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ドコモ・バイクシェア

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ドコモ・バイクシェア
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株式会社ドコモ・バイクシェアDOCOMO bike share, Inc.)は、東京都港区に本社を置く、NTTドコモ傘下のレンタサイクル自転車シェアリング)運営会社である。

概要 種類, 本社所在地 ...

2010年からNTTドコモが行っていたサイクルシェアリング事業[2]を推進するため、2015年2月にNTTドコモとNTTグループNTT都市開発NTTデータNTTファシリティーズとの合弁で設立された[3]

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コミュニティサイクル

要約
視点
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ちよくるで使われている、ブリヂストンサイクル bikke MOB
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DATE BIKEのサイクルポート
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kobelinのサイクルポートと無人登録機

NTTドコモが開発した次世代コミュニティサイクルシステムを使い、予約・貸出・返却・課金処理や鍵の制御、バッテリー残量・GPSによる位置情報の取得を行っている。

また、自転車の後部には、遠隔操作が可能な馬蹄錠と、操作パネル・FeliCaカードリーダー・GPS・加速度センサー・携帯電話回線を使用したデータ通信モジュールが一体になった装置が設置されている。なお、この装置の電源は、電動アシスト用のバッテリーから供給されている。

このため、従来の機械式レンタルシステムと違い、サイクルポート設置には大掛かりな工事は不要で、自転車スタンドとビーコンを設置するだけでよい。このためわずかなスペースでも設置することができる[4]

自転車の車体は電動アシスト自転車を使用しており、NTTドコモのコーポレートカラーである赤色(ドコモレッド)で塗られている。全国的に同一仕様で揃えられているが、地域の実情や導入時期の違いにより細部が異なる場合もある。

2017年6月末時点で全国26都市でサービスを行っており、自転車は約7,700台、サイクルポートは約760カ所、登録会員数は約39万人(システム提供先も含む)。2017年度の利用実績は約470万回(システム提供先を除く)[5]

かつては同一アカウントを全国で使用することができず、地域ごとに異なるアカウントを取得する必要があった。しかし、2019年2月より順次ユーザIDの連携が開始され、大半のエリアではアカウントの相互利用が可能となっている[6]

また、東京都区部のうち11区では区を跨いだ利用ができる(東京・自転車シェアリング)ほか、HUBchariと大阪バイクシェアも相互乗り入れが可能である[7]

2024年7月10日、ソフトバンクグループのレンタサイクル運営会社で「HELLO CYCLING」を運営しているOpenStreetとの間で業務提携を締結。2025年度に一部地域のサイクルポートを共用化することを発表した[8][9]

使用車種

ブリヂストンサイクル
ASSISTA UNI 20
bikke MOB - 後輪の黒い大型の泥除けが特徴的で、地域によってはこの部分に広告ステッカーが張られている。
パナソニック サイクルテック
エネモービルS
グリッターEB
ヤマハ発動機
PAS Brace XL
PAS CITY-C

出典[5]

運営受託

☆はユーザIDの共通利用対象エリア

サービス終了

システム提供

☆はユーザIDの共通利用対象エリア

サービス終了

  • あまくまサイクル (鹿児島県大島郡瀬戸内町 加計呂麻島) - 2016年8月30日サービス開始、2019年頃にサービス終了
  • Let's Bike(神奈川県西部・千葉県・静岡県沖縄県宮古島市) - 2016年2月28日サービス開始 (株)陽報が運営 沖縄県宮古島市は「TIDA BIKE」のサービス名で2019年7月19日開始[22] 静岡県と沖縄県宮古島市は2020年9月30日サービス終了

実証実験・試乗イベント

試乗イベントと、短期間の実証実験のみ記載(☆はユーザIDの共通利用対象エリア)

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関連項目

脚注

外部リンク

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