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RISE (格闘技の興行)
日本のキックボクシング大会 ウィキペディアから
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RISE(ライズ)は、日本のキックボクシング興行。RISEクリエーション主催。代表取締役は伊藤隆。2003年2月に旗揚げ大会を開催。
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歴史
要約
視点
旗揚げ
2003年2月23日にゴールドジム サウス東京ANNEXで伊藤隆、山口元気、内田康弘によって旗揚げ大会『R.I.S.E. 1st』を開催[1][2]。なお、大会名は「REAL IMPACT SPORTS ENTERTAINMENT」の頭文字を取ったもの[1]。
2003年12月23日にディファ有明で初開催し、70kg級8選手によるワンデイトーナメント「DEAD OR ALIVE」およびヘビー級4選手によるトーナメントが行われ、阿部勝が70kg級初代王者となり、青柳政英がヘビー級トーナメントで優勝[1]。
2004年7月4日にディファ有明で『R.I.S.E. The Law of The Ring(リングの掟)~日本vs世界」』を開催し、日本vs世界の5対5対抗戦を行う。12月19日に2度目の「DEAD OR ALIVE」を開催し、菊池浩一が城戸康裕、CRAZY884、裕樹を相手に全試合KO勝利で優勝[1]。
2005年6月19日にディファ有明でヘビー級8選手によるワンデイトーナメント『R.I.S.E. G-BAZOOKA TOURNAMENT'05』を開催し、百瀬竜徳が優勝。12月18日に3度目の「DEAD OR ALIVE」を開催し、TATSUJIが優勝[1]。
2006年3月26日にヘビー級8選手によるワンデイトーナメント『R.I.S.E. G-BAZOOKA TOURNAMENT'06』を開催し、アレックス・ロバーツがマグナム酒井、コウイチ・ペタス、悠羽輝を相手に全試合KO勝利で優勝[1]。
2006年6月25日に60kg級のワンデイトーナメント『R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT』を開催。水谷秀樹が優勝し、初代王者となる。9月24日には80kg級のトーナメント『R.I.S.E. MIGHTY EIGHTY TOURNAMENT'09』を開催し、マグナム酒井が優勝。12月17日に4度目の「DEAD OR ALIVE」を開催し、尾崎圭司が優勝[1]。
2007年4月12日に初の後楽園ホール大会『R.I.S.E. FIREBALL1』を開催。6月17日に60kgのワンデイトーナメント『R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT '07』を開催し、TURBφが優勝。8月26日に初の新宿FACE大会『R.I.S.E. -α- "THE FACE"』を開催。12月16日に5度目の「DEAD OR ALIVE」を開催し、龍二が屋比久、日菜太、池井佑丞を相手に全試合KO勝利で優勝[1]。
王座の設置
2008年5月11日よりワンマッチによる王座を設置し、60kg級、70kg級およびヘビー級の3階級で各階級4名による王座決定戦を実施。一方、「1日3試合戦うトーナメントは組み合わせの相性や運が左右する」としてワンデイトーナメントは廃止した[3]。7月4日に行われた王座決定戦で60kg級で裕樹、70kg級で日菜太、ヘビー級でファビアーノ・サイクロンがそれぞれ勝利し、初代王者となった[1]。
2009年3月29日にディファ有明で開催された『R.I.S.E.53』の試合後記者会見に伊藤隆、山口元気、内田康弘およびK-1イベントプロデューサーの谷川貞治が出席し、正式にK-1と提携を結ぶこと、『K-1 WORLD MAX』で敗北した選手の再生、育成を担っていくことを発表[4]。5月31日に開催された「RISE 55」よりバンタム級(-55kg)を新設。王座決定戦で森田晃允が勝利し、初代王者となった。なお、同大会から「RISE」に改称[5]。10月4日にスーパーライト級(-65kg)を新設。11月22日にJCBホールで行われた王座決定戦で吉本光志が勝利し、初代王者となった。同大会ではHAYATOの引退試合が行われ、金泰泳が出場した[1]。
2010年1月23日に発足された「ジャパン・マーシャルアーツ・ディレクターズ(JMD)」への参加を発表[6]。背景にはJMDに参加するムエタイ団体「REBELS」での山口の代表就任があった[要出典]。RISE興行をJMD参加後はプロモーター主催に移して競技の普及に努めた[要出典]。JMD参加表明から約1か月後、RISE初のプロテストを行った[要出典]。
2010年7月31日に後楽園ホールで開催した大会ではアルトゥール・キシェンコが出場。2010年9月10日に韓国・ソウルで「RISE KOREA」を初開催。「RISE KOREA」は2011年6月17日にも開催され、イ・ソンヒョンがRISE KOREAウェルター級王者となった[1]。
2010年10月3日に開催した大会ではアヌワット・ゲオサムリットが出場し、60kg王者の板橋寛と対戦。12月19日にライト級(-63kg)を新設。王座決定戦で裕樹が勝利し、初代王者となった[1]。
2011年5月に「ジャパン・マーシャルアーツ・ディレクターズ」を脱退[要出典]。
2011年6月4日に初の女子でのメインイベントとして神村エリカがイタリア人選手シルビア・ラノッテと対戦し、3回TKO勝利。11月11日に後楽園ホールでシュートボクシング、修斗とともに東日本大震災の復興チャリティイベント「SRS.2011-FOR JAPAN」を開催し、交流戦やチャリティオークションなどを行う。11月23日にTDCホールで「HEAVY WEIGHT 2011」を開催し、シング・心・ジャディブが優勝。また、女子頂上決戦としてRISE QUEEN(-48kg)の王座決定戦が行われ、RENAが神村エリカに判定勝利し、初代王者となった[1]。
2012年12月2日にTDCホールでM-1ムエタイチャレンジとの合同興行「RISE/M-1MC ~INFINITY~」を開催。2013年3月17日にライトヘビー級(-90kg)を新設。王座決定戦で上原誠が勝利し、初代王者となった。11月4日にはウェルター級(-67.5kg)を新設。王座決定戦でダニロ・ザノリニが勝利し、初代王者となった[1]。
2014年4月にREBELS、Bigbangとともに大会「BLADE FIGHTING CHAMPIONSHIP」の開催を発表[7]。各団体の王者を集め、真の日本一を決めることを目的とした[7]。6月1日に九州を中心とした西日本地域選手の活性化など目的とした『RISE WEST』を博多ベイサイドホールで開催[1]。
那須川天心の出場
2014年7月12日にRISE100回記念大会を大田区総合体育館で開催。アンディ・サワー、ゲーオ・フェアテックス、ゼルグ“弁慶”ガレシックなどが出場し、第1試合で那須川天心がプロデビュー戦でKO勝利。2015年5月31日にバンタム級タイトルマッチを行い、王者・村越優汰に挑戦者の那須川が2回KO勝利。那須川は16歳で同級王座を獲得。2016年3月26日に初のISKA世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチを行い、那須川がフレッド“The Joker”コデーロに勝利し、同級王座を獲得[1]。
2017年11月23日に「DEAD OR ALIVE」を-57kg級で10年ぶりに復活させ、内藤大樹が優勝。2018年6月17日に幕張メッセ・イベントホールで初の世界タイトルマッチを行い、那須川がロッタン・ジットムアンノンに勝利し、初代RISE世界フェザー級(-57.15kg)王者となる[1]。
2018年9月21日より、進化が期待されるファイターを中心とする大会『RISE EVOL』シリーズを始動。11月2日にスーパーフライ級(-53kg)を新設。王座決定戦で田丸辰が勝利し、初代王者となった。11月17日に両国国技館大会を開催。メインイベントとして那須川天心vs内藤大樹が行われ、裕樹vsロッタン、清水賢吾vsマイティ・モーなどが行われた[1]。
2019年3月10日より初の世界トーナメント「RISE WORLD SERIES」を-61kgと-58kgの2階級で開始。9月16日に行われた決勝で白鳥大珠がー61kg級、那須川天心がー58kgで勝利し、優勝。7月5日に女子王座を復活させ、紅絹がアトム級(-46kg)の初代王者となった。9月29日にはミニフライ級を新設し、寺山日葵が初代王者となった。11月8日に女子のみの大会「RISE GIRLS POWER」を開催し、メインイベントで寺山と紅絹による王者同士の対戦が行われ、寺山が勝利。11月10日に初の北海道大会「RISE NORTH」を開催[1]。
2020年7月12日に新型コロナウイルスの世界的流行の影響を受けて、無観客で『RISEonABEMA』を開催。10月11日にぴあアリーナMM開催大会で「DEAD OR ALIVE」-63kg級トーナメントを行い、原口健飛が優勝。11月1日に「DEAD OR ALIVE」-55kg級トーナメントを行い、志朗が優勝。前回大会から開始した女子トーナメント「GIRLS POWER QUEEN of QUEENS」で寺山日葵が優勝。12月18日にRISE QUEENのフライ級(-52kg)を新設。陣内まどかの怪我による王座決定戦欠場により、小林愛三が暫定王者となった[1]。
2021年2月28日にRISE最大のビッグマッチとして横浜アリーナで「ELDORADO」を開催。メインイベントで那須川天心が志朗に勝利。5月16日に無観客で『RISEonABEMA』を開催。ミニフライ級タイトルマッチで寺山日葵がAKARIに勝利し、初防衛。また、同大会よりオープンフィンガーグローブマッチを導入。7月18日より「DEAD OR ALIVE」-53kg級トーナメントを開始。9月23日に行われた決勝で風音が勝利し、優勝[1]。
2021年9月12日に後楽園ホールで「RISE GIRLS POWER」を開催し、メインイベントで寺山日葵と小林愛三による王者同士の対戦が行われ、寺山が勝利。なお、女子のみのキックボクシング大会が後楽園ホールで開催されるのは26年ぶりのことであった[8]。11月14日に丸善インテックアリーナで大会を開催し、GLORY世界王者のペットパノムルン・キャットムーカオが原口健飛に勝利[1]。
GLORYとの提携
2022年1月5日にGLORYとの提携を発表[9]。代表の伊藤は、「GLORYとの提携で世界と戦える選手を育成して更に盛り上げていきます。対抗戦など色々仕掛けをしてきますのでご期待ください!」とコメントし、GLORY副会長のスコット・ラッドマンは、「我々は、今回のコラボレーションについて伊藤会長とRISEの皆様に感謝いたします」「我々は、RISEと一緒に、後に、我々の第一弾のイベントの詳細をお届けいたします」などとコメントした[9]。
2022年2月16日にオープンフィンガーグローブマッチのみの大会「FIGHT CLUB」を初開催。4月2日に国立代々木競技場・第一体育館で「ELDORADO」を開催。メインイベントで那須川天心がRISE最終試合を行い、風音に判定勝利。5月14日に新宿FACEで40歳以上のアマチュア大会「RISE VOA」を開催。8月21日に開催した大会で原口とペットパノムルンの再戦が世界タイトルマッチとして行われ、ペットパノムルンが勝利し、初代RISE世界スーパーライト級王者となった。10月30日にフライ級を新設。王座決定戦で田丸辰が勝利し、初代王者となった[1]。
2022年12月25日に両国国技館でシュートボクシング(SB)との共催で「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」を開催[10]。GLORYとの対抗戦「RIVALS」、RISEルールの試合、SBルールの試合、RISE選手によるSBルールの試合、SB選手によるRISEルールの試合などが行われた[11]。
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ルール
パンチ、キック、ヒザ蹴りを有効とし、首相撲などの組技は全面禁止であるが、瞬間的な掴みによる攻撃はワンキャッチ・ワンアタックまでが認められている。試合は3分3ラウンドを基本とし、タイトルマッチのみ3分5ラウンド無制限延長ラウンドで行われる。
発足以降、コスチュームはショートスパッツの着用が義務付けられていた。2006年12月17日の大会以降は、コスチュームの規制が緩和され、キックパンツ、ロングスパッツの着用が認められるようになった。2010年5月からルールをK-1に準ずるものに変更した。
RISEの競技・大会等はRISEコミッションが評議し管轄している。RISEコミッションは、格闘技に造詣の深い有識者によって構成する競技性・イベントの両立の方針に基づきRISEの競技を統轄する機関。格闘技を大衆スポーツとして社会に認知されるべく機構及び組織を拡充、強化する事によって健全な格闘技の一層の発展を図り、日本の格闘技全体の発展と青少年育成に貢献する事を目的として設立[12]。
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アマチュア部門
設立以降、選手育成および底辺拡大を目的としたアマチュア部門「KAMINARIMON」を定期開催し、一般公募の結果、2019年12月8日の大会から「RISE Nova」に改名された。小中学生のジュニアクラス、40歳以上のマスターズクラス、初心者向けのCクラスからトップアマ向けのAクラスまで細かくクラス分けされている。主に東京を中心に開催しているが、福岡と北海道でも開催されている。
王座
→詳細は「RISE王者一覧」を参照
※2025年5月現在[13]
RISE QUEEN
RISEオープンフィンガーグローブマッチ
世界王座
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配信・テレビ放送
2019年5月開催の「RISE132」よりABEMAで生中継を行っている。また、海外向けにTriller TV(旧FITE TV)でPPV配信を行っている。
設立以降GAORAで中継され、2013年10月から2018年までスカイ・A sports+で放送。2012年6月2日開催の「RISE88」はTOKYO MXで初めて地上波放送された。2020年4月よりTBSにて『RISE~立ち技格闘技 新時代~』が放送された[14]。
大会一覧
![]() | この節は更新が必要とされています。 (2025年5月) |
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ラウンドガール
ラウンドガールの名称は「R-1SE Force」。なお、宮原華音は2022年よりR-1SE Forceでラウンドガール、2023年にラウンドガールと兼任でキックボクサーとしてプロデビュー、2024年に公式サポーターに就任した[17][18]。
脚注
外部リンク
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