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古市駅 (大阪府)
大阪府羽曳野市にある近畿日本鉄道の駅 ウィキペディアから
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古市駅(ふるいちえき)は、大阪府羽曳野市古市一丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)の駅。駅番号は南大阪線がF16、長野線がO16。
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概要
羽曳野市の代表駅で、南大阪線と長野線の2路線が乗り入れる主要駅。
柏原駅や道明寺駅と並び、現在の近鉄に属する駅では最古の歴史を有する[1]。
利用可能な鉄道路線
歴史
- 1898年(明治31年)
- 1899年(明治32年)5月11日:河陽鉄道の路線を河南鉄道が承継、同社の駅となる[1]。
- 1919年(大正8年)3月8日:社名変更により大阪鉄道の駅となる[1]。
- 1929年(昭和4年)3月29日:当駅から久米寺駅(現在の橿原神宮前駅)が開業し分岐駅となる[1]。
- 1943年(昭和18年)2月1日:関西急行鉄道が大阪鉄道を合併、関西急行鉄道の駅となる[1]。
- 1944年(昭和19年)6月1日:戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併、近畿日本鉄道の駅となる[1]。
- 1969年(昭和44年)10月:大阪阿部野橋駅方に0.2キロメートル移設[2](現在の古市1号踏切南側から北側に移設)。同時に橋上駅舎化する。
- 1971年(昭和46年)4月1日:定期券専用自動改札機を設置[3]。
- 1993年(平成5年)3月17日:8両編成対応にホームが延伸される[4]。
- 2007年(平成19年)4月1日:ICカード「PiTaPa」使用開始[5]。
- 2012年(平成24年)3月20日:一部の特急が停車するようになる。
- 2024年(令和6年)1月25日:羽曳野市市制65周年を記念して、「羽曳野市 市制65周年記念入場券」を同年2月29日まで発売。なお、同市内の恵我ノ荘駅、高鷲駅でも発売していたがそれぞれデザインが異なる。発売額は900円。1人5セットまでで、売切次第発売終了[6][7]。
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駅構造

島式ホーム2面4線を持つ地上駅で、南大阪線と長野線が方向別にホームを共有する構成。ホーム有効長は8両分で、ホームの河内長野寄りに橋上駅舎が存在する。改札口は1か所のみ。
のりば
- 付記事項
- 奇数番線(1番線と3番線)・4番線には主に橿原神宮前方面発着の列車が、偶数番線(2番線と4番線)には主に河内長野線方面発着の列車および古市止まりの列車が入線する。
- 4番線から河内長野方面へ発車することが可能で、一部回送列車や臨時列車などが使用している。
特徴
要約
視点
駅設備・営業面
ダイヤ面
- 急行以下の全一般列車が停車しており、朝と夕方以降には一部の特急列車も停車する[12]。
- 当駅発着列車が多数設定されており、普通列車の大多数は運転系統が当駅を境に分割されている[12]。
- 南大阪線は当駅を境にホーム有効長が4両または6両編成以下、長野線は5両編成以下となる駅があるため、当駅を超えて運転される準急を中心に大多数の列車が当駅で車両の増結・解放を実施している。また、平日朝には橿原神宮前・御所方面からの準急と河内長野方面からの準急が当駅 - 大阪阿部野橋駅間で併結運転を実施している[12]。
- 2013年3月16日のダイヤ変更までは、当駅で富田林行きと橿原神宮前行きに分割する準急が設定されていた。なお、近鉄の一般列車で多層建て列車(親子列車)の形をとっていたのはこれが唯一だった。
- ただし、ダイヤ変更後も当駅で切り離された車両が種別・行先を変更して別の列車として運行するものは存在する。
- 3・4番のりばに到着する大阪阿部野橋行きの列車が当駅で増結を行う際、ダイヤにより前か後ろのどちらに増結するか異なる。また、駅舎が橿原神宮前・吉野・河内長野寄りにしかないため、以下のパターンで増結が行われる[14]。
- 前に列車を増結する場合
- 後ろの編成が入りきる位置に前の編成が停車。扉を開けて1回目の客扱いを行う。
- 前の編成の扉をいったん閉める。
- 誘導信号機の指示により、後ろの編成がその両数の停車位置までゆっくり進んで停車。扉を開けて客扱いを行う。
- 前の編成が後ろの編成にバックで近づき連結。扉を開けて2回目の客扱いを行う。
- 後ろに列車を増結する場合・2方向から来る列車を連結する場合
- 前の編成が駅舎寄りに停車。扉を開けて1回目の客扱いを行う。
- 前の編成の扉をいったん閉め、別の編成の入りきる位置に移動し、扉を開けて2回目の客扱いを行う。
- 前の編成の扉を再び閉める。
- 誘導信号機の指示により、後ろの編成がその両数の停車位置までゆっくり進んで停車。扉を開けて客扱いを行う。
- 前の編成が後ろの編成にバックで近づき連結。扉を開けて3回目の客扱いを行う。
- 前に列車を増結する場合
その他
当駅南方では、富田林へ向かう支線の長野線がまっすぐ南下する一方、奈良県方面へ向かう本線の南大阪線は東へ大きくカーブしているが、これはもともと柏原駅 - 道明寺駅 - 当駅 - 富田林駅間が先に開通し、後になって奈良県方面への区間が付け足されることで線名が変わったためである[注 1]。
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利用状況
要約
視点
2024年11月12日における1日乗降人員は18,135人である。南大阪線の駅では大阪阿部野橋駅・藤井寺駅・河内松原駅に次ぐ4位。急行停車駅ではあるものの、通過する後者2駅より数値上の乗降人員は少ない。
先述の通り羽曳野市の中心となる駅で市内では最も利用者が多くなっているが、路線バスは市外である藤井寺駅への発着を主としていることもあり利用が分散している。
近年における1日乗降人員の推移は下表の通り。
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駅周辺
道路
河川
公共施設など
神社・寺院・古墳
商業施設
学校
- 羽曳野市立古市小学校
- 羽曳野市立古市南小学校
- 羽曳野市立白鳥小学校
- 羽曳野市立誉田中学校
- 羽曳野市立峰塚中学校
- 大阪府立西浦支援学校(旧大阪府立西浦高等学校跡地)
- 第一ゼミナール古市校
- 創研学院古市校
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バス路線
近鉄バス(松原営業所)が駅前ロータリーに発着する。停留所名は「古市駅前」。関西福祉科学大学・関西福祉科学大学高等学校のスクールバスも近鉄バスが運行している。
大阪府立大学羽曳野キャンパスへは81・82番で府立医療センター下車も可。
市の自家用バスである羽曳野市公共施設循環バスは古市駅筋(国道170号沿い)を経由する。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- F 南大阪線
- □特急一部停車駅(朝のラッシュ時の上りと夜間の下りの列車が停車)
- O 長野線(線内は全列車各駅に停車)
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脚注
関連項目
外部リンク
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