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WHO AM I? (1998年の映画)
ジャッキー・チェン主演の香港映画 ウィキペディアから
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『WHO AM I?』(フーアムアイ、原題: 我是誰、英語題: Who am I?)は、1998年製作のジャッキー・チェン主演の香港映画。
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概要
南アフリカで活動中に事故で記憶を失い、ひとりぼっちになってしまった某国特殊部隊の隊員が自分の素性を求めて旅に出るといった物語。
「アジアの鷹」シリーズ以上の本格的な国際間ストーリーとロケーション、激しく奇想天外な格闘アクションや豪快なカースタントの数々などにより、『ポリス・ストーリー/香港国際警察』以外のジャッキー現代劇作品の中でもファンの人気が高い。
クライマックス、オランダの高層ビル上で展開する過激なスタント・アクションは、ジャッキー自身が選んだ傑作スタント10本の1つに数えている。
ジャッキーの90年代の集大成と言われているのが本作である。ここでともに監督をしたベニー・チャンの腕を買ったジャッキーは後にも彼と組むことになる。
日本では諸事情により香港より1年半遅く公開された。日本出身のタレント、ミシェル・フェレと山本未來の2人がダブルヒロインとして登場。ミシェルと山本は本作の日本語吹替版で自身の役を自ら吹き替えている。
ビデオ・DVD『ジャッキー・チェン マイ・スタント』の弟1巻に本作のカーアクションやビルの屋上の対決シーンのメイキングが収録されている。中盤のカーチェイスシーンは南アフリカ国内の設定だが一部はオランダ国内でも撮影されている。殺し屋たちの乗るBMWが途中で右ハンドルから左ハンドルに変わっているのがわかる(当然のことながら、この時にジャッキーたちが乗るランサー・エボⅣにはそのような状況は見られない。ただし、撮影用のフェイク(普通のランサーをエボ外装にしたもの)の存在は確認できる)。
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ストーリー
1996年の感謝祭、南アフリカで作戦中の某国特殊部隊を乗せたヘリが遭難した。やがてただ1人生き残った隊員523号(ジャッキー・チェン)は地元の部族民に救われるが、記憶喪失になり自分の名前も素性も忘れてしまう。部族民たちに名を訊かれた523号が思わず「俺は誰だ(Who am I?)」と言ったため、そのまま通り名が「フーアムアイ」となる。
自分の素性を知るための旅に出た彼は、近隣で開催されていたラリーの選手ユキ(山本未來)や新聞記者のクリスティーン(ミシェル・フェレ)と出会い文明社会へ戻る。やがて彼の前にCIAのモーガン(ロン・スメルチャク)という男が現れ、ある秘密を守るためにフーアムアイを暗殺しようと迫ってくる。
出演
- テレビ東京版:初回放送2001年10月4日『木曜洋画劇場』
- 格闘シーンの掛け声は原音に切り替わる。これは提供されたM&Eに残っていたためであり、テレビ東京側のプロデューサーである久保一郎は往年の香港映画を吹替で観て育った世代でもあったためこの点が心残りで後日「不完全燃焼」と綴っている[1]。
- テレビ朝日版:初回放送2003年2月23日『日曜洋画劇場』
スタッフ
ロケ地
- ロッテルダムのWillemswerf building
- ニューウェ・マース川に架かるエラスムス橋
- 跳ね上がった状態のエラスムス橋
DVD
ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントよりDVDが発売。
出典
外部リンク
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