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宇野亜喜良
日本のグラフィックデザイナー、挿絵画家 (1934-) ウィキペディアから
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宇野 亞喜良(うの あきら、1934年3月13日 - )は、日本の挿絵画家・グラフィックデザイナー。ペンなどによって描写された人物などが特徴とされる。寺山修司の舞台、宣伝美術を手がけるなどした。 イラストレーター以外にもキュレーターや舞台美術、芸術監督等も務めている。
現在『月刊てりとりぃ』において連載コラム「話の横道」を連載中[1]。また『週刊てりとりぃ』では、村井邦彦、山上路夫、日向大介とのコラボレーションで「歌はいかがですか」という企画を連載。これは毎月書き下ろしの短い尺の歌を発表するもので、宇野は挿絵を担当している[2]。
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来歴
愛知県名古屋市に生まれる。1952年名古屋市立工芸高等学校図案科卒。
父親が室内装飾業を営んでおり、その影響で幼いころから絵を描き始め、画家の宮脇晴に師事。高校卒業後、カルピス食品工業に入社、同社の広告・宣伝に携わる。その後亀倉雄策らが設立に参加した日本デザインセンターに入社する。
1964年、宇野、原田維夫、横尾忠則の3人でデザイン事務所「スタジオ・イルフィル」を結成(翌年、解散)。1965年日本デザインセンターを退社し、同世代を代表するイラストレーター、グラフィックデザイナーの横尾忠則、和田誠、山口はるみ、灘本唯人などと共に東京イラストレーターズ・クラブを設立する(1970年解散)。また、寺山修司の「天井桟敷」に横尾などとポスターの制作をする。
1970年代当時、眉を剃り落とすスタイルが「宇野亜喜良スタイル」といわれ、流行した。
1992年、山下明生作の『カモメの家』で第6回赤い鳥さし絵賞を受賞。同年、東京イラストレーターズ・ソサエティ理事長就任(1992年、1994年 - 1997年)。
1999年、紫綬褒章を受章。同年より麻布十番納涼祭りのポスター、うちわのデザインを担当している。
2008年、舟崎克彦文の『悪魔のりんご』で第13回日本絵本賞を受賞。
2015年、新宿梁山泊『ジャガーの眼』の美術および結城座『オールドリフレイン』の人形美術に対し第22回読売演劇大賞選考委員特別賞を受賞した[4]。
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人物
主な作品
- 布袋寅泰『GUITARHYTHM』アルバムジャケット(1988年、東芝EMI)
- BAD MESSIAH 『DISCO ARMADILLO』アルバムジャケット(1994年、ソニー・ミュージックエンタテインメント)
- SHAKALABBITS
- BUCK-TICK 『RAZZLE DAZZLE』アルバムジャケット(2010年、アリオラジャパン)
- YU-A『優しい顔で近づかないで』YU-Aジャケット(2012年)
- 椎名林檎
- 資生堂化粧品ブランド「マジョリカマジョルカ」マジョリ画(2016年)[7]
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主な著作
- 『海の小娘』文・梶祐輔、横尾忠則(1962年、朝日出版社)など多数
- 絵本『あのこ』文・今江祥智(1966年、理論社)
- 『海の日曜日』文・今江祥智(1966年、実業之日本社)
- 『宇野亜喜良マスカレード』(1974年、美術出版社)
- 『宇野亜喜良の世界』(1974年、立風書房)
- 絵本『天使のパヴァーヌ』(1992年、白泉社)
- 『宇野亜喜良全エッセイ・薔薇の記憶』(2000年、東京書籍/2017年、立東舎文庫)
- 『宇野亜喜良60年代ポスター集』(2003年、ブルース・インターアクションズ)
- 『踊りたいけど踊れない』文・寺山修司(2003年、アートン)
- 『壜の中の鳥』文・寺山修司(2003年、アートン)
- 『天の橇がゆく』作・神沢利子(2003年、福音館書店)
- 『ジャミパン』文・江國香織(2004年、アートン)
- 『せんべいざむらい』文・今江祥智(2004年、佼成出版社)
- 『上海異人娼館』原作・寺山修司(2004年、アートン)
- 『美女と野獣』原作・ジャンヌ・マリー・ルプランス・ド・ボーモン(2005年、アートン)
- 『恋愛 L'amour』文・アンドレ・ブルトン、ポール・エリュアール - 訳・寺村摩耶子(2006年、エクリ)
- 『エスカルゴの夜明け』文・蜂飼耳(2006年、アートン)
- 『立たされた日の手紙』作:神沢利子(2008年、理論社)
- 『魚神』文・千早茜(2009年、集英社)
- 『世界は俺が回してる』文・なかにし礼(2009年、産経新聞で9か月毎日連載、角川書店)
画集
- 『MONO AQUIRAX 宇野亜喜良モノクローム作品集』(2003年、愛育社)
- 『SAMURAI AQUIRAX 宇野亜喜良時代小説挿画集』(2006年、愛育社)
- 『MONO AQUIRAX+ 宇野亜喜良モノクローム作品集』(2009年、愛育社)
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主な作品収蔵先
出演
脚注
外部リンク
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