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大橋純子
日本の女性歌手 (1950-2023) ウィキペディアから
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大橋 純子(おおはし じゅんこ、1950年〈昭和25年〉4月26日[3] - 2023年〈令和5年〉11月9日)は、日本の歌手。身長153cm。
所属事務所はオフィスウォーカー。所属レコード会社はフィリップス・レコード/日本フォノグラム、EPIC/SONY RECORDSを経て、最終所属はVap。
ソウルミュージック的な歌唱法を身に着けたシンガーで[1]、圧倒的な歌唱力で知られていた[4]。自作曲はほとんど歌わない[1]。1970年代はニューミュージックとカテゴライズされていたが[1]、2020年代の今日では、シティポップとして紹介されることも多い[2]。
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来歴
要約
視点
生い立ち
1950年、北海道夕張市で食堂を営む実家の4人兄弟の末っ子で、長女として生まれた。血液型はA型である。子供の頃より洋楽を中心とした環境で育った。1969年、北海道夕張北高等学校に進学。
1972年、藤女子短期大学に進学。放送研究会に所属しながら、北海道大学の軽音楽クラブバンドで地元の注目を集める。当初はハードロックを歌っていたが、後にセルジオ・メンデス&ブラジル'66、ジャニス・ジョプリンなどの影響でソウルフルな歌唱に傾倒し、その頭角を現した。地元・北海道のHBCラジオで深夜放送のパーソナリティも行っていた。
1974年に上京し、ヤマハ音楽振興会でアルバイトをしながらその仲間とバンドで活動を開始する。日本人離れした歌唱力と音楽性が関係者の耳に止まり、レコード会社のオーディションを受けて合格。ヤマハ時代の関係者や古くからのミュージシャン仲間達には当時からの愛称のジュンペイと呼ばれていた。
デビュー
1974年当時、日本フォノグラムの社内レーベルであるフィリップス・レコードより、1stアルバム『フィーリング・ナウ』でメジャー・デビュー。レコード会社と所属事務所が同じ尾崎紀世彦のライブツアーに1年間同行、幕間のサポートアクトを務めた[5]。1970年代後半から1980年代前半にかけては、北島音楽事務所に所属した。
1976年、2ndアルバム『ペイパー・ムーン』の表題曲が最初のヒットとなる。1977年、″大橋純子&美乃家セントラル・ステイション″(ギタリストは後の一風堂の土屋昌巳)名義でバンド活動し、「シンプル・ラブ」がヒットした。
1978年、「たそがれマイ・ラブ」がTBS系ドラマ『獅子のごとく』の主題歌に採用される。大橋自身最大のヒットとなり、同年末の『第20回日本レコード大賞』(TBSテレビ・ラジオ)金賞(大賞ノミネート)を獲得。その後「サファリナイト」もヒットした。
1979年、作曲家の佐藤健と結婚。大晦日『第30回NHK紅白歌合戦』(NHK総合・ラジオ第1)へ「ビューティフル・ミー」で初出場を果たす。
1982年、前1981年11月発売の「シルエット・ロマンス」が同年に入ってからロングヒットを果たし、同年末の『第24回日本レコード大賞』(TBSテレビ・ラジオ)では最優秀歌唱賞を受賞した。
バップ移籍後
1992年、バップ移籍第一弾・織田哲郎作曲の「愛は時を越えて」[6]が20万枚のヒット。
2004年、デビュー30周年を記念し、アルバム『trinta』をリリース。斉藤ノヴ、土屋昌巳、中西圭三など、親交のある音楽家が参加している。
2005年、ディック・リーの楽曲提供によるシングル「残響」をリリース。
2007年、大橋自身の出身地である夕張市が財政再建団体に認定されたことを受け、夕張応援チャリティー・カバー・アルバム『Terra』をリリース。初の邦楽カバーとして、北海道出身歌手(中島みゆき、松山千春、安全地帯、DREAMS COME TRUE、YUKI、GLAY)の楽曲を歌った。
2008年、”club circuit tour”と題し、名古屋ブルーノート、ビルボードライブ大阪/東京で行っているライブツアーが恒例となる。
2009年、邦楽カバー第2弾『TERRA2』をリリース。
2010年、ニッポン放送主催『歌姫コンサート』に出演。5年ぶりのシングル「大人の恋をしましょう」がNHK『ラジオ深夜便』テーマソングに使用。初のPiano Duo Tourを名古屋ブルーノート、ビルボードライブ大阪/東京で開催。
2011年、中京テレビ主催『イナザワサウンドサーカス』出演。
晩年〜死去
2019年3月に治療を終えて活動再開[8]。5月、邦楽カバー第3弾『Terra3 〜歌は時を越えて〜』をリリース。
2023年3月、食道がんの再発を公表[9]。コンサート活動などを中止して治療に専念した[8]。
2023年11月9日(木曜日)午後4時14分、死去。73歳没[8]。「夏女ソニア」でデュエット組んでいたもんたよしのりが10月18日に急死し、23日に追悼コメントを出したのが、結果的に生前最後の公的発言となった[10]。
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ディスコグラフィー
シングル
デュエット・シングル
アルバム
オリジナル・アルバム
セルフカバー・アルバム
カバー・アルバム
ベスト・アルバム
タイアップ曲
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賞歴
- 1977年 第3回マジョルカ世界音楽祭「シンプル・ラブ」第3位入賞。
- 1977年 東京音楽祭国内大会「シンプル・ラブ」シルバー・カナリー賞受賞。
- 1977年 第6回東京音楽祭世界大会「シンプル・ラブ」外国審査員団賞受賞。
- 1978年 第20回日本レコード大賞「たそがれマイ・ラブ」金賞受賞。
- 1979年 第8回東京音楽祭世界大会「ビューティフル・ミー」最優秀歌唱賞受賞。
- 1979年 第1回TBC世界歌謡祭「ビューティフル・ミー」(英語バージョン)グランプリ受賞。(韓國, ソウル)
- 1982年 第24回日本レコード大賞「シルエット・ロマンス」最優秀歌唱賞受賞。
- 1992年 第34回日本レコード大賞「愛は時を越えて」編曲賞受賞。
- 2023年 第65回日本レコード大賞特別功労賞受賞[18]
テレビ番組
- ザ・ベストテン (TBS)
- ミュージックフェア(フジテレビ)
- はなまるマーケット殺人事件(2000年3月10日、TBS)- 食堂の店員 役
- NHK歌謡コンサート(2009年8月25日ほか、NHK総合)
- 青春のポップス (NHK総合)
- HEY!HEY!HEY!(フジテレビ)
- BS日本のうた、新・BS日本のうた(NHK BSプレミアム)
- J-POP・永遠の80'S(NHK BS2)
- 時代が選んだNO.1 永遠の名曲歌謡祭(テレビ朝日)
NHK紅白歌合戦出場歴
- 注意点
- 出演順は「出演順/出場者数」で表す。
ラジオ番組
著書
- 「わがままでなければ愛せない ~ Time Flies ~」(1999年9月 音楽之友社)
脚注
関連項目
外部リンク
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