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スティーブン・マッツ

アメリカの野球選手 (1991 - ) ウィキペディアから

スティーブン・マッツ
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スティーブン・ジェイコブ・マッツSteven Jakob Matz, 1991年5月29日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州サフォーク郡ストニーブルック英語版出身のプロ野球選手投手)。左投右打。MLBボストン・レッドソックス所属。

概要 ボストン・レッドソックス #41, 基本情報 ...
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経歴

要約
視点

プロ入りとメッツ時代

2009年MLBドラフト2巡目(全体72位)でニューヨーク・メッツから指名され、プロ入り。

2010年5月18日にトミー・ジョン手術を受けた[2]ため、2011年はリハビリに費やした。

2012年に傘下のアパラチアンリーグのルーキー級キングスポート・メッツ英語版でようやくプロデビュー。6試合に先発登板して2勝1敗、防御率1.55、34奪三振を記録した。

2013年はA級サバンナ・サンドナッツでプレーし、21試合に先発登板して5勝6敗、防御率2.62、121奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐためにメッツの40人枠入りした[3]

2014年はA+級セントルーシー・メッツとAA級ビンガムトン・メッツでプレーし、2球団合計で24試合に先発登板して10勝9敗、防御率2.25、131奪三振を記録した。

2015年は開幕をAAA級ラスベガス・フィフティワンズで迎え[4]、15試合に登板して7勝4敗、防御率2.19の成績を記録し、6月28日にメジャー初昇格した[5]。同日のシンシナティ・レッズ戦にて先発登板でメジャーデビューし、投げては7.2イニングを5安打、2失点、打撃でも3打数3安打で4打点を記録し、初登板初勝利を飾った[6]。7月10日に広背筋を痛めて15日間の故障者リスト入りし[7]、9月1日に復帰した。最終的には、全て先発で6試合に投げただけだったが、度々好投を見せて無敗で4勝を記録した[8]。。防御率も2.27という低さで、限定的な出場機会のルーキーながら、メッツがナショナルリーグ優勝の上で一定の役割を果たした[8]。。

2016年は、22試合に先発登板して9勝8敗、防御率3.40、WHIP1.21という好成績を記録した[8]。。また、132.1イニングで129個の三振を奪って、奪三振率8.8という高数値も記録した[8]。。この活躍ぶりが評価され、シーズンオフのルーキー・オブ・ザ・イヤーの投票では1.0ポイントを獲得して6位タイに入った[9]

2017年は13試合に先発登板して2勝7敗、防御率6.08、48奪三振を記録した[8]

2018年は30試合に先発登板して5勝11敗、防御率3.97、152奪三振を記録した[8]

2019年は32試合(先発30試合)に登板して11勝10敗、防御率4.21、153奪三振を記録した[8]

2020年は9試合(先発6試合)に登板して0勝5敗、防御率9.68、36奪三振を記録した[8]

ブルージェイズ時代

2021年1月27日にショーン・リード=フォーリーイェンシー・ディアス英語版ジョシュ・ウィンコウスキーとのトレードで、トロント・ブルージェイズへ移籍した[10]。7月23日のシティ・フィールドでの古巣メッツ戦に先発登板すると、メッツファンからはスタンディングオーべションを受けた[11]。この年は先発ローテーションの一角として自己最多となる14勝を記録した[8]。オフの11月3日にFAとなった[8]

カージナルス時代

2021年11月29日にセントルイス・カージナルスと4年総額4400万ドルの契約を結んだ[12]。オプションとして最大400万ドルの出来高が含まれる[13]

移籍初年度となった2022年は15試合(先発10試合)に登板して5勝3敗2ホールド、防御率5.25、54奪三振などを記録した[8]

2023年は前年を上回る25試合(先発17試合)に登板したが、4勝7敗と3年ぶりに負け越した[8]。また、防御率3.86、98奪三振などを記録した[8]

2024年は12試合(先発7試合)に登板して1勝2敗と2年連続で負け越した[8]。また、防御率5.08、33奪三振などを記録した[8]

2025年は後述の移籍前までに32試合(先発2試合)に登板して5勝2敗、メジャー初セーブとなる1セーブ、3年ぶりとなる7ホールド、防御率3.44、47奪三振などを記録していた[8]

レッドソックス時代

2025年7月31日にブレイズ・ジョーダンとのトレードで、ボストン・レッドソックスに移籍した[14]

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選手としての特徴

平均球速151km/hのシンカーが投球全体の60%以上を占めるシンカーボーラーであり、他には(投球頻度の高い順に)カーブチェンジアップスライダーを投げる。いずれの球種もストライク率60%後半から70%超と精度が高く、また、シンカー主体のピッチングながら奪三振も多い[15]

詳細情報

年度別投手成績

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  • 2024年度シーズン終了時

ポストシーズン投手成績

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  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

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  • 2024年度シーズン終了時

背番号

  • 32(2015年 - 2020年、2022年 - 2025年7月29日)
  • 22(2021年)
  • 41(2025年8月2日 - )

脚注

関連項目

外部リンク

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