トップQs
タイムライン
チャット
視点
全国高校生短歌大会
ウィキペディアから
Remove ads
全国高校生短歌大会(ぜんこくこうこうせいたんかたいかい)は、岩手県盛岡市が主催し、2006年から開催している高校生(高等専門学校は3年生まで、中等教育学校は後期課程在籍、特別支援学校は高等部在籍のみ参加可能)を対象とした短歌の全国大会。通称は短歌甲子園[1]。開催地は岩手県盛岡市。開催時期は毎年8月下旬。特別審査員は小島ゆかり。
概要
全国の高校から21チーム(1チーム3名)が予選を経て出場できる(前年度優勝校と準優勝校は予選免除)。まず3校ずつ7グループに分かれて1次リーグを実施し、各グループ1位校と敗者復活1校の計8校が決勝トーナメントに進む。なお、3位決定戦は行われない。
対戦は、事前に創作した双方の3名の選手がステージ上で題詠にもとづく短歌を交互に披露し合い、5人の審査員が投票して勝敗が決まる。
盛岡市ゆかりの歌人・石川啄木に因んで、短歌は三行の分かち書きで表記されるのが特徴。
団体戦の他に個人戦がある。また、個人作品の表彰もあり、団体戦と個人戦を通じて大会で最も優れた短歌に「特別審査員小島ゆかり賞」、最も先鋭的だった短歌に「石川啄木賞」が贈られる(第2回大会~)。
第15回大会(2020年度)は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、本大会出場チーム数を10に限定し、なおかつ書面審査という変則的な方式で開催された。
第16回大会(2021年度)は本大会出場チーム数が8と前年よりさらに減ったものの、Zoomを用いてトーナメント方式で行われた。また、大会史上初めて3位決定戦が行われた。
第17回大会(2022年度)は3年ぶりに対面での開催となり、本大会出場チーム数も21に戻った。なお、3位決定戦は行われなかった。
Remove ads
歴代成績
Remove ads
出場経験者
- 早川晃央(富山県立魚津高等学校) - 歌人、第2・3回出場
- 古畑恵介(加藤学園暁秀高等学校) - 声優・俳優、第4・5回出場
- くどうれいん(盛岡第三高等学校) - 歌人・エッセイスト・小説家、第6回出場
- 武田穂佳(盛岡第四高等学校) - 第59回短歌研究新人賞受賞者、第10回出場
- 郡司和斗(茨城県立結城第二高等学校) - 第62回短歌研究新人賞受賞者、第11回出場
メディア
テレビ
- テレビ岩手『金曜MOVE ぼくたちの夏もうひとつの甲子園』2019年8月30日 19:00-19:56
全国高校生短歌大会を題材とした作品
『うたうとは小さないのちひろいあげ』
『空はいまぼくらふたりを中心に』
『青春は燃えるゴミではありません』
(村上しいこ著、講談社 2015年 - 2017年) - 短歌甲子園をテーマとした児童小説三部作。『うたうとは小さないのちひろいあげ』は第53回野間児童文芸賞受賞作。
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads