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ひばりが丘 (座間市)

日本の神奈川県座間市の地名 ウィキペディアから

ひばりが丘 (座間市)
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ひばりが丘(ひばりがおか)は、神奈川県座間市町名。現行行政地名はひばりが丘一丁目からひばりが丘五丁目。住居表示実施済み区域[注釈 1]

概要 ひばりが丘, 国 ...

地理

座間市東部に位置し、大和市と隣接する[5]

地価

住宅地の地価は、2023年令和5年)1月1日公示地価によれば、ひばりが丘一丁目18番13号の地点で16万円/m2となっている[6]

歴史

要約
視点

この地域は、古くは座間野の内、座間入谷村栗原村入会地であった[7]。ひばりが丘三丁目・四丁目の旧・大字栗原東原大和市海老名市境界として、古道である大山道が縦貫している。

1944年には、今の東中学校・ひばりが丘小学校の位置に 高座海軍工廠が開廠(終戦後解体)。

1945年12月子息が座間の寺院で学童疎開をしていた横須賀市内の人[8]1946年7月藤沢市本鵠沼に住んでいた人[9]、群馬県の赤城山麓で飛行機関係の仕事をしていた人[10]、近隣の大和市の出生で畑がこの地にあった人[11]など、戦後の混乱の中、様々な理由・所縁[12]移住してきた住人達が中心となって街づくりを始めた地である[注釈 2]。それらの人々は栗原字東原(現・二丁目〜四丁目全域と五丁目の大部分)と大字座間入谷飛地(現・一丁目全域と五丁目の残り全域)にまたがり移住してきた。大字小字はまたがっていたが一括りに早速、新しい自治会[13]を結成し名前を決めようと、役員が当時林であったところで会議をしている時、ヒバリが多かったことから「雲雀ヶ丘」となり、小学校開設時に小学生にも分かりやすいように平仮名としたもの[14][注釈 3]

移住当初、原野開墾耕地にする際、相模が丘小松原同様、関東ローム層と言う火山灰土の不毛な土壌、その上、地下の水脈が、隣接する小松原は約25mであったが、ひばりが丘三丁目などは約56m[15]と非常に深く、井戸掘削するにも苦労した。1953年畑地灌漑用水路西幹線[注釈 4]が通水し耕作も軌道に乗り、陸稲を栽培した。1955年、町営水道が給水開始。1957年に座間町は企業誘致を開始[注釈 5][注釈 6][注釈 7][16][注釈 8]。その後宅地化が進んだ。

年表

大字小字・飛地の整理に関して追記

日産自動車座間事業所内第二・第三地区は、行政地名として「座間入谷」「栗原」の大字が実存している[19][20]。日産自動車座間事業所は現有所有地を十把一絡げに「座間市広野台二丁目10番1号」と事業所登録しているが、すでにその住居表示の土地は、イオンモール座間・物流センターほかに売却されている。日産神奈川販売株式会社カレスト座間店の所在地は座間市広野台二丁目10番3号となっている。

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世帯数と人口

2023年(令和5年)8月1日現在(座間市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

さらに見る 丁目, 世帯数 ...

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

さらに見る 年, 人口 ...

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

さらに見る 年, 世帯数 ...

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年12月時点)[27]

さらに見る 丁目, 小学校 ...

事業所

2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[28]

さらに見る 丁目, 事業所数 ...

事業者数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移。

さらに見る 年, 事業者数 ...

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移。

さらに見る 年, 従業員数 ...
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交通

鉄道

町内に鉄道駅はない。

バス

  • 神奈川中央交通の路線
    • (小02)小田急相模原駅 - 小松原入口 - ひばりが丘一丁目 - 南林間駅
    • (小03)小田急相模原駅 - 小松原入口 - イオンモール座間 - 小松原入口 - ひばりが丘一丁目 - 南林間駅
    • (林03)南林間駅 - ひばりが丘一丁目 - 小松原入口 - イオンモール座間

道路

施設

その他

日本郵便

参考文献

  • 『座間市史第4巻』
  • 『座間の地名』執筆・編集 座間市文化財調査員協議会 平成17年3月31日・座間市教育委員会発行
  • 『座間の語り伝え7村制編1村の起こり』発行:昭和61年
  • 『座間むかしむかし第1集』発行:昭和32年10月15日 発行者:座間町教育委員会
  • 『座間むかしむかし第3集』発行:昭和49年5月20日 発行者:座間市教育委員会
  • 『座間むかしむかし第6集』発行:昭和57年1月16日 発行者:座間市教育委員会
  • 『座間むかしむかし第25集』発行:平成15年3月28日 発行者:座間市教育委員会
  • 『広報ざま縮刷版 第1巻』
  • 『広報ざま縮刷版 第2巻』
  • 『鶴間新町のルーツを探る座談会』大和市市史編さん事務局
  • 『相模原津久井・町田の電信電話史』相武電鉄上溝浅間森車庫付属資料館 平成31年3月10日発行

脚注

関連項目

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