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カービー・イエーツ

アメリカの野球選手 (1987 - ) ウィキペディアから

カービー・イエーツ
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カービー・カーリー・イエーツKirby Kali Yates, 英語発音: /ˈkɜrbi ˈkɑli jeɪt͡s/[2]; 1987年3月25日 - )は、アメリカ合衆国ハワイ州リフエ出身のプロ野球選手投手)。右投左打。MLBロサンゼルス・ドジャース所属。愛称はカービッツ[3]

概要 ロサンゼルス・ドジャース #38, 基本情報 ...
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経歴

要約
視点

プロ入り前

2005年MLBドラフト26巡目(全体798位)でボストン・レッドソックスから指名されたが、ヤバパイ短期大学英語版へ進学した。

プロ入りとレイズ時代

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タンパベイ・レイズ時代
(2014年8月28日)

2009年6月19日にタンパベイ・レイズと契約してプロ入り。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級プリンストン・レイズ英語版でプロデビュー。14試合に登板して0勝1敗4セーブ、防御率2.39、49奪三振を記録した。

2010年はA級ボーリンググリーン・ホットロッズ英語版でプレーし、27試合(先発12試合)に登板して3勝6敗5セーブ、防御率3.30、97奪三振を記録した。8月にA+級シャーロット・ストーンクラブズへ昇格し、1試合に登板した。

2011年はルーキー級ガルフ・コーストリーグで4試合に登板後、7月にA+級シャーロットへ昇格。A+級シャーロットでは16試合に登板して2勝0敗2セーブ、防御率1.62、45奪三振を記録した。

2012年はAA級モンゴメリー・ビスケッツでプレーし、50試合に登板して4勝2敗16セーブ、防御率2.65、94奪三振を記録した。

2013年はAAA級ダーラム・ブルズでプレーし、51試合に登板して3勝2敗20セーブ、防御率1.90、93奪三振を記録した。オフの11月20日にレイズとメジャー契約を結び[4]40人枠入りした。

2014年3月13日にAAA級ダーラムへ配属され、そのまま開幕を迎えた。AAA級ダーラムでは21試合の登板で、1勝0敗16セーブ、防御率0.36と好投し、6月7日に不調のジョシュ・ルーキーDFAとなったため、メジャーへ昇格[5]。同日のシアトル・マリナーズ戦でメジャーデビュー。7回表二死から登板し、1.1回を無安打無失点、2三振に抑えた[6]。昇格後はシーズン終了までリリーフに定着し、この年は37試合に登板して0勝2敗1セーブ、防御率3.75、42奪三振を記録した。

2015年は、リリーフで20試合に投げてメジャー初勝利を挙げた。しかし、投球回20.1回で被本塁打10、防御率7.97と大炎上した。11月20日にDFAとなった[7]

ヤンキース時代

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ニューヨーク・ヤンキース時代
(2016年5月24日)

2015年11月25日に金銭トレードで、クリーブランド・インディアンスへ移籍した[8]が、2016年1月5日にマイク・ナポリの加入に伴ってDFAとなった[9]。1月8日に金銭トレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[10]。ヤンキースではブルペンの一角として41試合にリリーフ登板。41.1回で50三振を奪い、自己最高の奪三振率10.9を記録したが、四球を出す頻度も高まり、防御率5.23に終わった。

エンゼルス時代

2016年10月5日にウェイバー公示を経てロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した。

2017年4月2日にDFAとなり、4月7日にマイナー契約で傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズへ配属された。その後、4月22日にギャレット・リチャーズの60日間の故障者リスト入りに伴ってメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[11]が、同日のトロント・ブルージェイズ戦に8回に2番手で登板し、1回を投げ2被本塁打、2失点で降板となり、翌23日に再びDFAとなった[12]

パドレス時代

2017年4月26日にウェイバー公示を経てサンディエゴ・パドレスへ移籍した[11]。移籍後はダレン・バルスリー英語版投手コーチの指導もあって投球内容が改善され[13]、主に7回に登板し、8回のクレイグ・スタメンへ継投することが多かった。4勝5敗1セーブ20ホールド、防御率3.72などを記録した。

2018年は序盤に抑えブラッド・ハンドにつなぐセットアップマンだったが、ハンドが7月にトレードで移籍してからは抑えに配置転換した。5勝3敗12セーブ16ホールド、防御率2.14などを記録した。オフの10月29日には2018日米野球のMLB選抜に選出された[14]

2019年は開幕から抑えとして起用された。オールスターゲームに初選出された。最終的に0勝5敗41セーブ(失敗は3)、防御率1.19などを記録し、ナショナルリーグセーブ王を獲得した。オフには最優秀救援投手賞の最終候補には選ばれたものの、ジョシュ・ヘイダーが受賞した。サイ・ヤング賞の投票では9位タイだった[15]。また、同年から新設されたオールMLBチームのファーストチーム中継ぎ投手の1人に選出された。

2020年1月にパドレスと年俸調停を避けて1年総額約706万ドルで契約延長した[16]。この年は故障により6試合の登板に留まった。オフの10月28日にFAとなった[17]

パドレス退団後

2021年1月20日にトロント・ブルージェイズと550万ドルの1年契約を結んだ[18]。3月24日に右肘のトミー・ジョン手術を受け、開幕前にシーズン終了となった[19]。オフの11月3日にFAとなった[20]

ブレーブス時代

2021年11月29日にアトランタ・ブレーブスと2年総額825万ドルの契約を結んだ[21]。内訳は2022年が100万ドル、2023年が600万ドルで、2024年はチームオプションとなり、バイアウトの際は125万ドルが支払われる[22]

2022年は2年ぶりにメジャーに復帰した[11]

2023年オフの11月3日に契約延長オプションを破棄して、FAとなった[23]

レンジャーズ時代

2023年12月6日に1年総額450万ドルでテキサス・レンジャーズと契約を結んだ[24]

2024年7月7日に自身2度目となるオールスターに選出された。オフの10月31日にFAとなった[11]

ドジャース時代

2025年1月30日にロサンゼルス・ドジャースと、1年総額1300万ドルプラス出来高で契約を結んだ[11][25]

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選手としての特徴

速球は平均94mph前後(約151km/h)。

変化球については、以前はスライダーチェンジアップを投げていたが、2018年からはほとんどスプリッターのみである。

人物

実兄のタイラー・イエーツ英語版は10歳上で、アトランタ・ブレーブスなど5シーズンで239試合に登板した。

詳細情報

年度別投手成績

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  • 2024年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

ポストシーズン投手成績

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  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

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  • 2024年度シーズン終了時

タイトル

表彰

  • オールMLBチーム[26]
    • ファーストチーム中継ぎ投手:1回(2019年)
    • セカンドチーム中継ぎ投手:1回(2024年)

記録

背番号

  • 49(2014年 - 2015年)
  • 39(2016年 - 同年途中、2017年 - 2021年、2024年)
  • 50(2016年途中 - 同年終了)
  • 22(2022年 - 2023年)
  • 38(2025年 - )
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脚注

関連項目

外部リンク

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