トップQs
タイムライン
チャット
視点

Apasionado!!

ウィキペディアから

Remove ads

Apasionado!!』(アパショナード)は宝塚歌劇団の舞台作品。作・演出は藤井大介 [1] [2] [3] [4]

解説

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[5]参考。

"Apasionado"とはスペイン語で「熱い」「情熱の男」という意味。「熱」をテーマに、熱いリズム、熱い血潮、燃え上がる恋、嫉妬の炎、命を懸けた情熱など、様々な「熱」の形を具現化した、情熱的でエネルギーに満ちたダンシング・レビュー。パッショネイトな新紅の炎、強いエネルギー、そして、時にはクールさの中の青い炎を感じさせる作品。

公演記録

2008年・月組『Apasionado!!』
11月7日(金)から12月11日(木)まで宝塚大劇場[1]で公演。
2009年1月3日(土)から2月8日(日)まで東京宝塚劇場[2]で公演。
形式名は「ファナティック・ショー[5]」、24場[5]
併演作品は『夢の浮橋[1][2]』。
2009年・宙組Apasionado!!II
8月3日(月)から8月25日(火)まで博多座[3]で公演。
形式名は「ファナティック・ショー[6]」、24場[6]
併演作品は『大江山花伝[3]』。
2012年・宙組『Apasionado!!II』
2月1日(水)から2月24日(金)まで中日劇場[4]で公演。
形式名は「ファナティック・ショー[4]」。
併演作品は『仮面のロマネスク[4]』。
2016年・月組『Apasionado!!III
3月19日 - 4月17日まで全国ツアーとして公演。
形式名は「ファナティック・ショー」。
併演作品は『激情』。
主演は、珠城りょう愛希れいか[7]
さらに見る 公演日, 公演場所 ...
Remove ads

スタッフ(月組 宝塚・東京)

※氏名の後ろに「宝塚[8]」「東京[9]」の文字がなければ両劇場共通。

  • 作曲・編曲:青木朝子/手島恭子
  • 音楽指揮:御﨑惠
  • 振付:羽山紀代美/御織ゆみ乃/若央りさ/ANJU/KAZUMI-BOY
  • 装置:新宮有紀
  • 衣装:任田幾英
  • 照明:佐渡孝治
  • 音響:実吉英一
  • 小道具:石橋清利
  • 歌唱指導:矢部玲司
  • 演出助手:原田諒/野口幸作
  • 衣装補:河底美由紀
  • 舞台進行:原夏希
  • 舞台美術製作:株式会社宝塚舞台(併演作品と共通)
  • 演奏:宝塚オーケストラ(宝塚)(併演作品と共通)
  • 演奏コーディネート:ダット・ミュージック(東京)(併演作品と共通)
  • 制作:木場健之(併演作品と共通)
  • 制作補:西尾雅彦(併演作品と共通)
  • 制作・著作:宝塚歌劇団(併演作品と共通)
  • 主催:阪急電鉄株式会社(併演作品と共通)

出演者(月組 宝塚・東京)

※氏名の後ろに文字がなければ2008、9年当時、月組所属者。宝塚[10][8]・東京[11][9]共通。

Remove ads

構成(月組 宝塚・東京)

要約
視点

※宝塚[8]・東京[9]共通。()は配役。

前夜

  • 音楽:青木朝子
  • 振付:羽山紀代美

第1場

一面氷の世界。氷の女王・レイナ(城咲あい)と、氷イエロたちが目覚める。雷トゥルエノス(萬あきら)、風ビエント(磯野千尋)、雨ジュビア(梨花ますみ)が語る。「私たちをめくるめく夢に誘う熱い熱が、今近づく・・・」。

第1夜 情熱(パシオン)

  • 音楽:青木朝子
  • 振付:羽山紀代美

第2場

新紅の大階段。巨大なマントに包まれたグラドス(瀬奈じゅん)が静かに歌いだす。


第3場

眠っていたグラドス(瀬奈じゅん)が熱に生まれ、熱く激しい主題歌を歌う。男たちのスパニッシュダンスが繰り広げられ、カロル男S(霧矢大夢)が歌い、女たちが踊る。


第4場

金色のアパショナード(瀬奈じゅん)が登場し、総踊りとなる。

第2夜 熱毒(ベネノ)

  • 音楽:手島恭子
  • 振付:羽山紀代美

第5場

一人残ったアパショナード(瀬奈じゅん)が、ほてった熱を冷ますようにバラードを歌う。4人の妖艶な女たち(美鳳あや・音姫すなお・天野ほたる・憧花ゆりの)が絡む。清楚な少女チカ(羽桜しずく)が通りかかり、アパショナードは薔薇を一輪渡して去っていく。トゥルエノス(萬あきら)、ビエント(磯野千尋)、ジュビア(梨花ますみ)が現れ、惑わされたチカは薔薇の棘で指をさしてしまう。


第6場

廃墟。幽霊ファンタスマたちの中心にバンビロ伯爵(霧矢大夢)がいる。血の舞踏会、獲物はチカ(羽桜しずく)であった。バンピロ伯爵は情熱の高まりを歌い、ファンタスマたちは激しく踊りだす。チカも次第にバンビロ伯爵の妖しい魅力に落ちていく。

第3夜 熱視線(ケンチ・オリャール)

  • 音楽:青木朝子
  • 振付:ANJU

第7場

3人のアクトル(青樹泉・龍真咲・明日海りお)がいつかスターになりたいと歌う。


第8場

ヴァレンチノの二番目の妻・ナターシャ(城咲あい)がヴァレンチノ(瀬奈じゅん)を懐かしんで歌う。あちらこちらからヴァレンチノに関わりのあった女たちが登場し、ヴァレンチノのシルエットが浮かぶ。


第9場

三つの映画の中で、ヴァレンチノ(瀬奈じゅん)と女たちの妖艶なダンスが繰り広げられる。


第10場

ヴァレンチノ(瀬奈じゅん)がスターの孤独な心を静かに歌いだす。喪服のナターシャ(城咲あい)が静かに通る。

第4夜 熱帯夜(トロピコス・ノチェ)

  • 音楽:青木朝子
  • 振付:若央りさ

第11場

南国に咲き誇る花々が美を競い合い、カーニバルが始まる。


第12場

蜜蜂の王アベハ(瀬奈じゅん)が登場。祭りのボルテージが上がる。


第13場

夜になり、一人残ったアベハ(瀬奈じゅん)の前に、一輪の蘭オルキデア(霧矢大夢)が現れる。二人は恋に落ち、静かに、けれども情熱的に踊る。


第14場A

再び日が昇り、オルキデア(霧矢大夢)が歌い、グアパロサ(城咲あい)を中心とした踊りに発展する。


第14場B

会員が迎える中、カリエンテ(瀬奈じゅん)が登場。南国の花たちの情熱的なパレードが繰り広げられる。


第15場

祭りの後、トゥルエノス(萬あきら)、ビエント(磯野千尋)、ジュビア(梨花ますみ)が歌う。

第5夜 熱烈(カリエンテ)

  • 音楽:青木朝子
  • 振付:KAZUMI-BOY

第16場

満天の星空が荒野。数組の恋人たちが穏やかに恋を楽しんでいる。


第17場

激しいリズムになり、半獣のレイ(瀬奈じゅん)率いるレオンたち(遼河はるひ 他)が現れ、数組の恋人たちを襲う。レイは一人の残った娘・エンブラに何故か手を出せない。レイの中に何かが芽生えかける。再び激しいリズムとなり、戻ってきたレオンたちは、裏切ったレイを追い詰め殺してしまう。

第6夜 熱愛(ケンチ・アモル)

  • 音楽:青木朝子
  • 振付:KAZUMI-BOY

第18場

エンブラの涙が水となり、海となり、大勢の涙ラグリマたち(霧矢大夢(男S)・城咲あい(女S) 他)が静かに、やがて力強く踊り出す。


第19場

ラグリマたち(霧矢大夢(男S)・城咲あい(女S) 他)の情熱がエネルギーとなり、最高の熱・アパショナード(瀬奈じゅん)が生まれる。アパショナードはラグリマたちと共に、命の喜びを歌いあげる。

第7夜 熱狂(アパショナード)

  • 音楽:手島恭子
  • 振付:御織ゆみ乃

第20場

カンタオル(遼河はるひ)が若いバイラオル(美翔かずき・響れおな・宇月颯・瑞羽奏都・貴千碧・紫門ゆりや)を引き連れて歌う。


第21場

エルモソ(瀬奈じゅん)と娘役エルモサたち(城咲あい 他)のダンス。


第22場

モナS(涼城まりな)を中心としたモナたちのロケット。


第23場A

アパショナード(瀬奈じゅん)と男役グアポたち(霧矢大夢 他)のダンス。


第23場B

一人残ったアパショナード(瀬奈じゅん)が、グアポS(霧矢大夢)の歌で踊りあげる。


第24場(配役を含む)

主題歌によるパレード。

  • Apasionado - 瀬奈じゅん
  • アモル男S - 霧矢大夢
  • アモル女S - 城咲あい
  • アモル男A - 遼河はるひ・桐生園加・青樹泉・星条海斗・龍真咲・明日海りお
  • アモル女A - 羽桜しずく
  • アモル男(エストレジャ) - 研ルイス
  • アモル女(エストレジャ) - 憧花ゆりの・羽咲まな
  • アモル男(Wトリオ) - 千海華蘭・煌月爽矢
  • アモル女(Wトリオ) - 咲希あかね・蘭乃はな・花陽みら・紗那ゆずは

(他全員)

Remove ads

脚注

参考資料

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads