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うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。
日本のライトノベルシリーズ ウィキペディアから
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『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』(うちのこのためならばおれはもしかしたらまおうもたおせるかもしれない[2])は、CHIROLUによる日本のライトノベル作品。略称は『うちの娘。』。2019年2月時点でシリーズ累計発行部数は50万部を突破している[3]。『このライトノベルがすごい!』単行本・ノベルス部門では2018年版で10位を獲得している[4]。
2014年8月1日から2017年8月12日まで『小説家になろう』にて連載。2015年からホビージャパンのHJノベルスより書籍化刊行された[5]。第1巻ではトリュフが、第2巻以降では景がイラストを担当している。
メディアミックスとしては、ほた。による作画のコミカライズ作品が2016年より連載中[6]。第6巻にてドラマCD付き特装版が発売され[7]、特装版付属品とは異なる内容のドラマCDが単品で2017年10月25日に発売された[8]。また、2019年にはテレビアニメが放送された[9]。
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あらすじ
![]() | この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
魔人族の少女・ラティナは、予言によって祖国を追放され、自身が暮らしていける土地を求めて父親と隣国を目指していたが、その途中、父親は森の中で行き倒れてしまう。一人残されたラティナが彼の亡骸のそばで途方に暮れていたところ、森へやってきた冒険者・デイルと出会った。
デイルは身寄りのない彼女を見捨てられず、下宿しているケニスとリタ夫妻が営んでいる酒場「踊る虎猫亭」で彼女を育てることを決意する。そんな2人は寝食を共にする中で少しずつ、しかし確実に、お互いにとってかけがえのない存在となってゆくのであった。
登場人物
要約
視点
「声」の項はテレビアニメ版 / ドラマCD版の声優を示し、1人のみの記載の場合はテレビアニメ版の声優を示す。
主要人物
- デイル・レキ
- 声 - 岡本信彦[9] / 小林裕介[8]
- 本作の主人公の一人。初登場時18歳の凄腕冒険者。
- 魔物の討伐依頼を遂行中、ラティナと出会う。ラティナを実の娘のように溺愛している。ラティナとは最初、共通言語である呪文言語でつたないコミュニケーションを取っていたが、ラティナが言葉を覚えた後は人間族の言葉で会話している。
- 後にラティナと結婚する。
- ラティナ
- 声 - 高尾奏音[9] / 日高里菜[8]
- 本作の主人公の一人。初登場時7歳(見た目は5歳程度)の銀髪に灰色の目をした魔人族の美少女。
- 素直であっという間に人の言葉を覚える程賢い。「踊る虎猫亭」の客達にもその可愛らしさから人気がある。両耳の上辺りに大きくカールした黒い角が生えていたが、左側の角は追放される際に神官の手によって折られてしまったため大きく欠けている。折れた角の根元はリボンで隠している。
- リタ・クリューゲル
- 声 - 沼倉愛美[9] / 松井恵理子[8]
- ケニスの妻で「踊る虎猫亭」の女将。
- 夫と同様に、ラティナをデイルの大事な娘だと認めて、彼女なりの立場からラティナの成長を見守る。
- ケニス・クリューゲル
- 声 - 小山剛志[9] / 田丸篤志[8]
- デイルが下宿している酒場「踊る虎猫亭」の主人。
- デイルの兄貴分的な面もあり、ラティナのことも自分の家族のように面倒を見る。自分から店を手伝いたいと願い出たラティナの気持ちに応えて、料理の技術や客相手の作法などを教え、お店のお手伝いに対して手当を支給している。
踊る虎猫亭
ラティナの友人
魔人族
獣人族
ティスロウ
幻獣
その他
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七人の魔王
- 一の魔王
- ヴァスィリオの王。唯一政治形態を持ち、統治されている。二の魔王に殺害された。
- 二の魔王
- 厄災の魔王。死と殺戮を愛する冥王。
- 三の魔王
- 海の魔王。水鱗族と共存関係を築いている。
- 四の魔王
- 厄災の魔王。疫病を運ぶ病魔の化身。
- 五の魔王
- 不明。
- 六の魔王
- 巨人の魔王。魔人族の中でも大きな体格を持つ一派。
- 同族の者を眷属として、定住せずあちこちを放浪している。
- 七の魔王
- 厄災の魔王。戦乱の魔王。
地名
- クロイツ
- デイルが普段拠点にしている都市。
- アオスブリク
- 王都。
- ハーゼ
- 宿場町。
- クヴァレ
- 港町。
- ヴァスィリオ
- 一の魔王の国。
- ラーバンド国
- グレゴールの故郷。
- ティスロウ
- デイルの故郷。
既刊一覧
小説
- CHIROLU(著)、トリュフ・景(イラスト) 『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』 ホビージャパン〈HJノベルス〉、既刊9巻(2019年9月21日現在)
- 2015年2月20日初版発行(同日発売[11])、ISBN 978-4-7986-0966-9
- 2015年9月19日初版発行(同日発売[12])、ISBN 978-4-7986-1033-7
- 2016年2月20日初版発行(同日発売[13])、ISBN 978-4-7986-1173-0
- 2016年6月22日初版発行(同日発売[14])、ISBN 978-4-7986-1244-7
- 2016年11月24日初版発行(同日発売[15])、ISBN 978-4-7986-1327-7
- 2017年8月23日初版発行(同日発売[16][17])、ISBN 978-4-7986-1501-1 / ISBN 978-4-7986-1502-8(ドラマCD付き特装版)
- 2018年2月23日初版発行(同日発売[18])、ISBN 978-4-7986-1628-5
- 2019年2月22日初版発行(同日発売[19])、ISBN 978-4-7986-1867-8
- 2019年9月21日初版発行(同日発売[20])、ISBN 978-4-7986-1963-7
漫画
カドコミ(KADOKAWA)で2016年7月22日より連載中[6]。作画はほた。。単行本は同社のメディアファクトリーブランドより刊行。
- CHIROLU(原作)、トリュフ・景(キャラクター原案)、 ほた。(漫画) 『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』 KADOKAWA〈MFコミックス〉、既刊6巻(2020年10月23日現在)
- 2017年1月23日発売[21]、ISBN 978-4-04-068786-5
- 2017年8月23日発売[22]、ISBN 978-4-04-069369-9
- 2018年2月22日発売[23]、ISBN 978-4-04-069681-2
- 2018年8月23日発売[24]、ISBN 978-4-04-065046-3
- 2019年6月22日発売[25]、ISBN 978-4-04-065766-0
- 2020年10月23日発売[26]、ISBN 978-4-04-065999-2
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ドラマCD
特装版第6巻に付属するドラマCDには原作小説第1巻の前半を中心としているが、原作4巻の名シーンもボイス化されている。2017年10月25日発売のドラマCDへの次回予告やキャストフリートークも収録。
EDGE RECORDSにより、小野寺藤菜によるシナリオ、CHIROLUによる監修のもと、ビートニクスから2017年10月25日に発売された[8]。『月刊コミックアライブ』2017年10月号でも誌上通販が行われ、そちらはコミカライズ担当のほた。による描き下ろしアナザージャケットが特典として付いた[8]。
テレビアニメ
要約
視点
2019年3月にホビージャパン50周年記念アニメ化作品としてテレビアニメ化が発表され[27]、2019年7月から9月にかけてTOKYO MXほかにて放送された[9]。2018年(平成30年)9月にプロダクション リードから独立して設立された、MAHO FILMの初元請制作作品である。
スタッフ
- 原作 - CHIROLU[28]
- 監督 - 柳瀬雄之[28]
- シリーズ構成・脚本 - 吉岡たかを[28]
- キャラクター原案 - 景・トリュフ[28]
- デザイン協力 - ほた。[28]
- キャラクターデザイン - 西田美弥子、舛舘俊秀、出口花穂[28]
- プロップデザイン - 大久保富彦、児玉萌、大場優子、小池瞳子[9]
- 色彩設計 - 渡辺亜紀[9]
- 美術監督・美術設計 - 柴田聡[9]
- 撮影監督 - 山根裕二郎[9]
- 編集 - 小峰博美[9]
- 音楽 - 横関公太[9]
- 音響監督 - 土屋雅紀[9]
- プロデューサー - 楊國祥、笠松竜二、藤井貴大、青木美里、大和田智之、松井健太[10]
- アニメーションプロデューサー - ディック小鹿原
- アニメーション制作 - MAHO FILM[28]
- 製作 - 白金の妖精姫を見守る会
主題歌
各話リスト
放送局
BD
Webアニメ
- ラティナの日記
- 公式Twitterで2019年4月29日から9月24日まで配信されたTwitterアニメ。Blu-rayに総集編が収録。
- 以降、Blu-ray発売予告として、10月25日(第2巻)、11月22日(第3巻)にも配信されている。
Web動画番組
テレビアニメ出演声優陣による、生配信のWeb動画番組『『うちの娘。』保護者観覧放送』が2019年6月30日よりYouTube Live、ニコニコ生放送、Periscopeにて放送開始[47]。
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出典
外部リンク
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