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古市駅 (大阪府)

大阪府羽曳野市にある近畿日本鉄道の駅 ウィキペディアから

古市駅 (大阪府)map
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古市駅(ふるいちえき)は、大阪府羽曳野市古市一丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)の。駅番号は南大阪線がF16、長野線がO16

概要 古市駅, 所在地 ...
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概要

羽曳野市の代表駅で、南大阪線と長野線の2路線が乗り入れる主要駅。

柏原駅道明寺駅と並び、現在の近鉄に属する駅では最古の歴史を有する[1]

利用可能な鉄道路線

  • 近畿日本鉄道

歴史

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駅構造

Thumb
プラットホーム

島式ホーム2面4線を持つ地上駅で、南大阪線と長野線が方向別にホームを共有する構成。ホーム有効長は8両分で、ホームの河内長野寄りに橋上駅舎が存在する。改札口は1か所のみ。

のりば

さらに見る のりば, 路線 ...
付記事項
  • 奇数番線(1番線と3番線)・4番線には主に橿原神宮前方面発着の列車が、偶数番線(2番線と4番線)には主に河内長野線方面発着の列車および古市止まりの列車が入線する。
  • 4番線から河内長野方面へ発車することが可能で、一部回送列車や臨時列車などが使用している。

特徴

要約
視点

駅設備・営業面

  • 駅長が置かれ、南大阪線の当駅と上ノ太子駅間と長野線の各駅を管理している[9]
  • PiTaPaICOCA対応の自動改札機および自動精算機回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
  • 特急券は専用の自動販売機および窓口(朝夕のみ)にて即時購入が可能[10]。定期券は黒の券売機で購入が可能で、窓口(朝夕のみ)による定期券サポートにも対応する[11]

ダイヤ面

  • 急行以下の全一般列車が停車しており、朝と夕方以降には一部の特急列車も停車する[12]
    • 停車する特急列車の詳細:大阪阿部野橋駅を20時以降に発車する橿原神宮前方面行き、大阪阿部野橋駅に9時台までに到着する大阪阿部野橋行きの全列車が停車する[12]
    • 2012年3月20日のダイヤ変更でラッシュ時に一部の特急が停車するようになったが[13]、それ以前も正月の終夜運転時には特急の臨時停車が実施されていた。
  • 当駅発着列車が多数設定されており、普通列車の大多数は運転系統が当駅を境に分割されている[12]
    • 大阪方面へは、平日夜間に当駅始発の準急が1本と当駅終着の準急が2本、早朝と日中に当駅始発の普通列車が設定されている[12]
    • 橿原神宮前方面へは、終日にわたって当駅 - 橿原神宮前駅間の普通列車が、早朝と夜間に当駅 - 御所線近鉄御所駅間の普通列車が数本、早朝に当駅始発の吉野線吉野行き普通列車が2本(平日・土休日共に)、平日の朝と深夜に当駅始発の橿原神宮前行き急行が1本ずつ設定されている[12]
    • 河内長野方面へは、早朝と夜間に長野線内の区間運転列車が、平日早朝に当駅始発の富田林行きが3本設定されている[12]
  • 南大阪線は当駅を境にホーム有効長が4両または6両編成以下、長野線は5両編成以下となる駅があるため、当駅を超えて運転される準急を中心に大多数の列車が当駅で車両の増結・解放を実施している。また、平日朝には橿原神宮前・御所方面からの準急と河内長野方面からの準急が当駅 - 大阪阿部野橋駅間で併結運転を実施している[12]
    • 2013年3月16日のダイヤ変更までは、当駅で富田林行きと橿原神宮前行きに分割する準急が設定されていた。なお、近鉄の一般列車で多層建て列車(親子列車)の形をとっていたのはこれが唯一だった。
    • ただし、ダイヤ変更後も当駅で切り離された車両が種別・行先を変更して別の列車として運行するものは存在する。
  • 3・4番のりばに到着する大阪阿部野橋行きの列車が当駅で増結を行う際、ダイヤにより前か後ろのどちらに増結するか異なる。また、駅舎が橿原神宮前・吉野・河内長野寄りにしかないため、以下のパターンで増結が行われる[14]
    • 前に列車を増結する場合
      1. 後ろの編成が入りきる位置に前の編成が停車。扉を開けて1回目の客扱いを行う。
      2. 前の編成の扉をいったん閉める。
      3. 誘導信号機の指示により、後ろの編成がその両数の停車位置までゆっくり進んで停車。扉を開けて客扱いを行う。
      4. 前の編成が後ろの編成にバックで近づき連結。扉を開けて2回目の客扱いを行う。
    • 後ろに列車を増結する場合・2方向から来る列車を連結する場合
      1. 前の編成が駅舎寄りに停車。扉を開けて1回目の客扱いを行う。
      2. 前の編成の扉をいったん閉め、別の編成の入りきる位置に移動し、扉を開けて2回目の客扱いを行う。
      3. 前の編成の扉を再び閉める。
      4. 誘導信号機の指示により、後ろの編成がその両数の停車位置までゆっくり進んで停車。扉を開けて客扱いを行う。
      5. 前の編成が後ろの編成にバックで近づき連結。扉を開けて3回目の客扱いを行う。

その他

当駅南方では、富田林へ向かう支線の長野線がまっすぐ南下する一方、奈良県方面へ向かう本線の南大阪線は東へ大きくカーブしているが、これはもともと柏原駅 - 道明寺駅 - 当駅 - 富田林駅間が先に開通し、後になって奈良県方面への区間が付け足されることで線名が変わったためである[注 1]

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利用状況

要約
視点

2024年11月12日における1日乗降人員18,135人である。南大阪線の駅では大阪阿部野橋駅藤井寺駅河内松原駅に次ぐ4位。急行停車駅ではあるものの、通過する後者2駅より数値上の乗降人員は少ない。

先述の通り羽曳野市の中心となる駅で市内では最も利用者が多くなっているが、路線バスは市外である藤井寺駅への発着を主としていることもあり利用が分散している。

近年における1日乗降人員の推移は下表の通り。

さらに見る 年度, 調査日 ...
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駅周辺

道路

河川

公共施設など

神社・寺院・古墳

商業施設

学校

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バス路線

近鉄バス松原営業所)が駅前ロータリーに発着する。停留所名は「古市駅前」。関西福祉科学大学関西福祉科学大学高等学校のスクールバスも近鉄バスが運行している。

大阪府立大学羽曳野キャンパスへは81・82番で府立医療センター下車も可。

市の自家用バスである羽曳野市公共施設循環バスは古市駅筋(国道170号沿い)を経由する。

さらに見る のりば, 路線名 ...

隣の駅

近畿日本鉄道
F 南大阪線
急行・区間急行
大阪阿部野橋駅 (F01) - 古市駅 (F16) - 尺土駅 (F23)
準急・普通
道明寺駅 (F15) - 古市駅 (F16) - 駒ヶ谷駅 (F17)
  • みかん狩りシーズンには上ノ太子駅に急行が臨時停車することがある。また、藤井寺駅には周辺学校入試当日に急行が臨時停車することがある。春の吉野の桜の見頃になると、快速急行が臨時運転される。
  • 1974年(昭和49年)までは、道明寺駅と当駅の間に誉田八幡駅が存在した。
O 長野線(線内は全列車各駅に停車)
急行
(大阪阿部野橋駅 -) 古市駅 (O16) - 喜志駅 (O17)
準急・普通
(道明寺駅 -) 古市駅 (O16) - 喜志駅 (O17)
  • 1920年(大正9年)までは、当駅と喜志駅の間に西浦駅が存在した。
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脚注

関連項目

外部リンク

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