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日本の男性声優 ウィキペディアから
槇 大輔 (まき だいすけ、1946年1月1日[5] - )は、日本の男性声優、ナレーター[3]。北海道出身[1][2]。シグマ・セブン所属[1]。
小学生の時に担任の教師をあだ名で呼んで叱られ、物置に閉じ込められる[4]。その時に発生した洞爺丸台風でNHKの台風情報を聴いていた父が「こういう情報を伝える仕事ってありがたいな。もし、おまえの声がラジオから流れてきたら嬉しいなぁ。」と言っており、「名誉挽回を図るにはこれしかない!」と勝手に思い込んでナレーターを志す[4]。
函館ラ・サール高等学校、学習院大学経済学部卒業。
かつては東京俳優生活協同組合に所属し、1988年にシグマ・セブン創立に参加。2006年までシグマ・セブンの取締役を務めた。
自らの経験による「語り」への拘りをライブで表現するため「語座」を結成し、積極的に活動を開始。
2010年10月から2011年12月まで放送されたTBS系パナソニック ドラマシアター『水戸黄門』第42部と第43部の語りを務めた。同シリーズでは5代目になる。
ナレーション時のナレーター名クレジットを初めて入れた。取材や編集で待ち時間が長く「申し訳ないから、何らかの形で報いたい」というプロデューサーの言葉を受けて自らリクエストした。槇は「自分のためというより、同業者の地位向上を考えていた」という。
ナレーションの第一人者であり、落ち着いた語りが特徴ではあるが、作品によって色々な語り口を使い分ける。バラエティからドキュメンタリーまで多くのレギュラー番組を持ち、声を耳にしない日は無いほどである。
「読み語り」という新たなジャンルを切り開いた第一人者とも称され、名実共にこのジャンルの権威となっている。
バラエティ番組では「makkie」の表記でナレーターを務めることもある。
過去にはナレーションのほか、何度かレポーターやインタビュアーとして画面に登場したこともあった。
ここで言う「読み」は目で文字を追うことの読み、「語り」とは講談や落語のように、まるでそこに書かれたものがないかのように話していく表現の仕方を言う。だから実際にはその書かれた本を目の前に置いている。所謂朗読などの「読み聞かせ」、つまりここにおける「読み」は声に出して表現することの読みであり、声に出して読んで聞かせることであるが、自ずと表現の意識、技術も異なると説いている。また、どちらがいいか悪いかの問題ではなく、作品によって表現する側がその作品を生かせる方法を選ぶのが良いとも言う。自分主体ではなく、まず作品ありき、そして聴き手があるからこそ成り立つものであり、聴く側が情景を自然に思い描けるように語る、ということが肝心であると説く。従って、個性は自らが主張するものではなく、聞き手が感じてくれるものである。往々にして、自ら個性と主張するのは「クセ」にすぎないことが多い。聴衆が理解しやすいかどうか、聞いていて心地良いかどうか、ということこそが大事であり、自らの語りに個性を感じてもらうのは聴衆如何、あくまでも結果であり、さらに言えば本来個性は生きている限り誰もが持っているもの、という独特な理念を掲げている。
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