トップQs
タイムライン
チャット
視点

出羽ノ龍和希

ウィキペディアから

Remove ads

出羽ノ龍 和希(でわのりゅう かずき、2001年3月7日 - )は、モンゴル国ウランバートル市出身で、出羽海部屋所属の現役大相撲力士。本名はトムルバートル・テムレン。身長180.1cm、体重146.9kg。最高位は西幕下2枚目(2025年5月場所)。

概要 出羽ノ龍 和希, 基礎情報 ...
Remove ads

来歴

朝青龍日馬富士のような気迫ある相撲に憧れて[1]、相撲は小学生の頃に始めた[2]。8歳の頃は元三段目・北春日に相撲を習い朝青龍杯で団体優勝、中学生の頃は元幕下・前乃雄に相撲を習って白鵬杯で団体優勝を経験している[3]。中学生の頃はバスケットボールもやっていたが[3]、「いつか日本で相撲取りになりたい」と考えていたため、高校は日本の希望が丘高校に留学した[2]。高校時代は2年次に高校総体ベスト16[2]、3年次に金沢大会と十和田大会で団体8強、世界ジュニア相撲選手権大会重量級準優勝の成績を残しているが[3]、タイトルを獲得することはできなかった[2]

高校卒業後は、関係者に出羽海部屋付きの16代高崎(元幕内・金開山)を紹介されて同部屋に入門[3]、研修期間[1]や興行ビザの取得待ち[3]などがあり、初土俵は2019年11月場所になった。初土俵同期は夢道鵬二本栁の2人[4]。初めて番付に名前が載った2020年1月場所は、1番相撲で二本栁に敗れて6勝1敗。序二段に上がった翌3月場所は本割を7戦全勝として、二本栁との優勝決定戦の可能性を残したが、二本栁が7番目の相撲で敗れたため、決定戦は行われずに序二段優勝が決まった[2]。翌場所で三段目に昇進して以降も勝ち越しが続いたが、新幕下に昇進した2021年1月場所で入門以来初めての負け越しを経験した。翌3月場所は三段目に陥落したが、続く5月場所で幕下に復帰。幕下復帰の場所は7番目の相撲で三役経験者の阿炎に敗れて幕下優勝こそ逃したが[5]、6勝1敗と幕下で初めての勝ち越しの場所を好成績で取り終えた。勝ち越せば関取昇進が見える東幕下3枚目の地位で土俵に上がった2024年9月場所は、2勝5敗と幕下5枚目以内の壁に阻まれた。

Remove ads

取り口

アマチュア時代は四つ相撲だったが、大相撲入門後は部屋の兄弟子である御嶽海を目標として押し相撲主体に変えた[2][6]。序二段時代の2020年3月場所では、もろ差しから寄り切った取組があった[1]

人物

  • 日本の高校に留学する前からウランバートル市内の日本語学校に通っていたこともあって、序二段時代の2020年3月に雑誌『相撲』で取り上げられた際には「語彙も豊富で本当にうまい」と評されている[1]
  • 四股名の下の名の「和希」は、師匠・11代出羽海(元幕内・小城乃花)の下の名(本名・現役名・年寄名全てに共通)である「昭」と、母校の望が丘高校に由来する[1]
  • 部屋公式ホームページによると、好物はモンゴル料理、憧れのバスケットボール選手はレブロン・ジェームズ、趣味はバスケットボール、座右の銘は「明日は明日の風が吹く」、愛読書は『君の膵臓をたべたい[7]

主な成績

要約
視点

2025年3月場所終了現在

通算成績

  • 通算成績:128勝79敗10休(32場所)

各段優勝

  • 序二段優勝:1回(2020年3月場所)

場所別成績

さらに見る 一月場所 初場所(東京), 三月場所 春場所(大阪) ...
Remove ads

改名歴

  • 出羽ノ龍 和希(でわのりゅう かずき)2019年11月場所 -

脚注

関連項目

Loading content...

外部リンク

Loading content...
Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads