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ダービー卿チャレンジトロフィー
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ダービー卿チャレンジトロフィー(ダービーきょうチャレンジトロフィー)は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。
概要
1969年に、イギリスからレスター・ピゴットなど騎手3名を招いて東京競馬場と京都競馬場で「英国騎手招待競走」が4競走行われた[4][5][6]際、そのひとつの競走に第18代ダービー卿エドワード・ジョン・スタンリー伯爵からトロフィーの寄贈を受けたことを記念し、「ダービー卿チャレンジトロフィー」が創設された(このときのみ回次が振られず、「第2回英国騎手招待」の副称がつけられた)[4][5][7]。
創設時は東京競馬場の芝1800mで11月に行われた[5]が、1981年(昭和56年)のジャパンカップ創設の際、中山競馬場芝1800mで行われていたクモハタ記念を事実上統合し、12月1週の開催に変更[5]。なお、クモハタ記念に掛けられていた東京放送(現・TBSラジオ)の寄贈賞は引き継がれなかった。
→「クモハタ記念 § 概要」、および「ジャパンカップ § 歴史」も参照
距離は1984年より芝1600mに変更され、施行時期が春の中山開催(3月 - 4月)に繰り上げられた1990年から芝1200mに短縮された後[1]、1996年より再び芝1600mに戻された[5]。負担重量は当初別定だったが、2002年よりハンデキャップに変更された[5]。
地方競馬所属馬は1995年のみ出走可能だった[1]。外国産馬は1971年から1983年まで、および1990年以降出走可能になり[1]、2006年からは国際競走となって外国馬も出走可能になった[8]。2020年からは地方競馬所属馬も再び出走可能になった。
競走条件
出走資格:サラ系4歳以上
- 2024年3月30日以降2025年3月30日まで1回以上出走馬
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで)
- 外国調教馬(優先出走)
負担重量:ハンデキャップ
賞金
2025年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円[2][3]。
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歴史
要約
視点
- 1969年 - 4歳以上の馬による重賞競走として創設、「英国騎手招待競走」のひとつとして東京競馬場の芝1800mで施行[5]。
- 1971年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる(1983年まで)[1]。
- 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 1]に格付け。
- 1990年
- 1995年 - 当年のみ、地方所属馬が3頭まで出走可能になる[1]。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「4歳以上」に変更[1]。
- 2006年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能になる[8]。
- 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が8頭に拡大[10]。
- 2011年 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)および東京電力・福島第一原子力発電所での事故による電力事情悪化に伴い、当年のみ阪神競馬場にて代替開催。
- 2020年
- 特別指定交流競走に再び指定され、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能になる。
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、「無観客競馬」として実施[11]。
歴代優勝馬
コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
第1回は正式な回次がなかったため、回数の前に※印を付記している。
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脚注・出典
外部リンク
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