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久保田未夢

日本の女性声優、アイドル、歌手 (1995-) ウィキペディアから

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久保田 未夢(くぼた みゆ、1995年1月31日[1] - )は、日本女性声優アイドル歌手であり、アイドルグループ・i☆Risのメンバー[6]埼玉県[1]秩父市[2]出身。81プロデュースエイベックス・ピクチャーズ所属[8][9]

概要 くぼた みゆ久保田 未夢, プロフィール ...
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略歴

生い立ち

幼少の頃は『ポケットモンスター』、『おジャ魔女どれみ』、『しゅごキャラ!』、『金色のガッシュベル』などの子供向けアニメを見ていたが、小学校高学年の頃には深夜アニメも見るようになっていた[11]。声優を意識するようになったのは、高校生の頃に参加した、「ジャンプフェスタ」のイベントからであり、『べるぜバブ』のステージで沢城みゆきの生アフレコの赤ちゃん声に衝撃を受け、アニメのキャストも調べるようになる[11]。それまでは、作品、キャラクターが好きなだけで、声優に興味があるわけではなかった[7]。その後、自身も声優になりたいと思うようになり、そのことを両親に伝えると、実力だけでなく運も大事だと思うから「養成所には通わせない」と言われてしまった[11]。自らチャンスを掴むくらいでないと、成功しないのではないかという両親の考えを汲み取り、高校3年生時にニコニコ動画バナーで見つけた『アニソン・ヴォーカルオーディション』に応募、合格した[10][11]

キャリア

2012年、前述のオーディション合格者6名にて結成されたアイドルグループ・i☆Risのメンバーとしてデビュー[12][13][14]

2013年、テレビアニメ『這いよれ! ニャル子さんW』の店員役で声優デビュー。2014年にはテレビアニメ『プリパラ』の北条そふぃ役で自身初となるレギュラーを担当[15]

工業高校情報科卒業後は指定校推薦で理工学系の大学に進学、学業と両立し声優や歌手活動を行う[10][12]

2016年、第10回声優アワードにて、i☆Risの一員として歌唱賞を受賞[16]

2019年、自身初となるソロ写真集『未夢-みゆ-』を出版[17]

2023年、第17回声優アワードにて、「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」として歌唱賞を受賞[18]

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人物

要約
視点

工業高校情報科出身で、フォークリフトアーク溶接の免許を所持しており[6][10][12][19]、ソロイベントではフォークリフトに乗って登場したこともある[20][21]。その経験から、『中央労働災害防止協会』が実施している「安全衛生教育応援キャンペーン」のポスタータレントに起用されている[22]。工業高校に進学したのは家にパソコンがあり触れることも多く、アニメ、パソコンが好きだったこと、子供の頃からゲームをしていたため、「いつか自分でも作ってみたいな」、「自分でプログラムを組んで何か作品を作れたらいいな」と思ったこと、女の子の集団が苦手だったことからだという[13][10]。中学生の頃、ホームページを作るのが流行っており、HTMLタグを勉強するのが楽しかったという[10]。男女比は9.5対0.5くらいで1学年に10人しか女子はおらず、高校3年生の時はクラスで女子は久保田1人だけだったという[13]。しかも高校の友人は皆オタクだったが、同じくi☆Risのメンバーでもある若井友希のような「音楽一筋でやってきました」というタイプがいたという[13]

徳井青空とは、2013年に生配信された、ニコニコチャンネル『声優パラダイスTV』での初共演をきっかけに親しくなり、そらまる先輩と呼ぶようになった。ソロイベントを開催する時は、絶対に徳井をゲストに呼ぶと決めている[23]

「未夢」の名前の由来は母に聞いたところ「猫の鳴き声」と言われたという[24]。i☆Risの活動の1年目は声のトーンを高くして、猫をかぶっていたこともあったという[25]

一人っ子である[17][26][27]

特色

声優として、セクシー系、元気系、アイドル役を演じることが多く、役者としての幅を広げ続けている[28][19]。役としてステージに立ち、パフォーマンスすることも多い[19]

普段の活動では罰ゲームなど一部の嫌な仕事を求められた時に表情に出したり、嫌なことをはっきりと言ったりしているが、そのことについては「自分自身が、アイドルという仕事を好きであり続けたいから」と語る[25]

プリパラ』では北条そふぃ役を演じており[8]、途中からの登場であったが、毎回アフレコがプレッシャーであった[29]茜屋日海夏は主人公ですでにたくさん登場しており、芹澤優は前から声優の仕事をたくさんしていたが、そふぃ役は歌やダンスが得意な先輩の役だったこともあり、「まだ未熟な私がどうしてこの役なの?」と胃をキリキリさせていたという[29]。そふぃ役は、「最初からずっと変わらない存在」と語っている[29]。そふぃは天才で、自分の弱い一面を隠さず皆に見せていく勇気もあり、久保田にはないものをたくさん持ち、これまでも2022年時点でも憧れだという[29]

これまで『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の朝香果林役や『プリパラ』の北条そふぃ役などアニメやライブなどで2次元と3次元を行き来する作品に多く携わってきたが、自分と全然違う役柄になることは楽しく、それと同時に「プレッシャーが大きい部分はある」と語る[30]。ライブなどで何か間違えてしまった時に久保田自身が非難されるのは良いことだと語るが、ずっとそばで見てきた1ファンでもあることから演じているキャラクターに非難の声が向けられることについては「申し訳ない」と語る[25]

趣味・嗜好

趣味はアニメ鑑賞[31]、カード開封、ショッピング[6]。特技はスキューバダイビング、アーク溶接、フォークリフト[6]。好きなキャラクターは『デュラララ!!』の平和島静雄[12][32]。好きなアニソンは長野原みおの「みおのカプってカプって萌えちぎれ[4]、えすおーえす団の「いままでのあらすじ[31]

推しは『ゴールデンカムイ』と述べている[33]

デビュー前から購読している『邪神ちゃんドロップキック』への出演が夢と語っていたが、コミックス4巻のテレビCMにてラップ歌唱を担当し、2018年にはメデューサ役として出演した[34]

好物はヨーグルト、ゼリー、プリン、杏仁豆腐[35]。Twitterでは「#クボタヨーグルト」という食べていたヨーグルトを記録するタグを作って投稿し続けている[12][36][37]

好きであり、お肉検定2級を所持している[6]。2019年1月にはソロでバーベキューイベントを開催。『久保田未夢のNice to MEAT you & YOU』では全国各地の肉を紹介、実食している[38]

旅行好きで、オーストラリアパースに留学しようと思っていた時期があり、高校3年生の夏に試験を受け合格もしている[13]。前述のオーディションは記念受験のような感じで正直受かると思っておらず、合格後もドッキリだと思ってたという[13]。「合格です」と聞かされた時には、大々的に結果が発表されておらず、事実確認のしようがなかったことから、メンバーの顔合わせ、レッスンが始まってもまだ「これホントかな?」と思っていた[13]。取材を受けたり、レコーディングをしたりするようになり、ようやく「あっ、ホントに受かったんだ」というような感じであったという[13]。もしi☆Risに受かっていなかったら、オーストラリアでダイバーになる予定だったという[10]

個々の仕事が増えたため、メンバーで集まってトレーニングすることが減って運動をしなくなってしまったが、体力が落ちたら困るため、嫌いだった筋トレを開始、「2週間やろう」と思っていたところ、日々の生活の中に組み込まれるようになり、毎日筋トレすることが苦ではなくなったという[39]

i☆Risとして

i☆Ris」でのイメージカラーはオレンジ[6]、チャームポイントは黒髪[31]、挨拶は「わんわんおー(U^ω^)」[40]。ライブでは「わんわんおーこくのお姫様」を名乗っている[25]

2012年、前述の通り、オーディションに合格するも、あくまで声優志望であったため、歌へのこだわりはなかったと言うが、後に合格者が6人いることを知る[11][41]。前述のとおり、アニメが好きで、「アニメに関わるお仕事がしたい」と思っていたため、アイドルになるとは思っていなかったという[41]。それでホッとした部分もあったり、メンバーのことが嫌いなわけではなかったが、「イマドキの女子とはどんな話をしたらいいんだろう?」とかなり悩んでいた[13]。また合格者が集められた日に若井友希に最初に話しかけられていたが、すごく怖かったという[42]。「合格者が複数いる」と電話で聞き、合格者は皆オタクだと思っていたが、オタクは久保田だけで、「誰ともしゃべれん」と思っていたという[42]。若井は逆に久保田を見て「私、アニメの話できないのにどうしよう」と焦っていたようであったが、「そういう感じだったのが良かったのかな」とも語っている[13]山北早紀によると、その時は全然喋らなかったという[41]。状況を飲み込めぬまま、合宿が始まり、ダンスレッスン、ボーカルレッスン、ジョギングなどに明け暮れた[13]。その時に毎朝のランニングがイヤすぎて毎晩母に2時間くらい「もう辞めたいんだけど」、「朝が来なければいいのに」と電話していたという[13]。学生時代に部活に打ち込むなど、体を動かすことを全然してこなかったため、2022年時点で思い返しても記憶から消し去ってしまっているほど、しんどかった[41]。「やめたい」の一言も言えないくらい追い込まれていたと言い、心の中では「80%くらい家に帰りたい」と思いながら、「やるしかないな」と参加していたという[41]

ゼロからのスタートだったため、ほかのメンバーに対して卑屈になったことは一度もなく、2016年時点でも「やっぱりゆうきちゃんは歌がうまいし、ひみちゃんはダンスがうまいなあ」、「追いつくにはどうしたらいいんだろう」と考えているという[13]。ダンスレッスンとボーカルレッスンは大変だったが、できないことでも何度も繰り返していくうちに「おっ、前よりスムーズに踊れてるぞ」、「あっ、高音が出るようになった」とクリアできるようになることから苦痛ではなかったという[13]

皆でサブウェイに食事に行った時は、野菜を一つも食べられず、野菜全抜きの肉だけが入ったパンを食べていた[41]。その時は恥ずかしく、「これも抜きですか? これもですか」と店の人物に聞かれていた[41]。怒られてばかりで疲れており、「みんなが行くならいいか」ぐらいの気持ちで着いていったが、サブウェイが野菜中心の店だとは知らなかったという[41]

その後、アイドルユニット『i☆Ris』としてデビューすることになる[11]。デビュー1年目はライブで150人のキャパを埋めることができず、チラシ配りをしていたためメンタルが鍛えられたという[11]。2014年、メンバー全員が主要キャラを演じるテレビアニメ『プリパラ』の出演をきっかけに状況が一変[11]。ライブ『i☆Ris 2nd Anniversary Live〜Dream Evolution〜』は、キャパが900人の劇場で開催することになるが、販売直後に完売[11]。2016年には初となる日本武道館にてライブを開催したが、楽しい気持ちはあったが、細かいことは何も覚えていないと語っている[11]

燃えてしまうタイプで高校時代にしていたプログラミングもそういう作業だったため、うまく動作しないプログラムを前に「どうすればいいんだろう?」とひたすら検証するのがすごく楽しかった[13]。ダンスやボーカルについては、プログラミングしている時と一緒で「何がダメなんだろう?」と研究している感じであったことから好きだという[13]

ランニングは前述の通りイヤで、2016年時点も少しそういうところがあるが、「これをやることになんの意味があるんだよ!」と思いながら走っていたという[13]

i☆Risのメンバー全員が好きというものがあまりなく、レッスンの時も「私、ファストフード行くから」、「あっ、私はコンビニで済ます」という感じで、全員バラバラに食事に行っている[13]。ふざける時は一緒になって全力でふざけるが、過剰には干渉し合わない関係であったことから、女子が苦手な久保田も居心地がいいという[13]。それぞれが違う考え方をしていることから、話し合いになれば色々な意見やアイデアが出てきて、それを互いが「なるほど。そういう考え方もあるよね」と尊重し合えたという[13]

i☆Risの活動初期は、世間の「女性アイドルってこうだろうな」というイメージに自分を合わせていたが、長く活動を続けていくにつれて「偽りの自分で居続けると、自分自身、アイドルという仕事が嫌になっちゃうだろうな」と思ったこともあったという[25]

2016年時点も活動を続けられている一番の理由は、皆がいたからだと言い、元々友人もそれほど多くはなく「あんまり人に好かれるタイプじゃないのかもな」と思ってた[13]。皆に会いに来てくれて握手会で話していたところ「ここが良かった」、「あれが面白かった」と細かいところまで見ていてくれた[13]。その時、「こんなに私のことを好きでいてくれる人がいるんだ」、「誰かが見ていてくれて、しかも楽しんでくれている」と実感させてくれることが、活動のモチベーションになっているという[13]

茜屋によるとi☆Risでのポジションは「かわいいけど腹黒」と例えている[43]

i☆Risにとって転機となった曲として「Happy New World☆」、久保田自身の転機となった曲として「幻想曲WONDERLAND」を挙げている[33]

ラブライブ!について

ラブライブ!』という作品に関われる条件として、フレッシュで特定のイメージに染まっていない人だと思っていた久保田だが、オーディション時にはすでに『i☆Ris』として5年ほどアイドル活動をしていたため、合格するのは難しいだろうと感じていた。今までの活動内容、活動歴を度外視してもオーディションを受けようと思った理由として、久保田がデビューして1、2年目の頃に、μ'sのメンバーたちと仕事をする機会が度々あり、そこで良くしてもらったことが根底にあったという。声優として経験を重ねるほど、チャンスは巡ってこなくなる。虹ヶ咲のオーディションはラブライブ!ファミリーに入れるラストチャンスだと感じたと述べている。その後、合格するもファンが作品に求めるものとして、キャラクターと声優のリンクがあると感じており、ある程度イメージが着いてしまっている久保田が入ることをラブライブ!ファンからはどう思われているのか不安になり、また、そのことで他の虹ヶ咲メンバーに迷惑をかけるのではないかと思っていた[44]

2017年9月、『東京ゲームショウ』のステージで、アプリゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』にて虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーの1人である朝香果林を演じることが発表された[45]。このステージが虹ヶ咲の初お披露目であり、メンバーが緊張する姿を見て、お姉さんとして守りたいという気持ちになったという[44]

2020年、『LoveLive! Series 9th Anniversary ラブライブ!フェス』で、μ'sのメンバーと一緒のステージに立つことになる。同じシリーズ作品に入れたものの、一緒のステージに立つことはできないものかと夢見ていたことがこのライブで叶った[46]

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出演

要約
視点

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

2013年
2014年
2015年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年

劇場アニメ

OVA

Webアニメ

ゲーム

2013年
2014年
2015年
  • ウチの姫さまがいちばんカワイイ(春待姫[75]
  • メイデンクラフト(時任依乃里[76]
  • 東京ハーレム(千早エリカ[77]
2016年
2017年
  • SOUL REVERSE ZERO(ロスヴァイセ、ヴァルトラウテ[79]
  • ららマジ(洲崎麻衣[80]
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2025年

ドラマCD

  • 第38期 藍本女子高等学校生徒会活動日誌 あいぽん(2014年 - 2015年、小空さとこ) - i☆Ris 2nd Anniversary Live〜Dream Evolution〜入場者に配布された非売品、漫画単行本の付属ドラマCD
  • モモキュンソード すぺしゃるCD「桃」(2015年、あけび)
  • ドラマCD「フレラジ☆」 (仮)(2016年、青柳 葵[106]
  • 異世界はスマートフォンとともに。(2019年 - 2022年、桜) - 小説第19・26巻ドラマCD付き特装版[107]

ASMR

  • 雨宿り後に可愛い同僚の家に行ってイチャイチャした件(2022年、平山咲
  • 茶目っ気クラスメイトとイケナイ放課後課外活動(2022年、四谷りん

デジタルコミック

  • キミのとなり。〜年の差恋愛の事情〜 ボイスコミック(2019年、神崎りんか[108]
  • にじよん(2020年 - 2021年、朝香果林) - 2シリーズ[一覧 5]

オーディオブック

吹き替え

ラジオ

※はインターネット配信

テレビ

インターネット放送

  • 声優パラダイスTV 声パラ学園2次元研究部(2013年、ニコニコチャンネル[121]
  • 新アニメ「プリパラ」声優出演!〜放送開始直前スペシャル!〜(2014年、ニコニコ生放送)
  • i☆Ris(茜屋日海夏芹澤優・久保田未夢)声優生出演 〜プリパラ特番part.2〜(2014年、ニコニコ生放送)
  • メイデンクラフト:ニコ生、始メイデンっ!(2015年、ニコニコ生放送)
  • 久保田未夢と林鼓子のクリスマスケーキ作ってみた!(2018年、あにてれ[122]
  • 久保田未夢のNice to MEAT you & YOU(2019年 - 、ニコニコチャンネル)[123]
  • ガチi☆Ris(2019年 - 、ニコニコチャンネル)[124]
  • 二次元領域拡大通信チャンネル(2020年 - 、YouTube[125]

CM

  • バトルスピリッツ ディーバブースター 女神達の調べ
  • 「邪神ちゃんドロップキック」第4巻・第5巻テレビCMラップ歌唱[126]

舞台

その他コンテンツ

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書籍

写真集

  • 未夢-みゆ-(2019年12月16日、東京ニュース通信社、撮影:佐藤佑一ISBN 978-4-86336-991-7[143]
  • UP_DATE(2022年1月31日、主婦の友インフォス、撮影:前康輔)ISBN 978-4-07-449094-3[144]
  • Femme Fatale(2025年1月31日、イマジカインフォス、撮影:HIROKAZU)ISBN 978-4-07-460948-2[145][146]

デジタル写真集

連載

  • 姫様!それはなりませぬ!!(『声優パラダイスR』:2015年Vol.4(2015年1月10日発売) - )

ディスコグラフィ

キャラクターソング

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イベント

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合同イベント

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脚注

外部リンク

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