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プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達
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『プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達』(プロやきゅうせんりょくがいつうこく クビをせんこくされたおとこたち)は、2004年以降、毎年TBS系列で放送されているプロ野球ドキュメンタリー番組である。放送が始まった当初(2004年)のタイトルは『激動のプロ野球総決算 クビを宣告された男達』。
本項では、不定期に放送される『俺たちはプロ野球選手だった』『壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち』についても記述する。
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概要
その年に在籍していたプロ野球(日本プロ野球)のチームから戦力外通告を受け、崖っぷちに立たされたプロ野球選手達(最低3人、多い時は6人)に密着する。崖っぷちの中で苦悩し、再起に向け奮闘する選手とそれを支える家族たちの姿が描き出される。合同トライアウトでの詳しい成績、トライアウトの合否結果、引退するか手を挙げてくれる球団を探し続けるかという選手の選択まで紹介される。
かつて放送されていた『ZONE』や、その後継番組で現在も放送されている『バース・デイ』[注 1]と全く同じコンセプトであり、番組のナレーションもこの2番組同様、2022年まで東山紀之が担当[注 2]していたが、東山は所属事務所の社長に就任したことなどにより2023年末限りで芸能界引退を表明し、担当していた番組を全て降板したため[3]、本番組でも2代目となるナレーターが登場した(後述)[4][5]。
出演者
現在
過去
- 東山紀之(ナレーター)
放映リスト
2013年から2019年は『輝く!日本レコード大賞』、2020年以降は『SASUKE』の後枠で放送。
過去に取材を受けた選手
要約
視点
2025年シーズンもNPB加盟・参加球団に所属する選手は太字で氏名表記[注 4]。動向は各年の番組取材時点のもので、放送前に明らかになっている場合および放送後に判明した場合も含む。
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『俺たちはプロ野球選手だった』
要約
視点
2007年
- 『波瀾万丈ドキュメント 俺たちはプロ野球選手だった』
2007年9月13日(木)にTBS系でゴールデンタイム(22:00〜22:54)に放映されたスピンオフドキュメンタリー番組。ドリマックス制作であり、番組のナレーションも東山紀之が担当した。主にかつて『プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達』やバース・デイでスポットライトを当てた元プロ野球選手たちの後日談であったが、番組の目玉は引退後の消息が語られることが少なかった伊良部秀輝と入来智の現状紹介とインタビューと言える。特に入来智の栄光からの転落人生とその後の再生を支えた20年に及んだ現夫人との関係は再現VTRを交えて紹介された。このようにゴールデンタイムという放送枠で野球ファン以外の視聴者も視野に入れての演出も見られた。
- 條辺剛(香川県の讃岐うどん屋で修行後、2008年4月にうどん店を開業)
- 芝草宇宙(野球関連の仕事を探してマスコミで就職活動後、野球解説者として活動開始。その後、日本ハム投手コーチに就任)
- 伊良部秀輝(永住権を取得したアメリカでうどん屋を共同経営しつつ読書とバイクに勤しむ悠々自適の生活を営んでいたが、2011年に死去)
- 入来智(引退後のどん底生活の時に高校時代の恋人に再会して再婚。一人娘も生まれ幸せな家庭を築く。宮崎県都城市にて義兄が経営する仕出弁当屋に勤務していたが2023年に死去)
- 宮地克彦(NPB選手としての復帰を断念し引退、福岡ソフトバンクホークスの育成担当に就任)
- 福井敬治(お笑いの舞台に立つもお笑い芸人にはなりきれず… 茨城ゴールデンゴールズ)
- 南和彰(工藤公康投手の根回しで単身アメリカに渡るがメジャーテストでは不合格、米独立リーグを経てBCリーグで奮闘。NPB復帰を目指し2009年に的場直樹、山田秋親と共にロッテの入団テストを受けるも不採用)
2009年
- 『壮絶人生ドキュメント 俺たちはプロ野球選手だった』
2009年12月30日(水)23:30〜翌0:24にTBS系で第二弾『壮絶人生ドキュメント 俺たちはプロ野球選手だった』(番組情報)が放映された。この年は年末恒例の『プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達』の番組最後(昼間に放送された過去の番組を編集して構成された前宣伝番組内でも告知された)に告知されて一週間後に放映されるというスタイルをとった。番組の目玉は現役時代人気選手だった香川伸行と1989年の日本シリーズでの「巨人はロッテより弱い」という言葉で一躍有名になった加藤哲郎の再現VTRや関係者の証言を交えたエピソード紹介に大半が割かれ、残りの三人は申し訳程度に紹介されただけだった。特に古木克明と條辺剛はエンディングロールが流れる中での現状紹介を急ぎで触れた程度だった。尚、加藤哲郎についての放送の際、当時のチームメイトより吉井理人、阿波野秀幸、対戦相手の巨人側より川相昌弘、駒田徳広のインタビューも放送された。また、香川伸行に関しても門田博光のインタビューが放送された。
2011年
- 『壮絶人生ドキュメント 俺たちはプロ野球選手だった』
2011年3月24日(木)22:00〜23:24[注 40]にTBS系で第三弾『壮絶人生ドキュメント 俺たちはプロ野球選手だった』(番組情報)が放映された。
2013年
- 『壮絶人生ドキュメント 俺たちはプロ野球選手だった』
2013年10月8日(火)21:00〜22:48にTBS系で第四弾『壮絶人生ドキュメント 俺たちはプロ野球選手だった』(番組情報)が放映された。なお、森田丈武、高橋智のパートは同年6月の『プロ野球選手の妻たち』と同様に貫地谷しほりがナレーションを務めた。
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『壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち』
要約
視点
プロ野球選手(すでに引退した選手含む)の夫を支える妻にスポットライトを当てるスピンオフドキュメンタリー番組(▼印の夫婦は後に離婚、▽の夫婦は夫に先立たれる形で死別)。
2008年
2011年
- 『女の波乱万丈人生スペシャル プロ野球選手の妻たち』
2012年
- 『女の波乱万丈人生SP プロ野球選手の妻たち』
2012年7月19日にTBS系「スパモク!!」枠にて放映。番組のナレーションは木村佳乃(一部、阪井あかね)。
2013年
- 『プロ野球選手の妻たち』
2013年6月19日にTBS系「テレビ未来遺産」の「家族のチカラが奇跡を呼ぶ スポーツ“夢”SP」枠の第1部にて放映。番組のナレーションは貫地谷しほり[注 42]。
- 前田健太・早穂夫妻
- 松本幸大夫妻
- 中村紀洋夫妻
- アレックス・ラミレス夫妻▼
- 角盈男夫妻
2014年
- 『壮絶人生ドキュメント・プロ野球選手の妻たち2014』
2014年7月23日にTBS系「水トク!」[注 43]枠(19:00 - 21:54[注 44])にて放映。番組のナレーションは木村佳乃(一部、阪井あかね)。
2015年
- 『壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち』
2015年5月20日にTBS系「水トク!」[注 43]枠(19:00 - 21:54)にて放映。番組のナレーションは木村佳乃(一部、阪井あかね)。
2016年
- 『壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち』
2016年6月22日にTBS系「水トク!」[注 43]枠(19:56 - 22:54)にて放映。番組のナレーションは木村佳乃(一部、阪井あかね)。
2017年
- 『壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち』
2017年7月17日にTBS系(19:00 - 21:53)[注 45]にて放映。番組のナレーションは木村佳乃(一部、阪井あかね)。
- 今江年晶[注 46]夫妻
- 愛甲猛夫妻
- 赤松真人夫妻
- 喜田剛夫妻
- ブランドン・レアード夫妻
2018年
- 『壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち』
2018年6月20日にTBS系(19:00 - 21:57。ただし、全編ローカルセールス枠のため、一部地域では非ネット。)にて放映。番組のナレーションは木村佳乃と番組サポーターは北斗晶と保田圭。
2019年
- 『壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち』
2019年6月26日にTBS系(19:00 - 21:57。ただし、全編ローカルセールス枠のため、一部地域では非ネット。)にて放映(番組情報)。番組のナレーションは木村佳乃。
備考
TBSテレビでは2020年に制作を見送ったが、JNN準基幹局の毎日放送が、当番組と同じ趣旨で『プロ野球選手の妻たち』というドキュメンタリー番組を独自に制作。12月16日(水曜日)の20:00 - 21:57に、関西ローカルで放送した。後に、他のJNN系列局の一部(CBCテレビ・IBC岩手放送など)でも遅れネット方式で放送。
取材を受けた人物は以下の通りで、一部の人物にはフォーリンラブ(バービー・ハジメ)が取材を担当。放送時点で独身のバービーがリポーターに起用されたのは、「いつかは(現役の)プロ野球選手と結婚したい」という意向を明かしていたことによる。
- 浅村栄斗・淡輪ゆき夫妻
- 美馬学とサントス・アンナ夫妻
- 中込伸夫妻
- 植田拓(四国アイランドリーグplus・愛媛マンダリンパイレーツ内野手)夫妻
- 林恵子(松中信彦の妻でフォーリンラブが取材)
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スタッフ
プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達
- 第19回(2022年12月27日)放送分
- 構成:山形遼介、小濱知彦
- TM:八木真
- カメラ:石垣雅章
- VE:諏訪大征
- 音効:江口尚人
- MA:柳内奈穂美
- TK:伊藤佳加
- 編集:金有那、山形宗嗣
- 協力:日本野球機構、日本プロ野球選手会、東北楽天ゴールデンイーグルス、オリックス・バファローズ
- 技術協力:TBS ACT
- 制作協力:TBS SPARKLE
- 編成:広瀬泰斗
- 宣伝:小山陽介
- デスク:大島史子
- AP:須藤茜
- AD:大橋うらら、湯川幸希、名城政哉
- 監修:古井知克(以前は総合構成)
- 制作進行:宮本清彦
- 協力:後藤健雄、鈴木栄蔵(鈴木栄→第17回ではプロデューサー)
- ディレクター:鈴木美勇士(鈴木美→第16回までAD)、金子栄樹、入江祐太
- 演出:林将也(第17回まではディレクター)
- 総合演出:佐藤賢二(第17回までは演出)
- プロデューサー:高橋秀光(以前は編成)、飯田晃嘉(以前は総合演出、第15回はプロデューサー)
- 制作:TBSテレビスポーツ局スポーツ番組制作部
- 製作著作:TBS
- 過去のスタッフ
- 構成:尾首大樹(第7回)、谷田彰吾(第9回 - )
- TM:小林敏之(第4回)、金澤健一(第9回)、榎芳栄(第16回)
- カメラ:濵田耕平、石橋伸吾、小林卓司
- VE:河津健祐、松本智、磯山正人
- 編集:安達憲一、田村啓一郎(田村→第9回)、鈴木有(鈴木→第15回)、中村健太(中村→第16回)
- MA:久保田隆
- 選曲:十川公男(第9回では音効)
- CG:小垣貴裕、鳥尾美里
- リサーチ:Ring
- 音効:田中宏茂(第9回)
- 協力:東通、東京オフラインセンター
- (第4回):西武ライオンズ、読売ジャイアンツ、千葉ロッテマリーンズ
- (第6回):千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズ、阪神タイガース、福岡レッドワーブラーズ、三菱自動車岡崎硬式野球部
- (第7回):福岡ソフトバンクホークス、埼玉西武ライオンズ、福岡市立こども病院、HBC、MBS、RKB
- (第9回):東北楽天ゴールデンイーグルス、千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズ、北区立中央図書館、RSK
- (第15回):福岡ソフトバンクホークス、東京ヤクルトスワローズ、阪神タイガース、福井ミラクルエレファンツ、HBC、TBC
- (第16回):読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズ、栃木ゴールデンブレーブス、MBS、CBC、RCC、RKB
- (第17回):東京ヤクルトスワローズ、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズ、福岡ソフトバンクホークス、ミライカナイ、TBC、RKB
- 制作協力:ドリマックス
- 編成:畠山渉(第4回まで演出)、佐々木威憲(第9回)、白石徹太郎、造田雅之、宮崎陽央(3人共→第16回)
- AD:
- (第4回):長戸洋明、高橋淳(第7回は演出)
- (第6回):菊池芳枝、竹田宗嗣
- (第7回):石川亮介、中川雅大
- (第9回):石塚達也、宮城貴志、杉川詠美
- (第16回):細野香織、監物康太、前田悠気、斉木美緒、小川夏美、鈴木貴章、山口周作、笠井優一、押元海帆、向出渚、城本佑果
- (第17回):登坂勇生、榎本卓(榎本→第15回)、山本聖人
- デスク:椿美貴子(第4回)、池田仁子(第7回)
- AP:小池由起・中村奈穂(2人共第7回)、清水由花(第9回)、佐藤江美(第6・9回ではAD、第15回ではAP)、松形侑香(第15回ではAD、第16回ではAP)、中嶋伊織
- 取材協力:赤岩海(MBS)、堀宏太朗、長田紗也加
- 制作:菊野浩樹(第7回はプロデューサー、第9回はチーフプロデューサー、第15回は制作)
- 取材ディレクター
- (第6回)池田大作、福岡大司、碓井美也子、坂本茂敏
- ディレクター:
- (第4回):井内悦史、平野進
- (第6回):甲斐大志郎
- (第7回):堀江悟(第6回は取材D)
- (第9回):尾崎啓二郎(第7回は演出)、上野山茂雄、永野泰数、林隆介
- (第15回):佐藤美紀、藪原涼介、熊井靖仁(熊井→第7回は演出、第9・15回はディレクター)
- (第16回):細川祐生、津川晋一(津川→第9回)
- (第17回):大浦和敏、中村健、根本教彦(根本→第4回はAD、第15回ではディレクター)
- チーフディレクター:工藤渉(第7回はディレクター)
- 演出:前田啓二郎(前田→第9回はディレクター)、山田邦風、大塚英二、野村健/川上浩史
- 総合演出:小杉康夫(第6回は演出、第9回以降は総合演出)
- 協力プロデューサー:村口太郎(第6回は編成、第9回はプロデューサー)
- プロデューサー:後藤隆二(後藤→第9回はディレクター)、藤野信樹、大久保徳宏(大久保→第7・16回は統括、第15・17回はプロデューサー)
- 制作プロデューサー:吉崎隆、樽秀人
- 統括:斉藤裕之(第4回までAP)
壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち
- 第回(2019年6月26日)放送分
- 総合構成:古井知克
- 構成:谷田彰吾、本松エリ
- TM:榎芳栄
- 編集:甲斐伸吾、山本研
- MA:芝岡亜紗美
- 選曲:井田栄司、高橋秀治
- 協力:千葉ロッテマリーンズ、北海道日本ハムファイターズ、中日ドラゴンズ、群馬ダイヤモンドペガサス、CBC、HBC、慈恵医大第三病院、ベルク川越東田町店、日野映像支援隊/東通、東京オフラインセンター
- リサーチ:牧昭吾、松本智子
- 編成:高橋秀光、宮崎陽央
- 宣伝:小山陽介
- デスク:大島史子
- AP:松形侑香
- AD:中島祥太、山口周作、松下紘奈、笠井優一、国井想哉、鈴木美勇士
- 再現制作:梅原由紀子、長野友弘
- 取材協力:林沙織、田中悦子、清水晧平
- ディレクター:児山昌平、小林恵美、重原将司/津川晋一、宮本清彦、佐藤美紀
- MP:細谷弘一
- 協力プロデューサー:村口太郎
- 演出:工藤渉、山田邦風、大塚英二
- 統括:小杉康夫、飯田晃嘉
- 制作:菊野浩樹
- 総合演出:川上浩史
- プロデューサー:後藤隆二、鈴木栄蔵、大久保徳宏
- 制作:TBSテレビスポーツ局スポーツ番組制作部
- 製作著作:TBS
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脚注
関連項目
外部リンク
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