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佐藤賢治 (野球)
日本の野球選手 ウィキペディアから
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佐藤 賢治(さとう けんじ、1988年8月26日 - )は、東京都大田区出身の元プロ野球選手(外野手、内野手)。右投左打。
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来歴
要約
視点
プロ入り前
2004年に横浜高校に入学。当初は投手であったが後に外野手に転向した。甲子園に2度出場している(2006年春と同年夏。前者は優勝、後者は一回戦敗退)。同校の2学年上に涌井秀章と石川雄洋が、同学年に福田永将、下水流昂、西嶋一記が、1学年下に髙濱卓也が、2学年下に土屋健二と倉本寿彦が所属していた。このうち土屋とは後に日本ハムでチームメイトとなった。
2006年のプロ野球ドラフト会議(高校生の部)で、強肩と左右に打ち分ける打撃を評価した千葉ロッテマリーンズに2巡目で指名され、入団する。
ロッテ時代
2007年は、イースタン・リーグ公式戦75試合に出場し、打率.196だった。
2008年は、二軍のレギュラーに定着し、イースタン・リーグで打率.220という成績を残したが、一軍公式戦への出場機会はなかった。
日本ハム時代
2010年5月7日に北海道日本ハムファイターズへ無償トレードで移籍した。同球団で当時外野手が不足していたため、移籍直後の同月27日には、対中日ドラゴンズ戦(石川県立野球場)で一軍デビュー。金剛弘樹から代打で適時打を放ったことによって、一軍初打席・初安打・初打点を記録した。また、6月2日の対広島東洋カープ戦(札幌ドーム)に「7番・右翼手」として一軍公式戦初の先発出場を果たすなど、一軍で9試合に出場した。
2011年には、一軍公式戦8試合に出場し、7打数1安打、打率.143を記録した。
2012年には、移籍後初めて、一軍公式戦への出場機会がなかった。シーズン終了後には、一軍監督の栗山英樹から「来年ダメならユニホームを脱がせる」と通告されるともに、三塁手としても起用することを明かされた[3]。
2013年には、春季キャンプで三塁の守備に挑戦[4]。開幕を二軍で迎えたが、イースタン・リーグ公式戦では、5月30日までに42試合の出場で打率.309、3本塁打という好成績を残した。翌31日に自身2年振りの出場選手登録[5]を果たすと、6月2日の対横浜DeNAベイスターズ戦(旭川スタルヒン球場)で一軍初本塁打。スタメンに起用された9月10日の対オリックス・バファローズ戦(札幌ドーム)では、4打席4安打で一軍初の猛打賞を達成するとともに、チームの勝利によってヒーローインタビューを初めて経験した[6]。ちなみに、実戦で三塁を守ったのは、この年のイースタン・リーグ公式戦2試合だけであった[7][8]。
2014年には、一軍公式戦で自己最多の44試合に出場。4月13日の対埼玉西武ライオンズ戦では、本拠地・札幌ドームでの一軍初本塁打を放った[9]。シーズン通算では、一軍で自己最多の3本塁打・12得点を記録したが、打率は.196にとどまった。なお、この年には、2歳年上の一般女性と結婚している[10]。
2015年には、春季キャンプ中の2月13日に、前述の結婚と第1子(長女)の誕生を発表[10]。しかし、シーズン開幕後は一軍公式戦16試合に出場しただけで、10月2日に球団から戦力外通告を受けた[11]。
日本ハム退団後
2015年11月10日にシートバッティング形式の12球団合同トライアウト(草薙球場)に参加したが、7人の投手に対して、6打数無安打1四球という結果に終わった[12]。さらに、NPBを含むプロ野球他球団への移籍に至らなかったことから、現役を引退。引退後は、一般企業に就職した[13]。
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選手としての特徴・人物
強肩強打の外野手[15]。打撃ではミート力とバットコントロールに優れ、広角に打ち分けられる[16]。守備では遠投120m[16]、走塁では50m走のタイム5秒9[17](6秒1の説もあり)、本塁から一塁までのタイムは4秒1を記録[16]。
好きな言葉は「人生の勝利者になれ」[16]。
プロ入り後の初給料で父親に名刺入れ、母親にネックレスをプレゼントした[16]。
日本ハム時代に紺田敏正から継承した背番号52を気に入っていた[18]。「(紺田さんは)同じ外野手として守備範囲が広く、大好きな選手なので、52番を受け継いだときはうれしかったですね」と語っている[18]。
詳細情報
年度別打撃成績
年度別守備成績
記録
- 初出場:2010年5月27日、対中日ドラゴンズ1回戦(石川県立野球場)、7回表に増井浩俊の代打で出場
- 初打席・初安打・初打点:同上、7回表に金剛弘樹から右前適時打
- 初先発出場:2010年6月2日、対広島東洋カープ4回戦(札幌ドーム)、7番・右翼手で先発出場
- 初本塁打:2013年6月2日、対横浜DeNAベイスターズ3回戦(旭川スタルヒン球場)、2回裏に三嶋一輝から中越2ラン
- 初盗塁:2013年9月6日、対東北楽天ゴールデンイーグルス18回戦(日本製紙クリネックススタジアム宮城)、4回表に二盗(投手:田中将大、捕手:嶋基宏)
背番号
- 57 (2007年 - 2010年途中)
- 69 (2010年途中 - 同年終了)
- 52 (2011年 - 2015年)
脚注
関連項目
外部リンク
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