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富良野駅

北海道富良野市にある北海道旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅 ウィキペディアから

富良野駅
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富良野駅(ふらのえき)は、北海道富良野市日の出町にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)の鉄道駅である。

概要 富良野駅, 所在地 ...
概要 富良野駅, 駅番号 ...

事務管理コードは▲130410[3]JR北海道の駅番号T30

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概要

所属線である根室本線[4]のほか、当駅を終点とする富良野線が乗り入れる。根室本線は2024年(令和6年)に当駅 - 新得駅間が廃止となり新得駅以東と分断されたため、実質的な2路線の行き止まり式終着駅となっている。当駅は北海道旅客鉄道鉄道事業本部(本社直轄)管内であるが、富良野線は旭川支社の管轄にあたるため富良野線の場内信号機を管轄境界としている。

石勝線開通以前は道東方面へ向かう特急おおぞら」、急行狩勝」の停車駅であった。現在は観光シーズンに札幌駅と当駅を結ぶ臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス」を運転している。

歴史

要約
視点
Thumb
1977年(昭和52年)の富良野駅と周囲約1.2 km範囲。下が根室本線新得方面。上の右が富良野線旭川方面、左が根室本線滝川方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

当初「富良野」は富良野川流域一帯を指す広域地名となっていたため、当地はその下流にあるとして「下富良野」と名付けられたが、1919年(大正8年)に下富良野村が町制施行し、富良野町となったこともあって、1942年(昭和17年)に駅名も改称となった[16]

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駅構造

2面4線の島式ホームを有する地上駅[17]。このほか最も駅舎よりとその反対側にホームのない留置線が設けられている[17]。駅舎とホーム間の移動には跨線橋を利用する。

社員配置駅で、みどりの窓口話せる券売機[2]、飲食店として立ち食いそば・うどん店を設置している。売店は2016年に閉店した。改札外に男女別の水洗式便所がある。ジェイアール北海道レンタリース(駅レンタカー)富良野営業所を併設している[18]

のりば

のりば番号は当初1 - 4番線までであったが[17]、後年留置線である最も駅舎よりの1番線と最も外方の6番線を欠番とした、2 - 5番線の付番となっている。

基本的に2・3番線が根室本線、4・5番線が富良野線で使用されている。ただし、信号設備の都合上、3番線から滝川方への発車および滝川方から2番線への進入は不可能となっており(4・5番線への進入・発車はそれぞれ可能)[17]、根室本線列車は当駅到着後入換作業が必要となっている。

さらに見る 番線, 路線 ...

貨物駅

JR貨物の駅は旅客駅西口の北側にある。1面1線のコンテナホームを有しており、ホームの北端は国道237号の築堤に接しているが出入口は無い。自動車出入口は西側一般道面にある。コンテナ貨物の取扱駅で、12フィートコンテナのみを取り扱う。当駅の取扱品はタマネギジャガイモなどの農産物が多いため、季節によって取扱量が大きく変動する。そのため、年間を通して札幌貨物ターミナル駅まで運行するトラック便が1日3往復あるほか、収穫期の秋・冬季のみに臨時高速貨物列車を1日2往復設定している。

利用状況

要約
視点

旅客

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。なお、『富良野市統計書』を出典とするデータは元の値が1,000人単位であるため、1000倍した値を記載する。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

さらに見る 年度, 乗車人員 ...

貨物

貨物輸送量の推移は以下の通り。

さらに見る 年度, 年間貨物トン数 ...
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駅周辺

富良野市中心部にある駅であり、富良野文化会館、富良野市役所、北海道富良野保健所、北海道富良野高等学校富良野広域連合富良野消防署、富良野警察署などへの最寄駅になっている。「コンシェルジュ フラノ」は徒歩約4分、「フラノマルシェ・フラノマルシェ2」は徒歩約7分、富良野税務署は徒歩約10分に位置している。また、駅東側にある北海道社会事業協会富良野病院は東西自由通路「ポッポブリッジ」を利用して徒歩約5分に位置している。

バス路線

駅前には「富良野駅」バス停留所があり[24]ふらのバスが市内線や新富良野プリンスホテル・旭川方面への定期路線バス「ラベンダー号」、占冠村役場が占冠方面への村営バス、北海道中央バスが札幌方面への都市間高速バス「高速ふらの号」、道北バス北海道拓殖バス十勝バス共同運行で新得・帯広方面への都市間バス「ノースライナー」を運行している。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線
野花南駅 (T28) - *滝里駅 - (島ノ下信号場) - 富良野駅 (T30)
富良野線
中富良野駅 (F42) - **鹿討駅 (F43) - **学田駅 (F44) - 富良野駅 (T30)
*:打消線は廃駅
**:一部列車は学田駅・鹿討駅を通過する。

かつて存在した路線

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線(廃止区間)
富良野駅 (T30) - 布部駅 (T31)

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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