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国道163号

大阪府から三重県に至る一般国道 ウィキペディアから

国道163号
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国道163号(こくどう163ごう)は大阪府大阪市北区から京都府木津川市を経由して、三重県津市に至る一般国道である。

概要 一般国道, 総延長 ...
概要 全ての座標を示した地図 - OSM ...
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国道163号終点
三重県津市 岩田橋北交差点
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国道1号(重複区間)からの分岐地点付近[注釈 1]
大阪府大阪市城東区 関目5交差点
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概要

起点の梅田新道から、関目5交差点までの国道1号との重複区間を通行した後、大阪府北河内地域や奈良県生駒市京都府南端にあたる相楽地域三重県伊賀市を経由し、終点の津市に至る路線で、国道25号国道165号と同様、近畿地方の東西を結ぶ幹線の一つである。

路線データ

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 2]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

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歴史

道路法(昭和27年法律第180号)に基づく二級国道として初回指定された路線のひとつである。国道指定当初から現在まで、大阪市から伊賀市までの経路は変わっていないが、同市からは現在の国道25号旧道を経て四日市市に至る路線として指定された[4]名阪国道の建設に伴い、上野市[注釈 4]から四日市市の区間が国道25号に編入され[5]、上野市[注釈 4]までの国道となった[6]。上野市[注釈 4]から津市までの区間は、1993年平成5年)に三重県道7号津上野線を編入することで延伸して現在に至る[7][8][9]

年表

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路線状況

要約
視点

大阪市 - 伊賀市の区間は、名阪国道の伊賀以東と組み合わせると、名古屋北勢方面から大阪への最短ルートとなるためトラックの通行量が多い。山間部、特に京都府笠置町と南山城村の区間は道幅が狭く追い越し禁止となっているが、無理な追い越しによる正面衝突が多発する。このため、2021年令和3年)からは京都府警察ヘリコプターを使った交通違反の取締りを開始した[10]

通称

  • 清滝街道(大阪府・奈良県)
  • 笠置街道(京都府)
  • 上野中央通り(三重県伊賀市中心部)
  • 伊賀街道(三重県)
  • 新町通り(三重県津市中心部)
歴史に記述のとおり、かつては大阪市から四日市市に至っていたため、大阪府内を視点にすると「四日市線」という通称があった[注釈 8]。大阪からはるかに遠い四日市へ向かう道路は、この国道163号だと認識している大阪人は多いが、最近は死語になりつつある[注釈 9]

バイパス

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清滝生駒道路区間
四條畷市清滝付近)
上り線から撮影。大阪平野が一望できる。
高速道路
バイパス道路
  • 学研都市連絡道路(大阪府・奈良県・京都府)
    • 清滝生駒道路(奈良県・大阪府) - 一部区間のみ供用。
    • 精華拡幅(京都府) - 一部区間のみ供用。
  • 木津バイパス(京都府)
  • 木津東バイパス(京都府) - 2020年(令和2年)3月15日開通[11][注釈 10]
  • 東中央線(京都府)- 2020年(令和2年)3月15日全線開通[11][注釈 10]
  • 井平尾バイパス(京都府)
  • 銭司木屋バイパス(京都府) - 事業中。
  • 北大河原バイパス (京都府) - 2016年(平成28年)8月28日開通。自転車と歩行者は通行禁止。
  • 島ヶ原バイパス(三重県)
  • 長野峠バイパス(三重県) - 2008年(平成10年)7月12日開通。
  • 南河路バイパス(三重県)

重複区間

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国道25号との重複区間
三重県伊賀市上野丸之内
  • 国道1号(大阪府大阪市北区・梅田新道交差点(起点) - 大阪市城東区・関目5交点)
  • 国道308号(第二阪奈道路)
  • 国道24号(京都府木津川市・大谷交点 - 木津川市・上狛四丁町交点)
  • 国道422号(三重県伊賀市・小田西交点 - 伊賀市・西大手交点)
  • 国道25号(三重県伊賀市・西大手交点 - 伊賀市・農人町交点)

道路施設

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湾漂山トンネル

橋梁

  • 京都府
    • 高山大橋
    • 木津川橋(木津川、木津川市)
  • 三重県
    • 新島ヶ原大橋(木津川、伊賀市)
    • 新長田橋(木津川、伊賀市)
    • 寺田橋(服部川、伊賀市)

トンネル

  • 清滝第一トンネル(1,110 m) - 清滝峠の下を抜ける。1990年平成2年)供用開始。
  • 清滝第二トンネル(1,116 m) - 清滝第一トンネルの北側に並行している。2014年(平成26年)2月15日 供用開始[12]
  • 湾漂山トンネル(187 m) - 2010年(平成22年)12月20日供用開始。
  • 笠置トンネル(749.5 m) - 1980年3月完成。
  • 北大河原トンネル(1,512 m) - 2016年8月完成。
  • 新長野トンネル(1,966 m) - 長野峠の下を抜ける。2008年(平成20年)7月12日供用開始。

道の駅

地理

通過する自治体

交差する道路

さらに見る 交差する道路, 交差する場所 ...

※ 交差する場所の括弧書きは地名、それ以外は交差点名で表示 Thumb

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ギャラリー

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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