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イオンフィナンシャルサービス
イオングループの金融事業を統括する中間持株会社 ウィキペディアから
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イオンフィナンシャルサービス株式会社(英: AEON Financial Service Co., Ltd.)は、イオングループにおける総合金融持株会社。東京都千代田区神田錦町に本社を置く。
東証プライム上場企業。
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概要
かつてはイオンクレジットサービス株式会社(初代)として、クレジットカード・信用保証事業を営んでいた。しかし2013年4月1日、イオングループの金融事業再編に伴い、金融持株会社へと移行した[3]。
事業再編のスキームとしては、
- 吸収分割により、イオンクレジットサービス(初代)のクレジットカード事業をイオン銀行に承継。
- 新設分割により、イオンクレジットサービス(初代)の2を除く全事業をイオンクレジットサービス(2代)[注釈 1]に承継。
- イオンクレジットサービス(初代)は金融持株会社として、イオンフィナンシャルサービス株式会社へ社名変更。
2019年4月1日、事業会社への移行。これと同時に、中間持株会社のAFSコーポレーション(同年1月4日設立)に対し、イオン銀行を含む国内外子会社(一部)を譲渡した[6]。
沿革
要約
視点
→「イオンクレジットサービス § 旧会社の沿革」も参照
- 「ジャスコカード」発行開始。
1981年(昭和56年)
- 6月20日 - ジャスコ(現:イオン)の100%子会社として、日本クレジットサービス株式会社設立。
1984年(昭和59年)
- 4月 - 貸金業者の登録(関東財務局長(1)第00215号)
1987年(昭和62年)
- 10月 - 香港支店を開設、海外事業を開始。
- 7月 - 割賦購入あっせん業者の登録(登録番号 関 第17号)
- 9月 -「ジャスコグループ」から「イオングループ」へ名称変更。
1990年(平成2年)
- 1月 - 100%子会社として、エヌ・シー・エス興産(後のイオン保険サービス)を設立。
- 7月 - 香港現地法人として、NIHON CREDIT SERVICE (ASIA) CO., LTD.(現:AEON CREDIT SERVICE (ASIA) CO., LTD.)を設立。
1992年(平成4年)
- タイ現地法人として、SIAM NCS CO., LTD.(現:AEON THANA SINSAP (THAILAND) PCL.)を設立。
1994年(平成6年)
- 8月 - イオンクレジットサービス株式会社に社名変更。
- 12月 - 株式店頭登録。
1996年(平成8年)
- 12月 - 東京証券取引所市場第二部に上場。
1998年(平成10年)
- 8月 - 東京証券取引所市場第一部に指定。
1999年(平成11年)
- 2月 - 100%子会社として、エー・シー・エス・クレジットマネジメント(現:エー・シー・エス債権管理回収)を設立。
- 12月 - 台湾現地法人として、AEON CREDIT SERVICE (TAIWAN) CO., LTD.を設立。
2000年(平成12年)
2002年(平成14年)
- 8月 - 台湾現地法人として、AEON CREDIT CARD (TAIWAN) CO., LTD.を設立。
2003年(平成15年)
- 12月 -「イオンゴールドカード」発行開始。
2005年(平成17年)
- 1月 - タイ現地法人として、ACS INSURANCE BROKER (THAILAND) CO., LTD.を設立。
2006年(平成18年)
- 5月 - インドネシア現地法人として、PT.AEON CREDIT SERVICE INDONESIAを設立。
- 8月 - 北京市(中国)現地法人として、AEON CREDIT GUARANTEE (CHINA) CO., LTD.を設立。
- 10月 - タイ現地法人として、ACS LIFE INSURANCE BROKER (THAILAND) CO., LTD.を設立。
- 11月 - ケータイクレジット「イオンiD」のサービス開始。
- 12月 - 貸金業法(2006年改正法)が成立(2010年6月18日施行)
2007年(平成19年)
- 2月 - イオンカードにSuica機能を搭載した「イオンSuicaカード」を発行開始。
- 3月 - タイ現地法人として、ACS SERVICING (THAILAND) CO., LTD.を設立。
- 4月 - グループ電子マネー「WAON」の発行開始、「WAON一体型イオンカード」の発行開始
- 10月 - 金融庁による銀行業の営業免許取得に伴い、イオン銀行[注釈 2]が開業[9]。
2008年(平成20年)
- 2月 - フィリピン現地法人として、AEON CREDIT TECHNOLOGY SYSTEM (PHILIPPINES) INC.(現:AEON CREDIT SERVICE SYSTEMS (PHILIPPINES) INC.)を設立。
- 2月 - 連結子会社のエヌ・シー・エス興産が、イオンおよびイオンモールの保険代理店事業を承継。イオン保険サービス発足。
- 5月 - ベトナム現地法人として、ACS TRADING VIETNAM CO., LTD.を設立。
- 11月 - 香港現地法人として、AEON INSURANCE BROKERS (HK) LIMITEDを設立。
2009年(平成21年)
- 2月 -「イオンカードセレクト」の発行開始
- 7月 - イオンとNTTドコモを含む3社合弁会社として、イオンマーケティングを設立[10]。
2010年(平成22年)
- 7月 - MC少額短期保険(後のイオン少額短期保険)の株式取得、子会社化。
- 10月 - 総合金融ポータルサイト「暮らしのマネーサイト」を開設
2011年(平成23年)
- 2月18日 - イオン保険サービスの全株式をイオン銀行に売却[11]。
- 3月 - インド現地法人として、AEON CREDIT SERVICE INDIA PTE. LTD.を設立。
- 4月 - 瀋陽市(中国)現地法人として、AEON MICRO FINANCE (SHENYANG) CO., LTD.を設立。
- 10月 - カンボジア現地法人として、AEON MICRO FINANCE (CAMBODIA) PLC.を設立。
2012年(平成24年)
- 1月27日 - 東芝住宅ローンサービス(現:イオン住宅ローンサービス)の株式取得、子会社化[12][13]。
- 3月31日 - イオン銀行とイオンコミュニティ銀行が合併[14][15]。
- 6月 - 中国事業の統括会社として、AEON Credit Holdings (Hong Kong) Co., Ltd.(現:AEON FInancial Service (Hong Kong) Co., Ltd.)を設立。
- 6月 - 天津市(中国)現地法人として、AEON Micro Finance (Tianjin) Co., Ltd.を設立。
- 10月 - ラオス現地法人として、AEON LEASING SERVICE (LAO) CO., LTD.を設立。
- 11月 - ミャンマー現地法人として、AEON MICRO FINANCE (MYANMAR) CO., LTD.を設立。
2013年(平成25年)
- 1月1日 - イオン銀行を完全子会社化[16][17]。これに伴い、イオン保険サービスを再び連結子会社化。
- 3月27日 - 金融庁より金融持株会社への移行に関する許可が下りる[18]。
- 4月1日 - 金融持株会社への移行、イオンフィナンシャルサービス株式会社へ社名変更(上記参照)。
- 5月16日 - 東芝ファイナンス(後のイオンプロダクトファイナンス)の全株式を取得、完全子会社化[19][20]。
2015年(平成27年)
- 11月 - イオンクレジットサービス(2代)が連結子会社として、ACSリースを設立。
- 4月1日 - グループ組織再編を実施、事業会社へ移行(上記参照)。
2020年(令和2年)
- 3月31日 - アリアンツ生命保険[注釈 3](後のイオン・アリアンツ生命保険)の株式60%を取得し子会社化[21][22]。
2021年(令和3年)
- 9月1日 -「AEON Pay」のサービス開始。
- 9月11日 -「ときめきポイント」を「WAON POINT」に統一。[23]
2022年(令和4年)
- 4月4日 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、プライム市場に移行。
- 11月1日 -「イオンカード」の券面デザインを全面的にリニューアル
2023年(令和5年)
- 6月1日 - 連結子会社のイオンクレジットサービス(2代)を吸収合併[24]。
- 6月 - フェリカポケットマーケティングの株式74.9%を取得し子会社化[25]。
- 7月 - AEON CREDIT CARD (TAIWAN) CO., LTD.の清算結了、台湾事業から撤退。
2024年(令和6年)
- 3月25日 - イオンプロダクトファイナンスの全株式をオリエントコーポレーションに譲渡[26]。
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歴代代表
会長
社長
不祥事
グループ会社
事業会社グループ
- イオン保険サービス株式会社 - 生命保険業、損害保険業
- イオン少額短期保険株式会社 - 少額短期保険業
- エー・シー・エス債権管理回収株式会社 - 債権管理回収業者
- ACSリース株式会社 - 各種物件のリース業務、割賦販売
- イオン・アリアンツ生命保険株式会社(イオンFS60%、アリアンツグループ40%)- 生命保険業
- フェリカポケットマーケティング株式会社 - 自治体向けデジタルソリューションの提供
- AEON Financial Service (Hong Kong) Co.,Ltd. - 中国事業統括会社
- AEON THANA SINSAP (THAILAND) PCL.(54.3%(間接含む))- タイ証券取引所上場。
- ACS SERVICING(THAILAND)CO., LTD.
- AEON Leasing Service (Lao) Co., Ltd.
- AEON Microfinance (Myanmar) Co., Ltd.
- ATS Rabbit Special Purpose Vehicle Co., Ltd.(48.7%)
- ACS CAPITAL Co., Ltd.(29%)- タイ王国での外国人事業法(2000年3月施行)による出資規制に基づき設立。[注釈 4]
- ACS TRADING VIETNAM CO., LTD.(2008年6月設立)(100%出資)
- Post and Telecommunication Finance Co., Ltd. - 全株式取得予定[33]
- AEON CREDIT SERVICE (M) BERHAD(61.5%)[注釈 5]- マレーシア証券取引所メインボード上場。
- AEON CREDIT CARD (TAIWAN) CO., LTD.
- AEON INSURANCE BROKERS (M) SDN. BHD.
- AEON BANK (M) BERHAD(50%)
- PT. AEON CREDIT SERVICE INDONESIA(95.5%(間接含む))
- AEON CREDIT SERVICE SYSTEMS (PHILIPPINES) INC.
- AEON CREDIT SERVICE INDIA Pvt. Ltd.
銀行持株会社グループ
- AFSコーポレーション株式会社 - 銀行持株会社グループの経営管理
持分法適用関連会社
- FUJITSU CREDIT SERVICE SYSTEMS (TIANJIN) CO., LTD.(イオンFS49%、富士通(中国)社51%)
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出典
関連項目
外部リンク
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