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ウエルシアホールディングス
日本の東京都千代田区にある調剤薬局併設型ドラッグストアチェーンの持株会社 ウィキペディアから
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ウエルシアホールディングス株式会社(英: WELCIA HOLDINGS CO.,LTD.[3])は、東京都千代田区に本社を置き、調剤薬局併設型ドラッグストアチェーンの運営を行うウエルシア薬局などを傘下に持つ日本の持株会社。イオングループに属する。
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概要
→「ウエルシア薬局」も参照
2008年9月1日、ハピコム(旧イオン・ウエルシア・ストアーズ)のメンバーであるウエルシア関東(後のウエルシア薬局)と元マツモトキヨシグループの高田薬局との共同出資により、共同持株会社として「グローウェルホールディングス株式会社」を設立。ウエルシア関東で行っていたハピコムの活動は、同社に引き継いだ上で継続され、高田薬局がハピコムのメンバーに参画することになった。
2012年9月1日、「ウエルシアホールディングス株式会社」に商号変更した[4]。
2022年2月期の売上高はグループ全体で1兆259億円となり、ドラッグストア業界で初となる売上高1兆円を達成した。
イオン主導によるツルハホールディングスとの経営統合計画により、2025年12月を目途にツルハホールディングスの完全子会社化となって上場廃止予定[5]。
沿革
- 2008年
- 3月14日 - ウエルシア関東(後のウエルシア薬局)と高田薬局が株式移転により共同持株会社を設立し、経営統合することを発表。
- 4月4日 - 株式移転計画書及び契約書を締結。設立される持株会社の社名を「グローウェルホールディングス株式会社」とすることを決定。
- 8月26日 - ウエルシア関東の東京証券取引所市場第二部上場廃止。
- 9月1日 - 両社の株式移転により、グローウェルホールディングスを設立し経営統合。同時に東京証券取引所市場第二部に上場。
- 9月22日 - 同じハピコムのメンバーである寺島薬局(後のウエルシア介護サービス)に対して、ウエルシア関東を通じた株式公開買い付けを実施することを発表(買い付け期間:9月24日 - 10月30日)。
- 11月11日 - 10月末で買付期間が終了し、寺島薬局を孫会社(ウエルシア関東の子会社)化。
- 2009年8月3日 - イレブンを2010年3月に完全子会社することを発表。
- 2010年
- 1月29日 - クオール及びメディセオ・Paltacを傘下に持つ流通グループのメディパルホールディングスと業務提携することを発表。
- 3月1日 - イレブンを完全子会社化。
- 2011年10月20日 - カルチュア・コンビニエンス・クラブと同社が運営するTポイント(後のVポイント)サービスにおける業務提携契約を締結[注釈 1]。
- 2012年
- 2014年
- 3月24日 - 京都府・滋賀県で食品スーパー事業を営むジャンボなかむらが新設分割によって設立したウエルシア京都の全株式を同社から取得し完全子会社化(併せて、ジャンボなかむらが運営していた11店舗の資産及び店舗に関連した権利業務をウエルシア京都に継承)[7]。
- 9月1日 - 同社子会社のウエルシア関東において、イオンが保有していた分の株式交換を行い完全子会社化すると同時に、ウエルシア関東を存続会社として、同社子会社の高田薬局、ウエルシア関西、ウエルシア京都を合併し「ウエルシア薬局株式会社」に商号変更[8]。
- 10月22日 - 株式公開買付けによるイオンとの資本提携拡大[9] 並びにイオンが出資しているタキヤ・シミズ薬品を簡易株式交換により同社が完全子会社化する方針[10] を発表。同時に、CFSコーポレーションとの経営統合でも合意[11]。
- 11月26日 - 決算期(事業年度の末日)を8月31日から2月末日に変更[注釈 2][12]。
- 11月27日 - 前述の株式公開買い付けにより、イオンの連結子会社となる[13]。
- 2015年
- 2016年
- 3月1日 - 傘下のCFSコーポレーションでTポイントサービスへ移行することに伴い、グループの全店舗のポイントサービスが共通化される。
- 3月29日 - グループ傘下の全店舗でのTマネーサービスの導入開始[16]。
- 5月13日 - クスリのマルエとの資本・業務提携を締結。6月1日に株主が保有する株式の20%を譲り受けにより取得[17]。
- 9月1日 - グループ会社の再編を行い、同社子会社のウエルシア薬局が同じく同社子会社のCFSコーポレーションを吸収合併[18]。
- 11月1日 - CCCマーケティングとの共同出資により、メーカー向けマーケティング支援事業を担うウエルシアリテールソリューションを設立[19]。
- 2017年9月1日 - 丸大サクラヰ薬局を株式取得により完全子会社化[20][21]。
- 2018年
- 2019年
- 2020年
- 3月1日 - 同じイオングループであるユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(以下、U.S.M.Holdings)との間で、同社子会社のウエルシア薬局及びU.S.M.Holdings子会社のマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東におけるヘルスケア・ビューティケアおよび家庭消耗品等の商品の共同調達に関する契約を締結[27]。
- 3月2日 - よどやを株式取得により完全子会社化[28]。
- 6月1日 - クスリのマルエの株式の31%を追加取得して子会社化[29]。
- 7月1日 - 愛媛県を中心に調剤専門薬局を展開するネオファルマーとサミット[注釈 4] の2社を株式取得により完全子会社化[30]。
- 12月1日 - 福井県でホームセンターを展開するホームセンターみつわとの資本業務提携により、同社の第三者割当増資によって発行された株式を取得[31]。
- 2021年
- 2022年
- 2023年
- 1月24日 - 「WAON POINT」サービスの取り扱いを開始(開始当初は一部の店舗に限られる)[40][41]。
- 3月24日 - グループのドラッグストア全店舗でたばこの取扱いを順次取り止めることを発表[42]。
- 3月28日 - 「WAON POINT」サービスのグループ全店への導入を完了[注釈 5][注釈 6][43]。
- 4月1日 - イオンフィナンシャルサービス並びにイオン銀行(イオンカード)と協業し、提携クレジットカードの申込・発行を開始[44]。
- 9月1日 - フードロス削減を目的に、グループ内のドラッグストア全店舗における加工食品の納品期限を緩和(「3分の1」ルールから「2分の1」ルールに変更)[45]。
- 12月1日 - 子会社のウエルシア薬局が保有していたウエルシア介護サービスの発行済株式の全てを現物配当により取得し、当社の子会社となる[46]。
- 2024年
- 2月28日 - イオンによる主導でツルハホールディングスとの経営統合に向けた協議を開始することで合意[47]。
- 3月15日 - 情報システムの設計・開発・運用やソフトウェアの受託運用を行う株式会社エクスチェンジの株式全てを取得し、完全子会社化。同時に同社子会社の株式会社エクスチェンジソリューションズと株式会社エクスチェンジクリエイティブもグループ入り(孫会社化)する。
- 5月1日 - 同日から傘下企業におけるポイントサービスを「WAON POINT」主体に変更。ボーナスポイントなどの付与やお客様感謝デーの対象ポイントカードをVポイント(Tポイント)[注釈 7] からWAON POINTに順次変更する[48]。
- 6月3日 - とをしや薬局を完全子会社化[49]。
- 9月1日 - 子会社のウエルシア薬局が同じく子会社のとをしや薬局を吸収合併[50]。
- 9月2日 - いなげや並びにイオンからウェルパークの株式全てを取得し、完全子会社化[51][52]。
- 10月1日 - 東京電力ホールディングスから東電パートナーズの株式全てを取得し、完全子会社化。同日付でウエルシアパートナーズへ社名変更する[53]。
- 2025年
- 12月1日 - ツルハホールディングスとの経営統合により同社の完全子会社となる(予定)[54]。
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傘下企業
(字下げは孫会社を表す、特記なき場合は全て株式会社)
- ウエルシア薬局
- ウエルシアケアトランスポート
- ウエルシアオアシス
- シミズ薬品
- 丸大サクラヰ薬局
- よどや
- クスリのマルエ
- ププレひまわり
- コクミン
- ふく薬品
- ウェルパーク
- MASAYA
- ウエルシア介護サービス - 2013年3月にドラッグストア事業をウエルシア関東へ継承し、介護事業に特化。2014年5月1日付で寺島薬局株式会社から商号変更[55]。
- ウエルシアパートナーズ
- ウエルシアリテールソリューション
- エクスチェンジ
- エクスチェンジソリューションズ
- エクスチェンジクリエイティブ
かつての傘下企業
- 高田薬局 - 静岡県中心にドラッグストア・調剤薬局。2014年9月1日、ウエルシア関東に吸収合併。
- ウエルシア関西 - 大阪府中心にドラッグストア・調剤薬局。2012年9月に株式会社イレブンから商号変更[56]。2014年2月からこれまで使用していた「スーパードラッグイレブン」からウエルシア関東と同じ「ウエルシア」に順次屋号変更し、同年7月時点で直営店全店舗が「ウエルシア」への屋号変更を完了している。2014年9月、ウエルシア関東に吸収合併。
- ウエルシア京都 - 2014年9月1日、ウエルシア関東に吸収合併。
- プラドウィン - 2014年12月19日、全株式を売却。
- 有限会社コア・コーポレーション - 2015年2月1日、ウエルシア薬局に吸収合併[57]。
- 有限会社ウィンダー・インク - 2015年2月1日、ウエルシア薬局に吸収合併。
- タキヤ - 2015年12月1日、ウエルシア薬局に吸収合併。
- CFSコーポレーション - 2016年9月1日、ウエルシア薬局に吸収合併。
- CFSサンズ - 2016年9月1日、ウエルシアオアシスに吸収合併。
- 日本橋ファーマ - 2017年6月1日、ウエルシア薬局に吸収合併。
- 一本堂 - 2019年3月1日、ウエルシア薬局に吸収合併。
- B.B.ON - 2019年9月、ウエルシア薬局に吸収合併。
- 函南ショッピングセンター - 2020年3月、ウエルシア薬局に吸収合併。
- ネオファルマー - 2021年3月、ウエルシア薬局に吸収合併。
- サミット - 2021年3月、ウエルシア薬局に吸収合併。
- 金光薬品 - 2022年6月、ウエルシア薬局に吸収合併。
- とをしや薬局 - 2024年9月、ウエルシア薬局に吸収合併。
テレビ番組
- 日経スペシャル カンブリア宮殿 便利さを極め街のインフラに! ドラッグストアの新王者・ウエルシア(2018年5月31日、テレビ東京)[58]
関連書籍
- 差別化を以て戦わずして勝つ 誇り高き企業集団ウエルシアの挑戦(2020年10月29日、評言社)ISBN 9784828207155
関連項目
脚注
外部リンク
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