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ハイセイコー記念

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ハイセイコー記念
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ハイセイコー記念(ハイセイコーきねん)は、特別区競馬組合大井競馬場で施行する地方競馬重賞競走SI)である[注 1]

概要 ハイセイコー記念, 開催国 ...

概要

1968年青雲賞として、南関東公営競馬の所属馬限定・サラブレッド系3歳(当時の馬齢表記。現表記・2歳)による競走として創設。1972年の第5回競走で優勝し、その後中央競馬に移籍して国民的人気を得たハイセイコー2000年に死亡)を記念して、2001年から現在の競走名に改称された。ハイセイコーはこの競走のレコードタイム(1分39秒2)を未だに保持している。

2009年及び2011年2020年からは未来優駿シリーズに選定された。2020年現在、全日本2歳優駿トライアルとなっている。

2020年より、全日本2歳優駿への路線を確立するため、グレードをSIに格上げして施行する[2]

2021年からは2歳チャンピオンシリーズの対象競走にも指定されている。

条件・賞金等(2025年)

出走条件
サラブレッド系2歳、南関東所属
負担重量
定量。55kg、牝馬54kg(南半球産3kg減)[1]
賞金額
1着2,200万円、2着770万円、3着440万円、4着220万円、5着110万円[1]、着外手当20万円[3]
副賞
特別区競馬組合管理者賞、地方競馬全国協会理事長賞[4]
優先出走権付与
優勝馬に全日本2歳優駿の優先出走権が付与される[1]
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歴史

年表

  • 1968年 - 3歳の競走馬による重賞競走「青雲賞」の名称で創設、大井競馬場・ダート1600mで第1回が施行された。
  • 1972年 - 無敗馬ハイセイコーが優勝。
  • 1981年 - 無敗馬ホスピタリテイが優勝。
  • 1987年 - 無敗馬ナスノダンデーが優勝。
  • 1988年 - 1着賞金が1300万円に増額。
  • 1989年 - 1着賞金が1500万円に増額。
  • 1990年 - 1着賞金が1900万円に増額。
  • 1991年 - 1着賞金が2200万円に増額。
  • 1992年
    • 1着賞金が2500万円に増額。
    • 無敗馬ブルーファミリーが優勝。
  • 1994年 - 1着賞金が2000万円に減額。
  • 1995年 - 南関東地区のグレード制施行により、南関東G2に格付け。
  • 1997年
    • 1着賞金が2100万円に増額。
    • 無敗馬ゴールドヘッドが優勝。
  • 1999年 - 1着賞金が2000万円に減額。
  • 2000年 - 無敗馬レオボストンが優勝。
  • 2001年
    • 馬齢表記を国際基準へ変更したのに伴い、競走条件を「3歳」から「2歳」に変更。
    • 名称を「ハイセイコー記念」に変更。
  • 2004年 - ファンファーレを「駿馬、翔ぶ」に変更。
  • 2005年 - 無敗馬アタゴハヤブサが優勝。
  • 2006年 - 無敗馬ロイヤルボスが優勝。
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をSIIに変更。
  • 2011年
    • 1着賞金が1800万円に減額。
    • ファンファーレを「準重賞・重賞」に変更。
  • 2016年 - 無敗馬ミサイルマンが優勝。
  • 2018年 - 売得金額が3億5237万4000円を記録し、本競走1レースの売上レコードを更新。当日の入場者数は6554人を記録した。
  • 2020年
    • SIに格上げ。
    • 1着賞金が2200万円に増額。
    • 無敗馬アランバローズが優勝。
    • 売得金額が3億6195万3700円を記録し、本競走1レースの売上レコードを更新。当日の入場者数は486人を記録した。
  • 2021年
    • 当年から2歳チャンピオンシリーズの対象競走に指定される。
    • 売得金額が6億8994万4500円を記録し、本競走1レースの売上レコードを更新。当日の入場者数は704人を記録した。
  • 2022年 - 無敗馬マンダリンヒーローが優勝。
  • 2023年
    • 無敗馬ダテノショウグンが優勝。
    • 売得金額が6億9422万5100円を記録し、本競走1レースの売上レコードを更新。当日の入場者数は4309人を記録した。
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歴代優勝馬

要約
視点

Rはレースレコードタイム

さらに見る 回数, 施行日 ...
  • 競走名:第1回 - 第33回 青雲賞、第34回 - ハイセイコー記念
  • 格付け:第29回 - 第39回(南関東G2)、第40回 - 第52回(SII)、第53回 -(SI)
  • 距離:第1回 - 第34回・第37回 - ダート1600m、第35回 - 第36回 ダート1590m
  • 出走条件:サラブレッド系2歳馬・南関東公営競馬所属
  • 2000年以前の優勝馬の馬齢は旧表記を用いる。

出典:南関東4競馬場公式「ハイセイコー記念競走優勝馬」https://www.nankankeiba.com/win_uma/27.do

記録

  • レースレコード - ハイセイコー(第5回、1分39秒2)
  • 最多優勝調教師 - 4勝
  • 同一調教師の最多連覇記録 - 2連覇
    • 朝倉文四郎(第13・14回)
    • 荒井勝弘(第28・29回)
    • 庄子連兵(第34・35回)
    • 矢作和人(第36・37回)
  • 最多優勝騎手 - 8勝
    • 的場文男(第17回・第24回・第25回・第30回・第31回・第36回・第38回・第42回)
  • 同一騎手の最多連覇記録 - 2連覇
  • 最多優勝馬主 - 2勝
    • 磯部尭(第34・35回)
  • 最多勝利種牡馬 - 4勝
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脚注

関連項目

外部リンク

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