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大月みやこ
日本の演歌歌手 ウィキペディアから
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大月 みやこ(おおつきみやこ、1946年4月23日 - )は、日本の演歌歌手。
来歴
大阪府立八尾高等学校卒業。謡を嗜む父と、日本舞踊の好きな母の間にひとり娘として生まれる[1]。小学生時代は、両親へ頼み込み、歌謡学校のレッスンを10年近く受けていた。当時、大月本人は歌手を志していなかったが、歌謡学校がキングレコードへ受講生のデモテープを郵送しており、キングレコードよりテストを提案されて東京に呼ばれる。3月末上京、4月の初めにレコーディング、6月デビューとトントン拍子話が進み「当時『歌手になるなんてこんなに簡単な事なんだな』と思ってしまった。」と大月は語っている[2]。
芸名はデビュー当時の大阪の有名レコード店である「大月楽器店」と「ミヤコ」にちなんで名づけられた。1964年、「母恋三味線」でデビュー。三橋美智也と春日八郎の前座にて全国行脚の日々を送る。多忙なときは月25日のスケジュールをこなしたが、「大勢のお客さんの前で歌ってお客さんに拍手してもえて、毎日が楽しくて仕方がなかった。」と語っている。
デビューから足掛け20年目、37歳で「女の港」がヒット。1986年、第37回NHK紅白歌合戦にて紅白初出場を果たす。紅白では、同じ年にデビューした水前寺清子は22回目の出場で、デビュー22年目にして檜舞台の紅白に登場した大月を激励した。当時ともにヒットを生んだ制作スタッフは、現在も大月を支えている。
1992年には「白い海峡」で第34回日本レコード大賞を受賞。2004年6月14日に東京プリンスホテルにて「歌手生活40周年を祝う会」を開き、同年6月20日には全シングル198曲を収録した12枚組ボックス『大月みやこシングルコレクション「あゆみ」』をリリースした。
2008年11月3日、東京の国士舘大学世田谷キャンパスで自身初の学園祭ライブを行った。
2016年、文化庁長官表彰。2017年4月、旭日小綬章受章[3]。同年11月、第59回日本レコード大賞特別顕彰。2021年、国立劇場でスペシャルコンサートを開催。
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人物
- 趣味はゴルフ。
- 独身である。
- 70歳を超えても毎年新曲をリリース、コンサートやテレビの歌謡番組にもたびたび出演しており、精力的な活動を展開している。和服姿がトレードマークであるが2019年の「せめてもう一度」や2024年の「恋人のように…」など近年では洋装も披露したり、男性演歌歌手の持ち曲を歌唱したりしている。自身の健康の秘訣については「何があっても、悩んだり落ち込んだりしないんです。いつも、きっと良い事があるはず。ずっと幸せだと感じている。それが、健康でいられる秘訣といえば秘訣かしら」と語っている。
ディスコグラフィ
シングル
デュエット・シングル
アルバム
- LP
- CD
カバー・アルバム
ライブ・アルバム
ベスト・アルバム
CD-BOX
映像作品
ライブ
ミュージック・ビデオ
タイアップ曲
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主な受賞歴
要約
視点
昭和56年度 | 第14回 全日本有線大賞 上半期特別賞受賞
(受賞曲/別れてひとり) |
昭和57年度 | 第15回 日本有線大賞 上期奨励賞受賞
(受賞曲/大阪ごころ) |
昭和57年度 | 第15回 日本作詩大賞 入賞(受賞曲/大阪ごころ) |
昭和59年度 | 全日本有線大賞 特別賞(受賞曲/女の港) |
昭和60年度 | 第11回日本演歌大賞 歌唱賞(受賞曲/かくれ宿) |
昭和60年度 | 第18回 日本有線大賞 協会選奨受賞
(受賞曲/かくれ宿) |
昭和61年度 | 日本レコード大賞 アルバム企画賞
(受賞曲/女の海峡物語) |
昭和62年度 | 第29回日本レコード大賞 最優秀歌唱賞
(受賞曲/女の駅) |
昭和63年度 | 第9回古賀政男記念音楽大賞 大賞
(受賞曲/乱れ花) |
昭和63年度 | 第21回日本作詩大賞 優秀作品賞(受賞曲/乱れ花) |
昭和63年度 | 第14回日本演歌大賞 演歌スター賞
(受賞曲/乱れ花) |
昭和63年度 | 第30回日本レコード大賞 金賞(受賞曲/乱れ花) |
平成元年度 | 日本歌謡音楽祭 金賞(受賞曲/女の舞) |
平成元年度 | 日本作詩大賞 優秀作品賞(受賞曲/女の舞) |
平成元年度 | 日本歌謡大賞 放送音楽賞(受賞曲/女の舞) |
平成2年度 | 日本歌謡大賞 放送音楽賞(受賞曲/命の花) |
平成3年度 | 第22回日本歌謡大賞 放送音楽特別連盟賞
(受賞曲/冬の華) |
平成3年度 | 第33日本レコード大賞 アルバム企画賞
(受賞アルバム/橋ものがたり…十抄) |
平成4年度 | 第47回 文化庁芸術祭賞 受賞
「大経師昔歴」より「近松物語」~新宿コマ劇場 |
平成4年度 | 第23回 日本歌謡大賞 最優秀放送音楽賞
(受賞曲/白い海峡) |
平成4年度 | 第34回 日本レコード大賞
部門賞ゴールドディスク賞受賞(受賞曲/白い海峡) |
平成4年度 | 第25回 日本有線大賞 有線音楽優秀賞受賞
(受賞曲/ 白い海峡) |
平成4年度 | 第25回 全日本有線大賞 優秀スター賞受賞
(受賞曲/ 白い海峡) |
平成4年度 | 第34回 日本レコード大賞 受賞(受賞曲/白い海峡) |
平成5年度 | 第24回 日本歌謡大賞 放送音楽賞受賞
(受賞曲/恋ものがたり) |
平成6年度 | 第10回 藤田まさと賞受賞(受賞曲/恋ものがたり) |
平成6年度 | 第27回 全日本有線大賞優秀スター賞
(受賞曲/愛にゆれて…) |
平成7年度 | 第28回 日本作詩大賞優秀作品賞受賞
(受賞曲/夜の雪) |
平成8年度 | 名古屋演劇ペンクラブ賞 受賞(受賞劇/残菊物語) |
平成9年度 | 第39回 日本レコード大賞
美空ひばりメモリアル選奨 |
平成10年度 | 第31回 日本作詩大賞優秀 作品賞受賞
(受賞曲/涙かさねて) |
平成12年度 | 第33回 日本作詩大賞優秀 作品賞受賞
(受賞曲/京都ひとり) |
平成13年度 | 第34回 日本作詩大賞 入賞(受賞曲/水仙) |
平成14年度 | 第35回 日本作詩大賞 入賞(受賞曲/巡る愛) |
平成15年度 | 第36回 日本有線大賞 有線音楽賞受賞
(受賞曲/より添い花) |
平成15年度 | 第36回 日本作詩大賞 入賞(受賞曲/より添い花) |
平成16年度 | 第37回 日本作詩大賞 優秀作品賞受賞
(受賞曲/月の海峡) |
平成17年度 | 第38回 日本作詩大賞 入賞
(受賞曲/女ひとりの日本海) |
平成21年度 | 第42回 日本有線大賞 有線音楽優秀賞受賞
(受賞曲/儚な川) |
平成22年度 | 第43回 日本有線大賞 有線音楽優秀賞受賞
(受賞曲/心ひとすじ) |
平成22年度 | 第43回 日本作詩大賞 優秀作品賞受賞
(受賞曲/心ひとすじ) |
平成23年度 | 第44回 日本有線大賞 有線音楽優秀賞受賞
(受賞曲/女…さすらい) |
平成24年度 | 第45回 日本有線大賞 有線音楽優秀賞受賞
(受賞曲/女の哀愁) |
平成25年度 | 第46回 日本有線大賞 有線音楽優秀賞受賞
(受賞曲/いのちの海峡) |
平成25年度 | 第55回 日本レコード大賞 最優秀歌唱賞受賞
(受賞曲/いのちの海峡) |
平成26年度 | 第47回 日本有線大賞 有線音楽優秀賞受賞
(受賞曲/霧笛の宿) |
平成27年度 | 第48回 日本有線大賞 有線音楽優秀賞受賞
(受賞曲/愛のかげろう) |
平成27年度 | 第48回 日本作詩大賞 優秀作品賞受賞
(受賞曲/愛のかげろう) |
平成28年度 | 第49回 日本有線大賞 有線音楽優秀賞受賞
(受賞曲/紅の傘) |
平成28年度 | 第49回 日本作詩大賞 優秀作品賞受賞
(受賞曲/紅の傘) |
平成28年度 | 文化庁長官表彰 受章 |
平成29年度 | 春の叙勲 旭日小綬章 受章 |
平成29年度 | 第50回 日本作詩大賞 優秀作品賞受賞
(受賞曲/流氷の宿) |
平成29年度 | 第50回 日本有線大賞 有線音楽優秀賞受賞
(受賞曲/流氷の宿) |
平成29年度 | 第59回 日本レコード大賞 特別顕彰 受章 |
平成31年度/令和元年度 | 第1回 日本演歌歌謡大賞 優秀賞受賞
(受賞曲/母なる海よ) |
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出演
歌番組
- 大月みやこの夢一番星(BS-TBS、2021年11月19日)
テレビドラマ
ラジオ
NHK紅白歌合戦出場歴
- 対戦相手の歌手名の( )内の数字はその歌手との対戦回数、備考のトリ等の次にある( )はトリ等を務めた回数を表す。
- 曲名の後の(○回目)は紅白で披露された回数を表す。
- 出演順は「(出演順)/(出場者数)」で表す。
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脚注
外部リンク
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