トップQs
タイムライン
チャット
視点
UAE チーム・エミレーツ・XRG
アラブ首長国連邦の自転車競技チーム ウィキペディアから
Remove ads
UAE チーム・エミレーツ・XRG(UAE Team Emirates - XRG)は、アラブ首長国連邦を本籍地とする、自転車競技、ロードレースのチーム。UCIワールドチームのうちの一つである。
Remove ads
概要
1982年に結成されたデル・トンゴを事実上継承する形で誕生したのが当チームである。結成当時のゼネラル・マネージャーを務めたジュゼッペ・サロンニは選手時代、デル・トンゴのリーダーとして活躍した。
1991年にデル・トンゴが解散したことを受け、1992年に、世界的な自転車製造会社であるコルナゴと、プレコート鋼板の製造会社であるランプレがスポンサーとなり、コルナゴ・ランプレを結成した。
1993年、コルナゴがスポンサーを降り、ランプレ・ポルティ(Lampre-Polti)と改称。
1994年、ランプレ・パナリア(Lampre-Panaria)に改称。
1996年、ランプレがスポンサーを降り、パナリア・ヴィナヴィル(Panaria-Vinavil)に改称されたが、同年限りでチームは解散となったため、一旦はチームの歴史が断絶することになる。
1999年、ランプレが、ダイキン工業のイタリア法人と共同でスポンサーとなり、ランプレ・ダイキンとして改めてチームを結成。
2003年、ランプレ単独名に改称。
2005年、前年の2004年まで活動していた、エスプレッソ機械製造会社であるサエコがスポンサーとなっていたチームを吸収合併し、ランプレ・カッフィータ(Lampre-Caffita)と改称。キャノンデールを使用していた。
2006年、ランプレ・フォンディタルに改称。バイクはウィリエールに変更。2012年まで使用する。
2008年、再びランプレ単独名に改称された。
2009年、ランプレ・N.G.Cに改称。
2010年、ワイン、グラッパなどを製造するファルネーゼ・ヴィーニが新スポンサーとなり、ランプレ=ファルネーゼ・ヴィーニに改称。
2011年、CAD開発企業であるISDが新スポンサーとなり、ランプレ・ISDに改称。
2013年、台湾のバイクメーカーであるメリダ・インダストリーがISDに代わりセカンドスポンサーになり名称が変更し、自転車もウィリエールからメリダに変更。ランプレ・メリダとなる。
2017年、中国のスポンサーを獲得しチーム名もTJスポートとなる、とのアナウンスがなされていたが、登録直前になって急転し、アラブ首長国連邦登録のUAEアブダビ (UAE Abu Dhabi) となった。2月になってエミレーツ航空がスポンサーに加わりUAE チーム・エミレーツとなる。
Remove ads
主な実績
1992年
1993年
- ミラノ〜サンレモ 優勝 マウリツィオ・フォンドリエスト
- フレッシュ・ワロンヌ 優勝 マウリツィオ・フォンドリエスト
- チューリッヒ選手権 優勝 マウリツィオ・フォンドリエスト
- ティレーノ〜アドリアティコ 総合優勝 マウリツィオ・フォンドリエスト
- ツール・ド・フランス ポイント賞 ジャモリディネ・アブドヤパロフ (区間3回優勝)
- ジロ・デ・イタリア 新人賞 パヴェル・トンコフ 区間優勝 マウリツィオ・フォンドリエスト インテルジロ賞 ヤン・スヴォラダ チーム総合時間賞
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間優勝 ジャモリディネ・アブドヤパロフ (3回)、セルゲイ・ウチャコフ
1994年
1995年
- ジロ・ディ・ロンバルディア 優勝 ジャンニ・ファレジン
- ツール・ド・スイス 総合優勝 パヴェル・トンコフ
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 マウリツィオ・フォンドリエスト、ヤン・スヴォラダ
1996年
1999年
- ブエルタ・ア・エスパーニャ スプリント賞 ロバート・ハンター(区間優勝)
ベルギー選手権 個人ロードレース 優勝 リュド・ディルクスセンス
2000年
- HEWクラシックス 優勝 ガブリエーレ・ミッサリア
- ツール・ド・スイス 総合優勝 オスカル・カーメンツィント
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 マウリツィオ・フォンドリエスト、ヤン・スヴォラダ
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間優勝 マリアーノ・ピッコリ、ジルベルト・シモーニ
南アフリカ共和国選手権 個人ロードレース 優勝 ロバート・ハンター
2001年
- リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ 優勝 オスカル・カーメンツィント
- ツール・ド・フランス 区間優勝 ヤン・スヴォラダ
- ジロ・デ・イタリア 総合優勝、コンビネーション賞 ジルベルト・シモーニ(区間優勝)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間優勝 フアン・マヌエル・ガラテ、ロバート・ハンター、ジルベルト・シモーニ
2002年
- ツール・ド・フランス 区間優勝 ルーベンス・ベルトリアティ
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 パヴェル・トンコフ
ラトビア選手権 優勝 ライヴィス・ベロホヴォシュチクス(個人タイムトライアル、ロードレース)
2003年
- ジロ・デ・イタリア チーム総合時間賞
2006年
- ツール・ド・フランス 新人賞 ダミアーノ・クネゴ
2007年
- ヴァッテンフォール・サイクラシックス 優勝 アレッサンドロ・バッラン
- ジロ・ディ・ロンバルディア 優勝 ダミアーノ・クネゴ
- ツール・ド・フランス 区間優勝 ダニエーレ・ベンナーティ (2回)
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 マルツィオ・ブルセギン、ダニーロ・ナポリターノ
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間優勝 ダニエーレ・ベンナーティ (3回)
2008年
- アムステル・ゴールドレース 優勝 ダミアーノ・クネゴ
- ジロ・ディ・ロンバルディア 優勝 ダミアーノ・クネゴ
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 マルツィオ・ブルセギン
- ロードレース世界選手権 エリート個人ロードレース 優勝 アレッサンドロ・バッラン
2009年
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間優勝 ダミアーノ・クネゴ (2回)
2010年
- ツール・ド・ロマンディ 総合優勝 シモン・シュピラック
- ツール・ド・フランス ポイント賞 アレッサンドロ・ペタッキ(区間2回優勝)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間優勝 アレッサンドロ・ペタッキ
2015年
- パリ~ニース 区間優勝 ダヴィデ・チモライ(第5ステージ)
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 ヤン・ポランツェ(第5)、ディエゴ・ウリッシ(第7)、サーシャ・モドロ(第13,17ステージ)
- クリテリウム・デュ・ドフィネ 区間優勝 ルイ・コスタ(第6ステージ)
- ツール・ド・スイス 区間優勝 クリスティアン・デュラセック(第2ステージ)
ポルトガル選手権 優勝 ネルソン・オリヴェイラ(個人タイムトライアル、ロードレース)
エチオピア選手権 優勝 ツガブ・グルマイ(個人タイムトライアル、ロードレース)
スロベニア選手権 優勝 ルカ・ピベルニク(ロードレース)
- ツール・ド・フランス 区間優勝 ルーベン・プラザ(第16ステージ)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間優勝 ネルソン・オリヴェイラ(第13)、ルーベン・プラザ(第20)
台湾選手権 優勝 フェン・チュンカイ(個人タイムトライアル)
2016年
- カタルーニャ一周 区間優勝 ダヴィデ・チモライ(第6ステージ)
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 ディエゴ・ウリッシ(第4,11ステージ)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間優勝 ヴァレリオ・コンティ(第13ステージ)
- エネコ・ツアー 区間優勝 ルカ・ピベルニク(第6ステージ)
2017年
- アブダビ・ツアー
総合優勝 ルイ・コスタ(第3ステージ優勝)
- チーム総合時間賞
アラブ首長国連邦選手権 優勝 ユースフ・ミルザ・アルハマディ(ロードレース、個人タイムトライアル)
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 ヤン・ポランツェ(第4ステージ)
スロベニア選手権 優勝 ヤン・ポランツェ(個人タイムトライアル)
- ツール・ド・ポローニュ 区間優勝 サーシャ・モドロ(第2ステージ)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ マテイ・モホリッチ 区間優勝(第7ステージ)
- グランプリ・シクリスト・ド・モンレアル 優勝 ディエゴ・ウリッシ
- ツアー・オブ・ターキー 総合優勝 ディエゴ・ウリッシ(第4ステージ優勝)
2018年
- アジア選手権 優勝 ユースフ・ミルザ・アルハマディ(ロードレース)
- アブダビ・ツアー 区間優勝 アレクサンダー・クリストフ(第1ステージ)
- エシュボルン=フランクフルト 優勝 アレクサンダー・クリストフ
- クリテリウム・デュ・ドーフィネ 区間優勝 ダニエル・マーティン(第5ステージ)
- ツール・ド・スイス 区間優勝 ディエゴ・ウリッシ(第5ステージ)
ノルウェー選手権 優勝 ヴェーガル・スターク・ラエンゲン(ロードレース)
- ツール・ド・フランス 区間優勝 ダニエル・マーティン(第6ステージ)、アレクサンダー・クリストフ(第21ステージ)
2019年
- ツアー・ダウンアンダー 区間優勝 ヤスパー・フィリプセン(第5ステージ)
- UAEツアー 区間優勝 フェルナンド・ガビリア(第2ステージ)
アラブ首長国連邦選手権 優勝 ユースフ・ミルザ・アルハマディ(個人タイムトライアル、ロードレース)
- ヘント〜ウェヴェルヘム 優勝 アレクサンダー・クリストフ
- イツリア・バスク・カントリー
新人賞 タデイ・ポガチャル
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 フェルナンド・ガビリア(第3ステージ)
- ツアー・オブ・カリフォルニア
総合優勝、
ヤングライダー賞 タデイ・ポガチャル(第6ステージ優勝)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ
ヤングライダー賞 タデイ・ポガチャル(第9,13,20ステージ優勝)
- ツアー・オブ・広西 区間優勝 フェルナンド・ガビリア(第1,5ステージ)
2020年
- UAEツアー 区間優勝 タデイ・ポガチャル(第5ステージ)
- クリテリウム・デュ・ドーフィネ 区間優勝 ダヴィデ・フォルモロ(第3ステージ)
- ツール・ド・フランス
総合優勝、
山岳賞、
ヤングライダー賞 タデイ・ポガチャル(第9,15ステージ、第20ステージ・個人タイムトライアル優勝)
- 区間優勝 アレクサンダー・クリストフ(第1ステージ)
- ビンクバンク・ツアー 区間優勝 ヤスパー・フィリプセン(第1ステージ)
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 ディエゴ・ウリッシ(第2,13ステージ)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間優勝 ヤスパー・フィリプセン(第15ステージ)
2021年
- UAEツアー
総合優勝、
ヤングライダー賞 タデイ・ポガチャル(第3ステージ優勝)
アラブ首長国連邦選手権 優勝 ヨウセフ・ミルサ(個人タイムトライアル、ロードレース)
- ティレーノ〜アドリアティコ
総合優勝 タデイ・ポガチャル(第4ステージ優勝)
南アフリカ共和国選手権 優勝 ライアン・ギボンズ(個人タイムトライアル)
- イツリア・バスク・カントリー 区間優勝 タデイ・ポガチャル(第3ステージ)
- リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ 優勝 タデイ・ポガチャル
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 ジョー・ドンブロウスキー(第4ステージ)
- ツール・ド・フランス
総合優勝、
山岳賞、
ヤングライダー賞 タデイ・ポガチャル(第5ステージ・個人タイムトライアル、第17,18ステージ優勝)
- ツール・ド・ポローニュ 区間優勝 フェルナンド・ガビリア(第3ステージ)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間優勝 ラファウ・マイカ(第15ステージ)
- イル・ロンバルディア 優勝 タデイ・ポガチャル
2022年
- フォーン=アルデシュ・クラシック 優勝 ブランドン・マクナルティ
- UAEツアー
総合優勝、
ヤングライダー賞 タデイ・ポガチャル(第4ステージ優勝)
- トロフェオ・ライグエーリア 優勝 ヤン・ポランツ
- ストラーデ・ビアンケ 優勝 タデイ・ポガチャル
- パリ~ニース 区間優勝 ブランドン・マクナルティ(第5ステージ)
- ティレーノ〜アドリアティコ
総合優勝、
ポイント賞、
ヤングライダー賞 タデイ・ポガチャル(第4, 6ステージ優勝)
- ブレーデネ・コクサイデ・クラシック 優勝 パスカル・アッカーマン
- ボルタ・ア・カタルーニャ 区間優勝 ジョアン・アルメイダ(第4ステージ)
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 アレッサンドロ・コーヴィ(第20ステージ)
- グラン・プレミオ・インドゥストリア・エ・アルティジャナート 優勝 ディエゴ・ウリッシ
- ツアー・オブ・スロベニア
- ツール・ド・フランス
ヤングライダー賞 タデイ・ポガチャル(第6,7,17ステージ優勝)
- ツール・ド・ポローニュ 区間優勝 パスカル・アッカーマン(第4ステージ)
- ブエルタ・ア・ブルゴス 区間優勝 ジョアン・アルメイダ(第5ステージ)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ
- ツール・ド・ルクセンブルク 区間優勝 マッテオ・トレンティン(第2ステージ)
- グランプリ・シクリスト・ド・モンレアル 優勝 タデイ・ポガチャル
- UAE選手権 優勝 ヨウセフ・ミルサ(個人TT、個人ロードレース)
- スイス選手権 優勝 ジョエル・ズーター(個人TT)
- ポルトガル選手権 優勝 ジョアン・アルメイダ(個人ロードレース)
Remove ads
2022年陣容
- 2022年選手一覧[1]
歴代陣容
Remove ads
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads