トップQs
タイムライン
チャット
視点
大野拓弥
ウィキペディアから
Remove ads
大野 拓弥(おおの たくや、1986年9月8日 - )は、日本中央競馬会(JRA)に所属する騎手。
来歴
要約
視点
![]() |
父は馬主の大野裕[2]。
小学校6年生のときに乗馬クラブに行き、乗馬を始めたことがきっかけで騎手を目指す[4][2]。
2002年、21期生として競馬学校に入学。同期には小島太一、鮫島良太、塚田祥雄、中村将之らがいる[5]。目標とする騎手は横山典弘騎手[4]。また、騎手のなかでは、比較的珍しい左利きである。ペンも箸も左手で持つ。
2005年に杉浦宏昭厩舎所属でデビュー。初騎乗は3月5日、中京第1競走でナンヨージルバに騎乗したが、スタート直後に落馬し競走中止[4]。3月13日に中山第4競走のフレンチクルーラーで初勝利[6]。この年は11勝を挙げ、民放競馬記者クラブ賞を受賞した。
重賞初騎乗は2006年4月23日、フローラステークスでミルキーウェイに騎乗し、18番人気で6着[7]。
GI初騎乗は2007年5月20日、優駿牝馬でマイネルーチェに騎乗し、15番人気で6着[8]。
2008年7月16日に所属をフリーに変更した。
2009年3月14日2回中京1日9Rサラ4歳以上500万下・レオプログレスで1着となりJRA通算100勝達成。
2010年5月8日、新潟競馬 3歳未勝利マシラに騎乗し、単勝33,150円、3連単6,711,890円で当時の新潟競馬史上最高払戻金となる[9]。
2011年1月23日、小倉競馬 2歳未勝利 ゴールドロジャーに騎乗、デビューから7年連続・JRA現役騎手最多となる9回目の単勝万馬券を記録し[10][11]、単勝万馬券男として週刊Gallop 7月10日号で「7年連続で単勝万馬券を出してる男、知ってる?」という表題で取り上げられる(9回の単勝万馬券はJRA現役騎手最多、7年連続は新記録)。
2011年12月10日、第47回中日新聞杯(小倉競馬場)で11番人気のコスモファントムに騎乗、1着となり初の重賞競走勝利を挙げた[12]。
2012年9月2日、第48回新潟記念(新潟競馬場)で7番人気のトランスワープで優勝し、函館記念、新潟記念の2勝で2012サマー2000シリーズのチャンピオンとなる[12]。10月27日には新潟1Rをウインバーディで勝利しJRA通算200勝を達成。
2012年12月26日、日刊スポーツ新聞社制定、日本中央競馬会協賛の「中央競馬騎手年間ホープ賞」を受賞する。受賞理由は「トランスワープで重賞2勝をあげ、2012サマー2000シリーズチャンピオンに導いたこと、自身最多となる48勝を挙げトップジョッキーの仲間入りとなったこと、今年更なる飛躍が期待できること」などがあげられている。
2014年10月5日、第48回スプリンターズステークスで13番人気のスノードラゴンで優勝。GI10回目の挑戦で初勝利を挙げた[12]。12月、香港スプリントに同馬で海外初騎乗(8着)[13]。
2015年8月2日、新潟6Rをボーアムルーズで勝利し、JRA通算300勝を達成。
2017年8月26日、新潟1Rをスターフィールドで勝利し、JRA通算400勝を達成[14]。
2019年1月27日、東京8Rでハルクンノテソーロに騎乗し勝利。JRA通算500勝を達成[15][16][17]。
2021年4月11日、この日は中山2R、3R、6Rと勝利し迎えた9Rでアカノニジュウイチで1着となり、1日で一気に4勝を挙げ史上78人目、現役32人目となるJRA通算600勝を達成した[18][19]。
2022年6月から短期免許を取得しておよそ3ヶ月の予定でフランスに遠征[20][21]。6月12日にはシャンティイで開業している清水裕夫厩舎の管理馬・ザビッグショートで、フランスでの初騎乗・初勝利を果たしている[20]。
同年6月19日にはディアヌ賞(日本ではオークスに相当)で、同じく清水裕夫厩舎の管理馬・フォールインラブに騎乗[22]。「いい馬だが、G1を走るレベルではない」と酷評する欧州メディアもあった中、単勝108倍、18頭中(内1頭は出走取消)15番人気という低評価ながら、15番枠からゆっくりとスタートし後方内々から進め、直線、馬群をさばいて5着に入る大健闘を見せた[23][24]。8月18日にはディエップ競馬場の一般レース(2R=芝1800メートル)でライジングブラストに騎乗し、現地での2勝目[25]を挙げ、フランスの通算成績は20戦2勝(2着2回、3着2回)となった[26][27]。
2024年3月23日、中山9RブラッドストーンSで、1番人気のシアージストに騎乗し勝利。1万2774戦目で史上67人目、現役28人目となるJRA通算700勝を達成した[28]。
Remove ads
主な騎乗馬
太字はGIおよび統一GI
- サウンドトゥルー(2015年東京大賞典、2016年チャンピオンズカップ、2017年JBCクラシック[29])
- スノードラゴン(2014年スプリンターズステークス[30])
- コスモファントム (2011年中日新聞杯[31])
- トランスワープ (2012年函館記念[32]、新潟記念[33])
- ヒットザターゲット (2013年小倉大賞典[34])
- インカンテーション (2013年レパードステークス[35]、2014年みやこステークス[36])
- ホワイトフーガ(2015年関東オークス[37]、JBCレディスクラシック[38]、2016年TCK女王盃[39])
- アナザートゥルース (2019年アンタレスステークス[40])
- タイムトゥヘヴン(2022年ダービー卿チャレンジトロフィー[41])
- オールパルフェ(2022年デイリー杯2歳ステークス)[42]
- アラタ(2024年福島記念)[43]
Remove ads
騎乗成績
- JRA公式/騎手名鑑[3]、2024年3月23日現在
連載
脚注
関連項目
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads