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ダイヤモンドカップ

岩手県競馬組合が施行する地方競馬の重賞競走 ウィキペディアから

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ダイヤモンドカップ岩手県競馬組合が施行する地方競馬重賞競走である。以前の名称は岩手ダービー ダイヤモンドカップ(いわてダービー ダイヤモンドカップ)であったが2019年より現名称になった。正式名称は「みちのく爽やか杯 ダイヤモンドカップ」。


概要 ダイヤモンドカップ, 開催国 ...
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概要

要約
視点

1981年に水沢競馬場のダート1800メートルで施行される4歳(旧表記)限定の重賞競走として創設されたが、1986年に格下げされ同年から1999年までは特別競走として施行された。2000年からは再び重賞に格上げされ、5月上旬に施行されるダート1600メートルの競走となり、春季の3歳マイル路線の目標競走となった。2007年よりダート2000mの競走で行われる。

歴代優勝馬には、カウンテスアップ1984年)・スイフトセイダイ1989年)・モリユウプリンス1992年)・メイセイオペラ1997年)・バンケーティング(2001年)といった、のちに岩手競馬や全国のダート重賞競走で活躍した馬が名を連ねている。

2000年は岩手朝日テレビから優勝杯の提供を受け、名称を「IAT杯 ダイヤモンドカップ」として施行された。

2006年はダービーWeekが創設されたのに伴い競走名に岩手ダービーの冠が付与され、競走名が「岩手ダービー ダイヤモンドカップ」となった。また施行時期が6月上旬に移されジャパンダートダービー指定競走となった。なお岩手競馬には、不来方賞ダービーに相当する競走として存在している。

2007年に岩手めんこいテレビから優勝杯の提供を受け、名称を「めんこいテレビ杯 岩手ダービーダイヤモンドカップ」に変更。なお、同年優勝馬の馬主に対して副賞として種牡馬の配合権利が贈られるようになる[2]ダービーWeek#スタリオン賞を参照)。

2016年に岩手競馬で重賞格付け制度が開始され、M1に格付けされた。

2019年に岩手3歳三冠競走の体系見直しに伴い、開催時期を8月に、また距離もダート1600mに短縮されることになった。これに伴い、岩手ダービーの冠は、2003年以来復活した東北優駿に付けられることになった。この年、レース名が「水沢信用金庫賞 ダイヤモンドカップ」となる。

2020年より開催時期が5月に繰り上げられるとともに、岩手3歳三冠競走の1冠目の競走となる。また、レース名が「AKT秋田テレビ杯 ダイヤモンドカップ」に変更された。

2022年はレース名が「奥州市長杯 ダイヤモンドカップ」となるが、翌2023年は盛岡競馬場での開催となり[3]、レース名が「みちのく爽やか杯 ダイヤモンドカップ」へ変わった。

2024年より3歳ダート三冠が設定されたことに伴い、東日本地区(北海道・岩手・南関東)交流の東京ダービー指定競走となり、距離もダート1800mに延長されることになった[4]。なお、出走馬に対する優先出走権の付与はないものの、本競走1着馬が東京ダービー出走を希望した場合、当該馬は出走馬選定委員会による選定において本競走の成績を重視したうえで決定される。

2025年現在HITスタリオンシリーズに指定されている。対象種牡馬は2019年から2021年がビーチパトロール、2022年はフォーウィールドライブ、2023年はインディチャンプ、2024年はチュウワウィザード、2025年はカフェファラオ

条件・賞金等(2025年)

出走条件
サラブレッド系3歳、東日本交流。
負担重量
定量。56kg、牝馬2kg減[1]
賞金等
賞金額は1着1000万円、2着350万円、3着200万円、4着130万円、5着70万円で、着外手当は10万円[5]
優先出走権付与
上位3着までに入った岩手所属馬に東北優駿の優先出走権が付与される[1]
副賞
みちのく爽やか賞、JBC協会賞、盛岡市長賞、開催執務委員長賞[5]

本競走へのトライアル競走

2006年以前は「やまびこ賞」で、優勝馬に本競走への優先出走権が与えられていた。2007年から2012年までは盛岡競馬場のダート1800mのサラブレッド系3歳の岩手所属馬限定の別定重量のオープン特別競走「七時雨賞」で、上位2着までに本競走への優先出走権が与えられた。2013年から2019年は「やまびこ賞」が重賞(2016年にM3に格付け)に格上げされた上で再びトライアル競走となり、2013年は上位2着馬までに[6]、2014年からは2018年までは上位3着馬までに本競走の優先出走権が付与されていた[7][8]。2021年から2024年はスプリングカップがトライアルとなり、上位3着までに本競走の優先出走権が付与されていた。2025年現在、本競走へのトライアル競走はない。

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歴代優勝馬

要約
視点

全てダートコースで施行。また、1994年までの盛岡は、旧盛岡競馬場(黄金競馬場)。

馬齢は2000年以前も現表記。

さらに見る 回数, 施行日 ...
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脚注・出典

関連項目

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