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ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル
アームス制作による日本のテレビアニメ作品 ウィキペディアから
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『ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル』(ウィザード・バリスターズ べんましセシル、英: Wizard Barristers Benmashi Cecil)は、2014年1月から3月にかけて放送された日本のテレビアニメ作品。
魔術とそれを用いた事件や解決後の訴訟が日常化し、弁護士ならぬ弁魔士が必要とされるようになった西暦2018年の東京を舞台に、史上最年少の弁魔士である須藤セシルの活躍を描く。
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ストーリー
![]() | この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
登場人物
バタフライ法律事務所
- 須藤 聖知(すどう セシル)
- 声 - 田辺留依
- 本作の主人公。弁魔士。2000年12月24日生まれ[2]の17歳。女性。使用魔法は自然魔術。希少な金属魔法の使い手で、愛用のミニバイクなど金属類を媒体に巨大なディアボロイドを作り出す。
- カナダのオンタリオ州出身で、11歳のときに日本へ帰国した。死刑囚となってしまった母親の無罪を証明するため、15歳で司法試験に合格し史上最年少の弁魔士になった。法廷では白く少し派手な服を「勝負服」として着る。
- 登場人物の中でも入浴シーンが非常に多い。BD/DVDの本編でも乳房の先端は隠されていたが、映像特典において乳房の先端も乳房と共に完全に露出したバージョンが収録されている。
- 穂樽 夏菜(ほたる なつな)
- 声 - 真堂圭
- 弁魔士。22歳。女性。使用魔法は自然魔術(砂塵使い)。
- セシルの同期。仕事はいつも午後5時に上がるクールで堅物な性格。着任初日からセシルの奔放な態度を目の当たりにしたこともあり彼女に対抗意識を燃やしていたが、カナダでセシルが弁魔士になった理由や彼女の過去を知るにつれて徐々に態度は軟化し、彼女の手助けをしたいと考えるようになった。
- 蜂谷 ミツヒサ(はちや ミツヒサ)
- 声 - 東地宏樹
- 弁魔士。27歳。男性。使用魔法は魔水使い。
- 常に沈着冷静で無表情。関係者からは「法廷のターミネーター」と呼ばれているが、バタフライ法律事務所の同僚からは「ハチミツ」と呼ばれている。
- かつては検事で魔術使いに偏見を持っていたが、2年前に魔術使いとして覚醒した(思春期に覚醒することが多いため、蜂谷のケースはまれ)。魔術使いは司法職に就けないため、検事を辞職して民間の弁魔士へ転職したという経緯を持つ。
- 草野球チームに所属しており、ポジションはピッチャー。
- 甲原 角美(かぶとはら つのみ)
- 声 - 荒川美穂
- 弁魔士。23歳。女性。使用魔法は自然魔術(魔風使い)。
- 上品な環境で育てられたらしく、常にマイペースで行動している。長崎弁を話し、趣味はコスプレ。
- 左反 衣(さそり ころも)
- 声 - 大久保瑠美
- 弁魔士。24歳。女性。使用魔法はタロットカードを用いた予知魔術。今のところ予知が外れたことはないらしい。
- 下ネタやエロトークが大好きで、そういう方面にはうぶなセシルをからかいつつもかわいがっている。サバゲーマーでもある。
- 作中でも屈指の非常に豊かな胸の持ち主であり、それを意識させる装いが多い。セシルの実家に行った際は、海でビキニがほどけ乳房が完全に露出するなど海水浴を堪能していた。
- BD/DVDの本編でも乳房の先端は隠されていたが、映像特典において乳房の先端も乳房と共に完全に露出したバージョンが収録されている。
- 蝶野 アゲハ(ちょうの アゲハ)
- 声 - 恒松あゆみ
- 所長で弁魔士。32歳。女性。
- 容姿は年下の部下たち同様に若いが、実は整形によるもの。そのため、老化ネタには異常に敏感。魔術使いではないが、弁魔士としては凄腕の持ち主であり、独自の情報網で部下たちを的確にサポートする。
- 蝶野 セセリ(ちょうの セセリ)
- 声 - 高木渉
- 弁魔士。28歳。男性。使用魔法は自然魔術。
- アゲハの弟。事務所のナンバー2的な存在であり、経費の支出にはすこぶる敏感。姉アゲハのことを「アゲハっぴ」と呼ぶ。
- 鎌霧 飛郎(かまきり とびろう)
- 声 - 茶風林
- 弁魔士。86歳。男性。使用魔法は幻影魔法。同僚からは「きり爺」と呼ばれている。
- ヨボヨボの老人で普段は動きも鈍いが、実はかなりのキレ者。法廷で都合が悪くなると仮病を使って無理矢理閉廷させるという老獪さも持つ。無類のアイドル好き。
- 天刀 もよ(てんとう もよ)
- 声 - 竹達彩奈
- パラリーガル。21歳。女性。使用魔法は時間停止。
- 明るく積極的な性格をしており、セシルともすぐに仲良くなった。ケチャップやホイップクリームを持ち歩き、どんな料理にもかけまくる独特な味覚の持ち主。
- 抜田 美都利(ばった みとり)
- 声 - 多谷結衣
- 受付嬢。20歳。女性。
- 魔術使いではないが、情報処理能力は一流で、どんなデータも的確に分析する。事務所の面々から強く信頼されており、万能として重宝されている。
警視庁
セシルの関係者
シャークナイト法律事務所
依頼人とその関係者
- 音尾 茂之(おとお しげゆき)
- 声 - 雨宮弘樹
- 魔術使い。使用魔法は魔火使い。バタフライ法律事務所が弁護を引き受けるが死刑となる。
- 小日向 将太(こひなた しょうた)
- 声 - 大山鎬則
- 魔術使い。使用魔法は魔水使い。ウドであることを理由に同僚や上司から差別を受けていた。
- みずき銀行の元職員。元同僚の遠藤を守るために、魔術を使ってノーフェイスの1人を殺害してしまう。死刑の判決を受けそうになるが、土壇場で無罪となる。
- 遠藤 啓子(えんどう)
- 声 - 森千晃
- みずき銀行の職員。
- 安田 顕二
- 声 - 矢野龍太
- みずき銀行の支店長。小日向と遠藤の上司。
- ノーフェイス
- 魔術使いの強盗団。
- 早乙女 真夕(さおとめ まゆ)
- 声 - 小松未可子
- 魔術使い。25歳。使用魔法は魔震魔術。
- 生瀬の恋人。復讐のために法廷で魔術を行使するが、静夢の銃撃で死亡する。
- 生瀬 正人(なませ まさと)
- 声 - 斉藤壮馬
- 魔術使い。使用魔法は魔氷使い。
- 早乙女の恋人。大泉と他の出演者の共謀によって、撮影中に魔術を使い事故を起こし共演者を死なせてしまう。判決は死刑。法廷で魔術を使うも力が暴走し、死亡する。
- 大泉 顕(おおいずみ)
- 声 - 大塚智則
- 生瀬の上司、マジカルヒーロー事務所のマネージャー。1973年12月3日生まれの40歳。北海道室蘭市出身[3]。早乙女によって殺害される。
- 清水 ツクジ(しみず ツクジ)、清水 レイ(しみず レイ)
- 声 - 森久保祥太郎(2人とも)
- ツクジはウドだけを狙って殺害していた連続殺人犯。レイはツクジの双子の弟。静夢の指示で共謀し、セシルの能力を開花させるために暗躍した。
- 桐谷 琢真
- 声 - 本田裕之
- ROUND NYAN 池袋店の店長。強盗犯であり仲間割れにより鈴井に殺害される。
- 鈴井 博之
- 声 - 山本兼平
- ROUND NYAN 池袋店の店員。桐谷を殺害する。幻影魔術で桐谷に化けた鎌霧を見て自白する。
その他
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用語
- 魔禁法(まきんほう)
- 魔術の使用の禁止および処罰を定めた法律。違反者には最高で死刑判決を言い渡されることもあるが、正当防衛と認められれば罪に問われない場合もある。魔法廷は一審制の為、死刑判決を言い渡されると控訴やその他の手続きは取られず、即座に魔法陣を通じて東京湾上の海上拘置所へ転送され、そこで収監されることとなる[4]。
- ディアボロイド
- 魔術使いの金属精製魔術によって作成・使役される金属機道具。規模や組成は魔術使いの流派や状況によって異なり、「メタモロイド」とも呼称される。作中の描写から、いわゆるゴーレムに近い存在であることが示唆されている。
- ウド
- 作中における魔術使いの呼称。魔禁法の存在理由と併せ、一般人から魔術使いへの蔑称としての意味合いが強い。
- マカルとラボネ
- 本作に登場する魔術使いは2つの派閥にわかれ、人知れず対立している。そのうち、人間を憎み共存を望まない方針を取っているのが史文たちマカル、人間を憎まず共存を望む方針を取っているのが生羽たちラボネである。
製作
要約
視点
1985年放送のテレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』のオープニングアニメーション[5]、1986年発売のOVA『メガゾーン23/PartII 秘密く・だ・さ・い』のキャラクターデザイン・作画監督[5]など数々の一般アニメで知られるほか、アダルトアニメの『A KITE』や『MEZZO FORTE』などでも知られる[1][6]アニメーター兼監督の梅津泰臣が、2013年放送のテレビアニメ『ガリレイドンナ』よりも先に企画していた[注 2][7]作品である。
足立慎吾にキャラクターデザインを、A-1 Picturesにアニメーション制作をそれぞれ一任し、梅津は監督にほぼ専念していた『ガリレイドンナ』とは異なり、本作では『A KITE』や『MEZZO FORTE』と同じく梅津が原案・キャラクターデザイン・総作画監督を、アームスがアニメーション制作をそれぞれ担当している。また、梅津によるシリーズ構成のもと、2013年放送のテレビアニメ『幻影ヲ駆ケル太陽』などで知られる伊藤美智子[注 3]が脚本を担当している。
こうして『ガリレイドンナ』とほぼ並行して制作された[8]本作は、後年に梅津が述懐したところによれば監督としての仕事が多すぎて、オープニングアニメーションについては苦肉の策でパイロットフィルムをアレンジして制作したという[9]。本編については本放送時の第5話以降は作画のクオリティが低下していき、第11話は止め絵すら不足して不自然な背景で間に合わせるなど、画面から物語の流れを把握できない状態となったが、本放送終了後のAT-Xでの再放送時や、スケジュールを遅延させて発売されたBD/DVDでは全面的に修正されている。
沿革
2013年8月17日に制作発表が行われると共に公式サイトが開設され、PV第1弾が公開された[10]。同年8月下旬には本作と『ガリレイドンナ』の第1話アフレコが2日連続で行われた[8]。同年11月6日には公式サイトがリニューアルされ、PV第2弾と共にスタッフやキャストが公開された[11]。同年12月4日にオープニングテーマを含むPV第3弾と共に放送局一覧や追加キャストが公開された後、12月26日にはキャラクターボイスも公開された[12]。
2014年1月12日に梅津泰臣は第1話のテレビ放送を一部出演キャスト陣と共に生視聴したが、放送終了後にセシル役の田辺留依へ電話したところ感涙され、梅津自身ももらい泣きしそうだったという[13]。
本放送終了後の2014年11月下旬には、ニコニコ生放送、GYAO!、ビデオマーケット、Rakuten SHOWTIMEで前述のBD/DVD用マスターを用いた期間限定の無料配信が行われた[14]。
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主題歌
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放送局
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BD / DVD
小説
『ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル The Beginning』(ウィザード・バリスターズ べんましセシル ザ・ビギニング)のタイトルで、ぽにきゃんBOOKSから2014年3月3日に発売。執筆は伊藤美智子、カバー絵は梅津泰臣がそれぞれ担当[15]。ISBN 4-8652-9030-3
テレビアニメの開始以前における、セシルの過去が描かれる。
タイアップ
パチスロ
脚注
外部リンク
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