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ヘルマン・マルケス
ベネズエラの野球選手 (1995 - ) ウィキペディアから
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ヘルマン・アンドレス・マルケス(Germán Andres Márquez, 1995年2月22日 - )は、ベネズエラ・ボリバル州シウダーグアヤナ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのコロラド・ロッキーズ所属。
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経歴
要約
視点
プロ入りとレイズ傘下時代
2012年に傘下のルーキー級ベネズエラン・サマーリーグ・レイズでプロデビュー。15試合(先発6試合)に登板して0勝2敗、防御率6.82、29奪三振の成績を残した。
2013年にアメリカ合衆国本土へ渡る。この年はアパラチアンリーグのルーキー級プリンストン・レイズでプレーし、12試合に先発登板して2勝5敗、防御率4.05、38奪三振の成績を残した。
2014年はA級ボーリンググリーン・ホットロッズでプレーし、22試合(先発18試合)に登板して5勝7敗、防御率3.21、95奪三振の成績を残した。
2015年はA+級シャーロット・ストーンクラブズでプレーし、26試合(先発23試合)に登板して7勝13敗、防御率3.56、104奪三振の成績を残した。11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[2]。
ロッキーズ時代
2016年1月28日にコーリー・ディッカーソン、ケビン・パドロとのトレードで、ジェイク・マギーと共にコロラド・ロッキーズへ移籍した[3]。この年傘下のマイナーではAA級ハートフォード・ヤードゴーツとAAA級アルバカーキ・アイソトープスでプレーし、2球団合計で22試合(先発16試合)に登板して8勝5敗、防御率4.90、119奪三振の成績を残した。9月6日にメジャー初昇格を果たす[4]と、8日のサンディエゴ・パドレス戦でメジャーデビュー(2.1回を投げて3失点)[5]。この年メジャーでは6試合(先発3試合)に登板して1勝1敗、防御率5.23、15奪三振の成績を残した。
2017年は29試合に先発登板して162イニングを投げ、11勝7敗、防御率4.39、147奪三振を記録し、新人王投票では5位に入った[6]。
2018年は33試合に先発登板して196イニングを投げ、14勝11敗、防御率3.77、230奪三振を記録した。また、打撃面では打率.300、1本塁打、5打点、OPS.650を記録し、自身初となるシルバースラッガー賞を受賞した[7][8]。
2019年4月6日にロッキーズと5年間4300万ドルの条件で2023年までの契約延長(2024年は球団オプション)に合意した[9]。この年は28試合に先発登板して174イニングを投げ、12勝5敗、防御率4.76、175奪三振を記録した[7]。
2020年は自身初となる開幕投手に選出された[10]。この年は13試合に先発登板して81.2イニングを投げ、4勝6敗、防御率3.75、73奪三振を記録した[7]。
2021年4月1日のドジャースとの開幕戦で2年連続2度目の開幕投手を務めた。7月4日に選手間投票で自身初となるオールスターゲームに選出された[11]。7月13日に開催されたオールスターゲームでは4回表に3番手としてオールスターゲーム初登板を果たした[12]。この年は32試合に先発登板して180イニングを投げ、12勝11敗、防御率4.40、176奪三振を記録した[7]。
2022年は31試合に先発登板して181.2イニングを投げ、9勝13敗、防御率4.95、150奪三振を記録した[7]。
2023年はシーズン開幕前の3月に開催された第5回WBCのベネズエラ代表に選出されたが[13]、左太もも裏の故障のために辞退した[14]。シーズンでは自身3度目となる開幕投手に選出された[15]。5月2日にトミー・ジョン手術を受けることを発表した[16]。9月8日に2年2000万ドルという条件でロッキーズとの契約を2025年まで延長した[17]。
2024年7月14日のニューヨーク・メッツ戦で復帰したが、右肘にストレス反応が確認されたためにシーズン残り試合の欠場が発表された[18]。
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選手としての特徴
球種 | 割合 | 平均球速 | 最高球速 | ||
% | mph | km/h | mph | km/h | |
フォーシーム | 45.2 | 94.8 | 152.6 | 99.3 | 159.8 |
スライダー | 26.9 | 86.2 | 138.7 | 90.6 | 145.8 |
カーブ | 18.2 | 85.2 | 137.1 | 89.9 | 144.7 |
シンカー | 7.6 | 94 | 151.3 | 97.3 | 156.6 |
チェンジアップ | 2.1 | 86.1 | 138.6 | 89.9 | 144.7 |
最速99.9mph・平均95mphの速球(フォーシーム・シンカー)を中心に、平均85mphのカーブ、平均86mphのスライダー、また平均86mphのチェンジアップを使用する[19]。
詳細情報
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
表彰
- シルバースラッガー賞(投手部門):1回(2018年)
記録
- MLBオールスターゲーム選出:1回(2021年)
- en:Topps All-Star Rookie Team:2017年(右投手部門)
背番号
- 67(2016年)
- 48(2017年 - )
脚注
関連項目
外部リンク
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