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2016年からNHK Eテレで放送されているトークバラエティ番組 ウィキペディアから
『ねほりんぱほりん』は、2015年からNHK Eテレで放送されているトークバラエティ番組。2回の特別番組としての放送を経て、レギュラー化された。2024年現在、シーズン8まで放送されている。
ねほりんぱほりん | |
---|---|
ジャンル | トークバラエティ番組 |
出演者 |
山里亮太(南海キャンディーズ) YOU |
ナレーター | 石澤典夫 |
国・地域 | 日本 |
製作 | |
制作統括 | 大古滋久 |
製作 | 日本放送協会 |
放送 | |
放送局 | NHK Eテレ |
映像形式 | 文字多重放送 |
音声形式 | ステレオ放送 |
公式ウェブサイト | |
パイロット版『ねほりんはほりん』 | |
放送期間 | 2015年7月1日 2016年1月3日 |
放送時間 | 本文参照 |
放送分 | 30分 |
回数 | 2回 |
シーズン1 | |
放送期間 | 2016年10月5日 - 2017年3月22日 |
放送時間 | 水曜23:00 - 23:30 |
放送分 | 30分 |
回数 | 新作16回 |
あけまして、ねほりんぱほりん | |
放送期間 | 2017年1月1日 - |
放送時間 | 1月1日(元日)未明 - 明け方 |
夏の終わりの、ねほりんぱほりん | |
放送局 | NHK総合テレビ |
放送期間 | 2017年9月1日 |
放送時間 | 金曜22:00 - 22:50 |
放送分 | 50分 |
シーズン2 | |
放送期間 | 2017年10月4日 - 2018年3月14日 |
放送時間 | 水曜23:00 - 23:30 |
放送分 | 30分 |
回数 | 新作12回 |
シーズン3 | |
放送期間 | 2018年10月3日 - 2019年3月27日 |
放送時間 | 水曜23:00 - 23:30 |
放送分 | 30分 |
回数 | 予告編1回 + 新作12回 |
シーズン4 | |
放送期間 | 2019年10月2日 - 2020年3月25日 |
放送時間 | 水曜22:50 - 23:20 |
放送分 | 30分 |
回数 | 予告編1回 + 新作12回 |
シーズン5 | |
放送期間 | 2020年9月30日 - 2021年3月24日 |
放送時間 | 水曜22:50 - 23:20 |
放送分 | 30分 |
回数 | 予告編1回 + 新作12回 |
シーズン6 | |
放送期間 | 2021年10月1日 - 2022年3月25日 |
放送時間 | 金曜22:00 - 22:30 |
放送分 | 30分 |
回数 | 予告編1回 + 新作12回 |
シーズン7 | |
放送期間 | 2022年10月7日 - 2023年3月10日 |
放送時間 | 金曜22:00 - 22:30 |
放送分 | 30分 |
回数 | 予告編1回 + 新作12回 |
シーズン8 | |
放送期間 | 2023年10月6日 - 2024年3月8日 |
放送時間 | 金曜22:00 - 22:30 |
放送分 | 30分 |
回数 | 予告編1回 + 新作 |
「人形劇×赤裸々トークショー」をコンセプトとして製作されている[1]。
モグラのぬいぐるみ[注 1]、ねほりん(声・山里亮太)とぱほりん(声・YOU)が聞き手となり、ブタのぬいぐるみに扮した「訳ありゲスト」を招いて、トークを展開する。訳ありゲストは仮の名前、山里とYOUは役名ではなく互いの名前で呼び合う。
トークの合間に難しい言葉が出た時には、ニュースキャスター風のウシのぬいぐるみ「ウシ澤典夫」が登場し、ブタのぬいぐるみなどを交えて解説をする。
トークの締めくくりは、夜も更けた ねほりん・ぱほりん宅の遠景に「ニンゲンっておもしろい」のテロップで終わる。
次回予告は『ヤン坊マー坊天気予報』のオープニングのパロディとなっている[2]。
予告の後、ウシ澤典夫が「ウシ澤じゃんけん、じゃんけんポン」で番組は締めくくられる。これは『サザエさん』エンディングのパロディである。
出演者全員がぬいぐるみに扮する意図を、山里は「人の顔色をうかがわないでなんでもしゃべれる空間」と説明している。また、訳ありゲストがブタなのは「タブー」を逆さまにしたためとしている[3]。
チーフプロデューサーを務める大古滋久は、「ドギツい話もどこか優しく聞こえたり、まるで顔出しアリでしゃべってるように見えてくる」と説明。その秘密は、人形を操っている職人たちの技にあり、古くは『ひょっこりひょうたん島』や『プリンプリン物語』など、その時代から続く子ども番組の伝統の人形劇が「新しいモザイク」の形になって大人のトーク番組として進化した、と解説している[4]。
収録は、先にラジオブースにて、山里・YOU・ゲストによるトーク部分を撮ってから編集し、後日、編集したトークに合わせて人形を動かしながら撮影を行うプレスコ手法が用いられている。そのため、取材開始から放送までに最低4か月かかる[2][5]。
番組はまずパイロット版 第1回 2015年7月1日に『ねほりんはほりん』という題名で、特別番組として放送。この放送回ではプロ彼女、没落社長を取り上げた。特にプロ彼女は話題を呼び[6]、プロ彼女という言葉の生みの親である能町みね子も絶賛した[注 2]
しかしその第1回放送後、過去に読売テレビが『ブラックマヨネーズのネホりん!ハホりん!』という特別番組を放送していたことが判明。そこで、番組ロゴの「は」が「ぱ」にも見えることから、パイロット版第2回(2016年1月3日放送、内容は「芸能スクープ記者・カメラマン」)のオープニングにて『ねほりんぱほりん』という番組名だったことにする旨の説明がされ、番組名が変更された。2016年10月5日からレギュラー放送が開始され、レギュラー版第1回(2016年10月5日放送、内容は「偽装キラキラ女子」)でも冒頭で番組名に関する説明がなされた。2017年3月でレギュラー放送は一旦終了した。
その後、2017年9月1日にスペシャル『夏の終わりの、ねほりんぱほりん』が放送され、同年10月4日よりEテレにて「シーズン2」が放送された。以降、年度の下期(10月-翌年3月)ごとに新シーズンを放送する形態が続いている。シーズン2以降は、各月の前半に新作、後半にアンコール放送を編成し、シーズンごとの新作は12本程度である。なお、アンコール放送には番組表で再放送マークは示されず、無印または「選」と表記された。
また、シーズン3以降は本放送に先駆け、「今年もやるよ〜!ねほりんぱほりん」と題した予告編が放送されている[8]。内容は、山里、YOU(顔出し出演)とともにカンニング竹山が出演し、有名人ゲストを招いての旧シーズンの振り返りや新シリーズの予告、過去の「訳ありゲスト」のその後の報告などである。
シーズン1から5までは水曜日に放送してきたが、シーズン6は金曜日に枠移動[9]。また、北京オリンピック・パラリンピックの関係上、2022年2月は第2週と第4週に、3月は第2週と第3週に新作が放送される変則的な編成となった。
シーズン7も同じ放送枠となったが、毎月最終金曜日には『美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室』が当該時間帯に編成されるため、その際はアンコール放送も含めて休止となっていた。
ぬいぐるみ | 担当 |
---|---|
モグラ | 聞き手 |
カエル | 番組スタッフ |
ウシ | 解説 |
ブタ | ゲスト・上記以外の人物 |
顔出しをしないで本音や裏側をゲストに聞くという番組を作るにあたり、ディレクターの藤江が「パペットでやってみては?」と思い付いたと、プロデューサーの大古は述べている[12]。
人形 | 操者 |
---|---|
ぱほりん | 清水正子 |
ブタ | 川口英子 |
ブタ、カエル、ウシ | 山田はるか |
ねほりん | 友松正人 |
介添え | 亀野直美・山下潤子 |
人形を操演するスタッフはトーク収録時から同席し、ゲストの特徴をつかみ操演に反映する[13]。トーク部分が編集された台本の製作と並行して、ゲストの特徴に似せたブタの人形を製作する[13]。別収録のVTR出演者も同様に人形が作られる[13]。トークの音声を聞きつつ、モニターと台本を見ながらソファの背もたれと座面の間で操演を行う[13]。ねほりんとぱほりんは一体につきふたりで操演し、ブタは基本的にひとりで操演する[14]。ぱほりんを担当する清水正子は「YOUさんは演じやすいが、一般の方であるゲストの特徴をつかむのは大変だろうと思う」と述べている[15]。ゲストの人形操演を担当する川口英子と山田はるかも「緩急に乏しいゲストのトークに動きをつけるのが難しい」と述べている[15]。通常の人形劇とは異なり大きな動きで表現をすることが少なく、トーク番組を人形劇で成立させるという新たな発見があり、可能性が広がったとしている[12]。また、山田は「この番組を通して人形操演という職業が注目され、目指す人が増えると嬉しい」とコメントしている[12]。
MCの二人が実際に声と人形を合わせた状態を見るのはオンエアで、それまでは出来上がりがわからない[15]。人形操演について、YOUは「人形劇はNHKの宝」と評し、山里は「お家芸のこんな活かし方があったとは」「人形なのに『ゲストはこの時こういう表情をしていた』と思いだす」とコメントしている[15]。
アンコール放送分は除く。
# | ゲスト | 初回放送日時 |
---|---|---|
1 | プロ彼女、没落社長 | 2015年7月1日 水曜 23:25 - 23:55 |
2 | 芸能スクープ記者・カメラマン | 2016年1月3日 日曜 22:30 - 23:00 |
タイトル | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|
あけまして、ねほりんぱほりん | 2017年1月1日 日曜 01:15 - 04:52 | [注 23] |
夏の終わりの、ねほりんぱほりん | 9月1日 金曜 22:00 - 22:50 | NHK総合テレビ |
あけまして、ねほりんぱほりん | 2018年1月1日 月曜 00:10 - 05:00 | [注 24] |
2019年1月1日 火曜 00:10 - 04:15 | [注 25] | |
2020年1月1日 水曜 00:10 - 04:35 | [注 26] | |
2021年1月1日 金曜 00:10 - 04:25 | [注 27] | |
2022年1月1日 土曜 00:10 - 04:15 | [注 28] | |
2023年1月1日 日曜 00:10 - 04:55 | [注 29] | |
2024年1月1日 月曜 00:10 - 04:38 | [注 30] |
いずれも最後の数分にねほりんとぱほりんによる穴掘りの映像が流れる。
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