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四月一日さん家の
日本のテレビドラマシリーズ、メディアミックス ウィキペディアから
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『四月一日さん家の』(わたぬきさんちの)は、2019年4月20日から7月6日までテレビ東京のドラマ25枠にて放送されたテレビドラマ。
この項目では、その続編にあたる一連のメディアミックス作品、通称四月一日さん家シリーズについても述べる。
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概要
2018年の初夏に本作の企画が開始された。現役のバーチャルYouTuberを俳優(役名あり)に据えたドラマであり、ときのそら、猿楽町双葉、響木アオが出演する[3]。出演者の3名は「江東区観光推し隊」に就任した[4]。
本編中は実写映像が用いられておらず、全編が3DCGアニメーションとなっているが、一貫して(テレビアニメではなく)「テレビドラマ」と銘打たれている。ドラマ24やその前身であるテレビ東京土曜未明の深夜ドラマ時代も通じてアニメーション作品が放映されるのは初の試みである。ただし放送開始後に、テレビアニメを視聴する際の注意喚起テロップが表示される。一部の放送局を除いて字幕放送も実施しており、台詞は一花が黄色、二葉が水色、三樹が白で表記される。
大きな物語の流れはあるものの基本的には1話完結のシチュエーション・コメディであり、『やっぱり猫が好き』のオマージュとなっている。話数ごとに担当脚本家が変化する。
5月18日・25日放送分で、担当の監督だった渡辺武の訃報が番組終了時に流され、番組プロデューサーの五箇も18日未明にツイッターで公表した[5]。渡辺は5話、6話の担当で、6話の監督が事実上の遺作となる(4月30日に逝去)。
2020年4月6日から6月22日までは、第2期として『四月一日さん家と』を放送。ただし放送枠はテレビ東京の深夜アニメ枠である月曜午前1時半へ移動となった。先に展開していた『新生 四月一日さん家の』の登場人物に加え、新レギュラーとして物述有栖が出演する。
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ストーリー
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
子どもの頃に母を失い、1年前に父を失った三姉妹、四月一日一花、四月一日二葉、四月一日三樹の日常を描く。
登場人物
- 四月一日 一花(わたぬき いちか)
- 演 - ときのそら
- 長女。25歳の声優。妹曰くスピリチュアルな感性の持ち主で、カやカブトムシを死んだ父だと言い出すような不思議系。家事全般をこなす。
- 四月一日 二葉(わたぬき ふたば)
- 演 - 猿楽町双葉
- 次女。23歳のアパレル店員。さっぱりした性格で、「数珠」を「ユズ」、「ネット通販」を「チャック全開」のように読むなど、イントネーションをよく間違える。虫が苦手。将来的には、付き合っている彼氏と結婚を前提にした新居に移り住む予定。実家を出た後も彼氏と喧嘩してはたびたび帰っている。
- 四月一日 三樹(わたぬき みつき)
- 演 - 響木アオ
- 三女。20歳の大学生。理工学部在籍。姉二人の仲裁を務めたり、二葉の誤ったイントネーションをよく指摘する。ただし、スイッチが入ると凝り性になる。特に漫才の研究に余念がない。
- 御亀
- 演 - おかめ
- ペット。アフタートークコーナーでは、本作のスタッフがゲストで登場する際の代役で登場。
- 白鳥生子(しらとり いくこ)
- 演 - 物述有栖
- 第2期より登場。謎の女子高生で、三姉妹の妹だと言う。生前の母の遺言を頼りに四月一日家へ来訪し、居候として一緒に住むことに。死んだ四月一日家父が取り憑いたこともある。
- ケンジ
- 二葉の彼氏。静止画像と後ろ姿のみの登場。
新生ファミリー
スタッフ
出典:[6]
- 企画・構成 - 酒井健作(第2期では企画・構成協力)
- 脚本 - ふじきみつ彦、じろう(シソンヌ)、土屋亮一、堀雅人、熊本浩武、竹村武司、森田哲矢(さらば青春の光)、岩崎う大(かもめんたる)、鳥山フキ
- 監督 - 住田崇、湯浅弘章、渡辺武(第1期)、太田勇、鈴村展弘、山口雄也(第2期)
- スタイリスト - 伊賀大介
- 音楽 - 遠藤浩二
- チーフプロデューサー - 大和健太郎(第1期)、久保井恵一(第2期)(テレビ東京)
- プロデューサー - 五箇公貴(第1期、テレビ東京、第2期では企画プロデュース)、赤木央哉(第2期、テレビ東京)、赤津慧(ハロー)、向井達矢(ラインバック)
- 制作 - テレビ東京、ハロー
- 制作協力 - ラインバック
- 製作著作 - 「四月一日さん家の」製作委員会
主題歌
- 第1期
- オープニングテーマ「switch」
- 作詞 - Racel・Mamiko / 作曲 - ESME MORI・ryo takahashi・Rachel・Mamiko / 歌 - chelmico(unBORDE)[7]
- エンディングテーマ「四月の風」
- 作詞 - すぅ / 作曲 - クボナオキ / 歌 - SILENT SIREN(EMI Records)[8]
- 第2期
放送日程
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放送局
第1期はひかりTVのVOD見放題対象プランでは地上波に先行して2019年4月14日より順次配信された[14]。
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関連番組
四月一日さん家で踊ってみた
テレビ東京にて、ドラマ放送前の2019年4月3日から7月3日まで、毎週水曜日(火曜日深夜)1時30分から5分枠で放送されていたテレビ番組。全14回。内容はドラマオープニング曲「switch」の踊ってみた動画を視聴者から募集し、優秀作品を主演の3名が紹介するというものであった[16]。
ドキドキ前後生放送
ニコニコチャンネル「四月一日さん家の」にて、テレビ本放送前から放送後の時間に配信された。パーソナリティは通常は主演の1名とゲストが務めるが、第1回、第5回、第12回では主演の3名が務めた。
ゲスト
ワクワク放送前生配信
Youtubeチャンネル「四月一日さん家のChannel」にて、四月一日さん家との本放送前である日曜21時に配信された。第2回以降は新型コロナウイルス流行の影響から中止の状態が続いていたが、6月7日から再開されることがTwitterにて発表された[26]。
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新生 四月一日さん家の
天神子兎音、夏色まつり、大空スバル、朝ノ瑠璃の4人を加えて展開する新シリーズ。当初新規起用は3人の予定だったが、オーディションで大空スバルが抜擢された[27]。
ボイスドラマ
2019年10月19日より『BOOTH』で有料配信のボイスドラマ[28]。全20話。2話パックではアフタートークも収録。
- 脚本 - 熊本浩武、堀雅人
- 製作著作 - 「四月一日さん家の」製作委員会
シネマライブ
四月一日さん家の ON STAGE
2019年11月19日よりイオンシネマ9か所でライブ公演されたシネマライブ[29]。全5回公演。2部構成、1部は新作のお芝居、2部はエンターテイメントで構成。プレミアムシートチケットはお土産(サイン入り台本、メイキング映像、非売品ポスター、トートバッグ)が付くほか、特別コーナーも観覧できる。
漫画
ドラマ放送前の2019年2月21日に、講談社発刊の漫画雑誌『イブニング』の公式ホームページにて、コミカライズの決定が発表され、担当漫画家を募集するコンペが開催された[30]。コンペには31件の応募があり、その中から大賞に選ばれた漫画家「隣の飼いケルベロス」が「となりける」名義で作画を務めるコミカライズが、コミックDAYSでは2019年4月20日から7月13日、『イブニング』では2019年11号から17号まで隔週で連載された[31]。単行本(ISBN 978-4-06-517435-7)は2019年10月9日に発売された[32]。
また、応募者の中の3名(プリンアラモード、本屋町、はち)による合同連載も決定し、イブニング公式Twitterでは2019年4月21日から7月11日まで、コミックDAYSでは2019年4月27日から8月17日まで『四月一日さん家の小噺』(わたぬきさんちのこばなし)のタイトルで連載された[31]。
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脚注
外部リンク
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