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にじさんじ
ANYCOLORが運営する日本のバーチャルタレントグループ ウィキペディアから
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にじさんじ(英: NIJISANJI, Nijisanji)は、ANYCOLOR株式会社が運営する、バーチャルライバー(VTuber)グループ[2][3][4]。
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2022年時点で約150名のライバーが在籍している[5]。バーチャルライバーグループとしての活動は生放送を中心とし、内容も雑談・ゲーム実況・カラオケ配信など多岐に渡るが、動画の投稿やオリジナル楽曲、ライブなどの音楽活動を行うライバーやユニットも存在する。
バーチャルライブアプリ「にじさんじ」[2][3]のアルファ版テスターとして、1期生が2018年2月8日より活動開始。名前の由来は「二次元と三次元をつなぐ」という意味から[6]。その後、アプリの一般公開ができなかったことや競合他社の出現、1期生が人気を集めていたこともあり、ライバーグループの運営・専用アプリの開発へと方針転換。同年3月、2期生がデビューした後からライバーグループとしての色が明確になった。デビュー当初、キズナアイなどの3Dモデル・動画主体のバーチャルYouTuberが多かった中で、2Dモデル・生放送主体のスタイルはその後のバーチャルYouTuberに大きな影響を与えた[7]。
2019年12月15日には「にじさんじ」がニコニコ大百科及びピクシブ百科事典の該当記事総アクセス数最多記録となり『ネット流行語100 2019』年間大賞を受賞[8]。2023年の矢野経済研究所の調査では、VTuberファンが愛好しているバーチャルYouTuberプロジェクトとしてホロライブプロダクションとともに最も高い回答率を示した[9]。
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所属ライバー
要約
視点
所属ライバーはANYCOLORが開催するオーディションによって選ばれている[2][3]。2021年6月のANYCOLOR所属のタレント育成プロジェクト「バーチャル・タレント・アカデミー」(VTA)の候補生募集開始に伴い、「にじさんじ」の常設の随時オーディションは終了している[10]。また月ノ美兎は、2018年4月7日のニコニコ生放送においてユーザーが作成した3Dモデルを公式モデルとして扱う形で、にじさんじアプリの枠を超えていわゆる"3D化"を果たした[11]。
「にじさんじ」は2018年2月に始動した。同5月にゲーム配信者に特化したグループである「にじさんじゲーマーズ」、同6月にグループ活動の可能性を秘めたチャレンジ枠の「にじさんじSEEDs」が活動開始した。にじさんじプロジェクト初の男性グループ「VOIZ」は同6月8日に活動開始し、声劇や楽曲制作を展開予定であったが[12]、同8月9日にグループ活動を終了した[13]。
2018年12月末より「にじさんじ」「にじさんじゲーマーズ」「にじさんじSEEDs」は「にじさんじ」に統合された[14]。
2022年2月17日には、インドネシアVTuber事業「NIJISANJI ID」・韓国VTuber事業「NIJISANJI KR」を日本国内向けグループ「にじさんじ」に統合することが発表され、2022年4月15日より両グループが「にじさんじ」に統合された[15][16]。
→『NIJISANJI ID』の詳細については「§ NIJISANJI ID」を参照
→『NIJISANJI KR』の詳細、統合前に引退したライバーについては「§ NIJISANJI KR」を参照
所属ライバー一覧
過去の所属ライバー一覧
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公式アプリ
要約
視点
アプリはiPhone Xで初搭載されたAnimojiと呼ばれるシステムで人間の表情を認識し、それに応じて2DCGのアニメキャラクターが描画されるという仕組み。アプリ内からYouTube LiveやMirrativなどのライブ配信サービスに配信することが可能である[2][3]。
当初はApp Storeでの公開を予定しており、将来的にはアプリを利用した独自の配信プラットフォームの構築を企図していた。しかし既に同様のプラットフォームが複数立ち上がっており新規参入は厳しいと判断されたことに加え、ライバーの活動が成功し知名度を得たことで方針転換が図られ、以降はライバー専用アプリとして開発・運用が続けられている[145]。
ゆがみん
ゆがみんはアプリの公式マスコットキャラクター。キャラクターデザインはほーじろ。極初期には広報用として使われた[146]。アプリ内にLive2Dモデルが実装・初期登録されているため、にじさんじ所属ライバーなら誰でもアバターとして使用可能であり、複数のライバーが独自のキャラ付けを行うなどして配信に利用している[147]。
2.0
2018年9月より提供されているLive2Dモデリングをバージョンアップしたアプリ、または搭載されているLive2Dモデルは「2.0」と呼称されている[145][148][149]。2.0モデルは「原画の分析」「人間とモデルの掛け算」「視聴者の為に破綻をなくす」という3点に焦点を当て、原画から想像される人物像を踏まえてライバーとモデルが合致しなくならないよう注意し、表情を変える際の各パーツの動作についても安易にアイコン的な表現を取らず、顔の構造を踏まえた動きになるように制作されている[145]。また、視聴者が集中して配信を視聴できるよう、アニメーションでは「中割り」に当たる場面でも問題なく映るように前髪や口においてパーツを細かく分割するなどの作業を施している[145]。アップデートに際しては対象ライバーからの意見も取り入れられている[145]。
3.0
3.0はLive2Dモデリング2.0を更にバージョンアップしたもの。2.0から更に可動域が拡大したほか、新たに「感情」機能が搭載され、アプリ上の操作によって表情に様々な変化を付けられるようになっている。アップデートされるライバーは初回を除き、応募したライバーの中から抽選により選択され、実装決定ライバーはにじさんじ公式ツイッターで告知される[150][151]。
にじ3D
「にじ3D」。正式なアプリ名は「3Dにじさんじ」で、
- iPhone X内の「Face Tracking with ARKit」(にじさんじアプリで使用される顔認識)とOculus Riftのコントローラ「Oculus Touch」を使用するため、スタッフ・スタジオ・大規模な機材などを使用せずに配信が可能(自宅から1人で配信することが可能である)。
- 自然な3Dモデルの動きを実現。
- ヘッドマウントディスプレイを付けずに配信が可能なため、視聴者とのやり取りや企画実施が容易。
- Oculus Rift内のコントローラーと2台のセンサにより、手・腕・指の動きを無線と簡易的なシステムを用いて反映させる。センサは机に置ける小型。
- 長時間配信特有の問題を最小限に抑えるよう、ネットワーク遅延による配信の影響を抑える設計に。
初お披露目は2018年11月18日の樋口楓の配信[153]。
にじ3Dについても順次Ver. 2.0へのバージョンアップが行われている[152]。主にキャラクター動作の改善、キャラクターを映す俯瞰カメラの表示範囲を拡大、操作性の改善が行われている。
にじぱちぱち
「にじぱちぱち」はYouTubeの機能である「スーパーチャット」に連動し、アイテムが画面内に登場するアプリで、金額に応じてアイテムが変わった[154][155]。事前にライバーにはアプリが配布されていたが、使用は任意であった[155]。当初のアイテムは虹と門松のみであったが、1か月ごとにアイテム追加を行いながらバージョンアップや仕様の変更が進められていった[156]。2018年12月31日にα版が公開され、2019年8月27日にはVer.1.0[156]、同年10月18日にはVer.1.1[157]へとアップデートが行われていた。サボテン・くす玉・鯉のぼりなどの通常アイテム[158]やパンプキンゆがみん[157]などの季節アイテムがあった。
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配信スケジュールサイト
要約
視点
にじさんじライバーの配信スケジュールサイトとして「にじさんじ公式サイト」が存在するほか、以前には後述の「いつから.link」が存在した。
にじさんじ公式サイトには、2022年11月8日より「ライバー配信スケジュール」と「お気に入りライバー登録」の2機能が追加された[159]。それに伴い、同年11月30日をもって「いつから.link」の提供は終了した[160]。
いつから.link
「いつから.link」はにじさんじライバーの配信が一目で分かる専用スケジュールサイト[161]。2019年2月4日公開。
開発経緯として、所属ライバーの増加による問題解消が挙げられており、
- 情報発信媒体はフロー型のメディアが中心であり、複数ライバーの配信情報を一覧的に得ることが難しい。
- 運営側が配信予定のリアルタイム情報を出しにくい状況であった。
- ライバーと運営用の配信スケジュール共有用カレンダーは存在するが、サプライズ配信などの情報も掲載されていた。そのため、ライバー配信のクリエイティブ・PR的自由度を保つ観点から一般公開を控える必要があった。
- 普段見ているライバー以外の新たなライバーを発見する機会をコラボ以外でも作る。
などが挙げられている。また、コンセプトとして
- マイスケジュール作成で、自分の「推し」であるライバーをフォローし、自分専用のスケジュール表を作成できる
- 一つのカレンダー内に複数ライバーの配信スケジュールを掲載し、「一覧性」を確保
- ライバー側の追加負担が無く、システムによりスケジュール作成や閲覧が可能である。
- 今後のアップデートや他種アプリケーションを想定し、機能やデザイン等をシンプルな設計にした。
などが挙げられている[161]。
2019年4月26日にはアプリ版の提供が開始された[162]ほか、同年7月30日にはver.1.20がリリースされた。アプリ版は一部のUIなどが異なるほか、ウェブ版にはない機能が追加されていた。
その後、2022年5月17日付けでアプリ版の提供終了が発表[163]、同年5月20日に提供が終了した。同月31日には通知機能が終了[163]。同年11月30日をもってウェブ版の提供も終了した[160]。
主な機能
アカウント登録とログインにより、以下の機能が使用できる。
- マイスケジュール作成
- ログイン時にオリジナルのスケジュール作成が可能。
- ライバー一覧から「推しライバー」をフォローすることで、Youtubeのライブ配信情報がスケジュール表として確認可能。また、全ライバーのスケジュール一覧をトップページからワンタッチで切り替えることも可能。
- おすすめ設定
- 「推しライバー」に登録したライバーの配信時間外に、その他のにじさんじライバーを紹介する機能を搭載。あまり知られていないライバーを自動的に紹介する「おすすめ設定」により、スケジュールに反映される。おすすめ設定のON/OFFも可能。
- プッシュ通知機能(アプリ版のみ)
- ライバー配信に関する情報(配信開始など)をプッシュ通知でユーザーに通知。配信イベントごとに設定可能。
以下はv.1.2.0で追加された機能[164]。
- 「最推し」機能を追加
- 最推しライバーでデザインの着せ替えが可能になる。
- 通知機能を拡張し、推しライバーや最推しライバーの配信開始通知を受け取れるようになる。
- その他バグの修正やUIの改善
3Dモデル
スタジオで収録する配信・動画、出演するイベント、および「にじ3D」で使用する3Dモデル。
2018年4月に実装された月ノ美兎のモデルを皮切りに、「にじさんじのくじじゅうじ」に出演したライバーの3Dモデルが製作されたほか、これに加えて2019年4月以降は、先述したライバー以外の3Dモデルの製作も開始されている。
2019年10月25日より、3次元モーションキャプチャシステム「VICON」が導入されている[165]。
出演
→詳細は「にじさんじの出演一覧」を参照
書籍
漫画
- 起立! 気をつけ! にじさんじ学園!(漫画:富士フジノ、出版社:KADOKAWA)ComicWalkerで連載[注釈 15]
- 「起立! 気をつけ! にじさんじ学園!(1)」2018年11月30日発行[167]、ISBN 978-4-04-065145-3
- 「起立! 気をつけ! にじさんじ学園!(2)」(完)2019年5月17日発行[168]、ISBN 978-4-04-065538-3
- にじさんじ さんばか〜にばる(作画:221、出版社:徳間書店)COMICリュウとニコニコ静画で連載[169][注釈 16]。
- 「にじさんじさんばか〜にばる〈第1巻〉」2020年11月13日発行、ISBN 978-4-19-950724-3
- 「にじさんじさんばか〜にばる〈第2巻〉」2021年8月12日発行、ISBN 978-4-19-950750-2
- 「にじさんじさんばか〜にばる〈第3巻〉」2022年8月10日発行、ISBN 978-4-19-950786-1
- 「にじさんじさんばか〜にばる〈第4巻〉」(完)2022年8月10日発行、ISBN 978-4-19-950787-8
- Lie:verse Liars 偽想廻明 01(漫画:小町さんぺい、出版社:KADOKAWA)ComicWalkerで連載[171][注釈 17]
- にじさんじライバーが「俳優」として起用されるプロジェクト『Lie:verse Liars』の漫画。
- 「Lie:verse Liars 偽想廻明(01)」2023年3月29日発売、ISBN 978-4-04-682369-4
- 「Lie:verse Liars 偽想廻明(02)」2023年8月28日発売、ISBN 978-4-04-811235-2
- にじさんじ(漫画:ベラボウ、出版社:小学館)週刊コロコロコミックで連載[注釈 18]
- 「にじさんじ(1)」2023年10月27日発行、ISBN 978-4-09-143666-5
- 「にじさんじ(1)マンガのコマ厳選! 変なチャイカアクリル付き特装版」ISBN 978-4-09-943138-9
- 「にじさんじ(2)」2024年4月26日発売、ISBN 978-4-09-143712-9
- 「にじさんじ(3)」2025年2月27日発売、ISBN 978-4-09-149893-9
- 「にじさんじ(1)」2023年10月27日発行、ISBN 978-4-09-143666-5
小説
公式本
- にじさんじアーカイブ2018
- コミックマーケット95販売。
- にじさんじアーカイブス 2019-2020
- 2020年2月25日発売。
- NIJISANJI Illustrations vol.1
- 2020年11月13日発売。
- にじさんじアーカイブス 2020-2021
- 2021年2月26日発売。
- にじさんじアーカイブス 2021-2022
- 2022年2月25日発売、通常版・豪華版の2種類。
- にじさんじアーカイブス 2022-2023
- 2023年2月24日発売、通常版・豪華版の2種類。
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リアル脱出ゲーム
- リアル脱出ゲーム×にじさんじ『次元交わる学級会からの脱出』
- 東京会場(リアル脱出ゲーム原宿店):2023年7月27日 - 10月15日
- 大阪会場(リアル脱出ゲーム大阪心斎橋店)2023年10月19日 - 11月26日
- 名古屋会場(リアル脱出ゲーム名古屋店)2024年1月18日 - 3月3日
- 札幌会場(リアル脱出ゲーム札幌店)2024年2月2日 - 2月25日
- 仙台会場(イベントホール松栄)2024年3月2日 - 3月3日
音楽関連
→詳細は「にじさんじ関連の音楽活動」を参照
にじさんじネットワーク
2019年5月10日から12月31日まで「にじさんじプロジェクト」が提供していたVTuberコミュニティサービス[175]。参加タレントに対し活動全般、企業案件紹介等のサポートを行う[176]。12月31日に所属タレントが脱退し、同時にサービス提供も終了した。
日本国外展開
要約
視点
VirtuaReal Project
VirtuaReal
2019年4月より中国でのVTuber事業「VirtuaReal Project」を展開、バーチャルライバープロジェクト「VirtuaReal」を中国にてANYCOLORとbilibiliが共同で運営している[179][180]。
過去の所属ライバー (VirtuaReal)
VirtuaReal Star
「VirtuaReal Star」は、bilibiliでの著名活動者のVTuber化などの支援を行うプロジェクト[246]。メンバーの中でもバーチャルアーティスト「泠鳶yousa」や歌い手・声優としても活動している「hanser」は高い人気を集めている[180][247][248]。以前から歌い手などとして動画投稿や配信活動を行っていた者もいる。
過去の参加VTuber (VirtuaReal Star)
VirtuaReal Link
「VirtuaReal Link」は、bilibiliなどで活動する個人・他団体所属VTuberの支援を行うプロジェクト[246]。
過去の参加VTuber (VirtuaReal Link)
NIJISANJI EN
2021年5月より英語圏のVTuber事業「NIJISANJI EN」を始動[305]。
過去の所属ライバー (NIJISANJI EN)
過去のグループ展開
にじさんじ上海/にじさんじ台北
2018年7月17日に上海・台北でオーディションを開始、現地企業と協力し各8名、計16人のライバーの募集を行った[330]。同年8月より日本国外グループとして、「にじさんじ上海(二次三次上海)」、「にじさんじ台北(二次三次台北)」を立ち上げ活動を開始[331]。2019年3月で業務提携を終了、その後「VEgo」に移籍[332][333]。業務提携終了に伴い一部のメンバーが活動を終了したのち、2020年3月31日までに全メンバーが活動を終了した。
NIJISANJI ID
2019年7月19日よりインドネシアでのVTuber事業「NIJISANJI id」を始動、ライバーオーディションを実施することが発表された[350][351]。同年9月より活動を開始。同年11月にオーディション第2弾を開催[352]、2020年2月に第3弾オーディション開催[353]。名称は当初「NIJISANJI id」であったが、2019年12月26日よりグループ名を大文字に変更している[354]。2022年2月17日、ANYCOLORは韓国VTuber事業「NIJISANJI KR」とともに、日本国内バーチャルライバーグループ「にじさんじ」と統合することを発表。2022年4月15日に統合された[15][16]。
→所属ライバーの一覧については「§ 所属ライバー一覧」を参照
→「にじさんじ」統合後に卒業したライバーについては「§ 過去の所属ライバー一覧」を参照
NIJISANJI IN
2019年11月よりインドでのVTuber事業「NIJISANJI IN」を始動[355]。2020年6月22日よりインドだけではなく英語圏VTuberグループに対象を拡大し、グループ名を「NIJISANJI EN」に変更したが[356]、2020年11月27日に「NIJISANJI IN」に再改名された[357]。2021年4月30日を以て所属ライバーの卒業及びNIJISANJI INの活動休止となった[358]。
NIJISANJI KR
2019年12月より韓国でのVTuber事業「NIJISANJI KR(니지산지 KR)」を始動[360]。2020年1月に韓国の「KOYOI ENTERTAINMENT & CONTENTS」 (541 E&C) からの移籍を含む1期生10名がデビュー。2020年2月に第2弾オーディション開催[361]。2022年2月17日、ANYCOLORはインドネシアVTuber事業「NIJISANJI ID」とともに、日本国内バーチャルライバーグループ「にじさんじ」と統合することを発表。2022年4月15日に統合が実施された[15][16]。
→所属ライバーの一覧については「§ 所属ライバー一覧」を参照
過去の所属ライバー (NIJISANJI KR)
→「にじさんじ」統合後に卒業したライバーについては「§ 過去の所属ライバー一覧」を参照
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トラブル
2019年3月12日、同月8日に活動を開始した男性ライバー真堂雷斗が複数の契約違反行為を行ったとして、契約解除とYouTubeチャンネル・Twitterアカウントの削除が運営から発表された[377]。契約違反の内容は発表されなかった[377]。
2020年10月19日、所属ライバーの金魚坂めいろが契約違反を行ったとして契約解除したと発表された[378]。社外のVtuberによるリーク動画が投稿され、その内容が金魚坂本人しか知り得ない情報だったことから情報漏えいが発生したと断定した。10月21日ににじさんじ公式Twitterにて公表できる範囲で契約解除に至った経緯が発表された[378]。
2025年2月12日、ANYCOLORは、2024年2月1日‐9月末日までに届いていた鈴谷アキ宛てのファンレターを、社内の管理不備により12月末のオフィス整理の際に誤って廃棄していたことを報告し、謝罪した[379][380]。
所属ライバーに対する誹謗中傷・権利侵害
2020年9月1日に「攻撃的行為及び誹謗中傷行為対策チーム」と通報窓口を設置[381]。
2021年12月30日、所属ライバーの夢月ロアはデマを流した人物の特定を弁護士を通じて進めていることを明らかにした[382]。前述の金魚坂めいろの件について別のVTuberによって夢月ロアを批判する動画が公開されており、夢月ロアは2020年10月から活動を休止していた[382]。
2022年12月5日、ホロライブプロダクションなどを運営するカバーと共同で、「誹謗中傷の根絶」を行うための連携を発表した[381]。
2023年2月1日、所属ライバーの勇気ちひろへの誹謗中傷被害に対して示談が成立したことが報告された。損害賠償額は120万円。期日までに支払いがない場合は約370万円となる[383]。
2023年5月25日、所属ライバーへのプライバシー権侵害行為を行った発信者の情報開示請求が認められ、損害賠償金300万円以上での示談が成立したと発表した[384]。
2024年9月2日、ANYCOLORは公式サイトを通じて、外部音楽家による所属ライバーの権利侵害行為に対して法的対応を実施することを発表した。同日、音楽家のYABは、自身のSNSを通じ謝罪の声明を発表した[385][386]。
2024年10月31日、攻撃的行為及び誹謗中傷行為対策チームの2023年11月1日から2024年10月31日までの活動で、名誉毀損などの誹謗中傷、プライバシー侵害、わいせつな意図での著作権侵害のほか、殺害予告、ストーカー、荒らし行為など124件に対処したことが報告された[387]。
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脚注
関連項目
外部リンク
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