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ジェイク・マギー

アメリカの野球選手 (1986 - ) ウィキペディアから

ジェイク・マギー
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ジェイコブ・ダニエル・マギーJacob Daniel McGee, 1986年8月6日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼ出身の元プロ野球選手投手)。左投左打。

概要 基本情報, 国籍 ...
概要 獲得メダル, 男子 野球 ...
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経歴

要約
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プロ入りとレイズ時代

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タンパベイ・レイズ時代
(2012年5月11日)

2004年のMLBドラフト5巡目(全体135位)でタンパベイ・デビルレイズに入団。

2006年にA級サウスウエストミシガン・デビルレイズで26試合に先発し、防御率2.96、奪三振率(K/9)11.5という好成績を残した。オフには「ベースボール・アメリカ」誌の有望株英語版ランキングにおいてマイナー全体で38番目に評価された[1]

2007年も引き続き好成績を残してAA級モンゴメリー・ビスケッツまで昇格し、シーズン終了後には、エバン・ロンゴリアデビッド・プライスに次いで球団内3位、マイナー全体では15位のトッププロスペクトと見なされるようになる[2]

2008年7月に左肘を痛め、トミー・ジョン手術で長期離脱を余儀なくされる[3]

2010年の後半戦で復帰するも、低調な成績に終わった。同年はレイズは先発投手の駒が揃っている一方で、ラファエル・ソリアーノグラント・バルフォアダン・ウィーラーらブルペンの柱がFAで退団することが濃厚になっていた。高い奪三振率を誇るマギーは、その穴を埋めることができる存在として注目されるようになり、シーズン途中でリリーフに転向した[4]。9月14日のニューヨーク・ヤンキース戦でメジャーリーグデビューを果たした[5]

2011年からは左の中継ぎとしてメジャーに定着した。

2012年は69試合に登板し、防御率1.95、20ホールドの好成績だった。

2014年1月17日にレイズと145万ドルの1年契約に合意した[6][7]。シーズンでは好投が続き、不調のグラント・バルフォアに代わって6月中旬からクローザーの役割を任されるようになった。自己最多かつ2年連続70試合以上となる73試合に登板し、2年ぶりの防御率1.00台(1.89)、自己最多の90奪三振、19セーブを記録し、クローザーの役割を全うした。

2015年は、クローザーの座をブラッド・ボックスバーガーに譲った。8月18日に左膝半月板損傷の修復手術を受けた[8]が、9月27日に復帰した。最終的には39試合に登板し、1勝2敗6セーブ、防御率2.41という成績を残した。三振奪取能力は相変わらず高く、37.1イニングで48奪三振を記録。奪三振率は4年連続で10.0を超えた。

ロッキーズ時代

2016年1月28日にコーリー・ディッカーソンケビン・パドロ英語版とのトレードで、ヘルマン・マルケスと共にコロラド・ロッキーズへ移籍した[9]。オフの12月に年俸調停を避けて1年590万ドルの契約で合意した[10]

2017年開幕前の2月9日に第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)アメリカ合衆国代表に選出された[11]。3月22日の決勝プエルトリコ戦に勝利し、初の優勝を果たした[12]。オフの11月2日にFAとなった[13]が、12月15日にロッキーズと3年総額2700万ドルで再契約を結び、ブライアン・ショウと共に入団会見を行った[14]

2020年新型コロナウイルスの影響で開幕が延期されたが、開幕直前の7月17日にブライアン・ショウと共に自由契約となった[15][16]

ドジャース時代

2020年7月21日、ロサンゼルス・ドジャースと1年契約を結んだ[17]。60試合制の短縮シーズンながら24試合に登板し、防御率2.66と復調した。タンパベイ・レイズとの2020年のワールドシリーズで1試合に登板し、自身初のワールドシリーズ優勝を経験し、ワールドシリーズとWBCの両方で優勝を経験した選手となった。オフの10月28日にFAとなった[18]

ジャイアンツ時代

2021年2月17日にサンフランシスコ・ジャイアンツと2年総額700万ドルの契約を結んだ[19]。この年は年間を通じてクローザーとして起用され、自己最多の31セーブ(リーグ6位)を挙げた。7月には11試合に登板し、1ホールド、7セーブ、無失点、9奪三振の好成績で自身初のリリーバー・オブ・ザ・マンスを受賞した。

2022年は開幕から不振で、7月9日にDFAとなり[20]、14日に自由契約となった[21]

ブルワーズ時代

2022年7月22日にミルウォーキー・ブルワーズとメジャー契約を結んだ[22]。8月7日にDFAになった[23]

ナショナルズ時代

2022年8月9日にウェイバー公示を経てワシントン・ナショナルズに移籍した[24]。9月9日にDFAとなり[21]、11日に自由契約となった[21]

2023年2月3日に現役を引退することが発表された[25]

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投球スタイル

スリークォーターから、最速100.2 mph(約161 km/h[26]の2種類の速球フォーシームツーシーム)が武器。その他に、90mph(約145 km/h)程度のスライダー、76mph(約122 km/h)のカーブなども使用する[27]

2014年の速球の平均球速は96.3 mph(約155km/h)であったが、以降年々低下しており、2016年の平均球速は93.1 mph(約150 km/h)となっている。また、2012年から2015年までは速球の使用率が約9割であったが、2016年は約7割に低下し、スライダーとカーブの使用率が増加した[27]

2018年以降はツーシームは投げなくなり、2020年以降は平均球速が94.9mphにまで戻った。特に2020年は速球の割合が96.4%でほぼ真っすぐで押し切るスタイルとなった。これまでの推移を考えても2014年以降の球速低下は衰えではなく制球重視や変化球との兼ね合いだったことが伺える[27]

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詳細情報

年度別投手成績

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年度別守備成績

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表彰

背番号

  • 57(2010年 - 2015年)
  • 51(2016年 - 2019年)
  • 41(2020年)
  • 17(2021年 - 2022年途中)
  • 21(2022年途中 - 2022年途中)
  • 47(2022年途中 - 同年終了)

代表歴

脚注

関連項目

外部リンク

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