

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47』(フォーティーセブン[11])は、2007年12月12日インペリアルレコードから発売された関ジャニ∞の4枚目のライブDVD[12]。本作にも収録されたライブツアーは『全国47都道府県 完全制覇!! 関ジャニ∞ えっ!ホンマ!?ビックリ!! TOUR 2007』(ぜんこくよんじゅうななとどうふけん かんぜんせいは かんジャニエイト えっ ホンマ ビックリ ツアー 2007)のタイトルで、同年5月3日から9月30日にかけて開催された[13]ジャニーズ事務所に所属するアーティストで史上初となる47都道府県ツアーである[14][15]

概要 場所, 関連アルバム ...
概要 関ジャニ∞ の DVD, リリース ...
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概要

ライブツアー

  • 本ツアーは、2ndアルバム『KJ2 ズッコケ大脱走』を引っ提げ、2007年5月3日から同年9月30日にかけて全国47か所・計113公演約5か月間150日間[13])にわたって開催された、ジャニーズ事務所(当時)に所属するアーティストで史上初となる47都道府県ツアーである[14][16][17][18][19][13][15]
    • なお、錦戸いわく、企画当初の開催会場は47都道府県ではなく40か所程度だったが、メンバーがその話を聞くとすぐに「どうせなら47か所やろう」と口を揃えて提案したため、今回の47都道府県ツアーが実現したという[20]
    • また、発表当初は同年9月22日までの計111公演で約65万6000人を動員するツアーの予定だったが[21][22]、最終会場の沖縄公演を2公演追加し[23][24][25]、最終的に同年9月30日までの計113公演で約67万人を動員したツアーとなった[26][13]
  • 本ツアーの開催は、京セラドーム大阪で開催された自身初となるドーム公演『関ジャニ∞ えイトっ!ホンマ!?ビックリ!! ドームコンサート in OSAKA』の最終日(2007年2月25日開催)にて、6thシングル『ズッコケ男道』が発売されることと共に発表された[27][14][28][29][30][16]
  • 本ツアーはホール、アリーナ、ドームと様々な規模の会場となり、東京ドーム東京都)の1公演の収容人数は5万5000人であることに対し、東京エレクトロン韮崎文化ホール山梨県)の1公演の収容人数は1000人である[21][31][22][20]
  • 本ツアーは、学生が夏休みに入る期間までは週末や祝日を中心に、夏休みの期間中はほぼ連日、ツアー全体を通してほぼ毎公演で1日2公演のライブが開催された[18][32][33]
    • また、本ツアーでの最長連続公演日数は7日間(8月9日 - 15日)で、計13公演開催された[34]
  • 本ツアーでは、前述のアルバム『KJ2 ズッコケ大脱走』に収録された楽曲を中心に、シングル曲やバンド曲、各メンバーのソロコーナー、コントコーナー『関ジャニ戦隊∞レンジャー』、アコースティックセッションなど、幅広い楽曲がされた[35][36]
    • なお、前述の通り会場の規模が異なるため、各会場の規模に合わせた演出やセットリストを準備し、公演ごとに変更しながら対応していた[32][37]
      • 会場の規模に合わせた機材、ステージ、演出が複数パターン用意されたため、ツアーの資材運搬用の12トントラックも5台体制で行われた[32][注 5]
      • ツアートラックはメンバーで色やデザインなどのアイデアを出し合ったといい、黒や青のカラフルな車体に日本地図とツアー日程がデザインされている[38][15]
    • さらに、本ツアーの千秋楽である沖縄コンベンションセンター公演(2007年9月30日開催)では、新曲「イッツ マイ ソウル」が初披露された[19][26][13][39]
  • 東京公演(2007年8月4日・5日開催)の会場は東京ドームであり、同会場でのワンマンライブは自身初である[27][14][28][24][25][40]
    • 東京ドーム公演の最終日(同年8月5日開催)のWアンコールでは、同公演を見学に来ていた元メンバーの内博貴をサプライズでステージに上げ、約2年ぶりに8人の姿をファンに披露した[41][42]
    • Wアンコールでは、内が活動自粛中に7人体制で発売された楽曲「関風ファイティング」を内も加えた8人で披露した[41]
    • 内が登場した場面は映像作品には収録されていないが、本ツアーの模様を収めたライブ写真集には掲載された[42]
  • 本ツアーの最終会場は沖縄沖縄コンベンションセンターであり、ジャニーズ事務所のアーティストが沖縄県でライブを開催するのは、SMAP以来、約11年ぶりである[29][16][19][13][39]
  • 2007年11月22日には、本ツアーの密着ドキュメント写真集『関ジャニ∞「えっ!ホンマ!?ビックリ!! TOUR 2007」密着ドキュメント写真集』が角川グループパブリッシングから2冊組で発売された[44][45][32][46][47]
    • 自身初の写真集の発売であり、ツアー期間中の有料公式モバイルサイト『Johnny's web』での公式ブログ『関ジャニ戦隊∞レンジャー』を掲載しているなど、初の携帯サイト連動型写真集となっている[46]
    • 掲載写真は1500点以上となり、ライブステージのみならず、バックステージにも完全密着したほか、各地で撮り下ろしの撮影も行っている[46]
    • さらに、ツアー中のMCや千秋楽公演終了後に行われた各メンバーそれぞれのロングインタビューなども掲載されている[46]

映像作品

  • 前作『Heat up!』から約1年3か月ぶりのリリース。
  • 本作は初回限定盤、通常盤の2形態で発売。
  • 本作には、2007年8月5日に開催された、自身初となる東京ドーム公演の2日目の模様を収録[12][1][11][注 1]
  • 各形態には特典DVDを付属。
    • 初回限定盤には、「全国47都道府県完全制覇! DOCUMENTARY」と題した47都道府県全ての会場でのメイキング映像に加え、ボーナストラックとして「∞レンジャー ガチンコ入れ替え 沖縄篇」と題した千秋楽の沖縄コンベンションセンター公演で披露されたコント『関ジャニ戦隊∞レンジャー』のメンバー全員の役柄を入れ替えたスペシャルバージョン[48][49]の模様を収録[12][1]
  • 通常盤には、「∞レンジャー 寝起きドッキリ大作戦!」と題し、関ジャニ∞が∞レンジャーに扮してツアー中に行っていた寝起きドッキリの企画映像を収録[24][12][1][11]
    • 寝起きドッキリの模様は東京ドームでも流されたという[50][11]
  • 本作の発売は、東京ドーム公演の初日(2007年8月4日開催)に発表された[24][40]
  • 本作は、発売から約1年の累計で約28.2万枚を売り上げ、2008年度のオリコンチャート「オリコン年間 ミュージックDVDランキング」にて「作品別売上枚数」「作品別売上金額」「アーティスト別売上金額」、「オリコン年間 DVDランキング」にて「作品別売上金額」のそれぞれで年間1位を獲得した[6][7][8][51]
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公演日程

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販売形態

  • 発売日:2007年12月12日
    • 初回限定盤(TECI-8804~8807:4DVD)
      • 特殊パッケージ仕様
    • 通常盤(TECI-8808~8810:3DVD)
      • カラー12ページブックレット封入
      • 特殊パッケージ仕様
  • 発売日:2015年7月1日

チャート成績

  • オリコンチャート
    • 2007年12月11日付の「オリコンデイリー DVDランキング」で初登場1位を獲得した[2]
    • 初週20.8万枚を売り上げ、2007年12月24日付の「オリコン週間 DVDランキング」で週間1位を獲得した[3]
      • 2007年に発売されたミュージックDVDで初めて初動売上が20万枚を突破した[3]
      • 本作発売時点の自身のライブ映像作品の中で歴代最高の初動売上を記録した[3]
    • 初週20.8万枚を売り上げ、2007年12月24日付の「オリコン週間 ミュージックDVDランキング」で週間1位を獲得した[4]
    • 累計274,171枚を売り上げ、2008年度の「オリコン上半期 ミュージックDVDランキング」で上半期1位を獲得した[5]
    • 累計274,171枚を売り上げ、2008年度の「オリコン上半期 DVDランキング」で上半期3位を獲得した[5]
    • 累計282,041枚を売り上げ、2008年度の「オリコン年間 ミュージックDVDランキング」で年間1位を獲得した[6][7][8][51]
    • 累計282,041枚を売り上げ、2008年度の「オリコン年間 DVDランキング」で年間4位を獲得した[8]

年間チャート1位

前述の通り、累計282,041枚を売り上げ、2008年度の「オリコン年間 ミュージックDVDランキング」で年間1位を獲得した[6][7][8][51]。同チャートはもちろん、関ジャニ∞として各年間チャートで1位を獲得することは今回が初である[7][51][注 7]

作品別売上枚数」(累計282,041枚)のほか、「作品別売上金額」や「アーティスト別売上金額」(共に約19.7億円)でも年間1位を獲得し、2008年度のミュージックDVD3冠を達成した[6][7]

さらに、DVD全体で集計する総合部門の「作品別売上金額」でも年間1位を獲得した[7]。アニメや映画を抑えて音楽DVDが同チャートで年間1位を獲得することは本作が初である[7]

これらの年間1位獲得を受け、村上信五錦戸亮東京六本木にあるオリコン本社に表敬訪問を行った[6][7][51]

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セットリスト

要約
視点

基本パターン

  • 出典[37]を参照。
  • 基本的にホール公演やアリーナ公演ではソロ曲のコーナーを公演ごとに「Solo A」の4曲と「Solo B」の4曲で分割して披露したが、神奈川横浜アリーナ公演と東京東京ドーム公演のみ、1公演で全員がソロ曲を披露した[37][注 8]
  • 「ありがとう。」と「エネルギー」、「サムライブルース」と「Heavenly Psycho」、「愛に向かって」と「強情にGO!」は、基本的には公演ごとにどちらかの楽曲が披露された[37][注 9]
  • 東京ドーム公演では、当時最新アルバムだった『KJ2 ズッコケ大脱走』から「地元の王様」「Great Escape 〜大脱走〜」「Speedy Wonder」のメドレーが追加された[37]
  • すばるBANDでは「Down up↑」のほかに「ONE」を披露していた公演もあり、沖縄沖縄コンベンションセンター公演(2007年9月29日公演のみ)ではMONGOL800の「小さな恋のうた」が披露された[37]
さらに見る M, 曲名 ...

横浜アリーナ公演(2007年5月3日)

※出典[53][54][55]を参照。

  1. ズッコケ男道
  2. 関風ファイティング
  3. 好きやねん、大阪。
  4. Explosion
  5. ミセテクレ
  6. Eden
  7. stereo / 錦戸亮(バックバンド:丸山隆平安田章大大倉忠義
  8. Forward / 村上信五
  9. MAGIC WORD 〜僕なりの…〜 / 丸山隆平
  10. まもりたい / 大倉忠義
  11. 〈∞レンジャー 〜恋の予感!? 揺れ動く、愛と友情の狭間で…の巻〜〉
    1. ∞レンジャー / エイトレンジャー
    2. 恋はブギウギロマンチック / エイトレンジャー
    3. この星が輝く理由 / レッドレンジャー
    4. ありがとう。 / エイトレンジャー
  12. ヤジルシ↑
  13. ∞SAKAおばちゃんROCK

〈MC〉

  1. いつか、また…。(アコースティックver.)
  2. わたし鏡 / 安田章大
  3. WONDER BOY / 横山裕
  4. 琉我 / 渋谷すばる

〈Jr.メドレー[注 12]

  1. 大阪レイニーブルース
  2. 二人の涙雨
  3. 大阪ロマネスク
  4. サムライブルース / 錦戸亮(弾き語り)
  5. Down up↑ / すばるBAND
  6. Do you agree?
  7. 強情にGO!
  8. 愛に向かって
  9. さよならはいつも

〈アンコール〉

  1. 無限大
  2. ズッコケ男道

東京ドーム公演(2007年8月5日)

  • 本作の収録公演。
  • 本作に収録されてはいないが、Wアンコールに元メンバーの内博貴がサプライズで登場し、8人で「関風ファイティング」が披露された[25]
  1. ズッコケ男道
  2. 関風ファイティング
  3. 好きやねん、大阪。
  4. Explosion
  5. ミセテクレ
  6. Eden
  7. stereo / 錦戸亮(バックバンド:丸山隆平・安田章大・大倉忠義)
  8. Forward / 村上信五
  9. MAGIC WORD 〜僕なりの…〜 / 丸山隆平
  10. まもりたい / 大倉忠義
  11. 〈アルバムメドレー〉
    1. 地元の王様
    2. Great Escape 〜大脱走〜
    3. Speedy Wonder
  12. 〈∞レンジャー 〜恋の予感!? 揺れ動く、愛と友情の狭間で…の巻〜〉
    1. ∞レンジャー / エイトレンジャー
    2. 恋はブギウギロマンチック / エイトレンジャー
    3. この星が輝く理由 / レッドレンジャー
    4. ありがとう。 / エイトレンジャー
  13. エネルギー
  14. ∞SAKAおばちゃんROCK

〈MC〉

  1. 琉我 / 渋谷すばる
  2. わたし鏡 / 安田章大
  3. fantastic music! / 横山裕
  4. 悲しい恋
  5. 大阪レイニーブルース
  6. 二人の涙雨
  7. 大阪ロマネスク
  8. Heavenly Psycho / 錦戸亮(弾き語り)
  9. Do you agree?
  10. 強情にGO!
  11. 愛に向かって
  12. さよならはいつも

〈アンコール〉

  1. 無限大
  2. ズッコケ男道

〈Wアンコール〉

  1. 関風ファイティング[注 13]

ビッグハット公演(2007年8月7日)

※出典[56]を参照。

  1. ズッコケ男道
  2. 関風ファイティング
  3. 好きやねん、大阪。
  4. Explosion
  5. ミセテクレ
  6. Eden
  7. Down up↑ / すばるBAND
  8. WONDER BOY / 横山裕
  9. わたし鏡 / 安田章大
  10. 〈∞レンジャー 〜恋の予感!? 揺れ動く、愛と友情の狭間で…の巻〜〉
    1. ∞レンジャー / エイトレンジャー
    2. 恋はブギウギロマンチック / エイトレンジャー
    3. この星が輝く理由 / レッドレンジャー
    4. ありがとう。 / エイトレンジャー
  11. ∞SAKAおばちゃんROCK

〈MC〉

  1. いつか、また…。(アコースティックver.)
  2. MAGIC WORD 〜僕なりの…〜 / 丸山隆平
  3. 悲しい恋
  4. 大阪レイニーブルース
  5. 二人の涙雨
  6. 大阪ロマネスク
  7. Heavenly Psycho / 錦戸亮(弾き語り)
  8. Do you agree?
  9. 強情にGO!
  10. さよならはいつも

〈アンコール〉

  1. 無限大
  2. ズッコケ男道

〈Wアンコール〉

  1. 関風ファイティング

沖縄コンベンションセンター公演(2007年9月30日)

※出典[57]を参照。

  1. ズッコケ男道
  2. 関風ファイティング
  3. 好きやねん、大阪。
  4. Explosion
  5. ミセテクレ
  6. Eden
  7. stereo / 錦戸亮(バックバンド:丸山隆平・安田章大・大倉忠義)
  8. Forward / 村上信五
  9. まもりたい / 大倉忠義
  10. 〈∞レンジャー 〜恋の予感!? 揺れ動く、愛と友情の狭間で…の巻〜[注 14]
    1. ∞レンジャー / エイトレンジャー
    2. 恋はブギウギロマンチック / エイトレンジャー
    3. この星が輝く理由 / グリーンレンジャー[48]
    4. エネルギー / エイトレンジャー
  11. ∞SAKAおばちゃんROCK
  12. イッツ マイ ソウル

〈MC〉

  1. 島人ぬ宝(アコースティックver.)
  2. 琉我 / 渋谷すばる
  3. 悲しい恋
  4. 大阪レイニーブルース
  5. 二人の涙雨
  6. 大阪ロマネスク
  7. Heavenly Psycho[注 15]
  8. Do you agree?
  9. 強情にGO!
  10. さよならはいつも

〈アンコール〉

  1. 無限大
  2. ズッコケ男道

〈Wアンコール〉

  1. イッツ マイ ソウル

〈トリプルアンコール〉

  1. 関風ファイティング
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収録内容

要約
視点

本編映像

  • M-23「ONE」を除き、東京ドーム公演の2日目の模様を収録。
  • 各DVD盤は、Disc 1にM-1~14、Disc 2にM-15以降を収録。
  1. ズッコケ男道
  2. 関風ファイティング
  3. 好きやねん、大阪。
  4. Explosion
  5. ミセテクレ
  6. Eden
  7. stereo / 錦戸亮(バックバンド:丸山隆平安田章大大倉忠義
  8. Forward / 村上信五
  9. MAGIC WORD 〜僕なりの…〜 / 丸山隆平
  10. まもりたい / 大倉忠義
  11. アルバムメドレー
    1. 地元の王様
    2. Great Escape 〜大脱走〜
    3. Speedy Wonder
  12. ∞レンジャー 〜恋の予感!? 揺れ動く、愛と友情の狭間で…の巻〜
    1. ∞レンジャー / エイトレンジャー
    2. 恋はブギウギロマンチック / エイトレンジャー
    3. この星が輝く理由 / レッドレンジャー
    4. ありがとう。 / エイトレンジャー
  13. エネルギー
  14. ∞SAKAおばちゃんROCK
  15. 琉我 / 渋谷すばる
  16. わたし鏡 / 安田章大
  17. fantastic music! / 横山裕
  18. 悲しい恋
  19. 大阪レイニーブルース
  20. 二人の涙雨
  21. 大阪ロマネスク
  22. Heavenly Psycho / 錦戸亮(弾き語り)
  23. ONE[注 16] / すばるBAND
  24. Do you agree?
  25. 強情にGO!
  26. 愛に向かって
  27. さよならはいつも

〈アンコール〉

  1. 無限大
  2. ズッコケ男道

〈エンドロール〉

特典DVD

初回限定盤

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通常盤

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演出

要約
視点

神奈川横浜アリーナ公演(2007年5月3日 - 6日開催)では、グループ名にもある「∞」の字を描くように、通路状のステージでアリーナ席を囲んだセットとなっていた[58][32][38]

オープニングでは、『警察24時』のような夜の映像が流れると同時に、犯人を追う警察無線のような音声でメンバーの名前がアナウンスされていき、サイレンが鳴り響く中、メンバーが全員特攻服を着用して登場し、各メンバーカラーにカラーリングされたポケットバイクで「∞」型のステージを縦横無尽に逃げ回り、外周をひと回りしてから中央のステージに集合し、暴走族風のポーズを決め、ライブがスタートした[36][59][60][61][62]

特攻服は、メンバー全員共通の「漢邪仁榮斗降臨」(かんじゃにえいとこうりん:関ジャニ∞降臨)という刺繍のほか、横山は「絵にならぬ 美しすぎて 死ぬことも 愛することも」、渋谷は「健康第一」、村上は「友永遠不滅」、丸山は「天下無双」、安田は「汝の幸せは我幸せ」、錦戸は「世界平和」、大倉は「愛羅武勇♡」など、各メンバーそれぞれの刺繍も施されている[38][63]。この文字はメンバーがそれぞれ自分たちで考案してものであり、[15]

横浜アリーナ公演では、前半はシングル曲から始まり、バンドやソロコーナー、コントコーナー『∞レンジャー』と続き、MCを挟んだ後半はアコースティックセッションやソロコーナー、バンドや新曲など、メリハリのある構成で展開された[36]。なお、1曲目から3曲目までをシングル表題曲で続けた理由として、オープニングは観客の記憶に残りやすいため、横山は最初が肝心だと考えており、「オープニングは勢いを大事にしたい」と語っている[64]。一方で、当時の関ジャニ∞のライブではバラードで本編が終わることが多かったといい、これは「ロックナンバーでお客さんのテンションを上げて、最後はエンディングテーマみたいな感じで、しっとり」という意図があるためだという[64]

1曲目の「ズッコケ男道」では、大サビの歌詞をメンバーが各々の自己紹介に、「ズッコケ男道」の部分を「関ジャニ∞です」と変更して披露された[62]

好きやねん、大阪。」では、曲中にて各会場のご当地コールが披露された[65]

バンド曲の中でも、「Eden」とアコースティックでの楽曲[注 17]では、7人全員のバンドスタイルで披露された[66][67][62]

横浜アリーナ公演と東京東京ドーム公演(2007年8月4日・5日開催)では、アルバム『KJ2 ズッコケ大脱走』に収録されているメンバーのソロ曲が前半と後半に分かれて披露された[36][59][68][67][69][37][注 18]

錦戸のソロ曲「stereo」では、丸山・安田・大倉がバックバンドとして参加し、安田はコーラスも担当した[72]。なお、同曲はアルバムに収録されている音源と本ツアーで披露したものではアレンジが異なっているという[20][注 19]

本ツアーで披露された村上のソロ曲「Forward」の振付は、当時ジャニーズ事務所に所属していた屋良朝幸が担当した[74]

横山が脚本を担当する本ツアーのコントコーナー『関ジャニ戦隊∞レンジャー』では、「恋の予感!?揺れ動く、愛と友情の狭間で の巻」と題し、「ブルー(安田)に好きな女性ができ、ブルーが告白して交際を始めるが、その女性には他にも彼氏がおり、それに気付いたブラック(横山)がブルーを止めようと他のメンバーと対立してしまう」という設定から始まるストーリーが展開された[75][76][63][77]。なお、この女性の二股している彼氏役は当時ジャニーズJr.だった森本龍太郎が演じた[63]

また、三重三重県文化会館公演(2007年5月19日開催)ではブルー(安田)とグリーン(大倉)[78]新潟朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター公演(同年6月2日開催)ではイエロー(錦戸)とブルー(安田)[79][注 20]京都京都会館公演(同年6月24日開催)ではブルー(安田)とオレンジ(丸山)、グリーン(大倉)とブラック(横山)[80]徳島鳴門市文化会館公演(同年8月1日開催)ではブラック(横山)とオレンジ(丸山)の役柄をそれぞれ入れ替えたバージョンで披露された[52]

さらに、千秋楽の沖縄コンベンションセンター公演では、メンバー全員の役柄を入れ替えたスペシャルバージョンが披露された[48][49]。入れ替わった役は以下の通り[48][49]

  • ブルー(安田)→オレンジ(丸山)
  • ブラック(横山)→イエロー(錦戸)
  • レッド(渋谷)→グリーン(大倉)
  • ナス(村上)→ブルー(安田)
  • イエロー(錦戸)→レッド(渋谷)
  • グリーン(大倉)→ナス(村上)
  • オレンジ(丸山)→ブラック(横山)

『∞レンジャー』では、本筋のストーリーのほかに、横山に名指しされたメンバーが「アドリブで告白フレーズを考える」というコーナーが設けられた[81]。そのほか、宮城ホットハウススーパーアリーナ公演からは、横山を隊長に見立てた大喜利のような「兵隊コント」のコーナーが設けられた[82]

『∞レンジャー』の最後に「ありがとう。」が披露された[50]。これは、丸山が「楽しい感じになるのでは」と考え、『∞レンジャー』の最後を希望したという[50]

横浜アリーナ公演では、「いつか、また…。」がメンバー全員の演奏[注 21]によるアコースティックバージョンで披露された[61][67]。また、沖縄沖縄コンベンションセンター公演(同年9月22日 - 30日開催)では、開催地の沖縄にちなみ、BEGINの「島人ぬ宝」がアコースティックバージョンで披露された[57][49][注 22]。このアコースティックコーナーは、「全国のどんな会場でも楽しめるように」という考えから行われた[67]

二人の涙雨」では、マイクスタンドを女性に見立て、腕に抱くようなスタイリッシュな振付となっており、ミラーボールが登場し、レトロな世界観の演出となっていた[69]

横浜アリーナ公演では「サムライブルース」が[72][54]、東京ドーム公演や長野県ビッグハット公演(同年8月7日開催)や山形山形県県民会館公演(同年8月19日開催)や沖縄コンベンションセンター公演では「Heavenly Psycho」が錦戸による弾き語りで披露された[83][57][65][49]。錦戸による弾き語りコーナーは公演ごとに異なり、同じ会場でも滋賀滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール公演(同年5月13日開催)などでは昼公演と夜公演で同2曲が交互に披露された[78]

なお、千秋楽・沖縄コンベンションセンター公演での「Heavenly Psycho」は、錦戸の弾き語りから始まり、途中から関ジャニ∞のバンドスタイルでの演奏へと繋がった[57][49]

横浜アリーナ公演では、すばるBANDの新曲「Down up↑」が初披露された[66][67]。また、同曲は長野・ビッグハット公演でも披露された[62]。なお、同年8月4日公演の東京ドーム公演では同曲ではなく「ONE」が披露された[52]。他の会場でも不定期で「ONE」が披露された公演もあった[37]

本ツアーで使用された特効の数は、2007年時点の関ジャニ∞のライブの中で最も多いという[66]

本ツアーの初日である横浜アリーナ公演後には会場の外で記者会見を開き、オープニング衣装である特攻服を着用して登場し、メンバーがデザインした資材運搬用のツアートラックが披露された[15][63][61]

また、東京ドーム公演では、スペシャルゲストとして相葉雅紀()や生田斗真らが応援に駆けつけた[24][25]

東京ドーム公演のアンコールでは、同公演を見学に来ていた元メンバーの内博貴をステージに上げ、約2年ぶりに8人の姿をファンに披露した[41][42]

本ツアーの千秋楽である沖縄沖縄コンベンションセンター公演(2007年9月30日開催)では、新曲「イッツ マイ ソウル」が初披露された[19][26][13][39][49]

千秋楽公演では、本編の最後にツアースタッフからメンバーにサプライズとして、エンドロールにライブ開催地をはじめ、関ジャニ∞のメンバーやスタッフ、ジャニーズJr.などツアーに参加した全メンバーの名前が映し出される演出が行われた[57][49]。さらに、アンコールの終わりには、再びサプライズとして、前面に「ホンマ!? ビックリ!! TOUR 2007 5ヶ月間全113公演の全力疾走お疲れ様でした」、背面に「あなたたちの頑張りが私達に勇気を与えてくれました / 関ジャニ∞最高 / 本当にありがとう」と書かれたTシャツを着用してツアースタッフが登場した[57][49]。最終的にアンコールは4回繰り返された[13][49]

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グッズ

※出典[84][85]を参照。

さらに見る グッズタイトル, 価格 ...
  • 本ツアーのライブTシャツの後ろ側に47都道府県のご当地アイロンシートが貼ることができる仕様になっている[85]
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CD未収録曲

恋はブギウギロマンチック

概要 「恋はブギウギロマンチック」, 関ジャニ∞の楽曲 ...

恋はブギウギロマンチック』(こいはブギウギロマンチック)は、関ジャニ∞の楽曲。

2025年2月現在、CD未収録である。

クレジット(恋はブギウギロマンチック)

収録作品(恋はブギウギロマンチック)

ライブ映像
  • 本項『47』

fantastic music!

概要 「fantastic music!」, 横山裕の楽曲 ...

fantastic music!』(ファンタスティック ミュージック)は、横山裕の楽曲。

2025年2月現在、CD未収録である。

クレジット(fantastic music!)

収録作品(fantastic music!)

ライブ映像

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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