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全日本卓球選手権大会
毎年1月に日本の東京体育館で開催される卓球の大会 ウィキペディアから
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全日本卓球選手権大会(ぜんにほんたっきゅうせんしゅけんたいかい、英: All Japan Table Tennis Championships)は、日本卓球協会が主催で毎年1月に東京体育館で行われる、その年度の日本一を決める卓球の大会である。大会は一般・ジュニアの部(高校生以下)のほかに、別開催として、ホープス・カブ・バンビの部(小学生以下)、カデットの部(中学2年生以下)、団体の部、マスターズの部(30歳以上)がそれぞれ開催される。また男子は天皇杯(1948年度大会から)、女子は皇后杯(1951年度大会から)として開催され、男子シングルス(一般)、女子シングルス(一般)の優勝者に対し、それぞれ天皇杯、皇后杯が授与される。
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概要
全日本卓球選手権大会は、日本卓球協会主催のその年度の日本一を決める卓球の大会である。大会は1935年にプレ開催。翌1936年、正式に初開催された。また一般・ジュニアの部(高校生以下)のほかに、別開催として、ホープス・カブ・バンビの部(小学生以下)、カデットの部(中学2年生以下)、団体の部、マスターズの部(30歳以上)がそれぞれ開催される。
かつては東京武道館で年末に開催されたが、2003年度から翌年1月に東京体育館で行われている。ただし、東京体育館が大規模改修工事が行われる年は他会場での代替開催となり、2012年度(2013年1月)は代々木第一体育館で、2018年度(2019年1月)と2019年度(2020年1月)は大阪市中央体育館(丸善インテックアリーナ大阪)で開催される[3]。男子は天皇杯(1948年度大会から)、女子は皇后杯(1951年度大会から)として開催される。
競技種目は男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスで、これらの種目は基本的には日本国籍の者しか出場することができない。
2009年度一般の部は男子シングルス267名、女子シングルス255名、男子ダブルス133組、女子ダブルス123組、混合ダブルス100組が参加。
観客動員数は近年増え続けており、2009年度は15000人(6日間、一日平均2500人)であったが2015年度は25300人(7日間、一日平均3614人)となっている[4]。
2015年度大会より旧来のセルロイドボールよりプラスチックボールへ変更されたが[5]各社のボール品質のばらつきがあり、試合直前の選手同士のジャンケンで使用球を決める方式ではなく統一球を導入して欲しいという選手の要望を受け、2017年度より本戦では統一球が導入された。初年度は上限ありの入札方式で同一額で並んだ場合は抽選でメーカーを決める方式が採用され、タマスに決定した。[6]
2018年度大会はマルチボールが採用された。
近年では7日間の日程でシニア男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスと男女ジュニアの集中開催という形式になっており、シングルスとダブルスの両種目に出場する選手にとっては体力的な負担が大きくなっていると言われる。このため、日本卓球協会では2023年12月9日の理事会で2025年及び2026年の全日本卓球選手権大会の開催方式を協議し、その結果、「東京で男女シニアのシングルス及び男女ジュニアを6日間の日程で開催し、3日間のインターバルを設けた後に会場を愛知県豊田市に移して男女シニアのダブルス及び混合ダブルスを4日間開催する」という分離開催形式を採用することを決定した[7][8]。協会では2025年及び2026年の2年、この形式をトライアル実施する方針を示している[8]。
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一般の部
要約
視点
大会方式
ノックアウトトーナメント方式を採用。 第1ステージは、11ポイント5ゲームマッチ。第2ステージ(ベスト32決定戦以降)は、11ポイント7ゲームマッチ[9]。
歴代結果
シングルスの最多優勝は男子が水谷隼の10回、女子は小山ちれの8回、最年少記録は男子は張本智和の14歳6カ月、女子は平野美宇の16歳9ヶ月。
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ジュニアの部
要約
視点
概要
全日本卓球選手権大会と同時期、同会場で行われる、18歳以下の高校2年生迄が出場可能なジュニアの大会である(高校3年生も出場可能な時期はあった)。競技種目は男女シングルスのみで基本的には日本国籍の者しか出場することができない。
大会方式
ノックアウトトーナメント方式を採用。 11ポイント5ゲームマッチ[9]。
歴代結果
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カデットの部
→詳細は「カデットの部」を参照
ホープス・カブ・バンビの部
→詳細は「全日本卓球選手権大会ホープス・カブ・バンビの部」を参照
マスターズの部
→詳細は「全日本卓球選手権大会マスターズの部」を参照
団体の部
要約
視点
概要
毎年10月頃に翌年の国体のリハーサルとして行われる。
その年に行われた、全日本実業団卓球選手権大会、日本卓球リーグ前期、全日本大学対抗卓球選手権上位のチームのほか、全国高等学校卓球選手権大会上位チーム、地元選抜チーム、ジュニアナショナルチーム(JNT)を加えた、男女各12チームで行われる団体戦。
大会方式
1チーム3名による団体戦。シングルス5戦3先勝。
1グループ4組のグループリーグ方式を採用。勝利2・敗北1・棄権0の勝ち点制により勝ち点上位1チームとワイルドカード1チーム(2位チームの最高成績)の4チームよる準決勝・決勝で日本一を争う。
歴代優勝チーム
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中継
準決勝をNHK BS1で、決勝をNHK Eテレで生中継しているが、2020年度は皇后盃全国女子駅伝中止に伴う代替編成により、NHK総合テレビで男女決勝が放送された(一部時間帯は大相撲中継とのマルチ編成。Eテレは通常時に準じた番組を編成)。
また、2022年は1月30日(日曜日)に総合テレビで男女シングルス決勝が放送されたが、NHK富山放送局とNHK広島放送局では、バスケットボールB.LEAGUE・富山グラウジーズ対広島ドラゴンフライズ戦(富山県での開催だが広島放送局制作)を放送したため、サブチャンネルでの放送となった。2024年大会は能登半島地震に伴う非常放送体制に伴い、テレビ放送では一部時間帯でマルチ編成を行い、サブチャンネルにて放送した[12]。
また2016年度からはLabo LiveがNHKが中継を行わなかった準決勝まで全試合を無料でインターネット配信を行っていた、2021年度からは日本卓球協会が独自の配信プラットフォーム卓球TVで全試合を無料でインターネット配信を行っている。
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関連項目
脚注
外部リンク
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