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アリス九號.
日本のヴィジュアル系ロックバンド (2004-2023) ウィキペディアから
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アリス九號.(Alice Nine. / アリス ナイン)は、日本のヴィジュアル系[3][5][6]ロックバンド。
2015年から2019年までバンド名をA9(エーナイン)に変更し活動していたが、2019年8月24日から再びアリス九號.に名義を戻した(バンド名変更の経緯については#概要欄を参照)。
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概要
要約
視点
2004年に元FatimaのNaoと元Delta Arkの沙我が元ギブスの将と虎に声を掛け、後にヒロトが加わり「アリス九號(アリス ナイン)」として結成された。その年の9月からPS COMPANYに所属し、バンド名表記を「アリス九號」から「アリス九號.」に改める。枠にとらわれない幅広いジャンルの楽曲や[3][6]、ファンと共に「楽しむ」ことを最大限に考えたライブを行っている。最近ではボーカルのみならずメンバー全員で歌うなど、新たな挑戦を試みている。そして2018年5月に行われたライブではメンバー全員が楽器を置きマイクを持ち、ついに踊り始めた。
活動初期のバンドのコンセプトは「和洋折衷」であった為、衣装や楽曲にも和を取り入れていた[6] が、DVDシングル「NUMBER SIX.」あたりからはほぼ全面的に洋を意識したスタイルになり、少なからず変化を遂げた。
バンド名の由来は「アリス」という言葉が持つポップでシニカルなイメージ、陰陽道で最大・最強を示す「九」という言葉、そして「號」という漢字の強さから、ポップさとハードさを兼ね備えた柔軟性のあるアプローチが出来るようにと名付けられる。この名付け親は将であり、本人いわく日本発信のバンドであることを示すためにも、漢字を使いたかったという。また、「不思議の国のアリス」から取ったのではなく、長野まゆみ著の「少年アリス」という本からインスピレーションを受けたという[7]。 しかし、上記のことはスタッフと一緒に後付けで考えたものであり、実際には東京アリスのアリスと当時好きだったアパレルブランドのナンバーナインのナインから名付けたものであると語っている。なお他のメンバーからは「アニータさん」や「ROSSO」などという候補が上がっていたがアリスナインが採用された。当初はカタカナ+漢字で「アリス九」という名前にしていたが、初ライブの登録をしに行った際に「坂本九みたいだ」と指摘されその場で「號」を付け足した[8]。
2009年6月以降、「アリス九號.」という表記では、デザイン・見せ方が限定され「見せ方の美学」を全う出来ない、洋楽テイストを取り入れているバンドの実情、元々英語表記のつもりでつけたバンド名、結成5周年という区切りのタイミングで自分達を見つめ直す、という理由からメディア露出時の表記を「Alice Nine」に統一する[6]。ちなみに「.」は画数占いの結果が芳しくなかった為、除去。 ただし将曰く、「アリス九號.」でも間違いではなく、メンバーの目の届くファンクラブ等は変更しなくてもいいのではないか、という程のラフな感覚とのこと。
メンバー全員とも10代前半にX JAPANやLUNA SEA[9] に衝撃を受け、ヴィジュアル系に目覚めるきっかけになったと語っている。
バンドの兄貴的存在にKagrra,やthe GazettEが主に挙げられる。特にKagrra,とは一緒にツアーをまわったり、ミニアルバムの「祇園盛者の鐘が鳴る」「華想夢想紙」ではKagrra,の真(Gu)がスーパーバイザーとして楽曲を手掛けるなど、アリス九號.の形成に影響を与えている。
クレジットタイトルは、2010年の「Stargazer:」までは作曲:Alice Nine(アリス九號.)となっている(作詞は全てvocalの将)。これは個人が作曲した原曲を元にメンバー全員で作り込んで完成させているためである。2011年6月リリースの「BLUE FLAME」以降は作曲した本人が載っている。また、正式名称ではないが、ファンのことは主に「九組(きゅうくみ)」と呼ばれている。
グッズのデザインなどは主にヒロトが手がけており、ブログ等でもグッズについて触れている。
2014年5〜7月、バンド初となるアジアツアーを行った(深圳・広州・武漢・北京・上海・重慶・厦門・台中・台北・シンガポール・クアラルンプール・香港・ソウル)[10]。
2014年8月18日21時過ぎに、10年間専属契約していたPS COMPANYと8月25日に契約終了に伴い、所属事務所のPS COMPANYから離脱することを正式発表した[11]。PS mobile等で提供されているAlice Nineに関連する全サービスは2014年8月25日20時をもって終了することも併せて発表された。
2015年3月に「A9(エーナイン)」として活動を再開し、独自のクラウドファンディングを導入し活動することを表明した。6月に将が代表を務める個人事務所NEXT DECADEを設立[12]。8月23日に「Alice Nine」復活公演として「Alice Nine 11th Anniversary Live『Re:birth-飛翔-』」を豊洲Pitにて開催、その後国内ツアーも行った。
2015年9月28日、公式サイトにてバンド名を「A9」に完全変更することを正式に発表。変更の理由は「『Alice Nine』の商標を使用することが、今後の活動の幅に制限をもたらす可能性があること」とされた。「A9」として初の単独公演は2015年12月25日に六本木EXシアターにて行われた[13]。
2019年8月10日、東京・日比谷野外大音楽堂で行なったワンマンライブにて、バンド名を「アリス九號.」名義で活動を再開(8月24日から)することが発表された。
2023年1月9日、同年9月3日をもって無期限活動“凍結”をすることが発表された[14]。
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メンバー
要約
視点
将(ショウ)
- Vocal(ヴォーカル) リーダー
- 誕生日: 7月5日[15]
- 血液型: O型[15]
- メンバーカラー: 水色[15]
- 出身地: まりもの国→Tokyo[15]
- メイン機材: Shure 58Beta[15]
- 座右の銘: 万事尽くして天命を待つ[15]
- PRポイント: ゲーマーを表舞台に立たせるとこうなる[15]
- コレクションブランド出身のクリエイターとファッションブランド『ELIMINATE』を立ち上げる
- (ex.→lost age→ギブス→アリス九號.)キジン譚(セッションバンド)
- 虎と共に、バンドDIAWOLF(ダイアウルフ)を結成、SHOW OHARA名義で参加
- 凍結後は自身のプロジェクトVerde/にてShou名義で活動
ヒロト
- Guitar (ギター)(ポジションは上手-カミテ-)
- 誕生日: 5月4日[15]
- 血液型: O型[15]
- メンバーカラー: 赤[15]
- 出身地: NISHI TOKYO[15]
- メイン機材: Fender 69 Stratocaster[15]
- 座右の銘: 人生はロマンだ[15]
- PRポイント: 唇柔らかいです。[15]
- (ex.→BAQUEPIA→アリス九號.)
- 虎と共にPROTOTYPE+として活動
- 凍結後はHIROTO名義でソロ活動、AKi他のサポート活動
- 2025年8月、日本マクドナルドのCMに出演[16]
虎(トラ)
- Guitar (ギター)(ポジションは下手-シモテ-)
- 誕生日: 9月17日[15]
- 血液型: O型[15]
- メンバーカラー: 黄(黒)[15]
- 出身地: 神奈川県川崎市[15]
- メイン機材: combat guitar[15]
- 座右の銘: all is vanity[15]
- PRポイント: まさし[15]
- 将と共にDIAWOLF(ダイアウルフ)を結成し、TORA AMANO名義で参加
- ヒロトと共にPROTOTYPE+として活動
- (ex.→カラス→アラクネ(サポート)→ギブス(天野 虎)→アリス九號.)
- 凍結後はNaoとのユニットTNPでギターを担当
沙我(サガ)
- Bass (ベース)
- 誕生日: 6月24日[15]
- 血液型: AB型[15]
- メンバーカラー: 紫[15]
- 出身地: 福島県[15]
- メイン機材: ESP[15]
- 座右の銘: 高き鼻は神の領域[15]
- PRポイント: 鼻が高くてドアに当たる[15]
- (ex.→Vall'na racill→Visage→Delta Ark(鎖河)→アリス九號.)
- NaoとともにTHE ALTERNATIVEとして活動
- 凍結後はSaga 公式noteにて記事執筆・楽曲発表
Nao(ナオ)
- Drums (ドラム)
- 誕生日: 7月31日[15]
- 血液型: A型[15]
- メンバーカラー: ピンク[15]
- 出身地: 北海道[15]
- メイン機材: YAMAHA PHX / Zildjian[15]
- 座右の銘: マイナスをプラスに変える[15]
- PRポイント: ジャスティスしてる?[15]
- (ex.→Fatima→RusH→アリス九號.)
- 沙我とともにTHE ALTERNATIVEとして活動
- 2015年よりSOLO SESSIONを定期的に開催、凍結中の現在も継続中[17]
- 2024年6月より虎とのユニットTNPでボーカル・ギター・ドラムを担当[18]
- 2025年4月26日にソロプロジェクトMizinkoFacT始動[19]
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略歴
- 2004年
- 4月 - Naoを中心にセッションバンドとして結成
- 5月11日 - 池袋CYBERにて虎欠場による4人のみの初ライブ
- 5月19日 - 高田馬場AREAにて5人揃っての初ステージ
- 7月 - 彩冷えるとカップリングツアー(A2)
- 8月24日 - 正式に"アリス九號."として活動開始。公式なバンド結成日となる
- 9月1日 - PS COMPANYに所属
- 11月 - カレンとの全国カップリングツアー「全国縦断サーキット 晩秋巡礼。」
- 2005年
- 1月21日 - 初ワンマン「-文明開化-奇天烈ミュージックショー」【LIQUIDROOM ebisu】
- 2月〜 - 3ヶ月連続シングルリリース[5]
- 4月 - Kagrra,の全国ツアーにオープニングアクトとして参加
- 6月 - 彩冷えるとカップリングツアー「A2V2?全国双六行脚TOUR?」
- 7月 - Kra・bisとの「TRIVAL ARAIVALL TOUR」
- 8月 - 初のワンマンツアー「ALICE IN WONDEЯ TOUЯ」
- 8月31日 - ALICE IN WONDEЯ TOUЯ FINAL「ALICE IN WONDEЯ FESTIVAL」【SHIBUYA AX】
- 12月 - Peace&Smile Carnival Tour 2005
- 12月25日 - オフィシャルファンクラブ「club ALICE」発足
- 2006年
- 3月 - ファンクラブ限定ワンマンツアー「花鳥風月Vol.1」
- 5月 - 2ndワンマンツアー「君ノ瞳ニ映ルハ絶景色」
- 5月31日 - 君ノ瞳ニ映ルハ絶景色TOUR FINAL【Zepp Tokyo】
- 8月 - 3rdワンマンツアー「HELLO,NEW SUPER VIEW」
- 10月6日 - TOUR FINAL「HELLO,DEAR NUMBERS」【渋谷公会堂】
- 2007年
- 2008年
- 1月10日〜 - 2008 standing tour 「A to U」
- 2月14日 - 「STROBO LIGHTS〜alicenine. Premium live show〜」【渋谷C.C.Lemon Hall】
- 7月 - club ALICE ONLY PREMIUM TOUR VOL.2「-ALICE IN NIPPON RETTO-」
- 8月8日〜 - Summer Oneman Tour「DISCOTHEQUE play like “A” RAINBOWS」
- 8月30日 - TOUR FINAL「[R]ainvolution-enter-」【中野サンプラザ】
- 8月31日 - TOUR FINAL「[R]ainvolution-exit-」【中野サンプラザ】
- 12月14日 - TBSラジオ『高見沢俊彦のロックばん』ゲスト出演
- The Second J-MELO Awards (2008) : Most - Request Artists No.9 受賞
- 2009年
- 2月28日〜 - ALICE NINE. TOUR 2009 UNTITLED VANDAL(ism)#1
- 6月1日〜 - メディア露出時のバンド名表記を「Alice Nine」に統一
- 7月8日〜 - ALICE NINE. TOUR 2009 UNTITLED VANDAL(ism)#2
- 8月23日〜 - UNTITLED VANDAL(ism)#FINAL 「Graced The Beautiful Day」【東京国際フォーラム ホールA】
- 9月9日〜 - FM OSAKA"BUZZ ROCK"presents 『BUZZ MANIAX』【なんばHatch】出演:Alice Nine × ムック× 9GOATS BLACK OUT
- 2010年
- 3月22日〜 - Alice Nine Tour 2010『幾何学ノ理』
- 4月29日 - SHOXX創刊20周年記念『SHOCK WAVE 2010』【JCBホール】
- 7月5日〜 - Alice Nine Live Tour 10 "FLASH LIGHT from the past"
- 2011年
- 2012年
- 3月7日〜 - Alice Nine Live TOUR 2012 『Court of "9" #1』
- 8月15日〜 - Alice Nine Live TOUR 2012 『Court of "9" #2』
- 12月4日〜 - Alice Nine Live TOUR 2012 『Court of "9" #3』 club ALICE presents BLACK PERIOD II & WHITE PERIOD IV
- 12月31日 - Alice Nine Live 2012 『Court of "9" #4』 GLAND FINALE COUNT DOWN LIVE 12.31
- 2013年
- 3月〜 - 3ヶ月連続シングルリリース
- Alice Nine "9" YEAR TOUR Alice Nine 9th Anniversary #1 『World's End Daybreak』
- 2014年
- 4月16日〜 - Alice Nine TOUR 2014 『Supernova Symphonia』
- 8月23日 - Alice Nine 10TH ANNIVERSARY LIVE【富士急ハイランド・コニファーフォレスト】
- 8月25日 - PS COMPANYと専属契約終了
- 2015年
- 8月5日 - a-nation island 『V-NATION 2015』
- 8月23日 - 11th Anniversary Live 『Re:birth -飛翔-』
- 9月3日〜 - Tour 2015 『Re:birth -天翔-』
- 12月25日 - 「A9」として初の単独公演のXmas Live 〝the DIVINE〟
- 2016年
- 4月16日~ - TRUTH IN LIGHT AND DARKNESS
- 8月28日 - A9 XII ANNIVERSARY LIVE"NO NAME" -名前は未だ無い-
- 2017年
- 4月12日~ - IDEAL HORIZON TOUR
- 8月26日 - 13TH ANNIVERSARY LIVE “ALICE IN WONDEЯ LAND”
- 12月8日~ - 13/13 Thirteen&Thirteen
- 12月24日/1月6日 - Xmas&New Year Special Live-『BIRTH AND DEATH』
- 2018年
- 2月13日 - ValentineLive『赤の間』
- 3月10日 - WhitedayLive『白の間』
- 4月25日〜 - 「STAIRWAY TO MOON」-月への招待-
- 7月5日〜 - 「STAIRWAY TO MARS」-火星への招待-
- 8月25日 - 「ALICE IN CASTLE」-星の王子と月の城-
- 12月21日〜 - 「絶対黒領域」
- 12月24日 - 「ALICEMAS2018〜A9 with ORCHESTRA」
- 2019年
- 1月19日〜 - ASIA TOUR 2019(台中・台北・香港・上海)
- 2月14日 - 「A9 C/W LOVERS-カップリング曲限定ライブ」
- 3月14日 - A9 presents White Day Special Event LIVE 2019『THE ALTERNATIVE vs DIAWOLF vs HIROTO』
- 4月26日〜 - A9 LAST ONEMAN TOUR BEST OF A9 TOUR「ALIVERSARY」CASE OF 花鳥
- 6月15日〜 - A9 LAST ONEMAN TOUR BEST OF A9 TOUR「ALIVERSARY」CASE OF 風月
- 8月10日 - A9 LAST ONEMAN ALIVERSARY TOUR FINAL & 15TH ANNIVERSARY “THE TIME MACHINE” 〜もしも時が戻るならば 願いますか?〜
- バンド名をアリス九號.(Alice Nine.)に8月24日から改名することを発表
- 8月24日 - A9主催フェス「Beautiful Beast Fest.〜美しき漢の集い〜」-
- バンド名を正式にアリス九號.(Alice Nine.)に改名
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ライブ
ワンマンライブ・ワンマンライブツアー
ライブイベント・ライブイベントツアー
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ディスコグラフィ
シングル
配信限定シングル
DVDシングル
アルバム
フルアルバム
ミニアルバム(EP)
ベストアルバム
映像作品
MV集
ライブビデオ
その他
PV / MUSIC VIDEO
その他
- DIVE INTO THE SUN(2007.4.28 - 「月光浴」CD付写真集)
- SHINY SUMMER X'MAS 2007(写真集)
- Alpha(2008.2.29 - バンドスコア)
- 絶景色(2008.3.27 - バンドスコア)
- ピアノソロ alice nine.first piano collection(2008.9.13)
- VANDALIZE(2009.7.7 - バンドスコア)
- Piece of 5ive elements 「THE BOOK」-Alice Nine 5th-(2009.8.24 - 写真集)
- 13周年記念写真集「5 ELEMENTS PIECES(2017.10.14 - 写真集)
- 月刊A9×TRMN(2018.12.2 - 写真集)
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ラジオ
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脚注
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