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トランスワープ

日本の競走馬 ウィキペディアから

トランスワープ
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トランスワープは、日本競走馬である。2012年中央競馬函館記念新潟記念で優勝し、2012サマー2000シリーズのチャンピオンとなった。馬名の由来は『スタートレック』シリーズに登場する、通常のワープ航法を遥かに越えた夢の航行技術。

概要 トランスワープ, 欧字表記 ...
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経歴

競走馬時代

2008年6月8日東京ダート1300mの3歳未勝利戦でデビュー(3着)。7月27日新潟の未勝利戦ダート1200mで3戦目で初勝利。同年はこの3戦のみの出走となった。2009年3月の中山戦以降2勝目、6月の東京戦で芝で初勝利をあげるも8戦2勝3着2回だった。この後1年半の長い休養に入る。

2011年に復帰すると、7月9日の千葉日報杯より始動。休養中に去勢していたものの、3戦して2着2回であった。しかし、2012年1月の中山芝2000mで約2年半ぶりの勝利をすると、2月の東京の準オープンアメジストステークスを逃げ切りで勝利し、オープン入りを果たす。このあと福島の福島民報杯と福島テレビオープンを1番人気になるも8着、3着に敗れる。そして函館記念は中団からやや後方からの競馬となり、最後の直線で抜け出して重賞初制覇を果たす[1]と、続く新潟記念は最後の直線で2着のタッチミーノットをクビ差で制して重賞連勝を果たすと共に2012サマー2000シリーズのチャンピオンとなった[2]。しかし初のGI出走となった天皇賞(秋)は17着に敗れた。

2013年は1月のアメリカジョッキークラブカップで始動したが、後味の悪いスタートとなった。最後の直線で、勝ったダノンバラードによって「5完歩くらい控えるほど」(萩原調教師談)の走行妨害を受けながらも追い上げて2着に入った。レース直後に審議表示はつかなかったが、萩原と大野拓弥騎手は走行妨害申し立てを行い、レース終了12分後にようやく審議が始まった。審議は7分ほどで終了し、申し立ては棄却されたが、その後大野は「むちゃくちゃ悔しい。直線のあの時点で下げて、差を詰めるのは厳しい」と、悔しさと不服を語った[3]。また、陣営はこの裁決に対して最終レース終了後も30分以上、裁決委員に抗議[4]しており、陣営にとっては納得のいかない敗戦となった。萩原は「今回の件については、もう一度検証して、今後の態度を決めたい」と語った。その後は惨敗が続き、2014年5月15日付で競走馬登録を抹消され引退となった[5]

引退後

引退後は福島県天栄村のノーザンファーム天栄で乗馬となり[5]2015年11月からは桑折町のにぐらや牧場にて功労馬繋養展示事業の対象馬として余生を送ることになった[6]

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競走成績

さらに見る 競走日, 競馬場 ...
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血統表

トランスワープ血統ノーザンダンサー系 / Northern Dancer 18.75% 3x4、Hail to Reason 9.38% 5x4、Lady Angela 6.25% 5x5)(血統表の出典)

*ファルブラヴ
1998 鹿毛
父の父
Fairy King
1982
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Fairy Bridge Bold Reason
Special
父の母
Gift of the Night
1990
Slewpy Seattle Slew
Rare Bouquet
Little Nana Lithiot
Nenana Road

ボンヌシャンス
1992 鹿毛
*リアルシャダイ
Real Shadai
1979 黒鹿毛
Roberto Hail to Reason
Bramalea
Desert Vixen In Reality
Desert Trial
母の母
マックホープ
1983 栗毛
*ノーザンテースト Northern Dancer
Lady Victoria
ヨドセローナ *エルセンタウロ
*パロクサイド F-No.8-f

脚注

外部リンク

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