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キッチン戦隊クックルン (5代目)

日本の俳優 ウィキペディアから

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キッチン戦隊クックルン (5代目)では、テレビ番組『ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン』のうち、5代目のキッチン戦隊クックルンが登場する2021年度から2023年度までの内容について記載する。

あらすじ

4代目クックルンがラストボス・コレクターXを倒し、卒業式を無事に終えた頃、宇宙ではシェルフィッシュ星の姫・ムールの宇宙船が宇宙の征服を目論む敵に追われていた。ムールの部下・クラムが怯えて彼女に飛びついたせいで、宇宙船は敵の攻撃を受けて制御不能に陥り、ムールは宇宙で敵を足止めする役目をクラムに任せ地球に墜落する。

ムールは地球の「ワッサン島」の砂浜で気を失うが、そこへ通りかかった島の小学生・タイゾウマイカに助けられる。目を覚ましたムールは、シェルフィッシュ星を救うためにヒーローである「クックルン」のもとへ連れていくよう2人に頼み、2人はムールを「クックルン博物館」へと案内する。博物館でタイゾウからクックルンが実在しない伝説上の生き物であることを聞かされムールは落胆するが、博物館の銅像の首にかかったペンダントを見て、同じものを先ほどまでいた砂浜で見つけたことを思い出し、タイゾウとマイカとともに砂浜に戻る。そんな一同の前にムールを捕まえようとする「怪人」が現れるが、ムールがペンダントを手にした瞬間、ペンダントが光り出しタイゾウとマイカは「キッチン戦隊クックルン」に変身し不思議なキッチンに迷い込む。「クックルンなら作った料理でパワーをためて、必殺技のまんぷくビームが出せる」というムールの説明を聞き、料理を作り食べてパワーを得た2人は、まんぷくビームを放ち怪人を撃退する。

興奮冷めやらぬ一同の前に、今度は敵の足止めをした後に力尽きて地球に墜落したクラムが現れ、タイゾウとマイカにムールの正体と彼女が地球に来た経緯を明かす。「クックルンは3人組だから、もしかしたらあと一人は私かもしれない」と言うムールだが、その直後に再び怪人が現れ、タイゾウがペンダントを掲げた瞬間、2人とともにクックルンに変身したのはクラムだった。3人となったクックルンは、ムールを守るために怪人との戦いに挑む。

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登場人物

要約
視点

キッチン戦隊クックルン

男子2人・女子1人の構成で、男子メンバーがセンターとなり、初めての変身時に3人揃っていないのはシリーズ初。2023年度1話でルーナ、ソレイユが加入した。メンバー間に血縁者が存在するのは、3代目以来となる。下段に太字で示したのは、ルーナ、ソレイユを除く3人がボトルシップキッチン内で自己紹介をしたときのセリフである。

タイゾウ
声・演 - 中村蒔伝[† 1]
ワッサン島に住む小学生の男の子。マイカとは幼馴染み。料理と縄跳びが得意。枝豆が好物[1]。漁師をしている母親のジェリーとはたまにしか会えないが、心配をかけまいと気丈に振る舞っている[2]。ヒーローとアイドルの二刀流実現に向け見聞を広げるため、一人旅に出た[3]
「アイ アム 島生まれ! アイ アム 島育ち! 太陽浴びて元気いっぱい! 料理が得意なオレはタイゾウ!」
マイカ
声・演 - マイカ・ピュ[† 1]
ワッサン島に住む小学生の女の子。タイゾウとは幼馴染み。小柄だが運動神経は良く、足の速さはタイゾウに引けを取らない[4]。時として名言のようなことを言う。母親譲りの発明好きでもあるが、負けず嫌いな性格ゆえタアコにはライバル心を燃やしている[5]。将来の夢が100個ある[6]。パセリが苦手だったが、克服した[7]
「海はなぜしょっぱいの? わたしはなぜ生まれてきたの? 海より深~く考える女の子! 私はマイカ!」
クラム
声・演 - 高木波瑠[† 1]
ムールの部下の男の子。宇宙の征服を目論む敵から逃げるためにムールと一緒に地球に向かっていたが、彼女が先に地球に不時着してしまったため、後から自力で地球に辿り着いた[8]。オーデン撃退の後、地球に残ることを決めたムールの護衛のため、自身も地球に残ることになった[9]。言葉遣いが丁寧。ムール同様に寝相が悪い。2022年度55話より、新たにオープンしたカフェ「ギョギョール」の副店長に任命された。後に本物の姫を務めるためシェルフィッシュ星へ帰ったムールの後を継ぎ、ギョギョールの新店長に任命された[10]。久しぶりにワッサン島を訪れたムールよりシェルフィッシュ星帰還の命を受け、ムールとともに帰っていった。ギョギョールの店長はルーナとソレイユに引き継がれた[3]
「姫を守るためならどこまでも! 小さいけれど頼りになります! 姫の友だち! ボクはクラム!」
ルーナ
声・演 - 藤原聖[† 2]
ソレイユの兄。「砂漠を超えたところに2人が生まれた家がある」という祖母の言葉を頼りに、自分たちが生まれた家を探していた[11]。寝起きの悪さとだらしなさは父親譲り[12][13]
ソレイユ
声・演 - 井川梨愛[† 2]
ルーナの妹。兄のルーナと共に行動。

クックルンの協力者

ムール
声・演 - 矢作穂香[† 1]
シェルフィッシュ星の姫だと思われていたが、実は本物のムール姫の替え玉で、姫の身に危険が及んだときのための身代わりとして育てられた[14]。宇宙の征服を目論む敵から逃げるため地球に向かう最中、乗っていた宇宙船が地球に不時着し、ワッサン島の海岸で気を失っていたところをタイゾウとマイカに助けられた[4]。オーデン撃退の後、シェルフィッシュ星へは帰らず地球に残ることを決めた[9]。おっちょこちょいな一面があり、寝相が悪い。2歳の頃からクラシックバレエを習っていた[15]。2022年度55話より、新たにオープンしたカフェ「ギョギョール」の店長に任命された。ピーマン王子と結婚しベジタブル星へ嫁ぐムール姫の後を継ぎ、本物の姫としてシェルフィッシュ星を治めることを決意[16]し、故郷へ帰っていった[10]
ポセイ丼
声 - 千葉繁(髭)、新田早規(女性、気弱)、吉村駿作(眼鏡)、酒巻光宏(ファンキー)、masaharu(忍者)
2021年度21話で初登場。世界中の海を股に掛ける、自由気ままな海の守り神。顔がついた丼鉢の姿をしている。イメージチェンジで顔や声、性格が変わる。ムールがボトルシップキッチンにいない時に顔を出し、代わりに食材を用意してくれる。
ハグ
声 - 白石兼斗[† 2]
ルーナとソレイユの仲間の愉快なロボット[† 2]。方言交じりの日本語を話す[注釈 1]。ルーナたちを古くから知っている[11]。チグハグの頭部[17]
チグ
声 - 白石兼斗
海岸にバラバラの状態で落ちていたのをタアコに発見され修理を施されたロボット[18]。名前がハグと似ており互いに面識はないとされていたが、実際にはハグとの合体ロボットであった[17]。タイゾウたちはチグを作ったのはルーナとソレイユの両親ではないかと考え、チグに二人の写真を見せるもチグは何も覚えていなかったものの、不意に涙を流した[19]。チグハグの胴体・四肢の部分[17]。ハグと分離した際、暴れた怪人を大人しくさせる機能を施された[17]
チグハグ
声 - 白石兼斗
チグとハグが合体した本来の姿[17]。ルーナ達の両親が怪人の攻撃から身を守るために分解した[17]

クックルンの家族

エビオ
声 - 高木渉
タイゾウの父親。足が不自由で、タアコが改造した空中飛行が可能な車いすで生活している[注釈 2]。マルシェで「魚屋ギョギョギョ[注釈 3]」を経営しており、仕事を探していたムールを従業員として雇った[20]。食事の食べ残しに厳しい[4]。世界で一番尊敬する人物はさかなクン[21][注釈 4]。ホイールチェアースピードレースに出場した際は、マシントラブルに見舞われた[注釈 5]ものの、接戦の末に優勝を果たした[22]。だるまさんが転んだ大会では鬼の役を務めた[23]
タアコ
声 - 豊口めぐみ
マイカの母親。自称「天才発明家」で、今までの発明で失敗をしたことはないという[5]。エビオの車いすを空中飛行ができるよう改造した。ホイールチェアースピードレースにエビオが出場した際は、車いすの整備中に過労で倒れ、レース本番に間に合わせられなかった[22]
ジェリー
声 - 高山みなみ
タイゾウの母親。漁師で遠洋漁業のため家にいないことが多い[24]。漁船はピンクと水色のツートンカラー。2021年度86話で久しぶりに漁から帰ってきた。
カイ
声 - 武内駿輔
マイカの父親。かつては宇宙おでん海賊団オーデンにスパイとして潜入していたヒーローだった[25]。長い間行方不明となっていたが、オーデンのボス・ダーシーに飲まされた薬により闇堕ちし、マイカたちの前に敵として現れた[25]。圧倒的な力の前にクックルンは太刀打ちできず、ついには娘であるマイカを手に掛けようとしたが、マイカが指にはめていた指輪(マイカがクックルン博物館で見つけた、カイとタアコの結婚指輪)が放つ光によって正気を取り戻した[26]。現在はギョギョールの店員として働いている[10]
ルーナとソレイユの父親[注釈 6]
元クックルンでハグ曰く強かったらしい[13]。クックルンとして怪人と戦ったり、買い物をしたりと、ワッサン島にはよく訪れていたが、ある時期を境に島に寄り付かなくなっていた[27]。怪人と人間が仲良く暮らす世界を作るため、怪人の怪我を治療したり料理を振る舞ったりしていたが、オーデンとの戦いに敗れ命を落とした[17]
ルーナとソレイユの母親[注釈 7]
元クックルン。瓜二つの銅像が破壊された状態でクックルン博物館に保管されていた[28]が、それは怪人のスパイだと勘違いした島民の手により破壊されたものであった[注釈 8][17]。ソレイユを産んだ後に他界[17]

ワッサン島の関係者

ハモ先生
声 - 太田哲治
タイゾウとマイカが通うワッサン小学校の保健の先生[22]兼クックルン博物館館長[28][注釈 9]。本名ははやまもんじろう[30]。タアコがエビオの車いすの整備中に過労で倒れた際は、なおも作業を続けようとする彼女を制した[22]。魚屋ギョギョギョがクリスマスシーズンに売り出すクリスマスケーキを毎年全部買っている[31]
ナマコ、ウニコ
声 - くまいもとこ(ナマコ)、宮田幸季(ウニコ)
「ワッサン島の美人海女姉妹」を自称する、海女の姉妹。背の低い方がナマコで、高い方がウニコである。魚屋ギョギョギョが仕入れる貝や海藻を採ってきてくれる[24]。後にクックルン博物館新館長に就任したエビオに代わり、ギョギョギョの経営を引き継いだ[3]
銅像
声 - 玄田哲章
せんぱいクックルン特集」に登場。クックルン博物館にある、かつてワッサン島を守ったというクックルンの銅像。仮面をつけている。過去のクックルンの活躍について知りたがるタイゾウたちに特別に3代目と4代目のクックルンの映像を見せた。その正体はかつてのクックルン、ルーナとソレイユの父親の銅像であった[29]
司会者
声 - 関俊彦
2021年度49話に登場。ホイールチェアースピードレースで司会、場内アナウンス、スターターを務めた。
カッツーオ
声 - 太田哲治
2021年度49話に登場。ホイールチェアースピードレースの出場者の1人。エビオの因縁のライバル。
司会
声 - 井上尚
2022年度36話に登場。「だるまさんが転んだ大会」で司会を務めた。

シェルフィッシュ星の関係者

シジミーグレイト
声 - 佐野愛
シェルフィッシュ星のヒーロー。4代目の同級生しじみとして登場。5代目での初登場は2021年度125話で、おでん海賊団オーデンの攻撃からタイゾウたちを守った。オーデン撃退の後、ムール姫とともにシェルフィッシュ星へ帰り、シェルフィッシュ星再建のため尽力した[9]
ムール姫
声 - 矢作穂香
シェルフィッシュ星を治める姫。幼少時、シェルフィッシュ星がオーデンに襲われた際に失踪。何者かがムール姫をブタの姿に変えて連れて行ったという噂が流れたが、詳しいことはわかっていなかった。2021年度129話で、ブーブー島にブタの姿でいたところをシジミーグレイトとクックルンに発見され、マジカルシジミラーにより元の姿に戻った。オーデン撃退の後、シジミーグレイトとともにシェルフィッシュ星へ帰って行った[9]。ムールの髪が赤いのに対し、こちらは青い髪をしている。後にピーマン王子との結婚を発表し、ムールにシェルフィッシュ星を託してベジタブル星へ嫁いでいった[10]

先代クックルンとその関係者

アユ、コムギ、フキノスケ
声 - 川瀬翠子垂水文音森田拳
4代目クックルン。2021年度26週に登場。タイゾウら5代目クックルン、シジミーグレイトと共闘し、おでん海賊団オーデンを退けた。
アズキ
演 - 土屋希乃
3代目クックルン。2022年度16週に登場。タイゾウ達とともに沖縄の料理について調べた。沖縄が好きで、何度も訪れている[32]
いちごのおじさんミールミトントム・フルーツ、ピロリン
2021年度79話に登場。2021年度以前に当番組に登場したキャラクターたち。いずれも台詞はない。クヨッペンが食べきれずに宇宙中にお裾分けしたオムライスを食べた。
しなもん先生ちくわぶ先生
声 - 太田哲治(しなもん先生)、酒巻光宏(ちくわぶ先生)
2021年度112話に登場。2021年度以前に当番組に登場したキャラクターたち。二人ともハモ先生にそっくりだが、赤の他人。

その他の登場人物

トナカイ
声 - 太田哲治、宮田幸季、くまいもとこ
2021年度104話に登場。怪人オーディションにやって来て、サンタがいなくなってしまったため何とかしてほしいとクヨッペンに相談した。全部で4頭いたが、そのうち1頭は変装したサンタだった。
サンタ
声 - 高木渉
2021年度104話に登場。プレゼント配りが苦痛となり、トナカイの姿に変装し他のトナカイたちの中に紛れていたが、クヨッペンの労いの言葉に感動してやる気を取り戻し、トナカイたちとともに帰っていった。

番組外からのゲスト出演者

さかなクン
声 - さかなクン
2021年度26話から29話に登場。ワッサン島が漁業が盛んで魚好きが多いという噂を聞きつけやって来た。海岸で出会ったタイゾウたちに怪人と勘違いされてしまう[33]。魚の知識を交えつつ怪人ではないことを訴えるが一向に信じてもらえず、エビオとの出逢いによって誤解が解けた[21][注釈 10]
サボさん
声 - 佐藤貴史
2021年度81話から85話に登場。『みいつけた!』からのゲスト出演者。いなくなったコッシーがワッサン島にいるという噂を聞きつけやって来た。かぼちゃ怪人によって大きなかぼちゃの中に閉じ込められていたところをクックルンに救出された[34]。マイカが世界で一番尊敬する人物[35]
コッシー
2021年度83話に登場。『みいつけた!』からのゲスト出演者。かぼちゃ怪人によって眠らされ捕らえられていたが、クックルンに救出された。終始眠っていたため台詞はない。
だいすけお兄さん
声・演 - 横山だいすけ
2021年度106話から109話に登場。黒豆怪人に襲われていたところをクックルンに助けられた[36]。うたのおにいさん時代の習慣が抜けず、普通の挨拶ができない[37]。『NHKのど自慢』に出場するタイゾウたちに歌を教えた[38]
小田切千アナウンサー
声 - 小田切千
2021年度109話に登場。NHKのアナウンサー。『NHKのど自慢』で司会を務めた。
錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)
声 - 錦鯉
2022年度28話から31話に登場。ワッサン島で開かれた爆笑ライブステージに出演した。誰もが錦鯉本人と信じて疑わなかったが、その正体は2021年度91話に登場した怪人・ピーマン王子とかぶジイが化けた姿だった[39]。本人たちは31話に登場。
いとうあさこ
声 - いとうあさこ
2022年度49話から52話に登場。『すイエんサー』からのゲスト出演者。クックルンになるためワッサン島にやって来た。ムールの猛反対を受け、「どっちのほうが華があるか対決」や「どっちが長く踊っているでしょう対決」を展開。最終的に「怪人を倒したほうが勝ち」ということになり、現れたさつまいも怪人を取り押さえたまままんぷくビームで怪人ごと飛ばされた[40]。飛んでいった先のダークソーサーで出会ったクヨッペンに一目惚れし、地球へは帰らずダークイーターズと一緒に暮らしたいとまで言い出すが、ハングリーポーズをとった際に腰を痛めたせいで動けなくなったため地球へ返された[15]
まいぜんシスターズ(ぜんいち、マイッキー)
2022年度85話から87話に登場。「まいぜんシスターズをみんなが利用するためのルール」(二次創作ルール)に基づいて登場したため、本物の声ではなかった[41]。まいぜんシスターズが登場したことで、ワッサン島や島のみんながMinecraft(NHKで商品名が出せないため「マイ…フト」[42]や「マイ…」[41]と紹介)風のブロック状の姿になった。
ニャンちゅう
声 - 羽多野渉
2023年度79話から81話に登場。『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』からのゲスト出演者。地球のおいしいレストランとしてギョギョールを取材しに来た。
コネル
声 - 岡田ひとみ
2023年度81話に登場。『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』からのゲスト出演者。ニャンちゅうに助っ人として呼ばれた。
すとぷり莉犬さとみ
声 - 莉犬、さとみ
2023年度100話から102話に登場。ジェリーが旅の途中で出会い意気投合し、ワッサン島へ連れてきたエンタメユニット。2人が島で催したライブには島内外から大勢の人が集まり、大いに盛り上がった。
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クックルンについて

要約
視点

変身時の名乗り

出典:[† 1]

名乗る順に記載。メンバーが変身時に自分の色を名乗らないのは、3代目クックルンのサクラ以来となる。

  • タイゾウ:「あかき情熱の勇者、クックルン・フレイム! オレはタイゾウ!」
  • マイカ:「あおきせせらぎの賢者、クックルン・アクア! 私はマイカ!」
  • クラム:「つよき心の戦士、クックルン・ハート! ボクはクラム!」

ルーナ、ソレイユは2人ともクックルンシャドーであるため前半は同時に名乗る。

  • ルーナ、ソレイユ:「光と影の狩人、クックルンシャドー!」
  • ルーナ:「ぼくはルーナ!」
  • ソレイユ:「わたしはソレイユ!」

必殺技

クックルンの必殺技
まんぷくビーム
キッチンでパワーを溜めたときにのみ出せる。マイカ曰く、放出時に手が熱くなるらしいが、我慢できる程度だという[43]。また、キッチンでパワーチャージしたあとも体が熱く感じられるらしい[43]
スーパーまんぷくビーム
タイゾウとクラム、巨大化したマイカが放ったまんぷくビームの強化版。これによりダーシーを打ち破った[44]
タイゾウの必殺技
タイゾウのウロコチェーン
手から鎖を繰り出し、怪人を縛って動けなくする。2022年度116話では両手から鎖を繰り出すタイゾウのウロコチェーンW(ダブル)を見せるも闇堕ちしたカイには通用しなかった。2023年度111話ではさらなる強化版であるタイゾウのレインボーウロコチェーンを披露した。
タイゾウのウロコスターダスト
体から光を放ちながら呼び出したタイジェット[注釈 11]からキラキラした光が怪人に向けて照射される。これを受けた怪人はめでたい気持ちになり、戦意喪失する。
マイカの必殺技
マイカのアクアチャージ
自身を巨大化させる[注釈 12]。ただし、長時間は維持できない[45]。技の名前は一般公募により決定した[46]。2022年度117話では正気を取り戻したカイから送られたパワーによりさらなる巨大化を見せ、ダーシーを倒すきっかけとなった。
クラムの必殺技
ダイドコロジーZ
「変われ、自分!」と叫び台所用品に変身する。ムールを含む4人が試してみるが、発動したのはクラムだけだった[47][注釈 13]
新鮮海産物
「新・鮮・海・産・物」の発声とともに両手で5つの印を結ぶことで、何らかの海産物を怪人に向けて撃ち出す。クラムが夢の中でクイズに正解した報酬として授けられた[48]
ムールの必殺技
ダイドコロジーZ
クラム同様、台所用品に変身する。ダーシーとの戦いの中で自分だけ戦えない無力感から、なんとかしたいと強く願った結果、奇跡的に発動した[49]
ルーナの必殺技
ルーナブーメラン
三日月型のブーメランを相手に投げて攻撃する[50]
フルムーンブライト
満月の光で相手を動けなくする[51]
ソレイユの必殺技
ダイドコロジーZ
「変われ、自分!」と叫び台所用品に変身する。ルーナとソレイユの母親もまたこの技の使い手であった[13]
タイゾウとルーナの合体技
タイゾウとルーナのレインボークレセントチェーンブーメラン
タイゾウのレインボーウロコチェーンルーナブーメランが合わさった技[52]

重要な設定

クックルンになれるペンダント[注釈 14]
タイゾウ、マイカ、クラムがクックルンへと変身するためのアイテム。ワッサン島の砂浜に落ちていた[4]。ルーナとソレイユの父親が怪人との最後の戦いの最中に落としたもの[17]
不思議なペンダント[注釈 14]
ルーナ、ソレイユがクックルンへと変身するためのアイテム。ルーナが生家で見つけた[11]。二人の母親がかつて身に付けていたもの。父親が身に付けていたものもあったが紛失した[13]

正体の取り扱い・変身について

タイゾウが「クックルンになれるペンダント」を掲げた際に自身とマイカと共に変身したのが「3人目のクックルンは私かも」と思っていたムールではなくクラムだった[8]ため、少なくとも自分の意志で変身できるわけではない模様。また、ムールが「正体を誰にも知られてはいけないとネットに書いてあった」と説明している[30]。2022年度113話でエビオとタアコがいる前でやむなく変身したことで二人に正体を知られてしまったが、二人は気づいていた[注釈 15]

作中用語

ワッサン島
タイゾウとマイカの住む、周りを美しい海に囲まれた緑豊かな島。クロワッサンのような形をしている。
クックルン博物館
かつて島に住んでいたクックルンが島を守ったという伝説から建てられた博物館。ハモ先生が館長を兼任している[28]。タイゾウ曰く、クックルンはあくまで伝説上の生き物で実在しないとされ、伝説の真偽も不明[4][注釈 16]
マルシェ
ワッサン島にある市場。朝から午後3時まで開いている[30]。エビオが営む魚屋ギョギョギョもこの中にある[30]
ワッサン小学校
タイゾウとマイカが通う小学校。
シェルフィッシュ星
ムールとクラムの生まれ故郷である星[8]。星のほとんどが海である[53]。前作に登場したしじみの故郷の星と同名だが、同一の星かは不明。
ボトルシップキッチン
クックルンが怪人を倒すためにパワーチャージする場所で、料理はここで行う。ムールが勝手に名付けた[4]。「ボトルシップキッチンへデパーチャー!」と唱えながらペンダントを掲げると頭上にゲートが開き、吸い込まれるようにキッチンに転送される。
シェル
シェルフィッシュ星王家に代々伝わる優秀なコンパクト。「ヘイ! シェル!」と声を掛けてから、料理に関するわからないことを尋ねるといろいろ教えてくれる。
ブーブー島
ワッサン島から少し離れたところにある小さな無人島。満月の夜になると誰もいないはずの島から「ブーブー」と不気味な音が聞こえるという噂から、タイゾウたちは「ブーブー島」と呼んでいるが、正式な名前はよくわかっていない。この島にいる魚を食べると災いが起きると言い伝えられている[54]。後に不気味な音の正体がブタの姿に変えられたムール姫の声だったことが明かされた[14]
ホイールチェアースピードレース
ワッサン島で毎年開催される、車いすでコースを走ってスピードを競うレース。優勝賞金は100万円[22]
ギョギョール
かねてよりエビオが出店を計画していた飲食店で、新鮮な魚料理とお茶が楽しめるカフェ[注釈 17]。海女のナマコとウニコが食材を提供してくれる。店長にはムールが、副店長にはクラムが任命された[55]。怪人の三度にわたる妨害でなかなか店のお披露目ができなかったが、2022年度57話にてようやく執り行えた。オープン初日には長蛇の列を作った[56]
スタードームキッチン
ルーナとソレイユが怪人と戦うためにパワーチャージする場所で、料理はここで行う[11]。「スタードームキッチンへデパーチャー!」と唱えながらペンダントを掲げると、吸い込まれるようにキッチンに転送される[12]
クッキンスロット
ルーナとソレイユの食べたい料理が決まらないとき、スロットを回して作る料理を決定する[57]
クッキンバトル
ルーナとソレイユが料理対決をすることがある。試食後、二人の投票により勝者を決定する[57]
バゲッ島
ルーナとソレイユが住んでいた島。ワッサン島から見てブーブー島を挟んだ向かい側に位置する[58]
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放送内容について

各曜日の放送

2021年度

  • 月曜から水曜:戦隊もののストーリーに絡めながら料理の作り方を紹介していく。
  • 木曜:アニメパートと、食べ物のクイズなどを実写で放送している。[注釈 18]
  • 金曜:「まんぷく探偵団」の放送をしている。

2022年度

放送日が月~水曜日となり、午後の放送は17:25~17:35へ変更になった。

  • 1週目の月曜から水曜:戦隊もののストーリーに絡めながら料理の作り方を紹介していく。
  • 2週目の月曜:アニメパートと、食べ物のクイズなどを実写で放送している。
  • 2週目の火曜から水曜:「まんぷく探偵団」の放送をしている。

2023年度

  • 午後の放送が17:20 - 17:30へ変更となった。
  • 実写料理パートに対決要素が追加された。
  • 前年度と同じく、通常はまんぷく探偵団の放送は2週目の火曜、水曜に行われている[注釈 19]
  • 通常は第1週目はルーナとソレイユのクックルン、2週目月曜はクヨッペン回、2週目火曜はまんぷく探偵団前編、2週目水曜はまんぷく探偵団後編、3週目はタイゾウ、マイカ、クラム、4週目は再放送を放送。

各種コーナー

今日のポイント一本釣り!
実写料理パート中に、タイゾウが料理のポイントを教えてくれる。
クックルンのなんでもやってみルン
クックルンが成長するために、さまざまなことにチャレンジしていた。
ムールがシェルフィッシュ星に帰った後も活動は続けている。
ムールのこれしってるかい?
ムールが出題する料理や食材に関する問題にクックルンが答える。
ボクらまんぷく探偵団!
ムールが地球での生活を楽しむために、クックルンが探偵団となり、食べ物について調査する。
お魚クイズ 目からうろこ
ムールが出題する魚に関する3択クイズにクックルンが答える。
ポセイ丼の気まぐれまめ知識
ポセイ丼が料理や食材に関する豆知識をクックルンに伝授する。
ポセイ丼の気まぐれクイズ
ポセイ丼が出題する料理や食材に関する問題にクックルンが答える。
ムールのプリンセス豆知識
ムールが料理や食材に関する豆知識をクックルンに伝授する。
さしすC'est bon!
ソレイユが料理のポイントを教えてくれる。
クッキンアイテム大事典
実写料理パート中に使用した調理器具を紹介する。
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主題歌

「ウィー・アー・島生まれ[注釈 20]
中村蒔伝、マイカ・ピュ高木波瑠によるオープニングテーマ。作詞は竹村武司、作曲はSASUKE。2021年度から2022年度まで使われた。2022年度37話より、画面上にクレジットタイトルが挿入されるようになった。
「ウィー・アー・島生まれ 2023」
中村蒔伝、マイカ・ピュ、高木波瑠、藤原聖、井川梨愛によるオープニングテーマ。作詞は竹村武司、作曲はSASUKE。2023年度7話より使用されている。前年度までの曲と歌詞と映像が異なる。
「影のヒーロー クックルンシャドー」
藤原聖、井川梨愛によるオープニングテーマ。2023年度第2話から6話まで使用された。作詞は水井心太、作曲はSASUKE。
「ぼくらの楽園」
中村蒔伝、マイカ・ピュ、高木波瑠によるエンディングテーマ。作詞は竹村武司、作曲はSASUKE。2021年度108話のみ横山だいすけが歌唱を担当した。
「負けるな!ふんばれ!クヨッペン」
皆川猿時七緒はるひによるエンディングテーマ。作詞は竹村武司、作曲は福井洋介
「まんぷくビームは流れ星」
藤原聖、井川梨愛によるエンディングテーマ。作詞は竹村武司、作曲はSASUKE。
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各話リスト

要約
視点
表について
  • :年度内での放送週の通番。
  • :年度内での放送回の通番。
  • 初回放送日:放送が初めてされたと確認できた日。
  • サブタイトル:NHKの番組表[† 3]や電子番組ガイドに準ずる。初回放送と再放送で異なる場合は、基本的に初回放送のものを記載。
  • 怪人・テーマ食材・調査内容:番組に準ずる。2021年度より、登場した怪人のイラストが公式ウェブサイトの「これまでに紹介したレシピ[† 4]」に掲載されている。
  • 料理名:公式ウェブサイトの「これまでに紹介したレシピ」に掲載されたものに準ずる。2021年度より、実写料理パート中にも料理名が表示されている。2022年度から放送されているクヨッペン料理回については右肩に「DE」と表記。
  • 挿入歌:番組内で披露される楽曲。太字は初出のもの。2022年度37話より、作詞・作曲者がタイトルと一緒に表示されるようになった。作曲者はSASUKE(原口沙輔)、作詞者は楽曲の初出の回を参照。
  • OP:オープニングテーマ。「ウィー・アー・島生まれ」を「A」、「影のヒーロー クックルンシャドー」を「B」、「ウィー・アー・島生まれ 2023」を「C」と表記する。
  • ED:エンディングテーマ。「ぼくらの楽園」を「A」、「負けるな!ふんばれ!クヨッペン」を「B」、「まんぷくビームは流れ星」を「C」と表記する。

2021年度

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2022年度

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2023年度

ウィー・アー・島生まれの歌詞・映像が前年度までのものから変更された。

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特集など

せんぱいクックルン特集(2021年度9・11・12・14・15週)
2021年度9・11週は3代目クックルン、2021年度12・14・15週は4代目クックルンの懐かしの映像を厳選して再放送した。5代目クックルンは占いやシルエットクイズなどのミニコーナーのみの出演となる。怪人・テーマ食材・料理名・挿入歌は当時のもの。オープニングとエンディングは2021年度のものを使用。
アウトドアスペシャル(2021年度13週)
クックルンが海の近くでいろいろな野外活動と料理に挑戦した。
(2021年度24週)
無駄遣いが大好きな怪人ノコステルに“モッタイナイ”心を奪われ、無駄遣いが大好きになってしまったムールを元に戻すために、クックルンが“モッタイナイ”について調べた。
クヨッペンスペシャル企画(2022年度5週)
クヨヨとイララが生まれた頃を振り返りつつ、クヨッペンが社員の子どもの相手をして遊んだ。そのあと一緒におやつを作っで食べた。皆川猿時演じるクヨッペンと社員の子どものダク、イータ、クイ、ターズが実写パートに登場した。この企画以降、定期的にクヨッペンが社員の子どもの相手をして遊ぶ回が放送されるようになった。
沖縄スペシャル(2022年度16週)
先輩クックルンのアズキと、沖縄の珍しい食材や料理について調べた。
田舎暮らし体験スペシャル(2022年度23週)
ムールの依頼で、ガスや電気のない時代の料理法を探った。

2021年度21話について

2021年6月7日は、朝は新作「海の守り神"ポセイ丼"登場!」を放送したが、夕方は2021年度9話「クイズ! これは何切りでSHOW?」を再放送した[注釈 97]。6月14日は、朝夕ともに2021年度6話「ねむれるキッチンのムール」を再放送した。その後、8月30日の夕方に同作が再放送されたが、ムールの土下座のシーンがお辞儀に変更されるなどの改変が行われていた。

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脚注

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